訳詞の世界~Your Song – Elton John(和訳)

最後の記事から2か月も経ってしまいました。こんなに長く間が開いたのは初めてです。

なかなかブログを書く時間がとれない状況が続いていますが、いただいたコメントは全て拝読し、お返事を書かせていただいております。今後もお気軽にコメントをいただけるとうれしいです。

さて、今日は新しい記事を書きたくてですね。σ(^_^;)

先日、過去の記事にコメントを下さった方から、Elton John の名曲 Your Song の中のフレーズについてご質問をいただきました。

I hope you don’t mind… はどういう意味ですか?とのご質問でした。
このフレーズを皆さんはどう訳しますか?
「気にしないで」と訳す?

私はこの意味は「気分を害さないで」だと思います。

Your Song は長いこと聴いていなかったのですが、いただいたコメントをきっかけに久しぶりに聴き、詞をじっくり読んでみたら、面白いフレーズや倒置してある箇所、目的語を省略してある箇所などがあって、訳してみたいという気持ちが湧いてきました。名曲中の名曲でもありますし。

ではまず訳詞からいきます。



若いころの Elton John

**************************************************

Your Song
Written by Elton John & Bernie Taupin

It's a little bit funny this feeling inside
I'm not one of those who can easily hide
I don't have much money but boy if I did
I'd buy a big house where we both could live

ちょっと可笑しいよね
僕って心の奥で感じることを隠せるタイプじゃないんだ

お金は大してないけど、ああ、もしあったら…
大きな家を買うよ
そしてそこに君と二人で住むんだ

If I was a sculptor, but then again, no
Or a man who makes potions in a traveling show
I know it's not much but it's the best I can do
My gift is my song and this one's for you

もしも僕が彫刻家だったら…ってそれもあるわけないよね
それとも旅芸人のショーで万能薬を作る男だったらどうかな

これ大したものじゃないってわかってるんだけど
僕にできる精一杯のことなんだ
僕の贈り物は僕が書いた歌
そしてこれを君に贈ろう

And you can tell everybody this is your song
It may be quite simple but now that it's done
I hope you don't mind
I hope you don't mind that I put down in words
How wonderful life is while you're in the world

皆に言っていいんだよ
「これは私の歌なの」って
とってもシンプルな歌だけど、今出来たからさ

僕は願ってる
僕が思いをしたためたことを、君が嫌じゃなかったらいいなって
どうか僕を叱らないでね

君がいるこの世界
素晴らしき人生

I sat on the roof and kicked off the moss
Well a few of the verses well they've got me quite cross
But the sun's been quite kind while I wrote this song
It's for people like you that keep it turned on

屋根の上に座って、苔を蹴飛ばしたんだ
詞の何行かがなかなかできなくて、すごくイライラしちゃったから
でもね、僕がこの歌を書いている間、太陽がとっても優しかった
太陽は輝き続けさせてくれる人達のためにあるんだ
君のように

So excuse me forgetting but these things I do
You see I've forgotten if they're green or they're blue
Anyway the thing is what I really mean
Yours are the sweetest eyes I've ever seen

ところで忘れててごめんね
でも僕忘れちゃってる
ね、グリーンだったかブルーだったか忘れてるの
どっちにしてもね、僕が本当に伝えたいのは
今まで僕が見た中で、君の瞳が一番素敵だということなんだ

And you can tell everybody this is your song
It may be quite simple but now that it's done
I hope you don't mind
I hope you don't mind that I put down in words
How wonderful life is while you're in the world

皆に言っていいんだよ
「これは私の歌なの」って
とってもシンプルな歌だけど、今出来たからさ

僕は願ってる
僕が思いをしたためたことを、君が嫌じゃなかったらいいなって
どうか僕を叱らないでね

君がいるこの世界
素晴らしき人生

**************************************************

訳詞は以上です。
ここから考察をしたいと思います。

この曲の詞は Bernie Taupin が書いています。Elton John の曲の多くはこの方の詞によるものですね。私の大好きな Candle in the Wind もそうでした。


Your Song の特徴は、押韻が多用されていることだと思います。押韻の箇所は、ピンクとブルーでハイライトしています。きれいですね。一箇所だけ song done だけ韻が踏まれてないようなので色をつけてませんが、これも韻に入るんでしょうか。明らかに発音が違うと思うのですが、n の音だけは一致していますね。押韻について詳しい方がいらっしゃればご教示くださいね。


