訳詞の世界~Tears in Heaven – Eric Clapton(和訳)

tears の意味は「涙」ではなかったみたい...

今回の訳詞の世界はギターの神様 Eric Clapton の曲です。
Tears in Heaven は好きなかたも多いと思います。

この曲は単語も構文もそんなに難しくありませんが、今回も調べていくうちにいくつか新たな発見をしてしまいました。よかったら読んでくださいね。

続きの解説も是非読んでいただけるとうれしいです。
→ Tears in Heaven – Eric Clapton 訳詞考察(1回目)
→ Tears in Heaven – Eric Clapton 訳詞考察(2回目)

Tears in Heaven は、息子さんの死を悼んで Eric が書いた曲ということで広く知られています。1991年、まだ4歳だった息子のコナー君が、アパートの53階から転落して亡くなったのです。その後は悲しみのあまりに外に出ることができなかったということですが、この曲を1992年に発表し大ヒット、そしてEric は1993年のグラミー賞のいくつかを受賞しました。

ところで、この曲を語る時に「息子の死を乗り越えて」という言葉をよくききます。私もそうだと思っていました。しかし、実は全くの逆で、「息子の死の悲しみを乗り越えるために」この曲を書き歌っていたということがわかりました。

Wiki に載っていたインタビューを訳してみました。

Clapton stopped playing it in 2004, as well as the song "My Father's Eyes", stating: "I didn't feel the loss anymore, which is so much a part of performing those songs. I really have to connect with the feelings that were there when I wrote them. They're kind of gone and I really don't want them to come back, particularly. My life is different now. They probably just need a rest and maybe I'll introduce them for a much more detached point of view." Clapton eventually resurrected both songs for his Old Sock tour in 2013.

クラプトンは "My Father's Eyes" と同様に、2004年にそれ(Tears in Heaven)を演奏することをやめた。彼はこう言っている。「もう喪失感がなくなったんだ。それらの曲を演奏するときに大部分を占めているものだよ。(演奏するときには)この2つの曲を書いたときにあった感情と融合しなくてはならない。その喪失感というものが無くなったということだね。本当に戻ってきてほしくないよ。僕の生活は今では違う。たぶんこの2つの曲には休息が必要なのさ。そしておそらく僕は、それらをより客観的な観点から取り込むことになるだろう。」クラプトンは、ついに2013年の Old Sock ツアーでこの2曲を復活させた。

もう一つのインタビュー記事です。

In an interview with Daphne Barak, Clapton stated, "I almost subconsciously used music for myself as a healing agent, and lo and behold, it worked... I have got a great deal of happiness and a great deal of healing from music".

Daphne Barak とのインタビューで、クラプトンはこう語っている。「僕は自分のために音楽を、治療薬としてほとんど無意識のうちに使っていたんだ。そして驚くことなかれ、うまくいったよ。音楽から多くの幸せと癒しをもらったんだ。」

****************
上記のインタビューを読んで、彼がいかに苦悩していたのかということがわかりました。1992年に発表してから2004年に演奏しなくなるまで、ずっと苦しんでおられたんですね。このことを知って、ようやくこの曲の中にあるフレーズのひとつひとつの意味がわかりました。

この詞の中に、とても苦しい思い、息子の死に対する自責の念が感じられる箇所があります。
Time can bring you down のところです。この箇所はどう解釈してよいものか今までよくわからなかったのですが、やっとわかりました。 you とは自分自身のことでしょう。

そして Tears は「涙」ではなかったみたい
このTears の意味は「悲しみ」になるでしょう。
それも「深い悲しみ = grief」です。
tear の複数形の用法が辞書に載っているんです。
tear に「涙」以外の意味があったとは。。。

次回の記事でこのあたりのことを詳しく書きたいと思いますので、またよかったらお越しくださいね。




1999年のコンサートから。。。

*********************

Tears in Heaven

Would you know my name
If I saw you in heaven
Would it be the same
If I saw you in heaven
I must be strong, and carry on
'Cause I know I don't belong Here in heaven

もしも天国で会ったなら
君は僕の名前を覚えているだろうか
もしも天国で会ったなら
以前と同じでいられるのだろうか
僕は強くならなくてはいけない
そして頑張って生きていかなくてはならないね
ここ天国は僕がいるべき場所ではないとわかっているから

Would you hold my hand
If I saw you in heaven
Would you help me stand
If I saw you in heaven
I'll find my way, through night and day
'Cause I know I just can't stay
Here in heaven

もしも天国で会ったなら
君は僕の手を握ってくれるだろうか
もしも天国で会ったなら
僕が立っていられるよう助けてくれるだろうか
僕は自分の進むべき道を見つけていくよ
昼も夜もね
ここ天国に僕がいることはできないとわかっているから

Time can bring you down
Time can bend your knee
Time can break your heart
Have you begging please
Begging please

時の経過は
お前を落ち込ませるだろう
お前を神の前にひざまずかせるだろう
お前の心を打ち砕くだろう
そしてお前を神に請わせるようになるだろう
どうかお願い...と

Beyond the door
There's peace I'm sure.
And I know there'll be no more...
Tears in heaven

扉を超えたところには
きっと平穏がある
そして僕にはわかる
天国にはもう 深い悲しみなど存在しない のだということを

Would you know my name
If I saw you in heaven
Would it be the same
If I saw you in heaven
I must be strong, and carry on
'Cause I know I don't belong
Here in heaven
'Cause I know I don't belong
Here in heaven

