12月の中旬に大がかりなプロジェクトを引き受けて、昨日、やっと納品できました。B5サイズ・140ページのAV機器のマニュアルです。翻訳とDTPの一貫生産だったのでしんどかったですが、大きな仕事をやり終えたあとなので、今は充実感でいっぱいです。

その反面、ブログへのコメントバックは遅れるし、書きたい記事は書けないしで、フラストレーションがたまりました。特にコメントバックは遅くとも翌日中と決めていて、最近まで遅れたことはなかったのです。急に忙しくなったので、今後も遅れることがあるかも。だから返事が遅いなと思ったら、ladysatin は死にそうに忙しいんだと思ってくださいね。119.png

今日は年内に書きたかった記事です。

英語学習の SNS に入っているのですが(といってもほぼ幽霊会員)、そこである方と知り合いになりました。その方は米国在住の日本人です。めったにメッセージのやりとりをすることはありませんが、ある時、車を運転していたらラジオから流れてきたとのことで、すごく良い曲だから聴いてみてくださいとメッセージをいただきました。

それがこの曲 My Heart Got Caught on Your Sleeve です。Lucius というバンドですが、日本ではほぼ無名です。アメリカでも有名ではないみたいです。

曲が始まった瞬間にすっと引き込まれました。誰にも似ていないメロディ。優しく力強くただただ美しい。何よりも女性ボーカルの二人の歌声に引き付けられます。昨年は、仕事の合間に何度も聴いて、癒されていました。

ネットを探してもこのバンドについての情報があまりなく、この曲のバックグラウンドもわかりません。一応訳を付けてみましたが、難解です。雰囲気で味わいたい曲です。



まっさらな心に戻してくれるような歌声。
私の新年は、この曲で始まりました。
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My Heart Got Caught on Your Sleeve
Lucius

Don't know how to start this
No, I don't know what to say
They seem to fall out of the sky
Lost and found is all the same

どこから始めたらいいのかわからない
いいえ何を話せばいいのかわからない

空から降って来るよう
喪失と発見
どちらもなんら変わりはない

Trying to think of my heart as an ocean
Where there's room enough for things
To come up to the top
I'm counting on it sinking down again

私の心は広い海のようだと考えてみる
様々なものを抱え込むことが出来るほどの大きさ
水面にたどり着きたいと思いながら
私はまた沈んでいく

My heart got caught on your sleeve
I need it, please give it back to me
My heart got caught on your sleeve
Please give it back to me, please give it back to me

あなたに捕らわれた私の心
今必要なの
私に返してほしい
どうか…どうかお願い

Smoked another cigarette 'cause even though I quit
I'll do about just anything to pacify my own torment
The moon is full and I can hear him laughing
As he plays these tricks on me
Almost like he's cheering on my dueling joy and agony

煙草をもう一本吸ってみた
やめたとしても
私の苦しみを鎮めるためだもの
手段は選ばない

満月になると
彼の笑い声が聞こえる
私にいたずらをしかけながら
まるで私の心が
喜びと苦しみの狭間で戦っているのを励ましているかのよう

My heart got caught on your sleeve
I need it, please bring it back to me
My heart got caught on your sleeve
Please give it back to me, please give it back to me

あなたに捕らわれた私の心
今必要なの
私に返してほしい
どうか…どうかお願い

I am lost in my own home
I am lost
I am lost in my own home
I am lost

自分の家にいるのに
私は迷子になっている
私は途方にくれている

The guilt of just a thought
Can break your heart

ふとした思いへの罪悪感に
心が打ち砕かれることもある

Sometimes wish we never met
'Cause now I fear the best
Oh, I am captive in my thoughts
Surely this must be a test

私たちは出逢わなければよかったのに
そう思うときがある
最高の状態を今恐れているから

私は自分の思考にとらわれている
これは試練
そうに違いない

I hardly know your voice
And find that I am hanging on your every word
Burned inside my brain
And I must stop until we meet again

あなたの声はほとんどわからない
あなたが発するひと言ひと言は
頭の中で燃え尽きていくのに
私はそれに耳を傾け続けている
二人が再会するときまで
ここに留まらなくてはならない

My heart got caught on your sleeve
I need it, please bring it back to me
My heart got caught on your sleeve
Please give it back to me, please give it back to me

