2018年 01月 10日
フリーランスになって2年
一般にフリーランスの翻訳者は、翻訳会社から出来高で報酬が支払われます。原文の日本語あるいは英語に対し、1文字あるいは1ワード何円で計算されます。客観的事実に基づく計算なので、文句の出ないやり方です。一方、私が契約しているA社の報酬は時間給なんです。
いただいた仕事に対して、何時間かかったかを自主申告して、私が請求書を発行して報酬をいただきます。これ言うとほとんどの方は驚くかもしれません。「それだったらごまかしがきくやん」って。
ええ、その通りです。1時間しかかかってないのに、2時間かかりましたと申告できるわけですからね。私の仕事を監督する人は誰もいないのです。しかし、この2年間、私の申告に対して疑義をもたれたことはただの一度もありません。
その理由はただ一つ。
信頼関係、それだけです。A社で仕事をしていたとき、私の仕事に高い評価をしていただいていたことが最も大きいのですが、上司や同僚との人間関係も極めて良好でした。私が姑息なことをして水増しする人間だと思われていたとしたら、そもそも時給契約など提示されないでしょうし、契約自体のオファーもなかったかもしれません。
これまでのところ、私は実際にかかった時間とほぼ同じか、やや少なめに申告しています。少なく申告するのは、調べものに時間がかかったときです。私より優秀な人はもっと要領よくできるのかもしれないと、ふと頭をよぎるとき、この時間は請求できないなと思います。
そんな感じでA社と仕事をやってきました。順調に推移してはいます。ただ、フリーランスは業務量に波があるのも事実です。この月は依頼が多かったけど、翌月は半分になったとか。年間を通して読めないのがつらいところです。
私はA社の他に、A社の関係取引先から仕事をいただいていたこともあるのですが、翻訳会社ではないので、常時依頼があるとは限りませんでした。そこで、もう少し仕事を増やしてもいいかなと思い、昨年の夏、翻訳会社のトライアルを受けたのです。
これは初めての経験でした。トライアルを受けて思ったことは、まともな会社は少ないんだなということです。今後のことを考えて、プロフェッショナルでない会社は No,thank you. です。そこで、まともな会社、まともでない会社ってどう見分けたらよいでしょうかということなんです。
ではまた。
初めまして。コメントをありがとうございます。
アメリカに永住されているとは素敵ですね。
私は外国に住んだことがないので憧れます。
Sting の記事を読んで下さったとはうれしいです。
私も大好きなミュージシャンです。
またいつでも遊びに来てくださいね。
全然関係ないっすけど某国滞在中は「うんうん、そうだよねえ、わかるよ~」親和的な相槌?同意、共感を示す動作が日本の首を横に振る所作でした。
性別問わずの同じ人間でも文化風習および習慣さまざまですよね。
シゴト絡みであろうとなかろうと・・・(言い始めるときりがなくなるので割愛させて頂きます)そーなんですよーおおおお!←雄叫びです。
やっぱ姐さんは正々堂々の超~真面目キャラなんですよ!姑息の対極ですね!自分もそうありたいものです。(出来るか否かは別として。笑)
お久しぶりです。もう2月になりましたね。
相槌の仕方は国によって違うものなんですね。首を横に振って共感て、日本人にはわかりにくいですね。
自分でも真面目だと思います。(笑)でも真面目過ぎると疲れますね。うまく気分転換できるといいのですが。最近は仕事を頑張りすぎているので、少しセーブしようと思っています。
コメントありがとネ。O(-人-)O