もしも天国で会ったなら
君は僕の名前を覚えているだろうか
もしも天国で会ったなら
以前と同じでいられるのだろうか
僕は強くならなくてはいけない
そして頑張って生きていかなくてはならないね
ここ天国は僕がいるべき場所ではないとわかっているから


***********************
追記)2014年8月22日

このページに来てくださる皆さんへ

今日はとてもうれしかったことを書きたいと思います。

数日前に、ある方が私のブログのこのページ読んでくださいました。
そして、Tears in Heaven の演奏動画を作りたいので私の訳詞を使ってもいいでしょうかとコメントを書かれていました。もちろん私は快諾しました。そしてそれをアップしてくださったのです。それがこちらの動画です。ご本人の演奏動画に私の訳詞を載せていただいただけでなく Translated by ladysatin と入れてくださいました。

ブログをこれまでやってきて、こんなごほうびをいただけるなんて思いもしませんでした。とても感動しています。
素晴らしい演奏を皆さんにも聴いていただきたく、ご本人の了解を得てここにリンクを貼らせていただきました。



心が洗われるような美しいギターの音です。
たくさんの方がこの動画を見て幸せな気持ちになっていただけますように。
Commented at 2014-08-12 17:34 x
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Commented by ladysatin at 2014-08-14 20:25
まめさん

はじめまして。
コメントをありがとうございました。
数日、留守にしておりましたのでお返事が遅くなり失礼しました。
私のブログを読んでいただいてそのように言っていただき大変うれしいです。
動画を作成されるとは素敵ですね。
私の和訳を使っていただけるなんて、もちろんOKです。♪
もしどこかのサイトにアップされるようでしたら教えてくださいませんか。
見に行きます。(*^^*)

またいつでも遊びに来てくださいね。
本当にありがとうございました。
Commented at 2014-08-17 00:31 x
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Commented by ladysatin at 2014-08-18 23:01
まめさん

ありがとうございました。
早速サイトを拝見し、じっくりと聴かせていただきました。
素晴らしい演奏に酔いしれました。
あのように美しいギターの音色を聴いたのは久しぶりです。
感動のあまり最後は涙が出ました。

もしよろしかったらここにリンクを貼ってもよいですか。
私のブログに来ていただいた方のために。
無断では貼りませんのでご安心ください。
もしよかったらということです。(^^)

私の訳詞がこのようにお役に立てるとは感無量です。
本当にありがとうございます。
Commented at 2014-08-22 00:47 x
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Commented by ladysatin at 2014-08-22 21:22
まめさん

はい、早速リンクを貼らせていただきました。
たくさんの方に、まめさんの演奏を聴いていただきたいです。
今後もますますご活躍されますように。(^^)
Commented at 2014-09-30 07:05 x
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Commented by ladysatin at 2014-10-01 20:07
これからさん

コメントをありがとうございました。
悲しい出来事を経験されたのですね。
見ず知らずの方に、軽々しく慰めの言葉を言うべきではないと思っておりますので控えたいと思います。

ただお話をうかがってひとつ思い出したことがありました。
以前、小説家の伊集院静さんのインタビュー記事を読みとても感動したのです。
今、検索したらまだありました。

「どんな哀しみにも必ず終わりがある」

これをそのまま google か yahoo にはりつけて検索してみてくださいませんか。
その記事がすぐに見つかります。
よろしかったら読んでいただければと思いました。

時間がかかっても、きっと立ち直ってくださると私は信じています。
Commented at 2014-10-03 20:40 x
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Commented at 2014-11-24 10:43 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ladysatin at 2014-11-25 18:19
くるまじいさん

はじめまして。
コメントをありがとうございました。
ブログに私の訳詞を貼りつけてくださるなんてもちろんOKです♪
よろしかったらブログのアドレスを教えてくださいませんか。
読みにいきます。(^^)
Commented by ladysatin at 2014-12-01 22:07
皆様ご訪問ありがとうございます。(^人^)

この記事はなぜか非公開のコメントばかりなので、読まれる皆さんには
それぞれの非公開のコメントに対する私のコメントバックしか見えていないと思います。
たまたまそうなっただけですので... σ(^_^;)

公開のコメントもよかったらお気軽にどうぞ。
Commented by mirai at 2014-12-12 07:53 x
リンクを後にさせていただきます。

クランプトンの訳詞を忘れてしまい、和訳を探して貴サイトを見つけました。

後に動画とともに、リンク紹介させていただきます。
Commented by ladysatin at 2014-12-13 13:45
mirai さん
はじめまして。
ご連絡をありがとうございます。
リンクのご紹介を楽しみにしています♪
Commented by れな at 2015-02-04 16:56 x
このブログの記事を読むことができて良かったです!
Commented by ladysatin at 2015-02-04 23:09
れなさん
コメントをありがとうございます。
そのように言っていただけて大変うれしいです。
記事を書くたびに、これがどなたかの役にたてるといいなあと思っています。
今仕事から帰ってきて、温かなコメントに癒されました。
ありがとうございます。
Commented at 2015-02-20 14:04 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ladysatin at 2015-02-20 21:37
nashy さん
初めまして。コメントをありがとうございます。