ここから気になる箇所を見ていきます。

まず最初のところ。

--------------------------------------------

It's a little bit funny this feeling inside

I'm not one of those who can easily hide

ちょっと可笑しいよね
僕って心の奥で感じることを隠せるタイプじゃないんだ

----------------------------------------------


この箇所ですが、 this feeling inside は次の行の hide の目的語と考えて訳しました。目的語をあえて前に出すパターンはよく見受けられます。「ちょっと可笑しいよね」と言ったのは this feeling inside のことではなくて、this feeling inside を隠せるタイプではない自分のことを言っているのだと思います。


Or a man who makes potions in a traveling show - それとも旅芸人のショーで万能薬を作る男だったらどうかな


potion という単語は知りませんでした。Longman にはこうあります。

potion: a drink intended to have a special or magical effect on the person who drinks it, or which is intended to poison them


magical とあるので、不思議な力をもった薬のようです。もう少し調べると、前回の記事で取り上げたWordReference.com で質問上がっているのを発見。さすが、頼りになるサイトです。


こちらになります。


これによると、サーカスなどの旅芸人のショーで、全ての病を治す薬を作っている人がいたそうです。アメリカでは potions と言わず、snake oil というらしいです。怪しげな万能薬のことのようです。


--------------------------------------------

I hope you don't mind

I hope you don't mind that I put down in words

How wonderful life is while you're in the world


僕は願ってる

僕が思いをしたためたことを、君が嫌じゃなかったらいいなって

どうか僕を叱らないでね


君がいるこの世界

素晴らしき人生

--------------------------------------------


ここでの mind は「気分を害する」という解釈に至りました。辞書には「気にする」という意味もあることはあるのですが、「僕が言葉にして表現したことを気にしないで」では意味が通らないように思います。


自分の思いを歌にしてまで相手に届けたいという彼の気持ちの表れではないでしょうか。「僕の気持ちはもちろん君は知っているよね。それなのにわざわざ歌にまでするなんて、君に叱られちゃうかな。どうか叱らないでね。」という思い、そして「好きだから言葉にしたんだけど、君に気に入ってもらえなかったらどうしよう。」という彼の臆病な心が、I hope you don't mind を繰り返しているところから垣間見えるようです。「どうか、どうかお願い」という感じです。


I hope you don’t mind の意味を質問してくださった方とのやりとりは、以下の記事の下の方にあります。

http://ladysatin.exblog.jp/21254976/


あと I put down in words の目的語なんですが、私は最初 How wonderful life is while you're in the world だと思いました。形だけを考えると、それ以外にありません。しかし、How 以下は独立した文と考えるのが妥当だと考え直しました。となると、目的語は省略されていることになります。

では何が省略されているのか。

ここで省略されている目的語として考えられるのは、冒頭の this feeling inside しかありません。

this feeling inside を隠せるタイプではない、だから、this feeling inside を言葉にして表したと考えると自然です。


--------------------------------------------
I sat on the roof and kicked off the moss
Well a few of the verses well they've got me quite cross
But the sun's been quite kind while I wrote this song
It's for people like you that keep it turned on

屋根の上に座って、苔を蹴飛ばしたんだ
詞の何行かがなかなかできなくて、すごくイライラしちゃったから
でもね、僕がこの歌を書いている間、太陽がとっても優しかった
太陽は輝き続けさせてくれる人達のためにあるんだ
君のように
--------------------------------------------

they've got me quite cross cross の解釈が大切だと思います。cross にはたくさんの定義がありますが、ここでは形容詞として使われていて「ご機嫌ななめの、イライラした」という意味です。イライラした結果、苔を蹴飛ばしたんですね。


●get + 人 + 形容詞 - 人を...の状態にする

 例文)She got everyone excited. 彼女はすべての人を興奮させた。(ジーニアスより引用)


ひとつ今も悩んでいるのですが、
It's for people like you that keep it turned on の文頭の It が受けているものです。the sun を受けていると思っていますが、this song の可能性もありかなと思ったりもします。


--------------------------------------------
So excuse me forgetting but these things I do
You see I've forgotten if they're green or they're blue
Anyway the thing is what I really mean
Yours are the sweetest eyes I've ever seen

ところで忘れててごめんね
でも僕忘れちゃってる
ね、グリーンだったかブルーだったか忘れてるの
どっちにしてもね、僕が本当に伝えたいのは
今まで僕が見た中で、君の瞳が一番素敵だということなんだ
--------------------------------------------

