Tears in Heaven – Eric Claptonの考察(2回目)

Tears の意味が「涙」でなく「深い悲しみ」になる理由について書きたいと思います。

Tears in Heaven の記事は全部で3回あります。
下記、最初の訳詞の記事から読んでいただけるとうれしいです。
こちらです。→ 訳詞の世界~Tears in Heaven – Eric Clapton

最後の方に there'll be no more tears in heaven (天国にはもう tears はない)というフレーズがあります。実はここに出てくる tearsを「涙」とすると不都合ではないかということを以前から思っていました。というのは、「涙」は悲しい時の出番がもちろん多いわけですが、感涙、うれし泣きなど、良い時の涙もあるからです。

「天国にはもう涙はない」とすると、こういった positive な涙まで排除してしまうことになるのです。こんなことをいうと、「まあ、それは屁理屈というもので、ここでは悲しみの涙に決まってるでしょ。」と言われそうですね。

では、そもそも「涙」とはなんなのかというところから。

広辞苑にはこう書いてあります。―「眼球の上外側の涙腺から分泌される液体。。。」

もう少し説明は続いていますが、日本語の「涙」の定義には、悲しさや嬉しさなどの感情を伴う表現は、全くありません。「涙」は日本語では neutral な名詞なのです。そう考えたときに、この場合の tears に「涙」という訳をつけることに違和感を覚えてしまうのです。

そこで私は、もっと適切な訳はないかと思い、改めて tears の意味を調べてみました。するとランダムハウスに、tears の複数形の用法を発見しました。

<ランダムハウスの記載>
tears -「嘆き、悲しみ、悲哀 (grief, sorrow)」


tears にこのような意味があるとは今まで知りませんでした。さらに、カッコ書きの grief の意味も今さらながらに調べてみました。

grief の1番目の意味は。。。「(不幸・喪失などに対する)深い苦悩、深い悲しみ、悲痛、悲嘆 (sharp sorrow, painful regret)」、さらに3番目の意味は「不運な出来事、災難、事故(mishap, accident)」。。。

これを見たとき、ちょっとした驚きでした。なぜならこれらの意味は、まさに、Eric Clapton さんのケースに当てはまるではないですか。そして、tears = grief から、Tears in Heaven = Grief in Heaven が導かれます。Grief in Heaven ではあまりにも直接的すぎるのでタイトルには不向きです。代わりに同じ意味をもつ Tears に置き換えることで美しく透き通ったイメージを呼び起こします。同じ意味でも歌にするには語感の美しい方を当然ながら選びます。

別の視点からもみてみましょう。

「涙」とは感情の一時的な発露であり、それは恒久的なものではありません。愛する人を亡くした時、人は涙します。しかし、残された人にとって耐えがたいのは、そのあと長期に渡り継続する「喪失感」です。昨日まで近くにいた人が突然いなくなり、永遠に帰ってくることはないことを認識するとき、どうやってこれから生きていこうと途方にくれる。涙は枯れ果てても、その思いがずっとその人につきまとうのです。それは「grief 深い苦悩・悲しみ」以外の何物でもありません。

つまり、本当は Grief in Heaven なのだけれど、Tears in Heaven にあえてしたのだろうと。
このように考え、私は tears を「涙」ではなく「深い悲しみ」と訳したのです。

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Time can bring you down
Time can bend your knee
Time can break your heart
Have you begging please
Begging please

時の経過は
お前を落ち込ませるだろう
お前を神の前にひざまずかせるだろう
お前の心を打ち砕くだろう
そしてお前を神に請わせるようになるだろう
どうかお願い...と
********************************

ここでは息子を助けてやれなかった父親が、自分自身に語っているようです。Begging please(どうかお願い)で終わっていますが、このあとに Forgive me (許してください)が続いているのではというのが私の推測です。

さて、この箇所の Time は「時」ですが、ただの「時」ではありません。これもランダムハウスに良い説明がありました。

time ― (あとに続いているしばしば長い)時間
この意味がぴったりだと思い「時の経過」という訳をつけています。


<ランダムハウスの例文>
Time will tell if what we have done here today was right.
今日ここでやったことが正しかったかどうか、時がたてばわかるだろう。
Time does not always heal old sore.
時がたっても必ずしも古傷はいえはしない。

★Have you begging please の構文について。。。
ここは、前文の流れから Time can が省略されていることがわかります。

省略せずに書くとこうなります。
①Time can have you begging please. (have + O + 現在分詞)
「時の経過はお前を懇願させる」という意味の使役構文です。