Eric Clapton のコンサートは何度も行かれてるんですね。
本当に素晴らしいアーティストですよね。

身近におられた方を亡くされた悲しみ...私もわかります。
だけど、天国へ行った人々は「私は大丈夫だから心配しないで。あなたは頑張って生きていきなさい。」と言っているのかもしれませんね。ご友人はきっと安らかな気持ちでおられるはずです。

Tears in Heaven を聴くと、生きるってどういうことなんだろうと考えさせられます。
コメントを拝読し、また考えています。

ありがとうございます。nashy さん
Commented by 襟っ久 at 2015-02-27 11:35 x
はじめまして!
実はこの曲を弾きたいがために一昨日、アコギを購入しました。楽器は何もできない、譜面も読めない私ですが、この曲に引込まれ、ずっと前からこんなふうに弾けたらいいなと思っていました。これから知り合いに1から教えてもらう予定です。和訳もつけていただきありがとうございました。これをプリントアウトして頑張りますね。
Commented by ladysatin at 2015-02-27 22:05
襟っ久さん
はじめまして。コメントをありがとうございます。

そうでしたか。この曲を弾くためにアコギを。
やっぱり Tears in Heaven って多くの人を魅了してやまないすごい曲なんですね。
私の訳が少しお役に立てたらうれしいです。

是非、頑張ってください。
応援しています!
Commented by あつこ at 2015-04-16 13:46 x
感動しました あつこ
Commented by ladysatin at 2015-04-16 21:59
あつこさん

大変うれしいコメントをありがとうございます。
恐縮すると同時に、この記事を書いてよかったという思いがこみあげてきます。

本当にありがとうございました。
Commented by milky77milky at 2015-05-06 00:36
とても参考になりました。この少ない単語でここまで適切な、彼自身の感情に近いであろう和訳をありがとうございます。
Commented by ladysatin at 2015-05-06 22:40
milky77milky さん

初めまして。コメントをありがとうございます。
私の和訳をそのように言っていただいて恐縮いたします。
と同時に大変うれしいです。

訳詞をするときは、いつも詞を書いた人の側に立って考えるようにしているのですが、Tears in Heaven は Eric Clapton さんにとって大切な曲だと思うので、とても注意深く考察をする必要がありました。

milky77milky さんのコメント、とてもうれしかったです。
本当にありがとうございました。
Commented by ladysatin at 2015-05-18 16:08
ri-man_hiro さん
コメントをありがとうございます。
ご助言は参考にさせていただきます。

誤解があってはいけませんので、いくつかお返事させていただきますね。

>若干、単語通りの解釈になりがちですね。

回答)
このブログについてなのですが、訳詞を目的としているものではなく、英語学習を主旨としています。ですので、私の訳文は、よりきれいな表現を目指すというよりは、使われている構文の文法解説を詳細にすることも視野に入れ、直訳を基本としていますことをご了承いただけますと幸いです。

>突如あらわれた「お前」とは誰のこと?主人公のようにも受け取れますね。
>そして「神」に祈る・・残念ながらこの解釈では次の詞に繋がりません。
>息子に向けた曲だということを忘れずに

回答)
ここでの「お前」は歌っている本人、まさに主人公を指しています。この箇所は息子に向けたものではなく、自分自身に語りかけていると考えております。そう考える理由は、このあとの考察で詳しく説明していますので、お読みいただけますでしょうか。

>ここがこの曲の一番の肝となる部分ですが、
>「深い悲しみなど存在しない」では説明的すぎるきらいがあります。
>こういうシーンでは、言葉はもっとシンプルな方が心に響きます。
>前節との繋がりも意識してあげてください。

>『でも扉の向こうには きっと安らぎが待っているはず
>天国ではこれ以上 涙を流さなくていいんだから』

回答)
ご助言の「涙を流さなくていいんだから」は、今回、まさに私が疑問に思った「涙」が入っているんですね。ここで「涙」という訳をつけてしまうと、今までの解説の根本がくずれてしまい矛盾がおきます。「涙」ではなく「深い悲しみなど存在しない」と訳さねばならない理由については、考察を読んでいただければと思います。

Tears in Heaven については多くの方が訳をされています。
訳をする人の思いは様々であり、またどの訳に共感を受けるかも人によって違うものと思います。
この記事の訳は、私が解釈したものであることをご理解いただければ幸いです。
なお、語法・文法の間違いがございましたら、速やかに訂正させていただきます。

説明不足の点もあったかと思いますが、何卒、宜しくお願いいたします。
Commented by moana at 2015-06-05 01:34 x
急にクラプトンの「チェンジザワールド」が好きになり、ついでに「Tears in Heaven 」も聞いたことがある心地の良い曲だなーと色々調べていたらここに来ました。
愛犬と父を亡くし、未だに悲しみの中に居ます。
この訳がすんなりと入ってきました。
丁寧な温かい訳だと思いました。
まだこのページしか読んでいませんが、他も楽しみに読みたいと思います。
ありがとう。
Commented by ladysatin at 2015-06-06 16:56
moana さん
初めまして。コメントをありがとうございます。

Eric Clapton の Tears in Heaven の記事に寄せられたコメントを改めて読んでみますと、moana さんのように愛する人を亡くされた方が何名かいらっしゃいます。私には何もできないのですが、私の訳詞がそういった方々の心を、ほんの少しでも癒すことができれば、これ以上にうれしいことはありません。