この箇所はとってもニクイ演出がされてますね。
忘れててごめんねって何を忘れてたの?って思ったら、these thingsって何?
グリーンだったかブルーだったかって
they は何のこと?
4
行目も Yours から始まってまだまだ引っ張る。
そしてやっとわかるんですね。
忘れていたのは the colour of your eyes


ということで Your Song の考察はこれで終わりです。

お読みくださった皆様、ありがとうございました。182.png


これは割と最近の映像でしょうか。

Elton John の声が、若いころよりもっと温かくなっているように感じます。



Commented by 土本クニシゲ at 2017-06-26 11:23 x
「韻」に対する考察が素晴らしかったです。頭韻は日本語では歴史的によく使われるようです。「アかるいアなたのアした」を考えましょうといった風にです。ただ「脚韻」は日本語は基本母音で終わるのであまり使われないようです。英語は子音で終わることがおおいので「脚韻」が一般的なようですが。

(余計な話ですが日本語で文章書く場合は語尾に変化を憑けるように気をつけます。たとえば「彼はそういっタ。日が暮れてきタ。僕は気分だ沈んできタ」のように語尾が単調になりがりなのです。たぶん意図的なのですが村上春樹の文体は語尾が単調すぎて私には苦痛です。英語をブラッシュアップして英語で読もうかと画策しています)

日本語の歌で「この脚韻は斬新だ」と思ったのを今でも覚えいます。ミスターチルドレン初のスマッシュヒットになった「クロスロード」です。あの歌では「Tiket to ride 感じてるくらい」の「ride」と「くらい」で韻を踏んでいたのです。と思っていたらミスターチルドレンはあっという間にビッグネームになりましたが。
Commented by ladysatin at 2017-06-26 14:47
土本さん
コメントをありがとうございます。

Your Song はこれまで何度も聴いていて、大体意味はわかっているつもりでしたが、そうでもなかったことに気付かされました。きちんと詞を読まなければなりませんね。韻を踏んでいたことについても今頃気づいた次第です。

土本さんのコメントはとても勉強になります。日本語の頭韻のお話、興味深いです。英語は確かに脚韻が多いですね。英語と日本語では、韻の使い方が違うのですね。また ride と「くらい」で韻を踏ませるなんて、すごいと思います。

韻を踏んだ歌と言えば、以前訳したものですが、Suzanne Vega の Luka という曲も脚韻が効果的に使われています。こちらです。→ http://ladysatin.exblog.jp/26363502/

Your Song を訳すきっかけを作ってくださり、ありがとうございました。
Commented by 土本クニシゲ at 2017-06-26 15:41 x
Mis lady Satin お返事ありがとうございます。とてもうれしいです。

スザンヴェガの「ルカ」はあまりに内容が重くシリアスだったために「韻」にまで考えが及んでいませんでした。

今回聴き直してみて「そうなんだ」とやっと気がつきました。
Commented by 土本クニシゲ at 2017-06-26 16:11 x
Mis Lady Satin また質問をさしあげます。

「ディオンヌ&フレンジ 愛のハーモニー」のラストなのです。

おそらくアドリブだと思うのですが"I believe the show"と歌っているように聞こえるのです。

the showということはshowは名詞なのでしょう。私が使っているユニオンに「3見もの、きれいな(すばらしい)眺め4見せること、示すこと」とあります。

Lady Satinであれば歌の内容はご存知だと思います。

私の雑な解釈では「頑張ってね」とあの歌の内容の後にアドリブでつけた言葉が"I believe the show"のではないかと想像しているのですが確信がありません。

Lady Satinのお考えを知りたいのですが。
Commented by ladysatin at 2017-06-26 21:49
土本さん
That's What Friends Are For は久しぶりに聴きました。これもまた素晴らしい曲です。

ご質問の件、オフィシャルビデオで確認しました。Dionne は on me for sure と言っているようです。そのあとにElton John が out on me for sure と2回繰り返しています。

Dionne はこの少し前に Keep smiling, keep shining と言っています。これに続けて on me for sure と付け加えたのでしょう。

Keep shining on me for sure.
Keep shining out on me for sure.