高校英語で学ぶ使役の用法は原形不定詞を使うものです。
②Time can have you beg please. (have + O + 原形不定詞)

①と②の違いの根底にあるのは、②が一度の行為に言及するのに対し、①では ingをとっていることから、動作の一定期間の継続を表していることだと考えられます。つまり1度だけの懇願ではなく、「お願いだ」という思いが続いたというニュアンスになるかと思います。

人を目的語にした have の使役は原形不定詞が主ですが、①の形も頻出ですので重要な構文だと思います。

さて、最後です。

******************************
Beyond the door
There's peace I'm sure.
And I know there'll be no more...
Tears in heaven

扉を超えたところには
きっと平穏がある
そして僕にはわかる
天国にはもう深い悲しみなど存在しないのだということを
*******************************

Tears の意味については先に説明した通りです。

さて、この節は何を示唆しているのでしょう?「天国にはもう深い悲しみなど存在しない」ということは、裏返せば「天国に行くまでこの悲しみは続くのだ」ということになります。「僕はこの苦しみと一緒に生きていかなくてはならない。」という痛切な思いが込められていると思いました。前向きに生きていこうという清々しさはなく、今の心の苦しさを歌わずにはいられなかったのではないか。そして、歌うたびに彼は、息子に詫びていたに違いないと思うのです。

この私の解釈は、おそらく多くの方がこの曲についてもっておられた印象とは違うかもしれません。私自身もかつては、「息子の死を乗りこえた、あるいは乗りこえようと頑張っている前向きな歌」だと思っていました。しかし、考察が進むにつれその考えはくつがえされました。

言葉とは何と奥が深いものなのでしょう。
私はまた、たくさんのことを勉強したようです。

さて Time can bring you down の節は、実は Eric は書いていません。最も彼の苦悩を表しているこの箇所は、Will Jennings さんが書いています。この方は、Titanic のテーマソングの My Heart Will Go On を書かれた有名なソングライターです。Eric は Time can bring you down の箇所を書いてほしいとWill Jennings さんにお願いしたということです。

では、そのお話を最後に Tears in Heaven の考察を終わります。

読んでくださったみなさん、ありがとうございました。

**********************

- Quoted from Wikipedia -
In an interview, Will Jennings said: "Eric and I were engaged to write a song for a movie called Rush. We wrote a song called 'Help Me Up' for the end of the movie... then Eric saw another place in the movie for a song and he said to me, 'I want to write a song about my boy.' Eric had the first verse of the song written, which, to me, is all the song, but he wanted me to write the rest of the verse lines and the release ('Time can bring you down, time can bend your knees...'), even though I told him that it was so personal he should write everything himself. He told me that he had admired the work I did with Steve Winwood and finally there was nothing else but to do as he requested, despite the sensitivity of the subject. This is a song so personal and so sad that it is unique in my experience of writing songs."


- My translation -
インタビューで Will Jennings はこう語っている。「Eric と僕は Rush という映画の曲を制作していたんだ。映画の最後のシーン用に "Help Me Up" という曲を書いたんだよ。そしたら Eric は映画の中の別の箇所を見て僕に言った。「息子についての歌を書きたい。」と。Eric は1回目の詞を書いて、僕はそれがすべてだと思ったんだ。そしたら彼は、残りの詞とつなぎのところ("Time can bring you down, time can bend your knees...")を書いてくれないかって。僕は、とても個人的な内容だし、君自身で書けよって言ったんだけれどもね。彼は、僕が Steve Winwood とやったときの作品がとてもよかったと言っていた。だから、繊細な内容ではあったけれど、最終的には彼の要望通りにするしかなかったよ。この曲はとても個人的な内容でとても悲しいものだ。それゆえに僕のこれまでの曲作りの中で他と一線を画すものになったんだ。


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Commented by コヨーテ at 2015-04-21 11:53 x
素敵なブログだ・・・
読み入ってしまった。
Commented by ladysatin at 2015-04-21 22:57
コヨーテさん
初めまして。コメントをありがとうございます。

素敵なブログと言っていただいてとてもうれしいです。
これまで多くの方からコメントをいただいているのですが
「素敵なブログ」と言ってくださったのはコヨーテさんが初めてです。
恐縮すると同時に本当にうれしいです。