身近にいた人を亡くしたときの悲しみは、人として生きている以上、誰しもが経験するものですが、残された者は強く生きていかねばなりません。それが亡くなった方に対する供養なのかもしれないですね。moana さんのお父様が、愛犬と一緒にきっと天国で見ていてくださると思います。

温かなコメントをありがとうございました。
Commented at 2015-07-25 08:09 x
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Commented by ladysatin at 2015-07-25 16:25
KAZUTO さん
初めまして。Facebook にシェアしてくださったとは、ありがとうございます。
KAZUTO さんのお友達にも、この記事を読んでいただけると大変うれしいです。

Tears in Heaven はいつ聴いても素晴らしい曲ですね。この記事を書くにあたって、自分なりに色々調べていく中で、tears の意味に「深い悲しみ」があることを知りました。その解釈をあてはめて訳してみました。
私の訳詞に癒されたと KAZUTO さんに感じていただき、とてもうれしく思っております。

素敵なコメントをありがとうございました。
また是非、遊びにきてくださいね。
Commented at 2015-07-26 13:51 x
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Commented by ladysatin at 2015-07-26 21:24
KAZUTO さん
そのような悲しい出来事がおありだったのですね。
ご説明くださりありがとうございました。
まだ将来はこれからという前途有望な息子さんであったことでしょう。
この曲を聴いて KAZUTO さんの心が少しでも癒されることを願うばかりです。

私も facebook のアカウントを持っているのですが、最近はほとんどアクセスしておりませんでした。せっかくリンクを貼ってくださったので、失礼ながらページを拝見いたしました。KAZUTO さんはとてもお優しい感じのかたで、私の方が癒されました。

またお時間のあるときに、いつでも遊びにきてくださいね。
このご縁に感謝いたします。
Commented at 2015-12-08 15:14 x
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Commented at 2015-12-08 15:58 x
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Commented at 2015-12-08 16:25 x
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Commented at 2015-12-08 21:11 x
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Commented by ladysatin at 2015-12-08 23:44
てんぽーりんさん
初めまして。コメントをありがとうございます。

私の記事を詳細に読んでくださり、このようにご丁寧なコメントを下さったことに感謝いたします。
とても深い内容に感銘を受けております。

しっかり読ませていただき、後日お返事いたします。
取り急ぎお礼まで。
Commented by ladysatin at 2015-12-09 23:06
てんぽーりんさん
改めてコメントをありがとうございました。
今日、じっくり読ませていただいて、てんぽーりんさんの深い洞察に感銘をうけています。

>Tears in heavenとのタイトルは、天国に行った、かのごとくふるまっている自分のことだったのですね。

この箇所は、私には思いつかなかったところです。なるほど、そのように読むこともできますね。
言葉って本当に奥が深いと思います。

>この作者にとっては、「深い悲しみという自分自身が消え去っていく、時間の経過の助けを借りて(しかし、そのあとに、深い悲しみという名の自分が消え去ったあとにいったい何がのこるのか、それとも、何ものこらないのか、わからないが)」との、希望の光を示しているのではないか、と思いました。いかがでしょうか?

素晴らしい洞察だと思います。私はこの曲に「希望」という思いはないのだろうと思っていましたが、てんぽーりんさんのコメントを読んで、確かにそのように考えることができると思いました。

てんぽーりんさんのコメントがあまりに素晴らしかったので、非公開なのがとても残念です。
多くの方に読んでいただきたいようなコメントでした。

お時間をかけて書いてくださり、本当にありがとうございました。
Commented at 2015-12-10 17:07 x
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Commented at 2015-12-10 17:27 x
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Commented at 2015-12-10 17:40 x
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Commented at 2015-12-10 18:36 x
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Commented at 2015-12-11 19:25 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2015-12-11 20:01 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2015-12-11 20:45 x
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Commented by ladysatin at 2015-12-15 01:57
てんぽーりんさん
大変詳しくご説明いただきありがとうございます。
今、仕事が忙しくすぐにお返事できていませんが、しっかり読ませていただいています。
本当にありがとうございます。
Commented by てんぽーりん at 2015-12-15 07:44 x
こちらは気軽に書き込むのみですが、Lady Satinさんは、日々のお仕事で余ったエネルギーとわずかに空いた時間によってこのサイトを運営されておられますので、お返事のことは、どうかご心配なく。こちらこそ、お読みいただき、ありがとうございます。御自愛ください。(他の頁へのわたしからの書き込みも同様です。)
Commented by びー at 2015-12-16 06:38 x
ladysatinさん、こんにちは。
この曲は、アルバムも当時から持っていて大好きでしたが、Claptonの身にそんなことがあったこと、そしてこの曲にこんな意味があったことを今更ながら知り、心を打たれました。
幼い息子のいる身としては、亡くしたわけではなくとも、聴くだけで涙が出てきてしまうようになりました。
Claptonは、よくこんな曲を涙も流さずライブで歌えるな、と思いました。
たぶん、なにか、彼の中では本当に良い意味で昇華し切っているのでしょうかね。
そんなClaptonを、改めて、カッコいいな、と思いました。
これからも、この曲を聴くたびに、いろんな思いが出そうです。
どうもありがとうございました。
Commented by ladysatin at 2015-12-17 01:27
てんぽーりんさんのコメントは、とても深くて勉強になることばかりです。
いつも具体的にお考えをお示しくださるので、わかりやすいです。
これからもどうぞお気軽にお書き下さるとうれしいです。