どちらも「きっと私に光を注ぎ続けてね。」という意味ですが、out がある方は「私に見えるように」というニュアンスを感じます。

コンサートの映像もいくつか見てみましたが、やはり on me for sure と言っていました。
Commented by 土本クニシゲ at 2017-06-27 08:36 x
Mis Lady Satin 本当にありがとうございます。

「on me for sure」「out on me for sure」だったんですね。本当に助かりました。

私はLとRが入るとすぐ聞き間違えるのです。

ポールマッカトニーとスティービーワンダーの「エボニー&アンボリー」で「 Side by side on my piano keyboard
Oh Lord, why don't we」の"Oh Lord"を文脈から"organ"だとしばらく間違って覚えていました。

マライアキャリーの「Hero」でもやはり"It's a long road"と”Lord knows"がしばらく混乱していた気がします。

両者ともにカラオケで歌って歌詞をみて自分の間違いに気がつきました。私には今でもLとRが入るとすぐ聞き間違えるのです。
Commented by ladysatin at 2017-06-27 13:56
土本さん
お役に立ててよかったです。私も L と R の聞き分けは長いこと苦手でした。今でもどっちだっけと迷うことがあります。

土本さんはたくさんの洋楽を聴いてこられたのですね。私と趣味が似ています。Paul McCartney は My Love、Mariah Carey の曲は Vision of Love の訳詞を過去にアップしています。またお時間のあるときに読んでいただけるとうれしいです
Commented by one of those..? at 2017-07-03 02:10 x

I'm not one of those who can easily hide
僕って心の奥で感じることを隠せるタイプじゃないんだ

[ one of those ]

は、何かの物の1つ、という意味ではない。

「僕って」という、単なる[ I ]の言い回しより、ひとひねりある。

(例): one of those guys

これは、文語体に対する、口語体ともいえる言い回しのようです。

「 その手の人、(よくいる)そういうやつ 」

みたいな感じで。

those guys の後には、whoが続くので、似ています。

guysを、省略して、one of those who ~と、言っています。

かなり、ラフな言い方でしょう。

なんで、こういう言い方をしたのでしょう?

これは、「 ああいう奴らのことだよ、」ということを強調したいので、

who can easily hide、
つまり、「 いとも、簡単に、本心を隠すことができる、あの連中のこと 」
ということを、あえて、アピールしているようです。

I'm not one of those who can easily hide

この点を訳に盛り込みたい場合、私なら、このように訳します。

「 自分の感覚を簡単に押し殺してしまう、よくいる連中では、僕はないよ。」

It's a little bit funny this feeling inside

と先に言っているわけで、「 自分は、自分の心の動きに敏感なんだ 」
ということを、更に強調して、
「 よくいる鈍感な連中とは、わけが違うのさ 」
と言いたかったとも受け取れます。

「 他の連中とは違うとしても、私は、自分の感じたことを尊重しているのよ 」、
などと言いたい時、

「 I'm not one of those who ~ 」

という言い回しは、使えるのではないでしょうか?

It's a little bit funny this feeling inside

などと、では、自分は、どう思うのか?
を、It's~、I feel that~
などと、付け加えることも重要ですね。

Commented by ladysatin at 2017-07-04 13:26
one of those..? さん
コメントをありがとうごうございます。

one of those に関するご意見をいただきました。「その手の人(よくいる)そういうやつ」というニュアンスがあるということですね。その解釈でいいと思います。

I'm not one of those who can easily hide this feeling inside
「僕って心の奥で感じることを隠せるタイプじゃないんだ」

ここで使われている those は people のことで、辞書にあるように「those who… : (…する)人たち」になると思いますが、おっしゃるように「僕はそういう連中とは違うよ」という含みが感じられますね。
Commented by I'm not one of those at 2017-07-06 20:56 x
お返事、ありがとうございます。

one of those

この表現、なかなか、使えるヤツだったんですね。(笑)

ちなみに、この、{those}は、
ご承知のように、thatの、複数形です。

ところで、
もし、訳詞のような趣旨の意味を、
もし、単数形で、表したい場合、
どのように英語で表現できますか?

つまり、
「 僕は、(私は、)、よくいるような(タイプの)、
その人とは、違う 」

そのように、訳詞のthoseを、単数形で、言いたい場合です。

たとえば、ある人が、自分に対して、別の誰かについて、話をしていたとします。
しかし、こちらは、それが、誰か、面識もないし、知らない人である場合です。

「(自分が知らない誰かであるところの)その人が、こんなことを言っているけれども。」と、言われたとします。

で、「あなたは、その誰かさんが、言ったとおりだと思うの?」
「 あなたは、その誰かさんが、言っていることを、どう思うの?」

というニュアンスで、話してきた場合、
こちらとしては、それが、男なのか、女なのか、あるいは、人種も何も分からないとします。

この場合、人称代名詞として、him ,herなどは、使えません。

かといって、one of thatも、変です。

なぜなら、thatは、単数形であり、one of をつけるのは、おかしいからです。
(1つしかないもののうちの1つ、という意味になってしまいますよね。)

