2017年 07月 22日
in 30 minutes? after 30 minutes? どっちを使う?
「30分後に会いましょう」
と言うとき
① I will see you in 30 minutes.
② I will see you after 30 minutes.
皆さんはどっちを使いますか?
どちらかが正しくて、どちらかが間違っているのでしょうか。
しかし、実際に調べてみると、②も間違いではなさそうです。
after は、現在形や未来形での用例も多くあるんです。
ただ in と after ではニュアンスが変わります。
Longman にこんな風に説明されていました。
after = when a particular amount of time has passed
in = at the end of a period of time
つまり、after を使うと時間の経過が強調されるということです。上の例では「30分が経過したら」というニュアンスですね。一方、in を使うと「その期間の終わりに」というニュアンスですから、時の経過は重視されません。結論は同じことを言っていますが微妙に違うことがわかります。
今日はこのニュアンスの違いに注目し、記事にしてみました。
クールな記述を読んで、すこしシャキッとしました。
お忙しいのだと思いますが、どうぞ健康に注意されて、また戻って来てください。
すいません、初めましてで申し訳ないのですが、お時間がある際に、可能でしたら教えていただきたいコトがあります。
NE-YO の So Closer という歌の中で、どうしても訳せない箇所があります。
I just can' t brake myself no way.
の意味がわからないのです。
いつか、気が向いた際でけっこうですので、機会があれば、NE-YO の So Closer の翻訳をしていただけたら、とてもありがたいです。
でも、ブログお休み?中みたいですし、ご無理されないでください。過去記事もいろいろ読んでみます。
こんにちは。お久しぶりです。
記事を読んでくださってありがとうございます。
毎日暑いので、Ataron さんも夏バテされませんように。
また元気になって戻ってきますね。
初めまして。コメントをありがとうございます。
NE-YO というアーティストは知りませんでした。
時間があるときにその曲を聴いてみます。
問題の箇所についてはまたあとでお答えしますね。
改めまして。初めまして。nyaと申します。
仕事で英語を使わなければならないのに、英語力が低くて困っている者でございます。
Shape of my heart の和訳をあれこれネットで読んでみて、どうにも納得いかなくてたどり着いたのがこちらのサイトでした。やっと腑に落ちて、こんなに良いサイトがあるならば、もっと早く知りたかったぁ^0^と思ったのでした。ありがとうございます。
さきほど記載したI just can' t brake myself no way.
はI just can' t bring myself no way. かもしれません。
リスニングが一番苦手です。聞き取り間違いの可能性も他界です。 bring oneself to で ~が気になる ~する気になる とかいう意味があるようですが、no way がどうつながるのか??? わからず、どっちにしてもよくわからないのですけど^^;
私は職場で英語ができる人がいないため、大した英語力もないのに、翻訳まがいの仕事もしています。
本当に勉強になるサイトに出会えてとても感謝していますm()m
今、聴いてみました。タイトルは So Closer ではなくて Closer ですね。
問題の箇所は I just can’t bring myself no way のようです。
この箇所はこうなっています。
I just can’t stop
And I just can’t bring myself no way
But I don’t want to escape
わかりやすくするために以下のように書き換えます。
I just can’t stop
And I just can’t bring myself (to stop)
No way, but I don’t want to escape
①I just can’t stop
「(彼女が魅力的過ぎて)自分を抑えることができない。」
②And I just can’t bring myself (to stop)
「それに自分自身を抑えようという気持ちにもならない。」
to stop が省略されています。
★bring oneself to… …する気になる
③No way, but I don’t want to escape
「絶対無理さ。(この状況から)逃れることなんてできないよ。」
No way は、本来この位置にあるべきもので、次の but につながる用法です。No way のように間投詞・感嘆詞に匹敵するもののあとに続く but には、「しかし」の意味はなく、ただのクッション的役割を担っています。
こんな感じですがいかがでしょうか。
No way は、まさか! とか、感嘆符の No way だったのですね。
私は否定形(can't)のあとにさらに no way がくることに著しく違和感を感じて、でもネイティブはそういう使い方もするの???と英語力の自信のなさからくる悪循環に陥ってとても困っていました^^;
to stop が省略ということに、すごーく腑におちました。
ありがとうございますぅぅぅm()m
それでもって、多分、③については、「逃れることもできないけど、でも、彼女から逃れたいとも思えない」っていう恋愛にハマってしまった歌詞なんだろうな、と。
わざわざ、御存知ではないNE-YOの曲を調べていただいて、本当にありがとうございました。
暑い日が続きますがお元気にされていますか?