Commented by ladysatin at 2015-12-17 02:09
びーさん
こんにちは。コメントをありがとうございます。

Tears In Heaven は誰もが認める名曲ですね。
この曲を聴いて、ご自身の体験と重ねる方がとても多いことに気付きました。
我が子を亡くした悲しみに限らず、親や恋人を亡くされた方々の胸にも深く響く曲です。
Eric Clapton はギターの神様と言われる人ですが、ソングライターとしても素晴らしいです。
そしてあの何ともいえない声...。すべてにおいて別格の人なんだなと思います。

びーさんのコメント、とてもうれしかったです。
こちらこそありがとうございました。
Commented by てんぽーりん at 2015-12-17 19:37 x
Lady Satinさんの和訳がすばらしく、深い感銘を受けました。特にitが自分の名前を指しているのでは、というところ。とても素直な解釈で、わたしはそうに違いないと思いました。そのすばらしい和訳を、わたしなりに少しアレンジしてみました。

「天国に(消え)入る悲しみの涙」
僕の名前がわかるかな、
もしも天国で君に出会えたら。
それは同じなのかな、
もしも天国で君に出会えたら。
僕は強くなって、そして、生き続けないと。
なぜなら、僕はここ天国にいるべきでないと知ってるから。

僕の手を握ってくれるかな、
もし天国で君に出会えたら。
僕が居られるよう助けてくれるかな、
もし天国で君に出会えたら。
僕は自分の道を見つけるよ、
“夜も”昼も。
僕が居られないことくらい知ってるから、
“ここ”天国には。

時(の流れ)が、
お前を落ち込ませることができる。
お前を膝まづかせることができる。
お前の心を打ち砕くことができる。
「お願いだから」、
「お願いだから・・・」、
とお前に懇願させながら。

この扉の向こう側には、
「常しえのやすらぎ: peace」(君)がきっといる。
そして、僕は知ってるよ、
そこでは消えて無くなることを、
「深い悲しみ:tears」(僕の名)が。

もしも天国で君に出会えたら、
僕の名前がわかるかな、
もしも天国で君に出会えたら、
それは同じなのかな。
僕は強くなって、そして、生き続けないと。
なぜなら、僕は“ここ”天国にいるべき(存在)でないと知ってるから。
なぜなら、僕は“ここ”天国にいるべき(存在)でないと知ってるから。


Commented by ladysatin at 2015-12-19 20:45
てんぽーりんさんの訳は、大変ユニークだと思います。また、解釈もこれまでどなたもされていないものです。てんぽーりんさんは、実に感性の高い方だと思います。

私の考えでは、Eric Clapton はこの歌に普遍性をもたせてはいないという印象をもっています。彼は自分の子供を突然失い、当時は苦悩しかなかったのだと思います。ゆえに、この歌は彼の個人的な思いを綴った歌です。

このように素晴らしい歌は、カバーして歌う人が多いはずですが、あまりいないようです。おそらく、誰もがこの歌は Eric 自身の歌だとわかっているので、カバーして歌うことに遠慮があるのかもしれません。

しかし、大切な人を失い悲しみの中にいる人々は、この歌を聴いて共感を覚えるのでしょう。この歌が普遍的な歌になったのは、人間がもつ感情を実に素直に表現しているからなのかもしれません。

Time can bring you down の箇所ですが、ここでの can は「できる」という能力ではなく、may の意味、つまる「そんなこともあるかもしれない」という可能性を示唆したものだと、私自身は思っています。
Commented by てんぽーりん at 2015-12-21 13:27 x
貴重なコメントをいただき、ありがとうございます。彼の悲しみがあまりにも深く、それ(深い悲しみ、tears)が「個人」の所有物でも、存在ですらないことを願い、それ(そのもの)となってしまった自分自身が消えて無くなりたい、との思いから、それを実現してくれるに違いない永遠の安らぎという、「その名」も、時の流れも(必要の)ない世界へ憧れている、と想像しました。横道の訳を勝手に載せてしまいました。不躾をお詫びします(不要となりましたら、または、しかるべき時には、いつでも削除ねがいます)。
Commented by ladysatin at 2015-12-21 22:16
てんぽーりんさん
お詫びなど全く必要ございません。
私はてんぽーりんさんの解釈から、また新たなことを色々と学ばせていただきました。
歌詞の解釈というのは、人によって違って当然です。
一つの曲に対して誰もが同じ解釈をすることはありえないですよね。

受け止め方は人それぞれ。
「私はこう思うけど、あなたはそう思うのね。そんな考え方もできるよね。」って理解しあえたらよいのではないでしょうか。究極のところ、答えを知っているのは、曲を作った人だけなんですよね。私たちは作者の心に踏み込んで、このフレーズにはこんな意味があるんじゃなかろうかと思いめぐらすんです。大好きなアーティストの思いがどこにあるのか知りたい。

私が訳詞をする対象は、私の人生の節々で影響を与えてくれたアーティストの曲ばかりです。私の思いがつまった記事を皆さまが真剣に読んでくださり、素晴らしいコメントをくださる。とても幸せです。

