2014年 01月 05日
what の盲点
これ初めて見たとき「なんじゃこりゃ?」と思ったんです。
またしても私を悩ますお友達からの質問。
Do it what you can.
「この what はなんなの~(?_?)」という彼女。
私はよく見もせず「関係代名詞なんちゃう? what you can は Do の目的語じゃ?」と言ったのですが、彼女はすかさず「姉さん、it がありますぜ。ヾ(- -;)」と突っ込んできよったのです。
おっしゃる通りでございます。「it が見えへんかったわ。ちっこいんやもん。あはは。」とごまかすわけにはいかず、「お調べいたします。」と彼女に言って調査しました。
インターネット調べたけどなくて、やっぱり辞書に戻るかと思ってあれこれ見ていたら、やっぱりありました。ランダムハウス英和大辞典、さすがです。あなたは常に私を助けてくれるのね。
ランダム先生が言うには、この what は接続詞なんですと。
そりゃあ、初耳ですわ。∑(=゚ω゚=;) マジ!?
ランダムハウスの記載を引用します。
what – conj.
…だけ、…ほど(as much as); …かぎり(as far as)
例文です。
He helps me what he can.
できる限り私を助けてくれる。
We warned them what we could.
彼らにはできるかぎり警告した。
ということは、質問の文はこういうことです。
Do it what you can. = Do it as much as you can.
「できるかぎり、それをしなさい。」
おそらく口語表現では出てこないと思います。文語体ですね。
私も長いこと英語扱う仕事やってますが、これは初めて知りました。
深いですなあ。what というやつ。(*´ο`*)=3