2015年 07月 04日
Excel を使った単語帳作り
英単語はどのようにして暗記していらっしゃいますか?
私はもろにアナログ世代 (;^_^A なので、辞書は紙のものしかありませんでした。
時間かけて紙の辞書を引いて、意味を調べ、単語帳を作り、暗記したものです。
ハンドメイドの単語帳は、愛着があってとても大切にした記憶があります。
しかし、その一方で、作るのが面倒という欠点がありました。
また、一旦書いてしまうと、あとからアルファベット順に並べたり、完全に覚えていない単語だけを取り出したりなんてできませんでした。今はパソコンという強い武器があるので、色んな暗記の仕方ができるようです。
さて、皆さんのパソコンには Word と Excel が標準装備されていると思いますが、使いこなせていますか?
Word は結構使う方が多いと思いますが、Excel は眠っていたりしていませんか?
Excel は表計算だけじゃなくて、色々できて便利なソフトです。
今日はその Excel を使って単語帳を作ってみようかと思います。
パソコンが苦手な方も、とっても簡単にかつ便利な単語帳が作れるんですよ。
ただ、 Excel に覚えたい単語をどんどん書いていくというもの。
アルファベット順とか何にも考えなくていいです。
あとで覚えるためでもいいし、とにかく書きとめておきたいときの使い方です。
今日勉強した単語だけど、忘れそうだからとにかく記録しておこうとかね。
下はわかりやすいように中1レベルの単語を使っています。
難易度の高い単語も同じ要領です。
ではいきますぞ。
Let’s try.
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※以下の画像の Excel のバージョンは2007です。
1) 以下のように、一行目に「英単語、品詞、意味、記憶度」の項目を作ります。
そして、覚えたい単語とその品詞、意味、記憶度を入力します。
※記憶度のアルファベットは適当です。
例えば、A は100%覚えたと思うもの、B は80%くらいの習熟度、C は何度やっても覚えられないもの、D は初登場の単語などに分類してみます。
やることはたったのこれだけ。
単語を増やしたかったら下にどんどん増やしていきます。
データの準備が整いました。
2) 次に、一番上のメニューバーにある[データ]のタブをクリックします。
そしたら[フィルタ]の記号が見えます。じょうごの形をしていますね。
3) 次にエクセルの表の一番左の数字の[1]をクリックすると1の行が全部選択されます。
4) その状態で、上の[フィルタ]の記号をクリックします。
すると「英単語、品詞、意味、記憶度」のそれぞれのセルの右下に、下向き▼マーク(緑の○の箇所)ができます。
これはプルダウンメニューです。
これで表は一旦完成です。
5) では「記憶度」のプルダウン(▼マーク)をクリックしてみましょう。
すると[昇順、降順、色で並べ替え]の下に、[すべて選択、A、B、C、D]のすべてにチェックマークが入っているでしょう。
ここから色んな活用ができます。
●活用例●
すでに完璧に覚えた A の単語と大体覚えた B の単語は不要で、これから覚えなくてはならない C と D の単語だけ表示させたいと思ったら、[A ]と [B] のチェックマークをはずして [OK]をクリックします。
すると以下のように C と D に該当する単語だけが表示されます。↓
ここから先は皆さんのアイデア次第。(*^_^*)
これをこのまま印字して、都合のいい時間に覚えるのに使ってもいい。
あるいはこれだけ別のシートに貼り付けて管理することもできますね。
大体覚えたと思ったら、その単語の「記憶度」の欄に B を入れ、完璧に覚えたら Aを入れましょう。
すると次からは C と D の検索からはずされます。
他には、「英単語」のセルのプルダウンをクリックして、[昇順]をクリックすると、アルファベット順に並びます。「品詞」のセルのプルダウンは、動詞だけとか名詞だけ抽出することができます。また、名詞を抽出して、そのあとアルファベット順にするなど、項目を組み合わせた活用も自由自在です。
上の表には単語をどんどん足していくこともできます。
一列目の項目には、「重要度」の項目なども追加するといいかも。
単語だけでなく熟語帳としても使えそうです。
皆さんが自由にカスタマイズして、ご自身に合う単語帳を作ってみてくださいね。
ではまた。
今日の記事、参考にさせていただきますね!
Thank you for your comment.♪
Excel はかなり役に立つソフトだと思います。
この Excel の単語帳はとても簡単だから色んな方にお勧めしています。
フィルターの機能が役に立つんですね。
ladygreen さんの生徒さんで単語帳を作りたい方がおられるようでしたら
教えてさしあげてはいかがでしょうか。(*^_^*)
ネットで英検について調べていたらladysatinさんが試験官をやられていたお話にたどり着いて、それからいくつかの記事を拝読しています。
僕も中高の時は全く単語が覚えられず困っていたのですが、大学生になってTOEFLの勉強をした時に、この方法を思いついて試しました。
結果はものすごく覚えられて2週間でうろ覚えも含めてですが8000単語くらいやりました。
現在はその方法を応用してiPhone用の単語アプリを作ったりしています。
年内は更新が滞るかもとのことですが、ごゆっくりなさってください。
またの更新楽しみにしております。
初めまして。コメントをありがとうございます。
usatie さんも Excel で単語帳を作られたのですね。
パソコン世代ならではの学習法ですね。(*^_^*)
Excel は表計算のソフトですが、単語帳にも最適のソフトのように思います。
もっと難しい技を使うこともできますが、Excel に慣れていない方にも簡単に作れるものをと思い、
この記事を書いてみました。
iPhone 用の単語アプリを作られたとは素晴らしいです。
どんなものなのか興味津々です。
またしばらくしてブログを再開したいと思っています。
今後とも宜しくお願いいたします。
単語帳は、数年前からevernoteというアプリを使っています。パソコン電子辞書からまるごとコピペしてまーす。英英、英和2種類。
それと海外ニュースBBCとVOAなどの記事のコピペ。印象に残るように画像もついでに。
分からない単語にマークつけて該当単語へのリンクもつけられます。evernoteのサーバーに保存するので家ではPC,外ではスマホなんていう使い方もできますし。無料版なんですが月に50MB。ほぼ満杯になるので無制限の有料版に切り替えようか迷ってます。この手のアプリはほかにもあるのでそれに切り替えるか。そもそもevernoteは評判あまりよくありませんので。私は気に入ってるんですけどw