ありがとうございます。
Commented by ろっく at 2016-01-14 15:31 x
ladysatinさん、はじめまして。
Tears in Heavenの訳を探していて素晴しいサイトに出会えました。
ここで、tearsがgriefだという解釈は素晴しいです。
改めてこの詩の深い意味が理解できたように思います。
ありがとうございました。

私も3年前に妻を亡くしgriefに苦しんでいます。
その感覚は一言で言うと「未来が無くなった絶望感」でしょうか。
その人と会う唯一の可能性は”死しかない”という現実。
”if I saw you in Heaven"の中には自分の死さえも考えたのではないか、とうかがえたりします。
それを思いとどまるために「強くならなきゃ、生き続けなきゃ、生きる道を見つけなきゃ」と自分に言い聞かせている姿が、今の私とかぶります。

griefの経験者として、思いっきり意訳してみました。
「Time can 〜」は聴いている人に訴えかけているイメージです。
なぜなら、「時」と共に大切な人の「死」による悲しみや苦しみは全ての人に襲いかかるからです。
Will JenningsがClaptonの苦しんでる姿を見て、この曲を聴く全ての人に警告しているように思いました。
(ここら辺はladysatinと解釈が違いますね。)

以下、私なりの意訳です。

もしまた天国で君と会えたら
僕だって分かってくれるかな?
前と同じように父親のままかな?

僕は強くならなきゃね
そして生きていかなきゃ
だって、まだ天国は僕のいるべき所じゃないからね

もしまた天国で君と会えたら
手をつないでくれるかな?
励ましてくれるかな?

僕は自分の進む道をまた探し続けなきゃ
昼も夜もずっとね
だって、ここ天国にはとどまっていられないからね

時は
あなたを絶望に突き落とすだろう
あなたを跪かせるだろう
あなたの心を打ち砕くだろう
そしてあなたは、苦しみから逃れたいと乞い願いつづけるのだ

扉の向こう側には
きっと安らぎがあるよね
そしてそこには、もうこんなにも辛い悲しみはないんだよね

もしまた天国で君と会えたら
僕だって分かってくれるかな?
前と同じように父親のままなのかな?

僕は強くならなきゃね
そして生きていかなきゃ
だって、まだ天国は僕のいるべき所じゃないからね

長文、失礼致しました。
Commented by ladysatin at 2016-01-15 00:32
ろっくさん
初めまして。コメントをありがとうございます。
じっくり読ませていただき、後日お返事させていただきたく存じます。
まずはコメントのお礼まで。
ありがとうございます。
Commented by ladysatin at 2016-01-15 23:54
ろっくさん
改めてコメントをありがとうございました。
悲しい出来事を体験されたからこその思いが詰まった訳ですね。

Time can...のところは、私は自分自身に語りかけているのだと思ったのですが、ろっくさんは聴いている人に訴えかけているものと解釈されたのですね。その考えは思いつきませんでしたが、you を誰ととらえるかによって、様々な解釈が可能になりますね。

お辛い経験をされておられるのに、このように私のブログにコメントをくださり、何と言ってよいのか。
素晴らしい訳をありがとうございました。

そして、ろっくさんの悲しみがいつか癒えるときがきますように。
切に願っております。
Commented at 2016-01-20 20:10 x
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Commented by ladysatin at 2016-01-21 00:46
k-suke さん
初めまして。コメントをありがとうございます。

Emmanuel Djob さんですか。初めて聞くお名前です。
早速、歌を聴かせていただいて、後日改めてお返事いたしますね。
Commented by ladysatin at 2016-01-21 22:25
k-suke さん
今日 Emmanuel Djob さんの Tears In Heaven を聴きました。
おっしゃる通り、彼は歌詞を変えて歌っていますね。

If I saw you in heaven を When I see you in heaven と歌っています。
Clapton は仮定法過去を使っているのに、現在形を使っています。

また There’s peace I’m sure のところを There’s peace and joy I’m sure 歌っています。
joy を追加しています。

おそらくこの方は自分なりの解釈で歌われたのだと思います。かなり大胆な解釈をされているようですので、Eric Clapton がこれを聴いたらどう思うかなあと心配になりました。

k-suke さんの疑問 - 「天国に言ったけれど、再会できずにいたのかな」についてですが、私は再会していると思います。Eric は、息子の傍らにいて、息子を見つめながら語りかけているのだと思います。

顔をなでてあげたい、抱きしめてあげたいのにそれがかなわない。僕はここにいる人間ではないから。そのつらさや苦しさが表現されているように思います。

Tears In Heaven をカバーしている人はほとんどいないと思ったのですが、斬新なものを見せていただきました。ありがとうございます。(^_^)
Commented at 2016-02-17 14:20 x
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Commented by ladysatin at 2016-02-18 22:51
toshi さん
初めまして。コメントをありがとうございます。

私の訳詞をおほめいただき、大変うれしくまた恐縮いたします。
Eric Clapton は Cream の頃から大好きなミュージシャンでしたので、この歌はいつか訳してみたいなあと思っていました。皆さまからコメントをいただくたびに、私自身も勉強させていただいております。