あなたに捕らわれた私の心
今必要なの
私に返してほしい
どうか…どうかお願い

Please

どうか…

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皆様の一年が良い年になりますように。

# by ladysatin | 2018-01-04 22:32 | 英語と私といろいろ | Comments(6)

Falling in Love

明日の朝に納品予定の日英翻訳のお仕事が早めに終わり、一息ついています。今年は新たに翻訳会社2社と契約したので、仕事量が半端でなくなりました。ありがたい事ですが、もう少し余裕がほしいところです。私のブログは、翻訳に興味のある方が多く読まれているようです。翻訳のトライアルの受け方について、参考になりそうなことがあるかもしれませんので、近いうちに別途記事にしたいと思います。

さて、今日は不倫についてです。

今年も一年、芸能人や政治家の不倫の話が多かったですね。不倫は人の道に外れた行為です。故に、不倫が疑われた人は、一斉にバッシングの対象になります。空々しく「一線は超えてません」という人が多いですが、誰が信じるかいっちゅうねん。

ただ、人間って生れてから死ぬまで正しく生きている人なんていないと、私は思うんです。多かれ少なかれ、愚かな間違いをするものです。だから、不倫もいけないことなんだけど、若気の至りだったのであれば、もう2度としないと決意して、素敵な大人の女性になればいいと思います。2年前でしたか、女性のタレントさんがものすごく叩かれて一時期干されていましたが、また少しずつ出てきているようです。彼女はまだ大人になりきれてなかったんだと、個人的には大目に見てあげたいです。

それに比べて、50過ぎても不倫をする人がいます。先日の号泣会見の女優さんは56歳だとか。還暦近い年になってもこういうことをするとは、あなたは人生で何を学んできたんでしょうかと言いたくなります。日本人女性の平均寿命は、2017年時点で87.14歳なのだそうです。人生の折り返し地点をはるかに超えた年齢であるにもかかわらず、こういうことで話題になるのは、情けないことではないでしょうか。

説教くさくなってしまった。読んで下さっている方、ごめんなさい。

ここからが本題。不倫にまつわる英語の話です。

実はこういった不倫の話を聞くたびに、思い出す映画があるのです。

1984年の映画 Falling in Love です。邦題は「恋におちて」。ロバート・デ・ニーロとメリル・ストリープの映画です。一度だけ観たのですが、あんまり覚えていません。

あるシーンを除いて…。

そのシーンで話された言葉が頭に焼き付いています。

この映画の中で、主人公の Frank(ロバート・デ・ニーロ) と Molly(メリル・ストリープ)が恋におちます。二人とも結婚していているのでダブル不倫です。しかし、体の関係を持つことはなく、プラトニックでした。一方で、Frank の様子がこの頃変だと、奥さんの Ann は思っています。

ある日の晩に、Ann が Frank に「一体どうしたのよ」と問い詰めます。そして、Frank は Ann に、Molly のことを告白します。「ある女性に電車で出会ったが、何もなかった。もう終わったことだよ。」と。

そのときの Ann のリアクションはどうだったでしょう。

Frank は「何もなかった」と言ったのです。つまり「一線は超えてない」ということです。これに対し、普通の奥さんのリアクションとして考えられるのは、「そんなこと一体誰が信じると思ってんのよ」あたりでしょうか。

しかし、Ann は Frank の Nothing happened. に対し、こういったのです。

No, it’s XXXX, isn’t it?

わ~、と思いました。この XXXX にはある単語が一語入ります。

そこでクイズです。皆さんは何だと思いますか?
わかった方はコメント欄に書いてくださいね。
推測でもかまいませんので。

では、どなたか答えてくださることを願って、いったん終了。156.png

追記)そうそう、Ann はこの後、子供を連れてしばらく実家に帰ると言い Frank をひっぱたきます。

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2017年12月22日の追記です。

これまで5名の方にクイズにチャレンジしていただきました。
皆様ありがとうございます。

正解は... worse でした。

Nothing happened. と言った夫に対しての妻の返答は

No, it's worse ..., isn't it? 「何もないことの方がもっと悪いわ。そうでしょ。」

ふぅ...。どうでしょう皆さん。すごい言葉だと思いませんか。
彼女は、彼の身体を奪われることより、心を奪われることのほうがつらいと言っているのですね。
このシーンを思い出すと、昨今の芸能人の不倫の話題が、とってもばかばかしく思えるのです。

昔、Hall & Oates の曲に「身体はあげるけど、心はあげないよ」って歌ってた曲があったような気がします。何ていう曲だったか忘れました。

最後に、このシーンが入っている場面を見つけましたので、よかったらご覧になってください。
奥さん役の女優さん、演技がいいなあと思います。



0:40頃に Frank が家に帰った頃から見てください。上の台詞は3:30頃に出てきます。163.png


# by ladysatin | 2017-12-17 14:15 | 英語と私といろいろ | Comments(28)