また是非遊びにきてくださいね。(^_-)-☆
Commented by かみゆう at 2015-12-25 23:07 x
tears in heavenをギターで練習しながら、この歌の本当の意味って知らないなーと思って調べるうちにこちらにたどり着きました。

拝見してるうちに、引き込まれました。素敵な訳と、とても深い洞察で、この歌の魅力と悲しみにあらためて気づかされました。

僕には3歳の息子がいます。もし自分がこの子を失ったらと思うと…

少しだけ、クラプトンの気持ちに寄り添えた気がししました。ありがとうございました^_^
Commented by ladysatin at 2015-12-26 22:48
かみゆうさん
初めまして。コメントをありがとうございます。
とてもうれしいです。

かみゆうさんにも息子さんがいらっしゃるのですね。
この歌を聴くと、父親の息子に対する愛情とは、これほどに深いのだということを改めて気づかされます。
Eric はこの歌をうたいながら辛くて長い年月を過ごしたのでしょう。

かみゆうさんのギター素敵なのでしょうね。
聴いてみたいなあ。(*^_^*)
Commented by ハヤト at 2016-04-22 15:17 x
夢中で読んでしまいました…
この曲にはものすごく思い入れがあるんですが、
歌詞をちゃんと知らずにいました。

一行目から、涙が止まりませんでした。
クラプトンの思いが苦しいくらい伝わってくるようでした。

また、ladysatinさんの細やかな表現や、
深い考察に感動しました。

初めて翻訳の工程といいますか、流れを拝見して、
正直英語がまったくわからない自分にも、
翻訳というお仕事の魅力がとても伝わってきました。

こちらのブログに辿りつけた事と、
素晴らしい記事を書いて頂いた事に、
深く感謝します。

ありがとうございました。
Commented by ladysatin at 2016-04-23 00:23
ハヤトさん
初めまして。コメントをありがとうございます。

ハヤトさんのコメントの中に翻訳の工程に関する記述があり、翻訳という仕事の一面をご理解いただけたことを大変うれしく思いました。

翻訳とは、書かれた言葉と真正面から向き合って、その言葉の中にある本意を探り、別の言語で表現する作業だと私は思っています。洋楽の詞は、作者しかわからない部分もあるため、大変難しいと感じます。特に Tears in Heaven は「死」をテーマにしたものであるため、訳を付ける際には最大限の注意を払わなくてはならないと思いました。この記事には、Eric Clapton と同じように、愛する人との死別を経験された方からコメントを多くいただきます。完璧な訳とまではいきませんが、そのような方々に少しでも寄り添えることができたらと願っています。

ハヤトさんからのお優しいコメントに、私の方こそ感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
Commented by はづき at 2016-08-01 11:14 x
はじめまして。
愛する人を亡くし2年が経っても、自責の念と会いたい気持とでどうしようもなくつらい時があります。
この曲はそんな私を助けてくれます。私にとってはまだ「乗り越える途上」なのです。
この曲には多くの訳詞がありますが、わたしにとってはこちらのブログの訳がもっとも心に響きました。そして、訳に至るまでの考察の課程を読んでとても納得しました。ここまで深く、作者の思いを酌み取るような翻訳には出会ったことがありません。
歌詞の和訳というと、訳者の自意識や意図が安易に強められていたり、日本語の作品としての完成度や整合性を重んじるあまりに作者の意図や思いが弱められていたりすることが多いように感じていましたが、こちらの訳では、ひとつひとつの単語を文法的に探究した上で、その単語にこめられた作者の思いを日本語に表すということがされていて、これこそが英語を母国語としないものにもこの曲のニュアンスを正しく伝えてくれる、まさに「翻訳」ということなのだと思いました。
この訳に出会えたことを感謝いたします。
ありがとうございました。
Commented by ladysatin at 2016-08-01 21:55
はづきさん
初めまして。コメントをありがとうございます。

この記事には、はづきさんのように愛する人を亡くされた方々が多くコメントをくださっています。
Tears in Heaven は、そのような皆様の心に素直に響く歌なのだと改めて思います。

私の訳に対しましてのお言葉、とてもうれしいです。私の翻訳に対する考え方やプロセスは、はづきさんが書かれた通りです。ここまで読み取っていただけるとは感無量です。励ましをいただき、今後も精進してまいります。