この場合、私が、会話中の誰かさんとは、まったく、異なる意見である、もしくは、
その誰かさんの言っていることは、まったくの、
勝手な思い込みで、デタラメだと思ったとしましょう。

そのため、自分は、
相手が、話題にしている、
第三者の誰かさんとは、違う意識や経験を持つ人間だと言いたい場合などに、
one of thoseの、応用ができないかということです。

もし、ご存知であれば、ちなみに、単数だったら、こんな表現になりそうだ、という例を提示していただければ、
更に、表現の幅も広がりそうです。
Commented by ladysatin at 2017-07-07 14:48
one of those さん
ご返信ありがとうございます。

I'm not one of those who can easily hide
ここで使われている one of those を別の言い方にするとすれば、a kind of person あるいは a type of person とすればよいと思います。ニュアンスもほぼ同じかと思います。

I'm not a kind of person who can easily hide
I'm not a type of person who can easily hide

性別も人種も不明の場合であれば、このように person を使うといいです。ちなみに a kind of, a type of に続く名詞は無冠詞単数になりますので、person に冠詞はつけていません。

1. あなたは、その誰かさんが、言ったとおりだと思うの?
Do you think what the person said is true?

2. あなたは、その誰かさんが、言っていることを、どう思うの?」
What do you think about the things the person said?

上の例文では定冠詞付きの the person を使っています。
ご参考になりますでしょうか。
Commented by 改め、one :) at 2017-07-07 20:17 x
わかりやすい説明に、感謝します!

ちなみに、こんな使い方をQ&Aを例に、考えてみましたが、いかがでしょう?

***以下

Q: What do you think about the things the person said?

(  ある人が言ったことを、どう思うの?)

A: I think how the person could tell you about unknown someone else inside.

 ( 私が思うのはね、その人は、よくも、知りもしない他人の内面について、あなたに言えたものだということよ。)

I'm not a kind of person who told fake tales behind someone's back.

 ( 私は、いい加減な悪口を、その人が居ない所で言っていたような人間とは違うわよ。)

Q:Well,Do you think what the person said is not true?

( じゃ、その人が言ったことは、事実じゃないと思うんだね?)

A: True insight never say " Never " on unknown someone else.

( 真の洞察力ってものは、知らない人について、絶対的な否定などしないものよ。)

Q: Why the person said so?

( なんで、あの人、そう言ったのかな?)

A: I think the person is one of those who can easily judge someone else who is out of their knowledge from their wrong bias.

( その人は、簡単に、間違った偏見から、彼らの認識の外にある人について、あてずっぽうな推量するような、よくいる人達の一人のようね。)

 I wish the next target would not be just you.

( 次のターゲットが、まさしく、あなた自身にならないことを祈るわ。)

***以上です :)

Commented by ladysatin at 2017-07-08 20:27
one さん
興味深いダイアログを作ってくださってありがとうございます。

見知らぬ人に対して、the person を使うのはよいと思います。ただ、the person のみを使う会話は不自然かなと思います。普通は性別がわかるように、man, woman, guy などを使いますね。

私はこんな会話を思いつきました。

A) I met some guy the other day. Um…he told me about you…like how nasty you are. Well, he’s never met you. Of course, you haven’t either.

B) What do you think about the thing he told you? He doesn’t know anything about me. How could he tell you such a thing? I’m not that kind of person at all.

こんな感じです。
Commented by motchin at 2017-11-22 12:46 x
サーチャーズの古い曲で
「Love potion number nine」
というのがありましたが、このpotionもそういうたぐいの薬なんでしょうね。
ここを読むまで、何のことかさっぱりわかりませんでした。
love potionは、恐らく「媚薬」のようなものでしょうか。
歌詞中では、
“Selling little bottles of love potion number nine”
と出てきます。
Commented by ladysatin at 2017-11-22 16:30
motchin さん
コメントをありがとうございます。

Love Potion Number 9 という曲を今 YouTube で聴きました。知らない曲だと思っていましたが、聴き覚えのある曲でした。The Searchers というバンドの曲だったのですね。Love Potion は「恋の媚薬」がピッタリですね。
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by ladysatin | 2017-06-25 01:12 | Music & English_2 | Comments(15)