inの使い方、大学や企業研修でも良く話すんですが、会話のテキストには本当に良く出てきます。
「~後に」というinの使い方を知らない人がものすごく多いです。学校の教科書にはあまり出てこないんでしょうね。
私はいつも、「今を起点にして~後に」という時にはinと教えています。
過去を起点にして「その時から~後に○○した」という時にはafter。
未来の話をする時でも、今を起点にしていなければafterを使えるのではないかと思っています。
パンケーキの話のように、料理の手順について話す場合は、必ずしも今を起点にしないのでafter。
爆弾は、どうかしら?
例文だけだと、今から5分後に爆発すると言っているのか、
その爆弾の性質を5分後に爆発するもの、と言っているのか・・・。
やっぱりすっきりしないですかね?
学生も社会人生徒さんも、初級レベルの方は皆さんinの用法を知らないので、
afterとの違い、というよりも、「こういうinの使い方があるよ」ということを伝えることが大事かなと思っています。
なので、それで十分なのかもしれませんね。
お久しぶりです。コメントをありがとうございます。
まず爆弾の話の件、もう一度読んでいただきたいのですが、「表現のための実践ロイヤル英文法」には以下のように書かれています。
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「今から~たったら」の意味で、in と同じようにも使える。
The bomb will explode after 5 minutes.
(その爆弾は、5分後に爆発する)
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「今から~たったら」はまさしく今を起点にしています。爆弾の性質について述べているのではありません。従って、「今を起点にして~後に」という時には in に加えて after も使えることがここに明示されています。
もう一つ「after が使える」根拠となる文献をご紹介します。
現代英語語法辞典(三省堂)P619より引用
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なお、in と after を比べると、in は未来に、after は過去に用いられることが多い。ただし、次のように未来でも after が使われることもある [木塚&バーダマン(1997)]:He will be all right after a week.- [インフォーマント提供](彼は1週間もすればよくなるでしょう)。
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この英文の発話者は、「今を起点にして1週間後に」彼はよくなるだろうと言っているわけですね。
総合英語 Forest (桐原書店)P570より引用
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I think he’ll be a millionaire in a year.
(1年後には、彼は大金持ちになっていると思います。)
<時間の長さ>に関する表現が in の後に置かれると、in ~ は「(現在を始点にして)~後に」の意味で使われる。この意味では after は使えない。(引用ここまで)
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このように Forest では「afterは使えない」と断定されていますが、高校生向けの参考書なので、この箇所に限らずざっくりした記述が多いという印象です。やはり、今まで考察してきた結果からわかるように、after は状況によっては使えると考えるのが妥当だと思います。
なお、初級レベルの方に after の話をすると混乱しますので、「この場合は in を使いましょう」でいいのではないでしょうか。
お返事ありがとうございます。
改めてもう一度記事を読み返してみました。ちゃんと読めていなかったですね。
おっしゃる通り、場合によっては今を起点にした時にもafterは使えるということと理解しました。
わかっているようでわかっていないことが沢山ありますね。
仕事柄、色んなテキストや文法書を読みますが、説明が若干違っていることもありますし、
対象とする読者に合わせてわかりやすくまとめられていることもあるよう。
そういうことも考えて読まないといけませんね。
気を引き締めて勉強していかないとな、と改めて思いました。
お身体気を付けて、また戻ってきてくださいね。
記事、楽しみにしています。
再コメントありがとうございます。今回、in と after の件で色んな文献を読んでみましたが、新たな知識も増え、自分自身かなり理解が深まったように思います。またしても英語の奥深さを感じました。
もうすぐ8月ですが、ますます暑くなりそうですね。
Lady Green さんもどうぞお身体に気を付けて、お仕事頑張ってくださいね。
この度はありがとうございました。
こんにちは。ブログを始められたんですね。
早速、お邪魔してコメント入れました。
読んでくださいね♪