訳詞の世界~Johnny Boy – Gary Moore

今日の訳詞は Gary MooreJohnny Boy です。

この曲を選んだ理由

11月9日に天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典がありました。
テレビでご覧になった方も多いと思います。

その中でアイドルグループが歌った曲を聴いた途端、Johnny Boy に似ているな~と思って。

曲名は Journey to Harmony というらしいです。
似ている箇所は出だしのところ。

君が笑えば 世界は輝く
誰かの幸せが 今を照らす
僕らの喜びよ 君に届け


この歌の作曲家についても調べてみてなるほどと思ったのですが、これ以上は書かないことにします。^^;;

Gary Moore のファンの方には、このブログを通して出会ったことは残念ながらないです...。私は彼の大ファンで、このブログでも Crying In The ShadowsWishing Well を訳しています。ギタリストとしても偉大ですが、コンポーザーとしても本当に歌心のある人だったと思います。

Johnny Boy は Gary Moore の 1987年のアルバム Wild Frontier に入っていますが、Gary のファンしか知らないような曲です。1986年に亡くなった Thin Lizzy の Phil Lynott を思って書いた追悼曲。Johnny Boy とは Phil Lynott のこと。メロディが抜群にきれいなので、多くの人に聴いてもらえたらうれしいです。



Gary と Phil の故郷アイルランドの自然が描かれています。
二人とももういません。

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Johnny Boy
Written and performed by Gary Moore


When I hear that wind blow
All across the Wicklow mountains

ウィックロー山脈を渡るあの風の音

Is it you I hear a calling?
Johnny boy, oh Johnny boy

僕を呼んだのは君かい?
ジョニーボーイ

When I look to the west
Out across the River Shannon

シャノン川の西に目を向けると

I can still see you smiling
Johnny boy, oh Johnny boy

今でも君の笑顔が見えるんだ
ジョニーボーイ

When the leaves have turned to brown
And winter's due

木の葉が色づいて
冬が近づくと

As I watch the sun go down
I'll think of you

日が沈むのを眺めながら
君のことを想うよ

When I hear that wind blow
All across the Wicklow mountains

ウィックロー山脈を渡るあの風の音

Sure it's you, I'll hear a calling
Johnny boy, oh Johnny boy

そう 君が僕を呼ぶんだね
ジョニーボーイ

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Gary Moore 関連の記事のリンクです。
チカラが入っとります。174.png

ではまた。

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Commented by 401t390904 at 2019-12-13 09:25
ご無沙汰してます。
この楽曲には少ない言葉の中に深い想いが込められていると感じました。
歌詞に飾りが無い分、ダイレクトに伝わってきます。
失ったモノの大きさや無念さを知る人しか、歌いきれないかと…。
寂し気な後ろ姿を見て声を掛けたくても「1人にしておいてくれ」
そんな声が聞こえてきそうです。
感慨深い楽曲の紹介、ありがとうございます。
Commented by ladysatin at 2019-12-14 02:01
401t390904 さん
コメントをありがとうございます。感想をいただけてうれしいです。

Gary Moore はアイルランド人なので、いかにもそれ風のメロディですね。詞の中にあるウィックローは「アイルランドの庭」と呼ばれているところで、シャノン川はアイルランド最長の川とのこと。アイルランドの人々の心の拠りどころみたいな場所かもしれません。

音楽を聴いて泣くことって私はあまりないのですが、Johnny Boy はちょっと泣けてきます。
Commented by RRExpress4 at 2019-12-15 00:06
こんばんは。予期せぬ早い更新で。何事かと思えばゲイリー・ムーア!!
女性シンガー・ソングライター好きという勝手な思い込みがありまして、少々驚きました。
ゲイリー・ムーアは、映像その他たくさん目にしてはいますし、凄さはもちろん知ってはいますが、アルバムとしては正直手揃えが少なく、残念ながらファンとまでは名乗れません。
ソロ活動直前にポップなハード・ロックをやった"G-Force"、今回のJohnny Boyと、上に上げられた過去記事Crying In The Shadowの入った"Wild Frontier"、これまた上げられたWishing Wellの入った"Corridors Of Power"、フィルと組んで作った最高傑作だと信じて疑わない"Black Rose"は手元にあり、大好きでよく聴きます。"Out In The Fields"もiTunesに入っています。
"Wild Frontier"は、彼のルーツであるアイリッシュ・ミュージックのひんやりした肌触りに溢れていて、本当に素敵なアルバムです。Johnny Boyももちろんですが、Crying In The Shadowは亡くなった本田美奈子さんがカバーしていたので、ここでも泣きます。
そうですね、もうフィルもゲイリーも二人ともいないのですね・・・。
Commented by 401t390904 at 2019-12-15 12:15
返信ありがとうございました。
本日のブログにて紹介させて頂きます。

あと…まったく興味のないカテゴリだと思うのですが
ある楽曲の感想をお聞かせ願えれば…と思います。
現在公開中の Disney 作品です。前作もそうでしたが、非常に奥が深い。
老若男女が楽しめる作品をこんな風に制作できるのに驚きました。
先日吹き替えと字幕の両方を観て、和訳の歌詞も目を通しました。
今回のテーマソングは、歌詞を把握しないと作品との繋がりを感じられないんです。
(つまり、自身で納得できていない)
御多忙かと思いますが、よろしければ感想お聞かせください。
Commented by ladysatin at 2019-12-15 20:50
RRExpress4 さん
コメントをありがとうございます。Gary Moore を好きな方には出会ったことがなかったのでうれしいです。私はハードロックから入ってますので Gary Moore は外せません。Corridors of Power は名盤中の名盤だと思います。ギターがすごかったので、当時のギター少年の憧れだったと思います。