この歌が世界中の人々に感銘を与えるのは、人間なら誰しももっている感情を、とても素直に表現しているからなのかもしれません。

toshi さんのコメントを拝読し、元気がでました。
温かなコメントを本当にありがとうございました。
Commented by usa at 2016-09-20 08:31 x
英語素人です。
クラプトンで一番好きな曲だったのですが歌詞は理解してませんでした。
とても悲しい時期に作られた曲だったんですね。
和訳が曲と共にすんなり入ってきて、前よりこの曲が好きになりました。
自分のような者には和訳を載せて頂けると大変助かります。
ありがとうございます!
Commented by ladysatin at 2016-09-20 15:20
usa さん
初めまして。コメントをありがとうございます。

usa さんのように、Eric Clapton の曲の中で Tears in Heaven が一番好きだとおっしゃる方は多いですね。
人を亡くしたときの悲しみは、国籍を問わず同じものだからなのでしょう。

私の訳詞を読んで、前よりこの曲が好きになっていただけたなんて、こんなにうれしいことはありません。
とても励みになります。

こちらこそ温かなコメントをありがとうございました。
Commented by t at 2017-05-14 13:35 x
こんにちは。
突然のコメント、失礼します。

原曲の歌詞を探していて、偶然こちらのページを見つけました。
対訳をつけるために参考にさせていただきました。
よろしければ動画をご覧ください。
https://youtu.be/9qn7DkSV_Kk
参考したとはいえ、訳はまったくの別物になっています。
訳す人が違えば、使う言葉も違う見本として観ていただければいいです。

個人的な意見ですが、「訳詞」という言葉は、カバーなどメロディに沿った場合に使用すると思っているので、ladysatinさんの言葉の使い方にはちょっと違和感があるのですが、こういう人もいると認識くだされば幸いです。
Commented by ladysatin at 2017-05-14 21:53
t さん
こんにちは。コメントをありがとうございます。

参考にしていただけてうれしいです。
洋楽の訳詞については色んな意見があった方がいいですね。
同じ曲でも訳す人の感性によって異なる訳になることが多いです。

リンク先の動画も拝見させていただきますね。
Commented at 2017-10-22 13:49 x
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Commented by ladysatin at 2017-10-23 14:00
ふぃさん
初めまして。大変ご丁寧なコメントをありがとうございました。

拙訳でよろしければどうぞお使いください。
「君」を「貴女」に変えて頂いてかまいません。
完成してアップされたらお知らせくださいね。
楽しみにお待ちしています。
Commented at 2018-03-11 13:12 x
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Commented by ladysatin at 2018-03-12 01:04
m さん
初めまして。(非公開コメントなのでイニシャルで失礼します。)

この記事を見つけてくださってありがとうございます。震災のことを思い出すとつらいですね。私も阪神大震災を経験しましたが、もうこの世はこれで終わるのかもしれないと思ったものでした。あの時、あと数キロ離れたところにいたら、今生きてはいないと思います。神様からいただいたこの命、残された人間は大切にしていかねばならないと思います。

m さんのブログを少し拝見しました。音楽の記事の中に Rod Stewart や Queen のことが書かれていて、とても親しみを感じました。私が初めて買った洋楽の LP は Queen の A Night at the Opera だったのです。Bohemian Rhapsody を初めて聴いた時の感動は忘れられません。青春真っただ中でした。懐かしいです。

もうひとつ m さんに親しみを感じたのは、小栗康平監督の作品集の DVD BOX が右下に紹介されていたことです。15年くらい前ですが、小栗監督の作品で翻訳のお仕事をしたことがあります。ご本人にもお会いしました。たくさん映画を作る方ではないですが、心に響く作品を作る映画監督だと思います。一作目の「泥の河」は日本の映画史に残る傑作だと今でも思っています。

また遊びに来てくださいね。私も m さんの過去の記事から少しずつ読ませていただければと思います。温かなコメントをありがとうございました。
Commented by madoromi_time at 2018-03-24 00:17
ladysatinさん、
お返事ありがとうございます!またBlogにも来てくださって嬉しいです。
わたし非公開コメントにしていたのですね。何故そうしたのだろうと今不思議な気持ちですが、そのせいなのか自分で書いたコメント欄に、コメントしたという表記がなくなってしまっていて届かなかったのかと思っていて今日になってしまいました。
お返事いただいたのにそのままとなってしまい申し訳ありませんでした。

>小栗監督の作品で翻訳のお仕事をしたことがあります。

小栗康平監督の映画の翻訳をされたなんて素晴らしいです。「泥の河」のラストシーンでノブちゃんが「きいっちゃーん」と呼ぶ声に、私も一緒にノブちゃんと走っているような気持ちになってしまったのを覚えています。
私もladysatinさんのBlogをフォローさせていただいたので、これからも楽しみにしております。
Commented by ladysatin at 2018-03-24 19:31
madoromi_time さん
時々、操作の不具合で非公開になることがあるようです。気になさらないでください。

「泥の河」は出演の俳優さんたちも素敵でしたね。ラストシーンは、何度見ても切なくなります。小栗監督の映画について、思いを共有できる方と巡り合えるとは思いませんでした。ありがとうございます。madoromi_time さんとは音楽の趣味も共通点が多いようなのでうれしいです。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。(^_^)
Commented by madoromi_time at 2018-03-25 23:08
ladysatinさん、
ありがとうございます。
こちらこそ、どうぞよろしくお願いします(^^)♡
Commented by ladysatin at 2018-03-26 16:28
はい 😄🎵
Commented by 高橋耕造 at 2018-11-26 08:32 x
「Tears In Heaven」を初めて聴いたのは、グァムだった。