はづきさんは今、「乗り越える途上」とのこと。
きっと乗り越えていただけるものと信じます。
温かなメッセージに感謝いたします。
本当にありがとうございました。
Commented by はづき at 2016-08-01 22:46 x
ladysatinさま お返事ありがとうございました。
先のコメントでも書こうかどうか迷っていたのですが、思い切って質問させていただきたく思います。決して急ぐことではありませんので、お手すきの時にでもご意見をうかがえれば幸いです。
最後の部分、And I know there'll be no more...
Tears in heaven  ですが、
書かれている通り、「天国にはもう深い悲しみなど存在しない」ということは、裏返せば「天国に行くまでこの悲しみは続くのだ」という解釈に、その通りだと感じました。(tearsの意味も含めて) そして、自分にとっては天国に行けば、亡くなった人とまた会えるし、この悲しみもなくなるのだろうということと同時に、亡くなった人自身も天国においては悲しみを感じてはいない(悲しみが存在しないから)だろう ということで、それが私(おそらくは作者も?)の「救い」(希望?)としての歌詞であると考えていました。
けれど、題名はTears in heaven ですよね。これだけ読むと天国での涙(深い悲しみ)になって、それが存在しないというニュアンスがありません。だからこの曲の内容が誤解されていることが多いような気がしています。でもやはりインパクトがある言葉として、これを題名にしてあるのでしょうか? そのあたりのことがずっとひっかかっていました。
ladysatinさんは、どのようにお考えでしょうか?

*先のコメントで「過程」と書くべきところ、「課程」になっていたことに気づきました…
Commented by ladysatin at 2016-08-02 23:05
はづきさん

Tears in Heaven というタイトルは、これだけ読むとおっしゃる通り、「天国での深い悲しみ」になっていて、それが存在しないというニュアンスがありません。そこで、これはインパクトを出すために、このタイトルにしたのかというご質問ですね。

私はそうではないと思います。まず、歌を聴かずにこのタイトルだけを読んだとします。このタイトルだけから私達は色んな想像をします。Tears in Heaven ってどういうことなんだろう。天国には涙があるのかしら。Eric Clapton はこの曲で何を訴えたいのかしら…など。

そして実際に歌を聴きます。するとこうあります。
And I know there'll be no more...
Tears in heaven

ここでわかるんです。「ああそうだったのか。Eric は「天国には深い悲しみなんてないんだよ」と言いたかったのだ。」と。このフレーズこそが Eric が一番言いたかったことです。そして、Tears in heaven はこのフレーズの中のキーワードです。だからタイトルにしたのだと思います。天国に深い悲しみが存在しないということを、タイトルで暗示する必要はないんです。Tears in Heaven というフレーズは、この曲を読み解くうえで、一番重要な言葉です。だからタイトルにしてあるのではないでしょうか。
Commented by ladysatin at 2016-08-02 23:11
はづきさんの質問を拝見して、私がこれまでに訳した曲の中にも、同じような疑問をもたれるかもしれないと思われる曲が2曲ありました。

ひとつは Sting の Shape of My Heart です。このタイトルが出てくるのは、That’s not the shape of my heart のフレーズです。「それは僕のハートの形ではない」とありますが、Shape of My Heart というタイトルには否定語はどこにもありません。そして Shape of My Heart とはどんな形のハートのことなのかについての言及も詞の中にはどこにもないのです。しかし、That’s not the shape of my heart こそが Sting が言いたいことです。shape of my heart はここでのキーワードです。

もうひとつは Whitesnake の Fool for Your Loving という曲です。直訳すると「あなたの Loving に夢中」です。このタイトルが出てくるフレーズは I’ll be a fool for your loving no more です。これは Tears in Heaven と同じパターンです。「僕はこれ以上、あなたの Loving に夢中になったりなんかしない」という意味ですが、タイトルには否定語のニュアンスはありません。これも上記の例と同じく、I’ll be a fool for your loving no more が作者の言いたいことで、そのキーワードが fool for your loving になっていると思います。

このように見てくると、タイトルは詞を読み解く上での最も重要なフレーズであり、一般にそのフレーズが使われている箇所が、作者の主張であると言えるのではないかと思います。