1990年にブルースに回帰し、Still Got The Blues を出しますが、これもまた絶品なのですよ。同曲は Eric Clapton がカバーしています。一流のアーティストからも尊敬されていたGary は本物だったんだと改めて思います。

最近 YouTube で Gary Moore と BB King が The Thrill Is Gone を一緒に演奏しているのを見つけてリピートして見ています。ゴージャスでしびれます。
よかったらこちら (^_^) → https://www.youtube.com/watch?v=iUaevnP1LLg
Commented by ladysatin at 2019-12-15 21:03
401t390904 さん
リンクを貼ってくださりありがとうございます。現在公開中の Disney とは「アナと雪の女王2」ですか?前作はテレビ放映で一応観たのですが、あまり印象に残っていません。今回のテーマソングとは Into The Unknown という曲ですか?
Commented by 401t390904 at 2019-12-17 07:40
返信ありがとうございます。
それですね。…ですが、前作も印象に残らなかったとの事ですので
要望は取り下げさせて頂きます。やはり音楽には好みがありますから。
ただ…物語を通して楽曲の深読みをしたかったという気持ちはご理解ください。

次の機会には、クラプトンを紹介させて頂く予定をしております。
Commented by ladysatin at 2019-12-17 16:04
こちらこそお役に立てず申し訳ありません。曲はまだ聴いていないのですが、タイトルだけだったら「未知の世界へ」という感じでしょうか。

重ね重ねお役に立てずごめんなさい。
Commented by Southern Man at 2019-12-17 22:50 x
広く世に知られ、多くのミージシャンがカバーしているアイルランド民謡「Danny Boy」。その名曲に準えた(私見ですが)と思われる「Johnny Boy」。初めて聴きました。言われたとおりの美しいメロディがじんわりと染みこんできて、いつまでも心に残る曲でした。何度でも聴きたくなりますね。Ladysatinさんの和訳も、とても気に入りました。余情溢れるアイルランドの叙景を外連味なく訳されていて、“俺のこの気持ち、あの景色を見たお前なら分かるよな!”って感じです。流石ですね。

同じ1986年に、大好きなThe BandのRichard Manuelが自死し、その追悼歌をEric Claptonが『August』というアルバムに収録しています。今回のお薦めは、その曲「Holy Mother」です。どちらも友への惜別の歌ですが、私は今回教えて頂いた「Johnny Boy」のほうに、残された者の哀しみをより深く感じました。聴き比べてみてください。
Commented by ladysatin at 2019-12-20 04:21
Southern Man さん
こんにちは。Johnny Boy を気に入ってくださってうれしいです。Gary Moore のファンしか知らないような歌なのですが、日本人の心にも沁みるような歌ですね。ギタリストで歌もうまいなと思うのは、Gary Moore と Eric Clapton くらい。

早速 Holy Mother を聴かせていただきました。少し調べたのですが、この曲は 1984年に Stephen Bishop と一緒に作ったもののようですね。Eric はドラッグに溺れていた頃、Prince のショーを見て Purple Rain にインスパイアされてこの曲を書いたのだとか。Holy Mother の詞を読むと、これ以上にない心の苦しみや辛さが描かれています。Richard Manuel も同じような苦しみを抱えていたので、この曲を捧げたのでしょうか。Holy Mother の腕の中で安らかに眠ってほしいという思いが込められているのですね。
Commented by marucox0326 at 2019-12-24 18:33
こんばんわ。

ゲイリー・ムーア・・・・ギターやる人は一度は、その腕前に関わらず
コピーしたがる気がします。随分前ですが、以前バンドに居たその人も
大好きで、「Walking by Myself」だったかな、歌わされた記憶が^^;

特にファンでもないので、私にはブルースロックのイメージしかなかったですが
彼も早世してしまって随分になりますね。羽生結弦君がショ―トプログラムで
滑った「パリの散歩道(Parisienne Walkways)」で、日本ではさらに一般に
広く彼の名前が知られたような気がします。

この曲は初めて聞きましたが、心に染みいりますね。
Commented by ladysatin at 2019-12-25 22:06
marucox0326 さん
コメントをありがとうございます。Gary Moore は男性のファンが圧倒的でした。女の子はロックといっても見た目から入るので Gary のファンは回りにいなかったような気がします。彼は2011年に亡くなったのですが、知ったときはすごくショックでした。一度は生であのギターの音色が聴いてみたかったのですが、かないませんでした。

Johnny Boy はどこか懐かしさを感じるような曲ですね。
今回はこの曲を選んでよかったです。
Commented by しま at 2020-01-29 01:50 x
大好きな曲です。
シンプルな詩と美しいメロディと。
邦訳で詩を読ませていただき、また曲を味わうことができました。
ありがとうございました。
Commented by ladysatin at 2020-01-29 21:55
しまさん
コメントをありがとうございます。
この曲をご存じの方は少ないだろうなと思っていたので、大好きな曲と言っていただけて、とてもうれしいです。この曲を聴くと、アイルランドに行ったことがないのに、山、川、夕日などの景色を想像し目に浮かぶようです。隠れた名曲だと思います。
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by ladysatin | 2019-12-13 00:03 | Music & English_1 | Comments(14)