長くなりましたが、以上が私の考えです。
うまく説明できていないかもしれませんが、ご参考になれば幸いです。
Commented by はづき at 2016-08-04 20:39 x
お返事ありがとうございます! すごく納得しました。
なんというかうまく言えないのですが、キャッチ的な言葉というか、実際に歌を聴いて、「あ、なるほど、そうなんだ。(タイトルの言葉は)そういうことなんだ」とわかるという、そういうことなんですね。それって素敵だ。
わたしはなんとなく、タイトルというのは曲の内容を表すこと、とか、いう感じで思っていて、だから、「もし天国で会ったなら」というのがタイトルだったら自然なのかな?と思っていましたが、お返事を読んで、キーワードということの大切さが改めてわかりました。
なんだかこれって私自身の仕事にも生かせる事柄です。
思い切って質問させていただいてよかった。
本当にありがとうございます。
Commented by ladysatin at 2016-08-04 22:07
こちらこそありがとうございました。
私もまた勉強させていただきました。
今後ともよろしくお願いいたします。
Commented by ともも at 2016-08-15 19:28 x
音楽が大好きな女子?です。
ギターを7年位前から始めました。(子供の頃は、少しピアノをしてましたが・・・)
今度この曲が、レッスンの課題曲になりました・・・
そんな矢先、友人が急逝しました。
その事実が、なかなか受け入れ難く。
改めて、このブログを読ませていただきました。
いつかこの曲とともに、クラプトンと同様
彼女の死を受け入れたいと思います。
その頃には、何かの機会に歌えればと思ってます。
想いのこもった記事をありがとございました。
Commented by ladysatin at 2016-08-15 22:52
とももさん
初めまして。コメントをありがとうございます。

ギターを弾かれるんですね。
私は楽器は何もできないので、楽器ができる方に憧れます。

大切な人の死を受け入れるには、時間がかかると思います。
でも時間が解決してくれると思います。私もそうでした。
とももさんのギターの音が、天国のご友人に届きますように。
Commented by 手島 at 2016-09-21 06:21 x
十年以上も聞いてギターもコピーした曲でしたがこのブログを読んでビックリしました。すごく好きな曲がさらに好きになりました。ありがとうございます。
Commented by ladysatin at 2016-09-21 22:39
手島さん
コメントをありがとうございます。

長い間この曲を聴かれているのですね。ギターも演奏されているとは素晴らしいです。
私の詞の解釈を読んでいただいて、さらにこの曲が好きになっていただけたなんて、感無量です。
本当にありがとうございました。
Commented by ヒロ at 2016-11-19 00:28 x
こんばんは、示唆に富む考察を読ませていただきました、ありがとうございます。
私見としてなのですが、time can bring you down,time can bend your knees time can break yor hearts〜なのですが、私は老いとともに体の自由が利かなくなり、膝も曲がって来て、心拍も少なくなり、と老いに関しては行っているのかなぁと思いました。
この曲のテーマはやはり死に関してですので、息子さんは先に天国に行ってしまったけれど、自分が老いて同様に天国に行った時に貴方は私のことを覚えていてくれるだろうか、私の名前を覚えていてくれるだろうか?そして私の手を握ってくれるのだろうか、私を支えてくれるだろうか、という贖罪と自責の念に駆られている歌詞だと思いました。
すごく悲しい歌詞であるとともに子供に対する愛情に溢れた父親としての心情を吐露したものだと思いました。今はまだ天国に行けないけれど将来天国に行った時に君は僕を受け入れてくれるのだろうか、と言うことを切実に語っているのだと感じました。
賛否あると思うのですがどのように思われたか率直に教えて頂けますと幸いです。
駄文失礼致しました。
Commented by ladysatin at 2016-11-20 22:59
ヒロさん
コメントをありがとうございます。

Time can bring you down のくだりは、自身の老いについて書かれていると思われたのですね。私は、bring down のところを、「気分を沈ませる、落胆させる」などの意味にとりました。bend your knees は「跪いて神に祈る」の意味、break your heart は「心をこなごなに打ち砕く」のように、比喩として解釈しました。特に、bend your knees は「跪いて神に祈る」としないと、そのあと続く Have you begging please にうまくつながらないように思うので、個人的にはこのまま解釈したいと思います。

この部分以外については、ヒロさんと大体同じかと思います。自責の念に駆られている歌詞だと思いました。

>今はまだ天国に行けないけれど将来天国に行った時に君は僕を受け入れてくれるのだろうか、と言うことを切実に語っている

おっしゃるとおりだと思います。この曲を作ったとき、Eric Clapton は悲しみの真っただ中にいたと思います。当時の率直な気持ちが表現されているように思いました。
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by ladysatin | 2013-11-20 21:12 | Music & English_2 | Comments(19)