ボクはコテージ(小屋のドリンク屋さん)で

ブルー・ハワイを頼んだ。

いすに座って青い海を眺めて、いい気分に浸っていた。

すると、ボクより後にドリンクを注文したお客さんの

テーブルにドリンクが配られた。

海がすごくキレイだったので、全く気にならなかった。

3分後、ブルー・ハワイが来た。

見ると、コレも芸術的にキレイなブルー・ハワイだった。

ボクは嬉しくてたまらなかった。

そこでBGMでこの曲が流れた。

コレが人生で1番気持よかった瞬間です。

青い海、ブルー・ハワイ、Clapton。

3点攻めでボクを有頂天にしてくれた。

この曲は確か1998年ごろに発売されたと思う。

アマチュアミュージシャンは「このアルバムは良くない。

CREAM時代のClaptonがいい。」とよく言いますが、

ボクはこのアルバムも遜色なく大好きです。
Commented by ladysatin at 2018-11-28 01:54
高橋耕造さん
素敵な思い出を共有してくださりありがとうございます。
私は Eric Clapton といえば、Cream の頃が一番好きですが、ソロになってからのアルバムも一通り聴いてきました。ギタリストとしても素晴らしいですが、歌声も大好きです。

高橋さんは私と同郷の方なんですね。浜ん町界隈には長く行っていませんので、お写真に懐かしさがこみ上げてきます。長崎の夜景は鍋冠山からがお気に入りです。動画もたくさんアップされているようなので、拝見いたしますね。
Commented by Nagi at 2019-02-10 22:21 x
こんにちは。以前に「天国への階段」の翻訳をめぐって、こちらのサイトでお世話になりました歌詞対訳ブログ「華氏65度の冬」のナギと申します。今回自分の方でも「Tears In Heaven」を翻訳する機会がありましたので、またこちらの記事にリンクを貼らせて頂きました。日本語になっているものでは一番詳しい考察だと思います。これからも素晴らしい翻訳を、よろしくお願いします。
Commented by ladysatin at 2019-02-11 02:30
Nagi さん
ご無沙汰しております。お元気ですか?
この記事のリンクを貼っていただいてありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
Commented by SachikoSong at 2019-07-23 19:49
始めまして。読ませて頂きました。とても有名な曲で本当に心にくる歌ですね。
おいそれとカバーできない深い曲で、今、自分なりにカバーしようと思っています。
和訳ありがとうございました。
Commented by ladysatin at 2019-07-24 18:37
SachikoSong さん
初めまして。コメントをありがとうございます。

SachikoSong さんはピアニストなのですね。
この曲をピアノで演奏されるのでしょうか。
素晴らしいです。私は楽器が何も出来ないので尊敬します。
ブログも読ませていただきたく存じます。
こちらこそありがとうございました。
Commented at 2019-10-11 12:58 x
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Commented by ladysatin at 2019-10-11 16:29
Shiho さん
拙訳でよろしければどうぞお使いください。
こちらこそお役に立てればうれしく存じます。
Commented by Mikewest3381 at 2020-03-10 09:07
Lady Satinさん、こんにちは。
投稿されてから随分経ちましたが、素晴しい訳詞(解釈)に触れ、改めて彼と曲を良さを感じています。ありがとうございます。
僕はCream,Derek & Dominos時代に聴いて以来、彼にはまって数十年です。破天荒な人生で、一時ドラッグ、酒に溺れながらも立ち直り、よくぞここまで生き延びて今なお活躍してくれていることが嬉しいです。若い頃の超絶ギタープレイももちろん、今の渋さもいいですね。
お時間が取れましたら、他の曲の訳詞も投稿してくだされば幸いです。
重ねてありがとうございます。
Commented by ladysatin at 2020-03-11 03:49
Mikewest3381 さん
コメントをありがとうございます。Mikewest3381 さんは Eric Clapton のファンなのですね。私は Cream の頃の彼が好きだったのですが、ソロになってからは実はあまりよく知りません。でも、この曲からは Eric の魂というか大きな力を感じて、聴くたびに心が揺さぶられます。

Eric Clapton はギターはもちろん素晴らしいですが、歌手としても優れていると思います。Cream のメンバーはお二人とも鬼籍に入られてしまいましたが、Eric にはずっとアーティストとして活躍し続けてほしいです。

このところブログが滞っているのですが、また訳詞も再開したいと思います。
また遊びに来てくださいね。
Commented at 2020-05-20 23:16 x
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Commented by ladysatin at 2020-05-21 18:27
非公開コメントをくださった方へ

とてもうれしいコメントをありがとうございます。
この曲のカバーをされるとのこと。
この記事がお役に立てるようでしたら大変うれしいです。
音楽活動がんばってください。
Commented by しゅんぎく at 2021-01-09 08:30 x
素晴らしい訳をありがとうございました。
ただえさえ言葉の壁があるところ、ここまで作詞者の心の思いまで汲みとって聞いて下さるオーディエンスが、いらっしゃることクラプトンさんが知ったらきっと、喜んでくださるに違いありません。今後も、本当の訳、楽しみにしています。
Commented by ladysatin at 2021-01-10 18:28
しゅんぎくさん
先日はコメントをありがとうございました。
この記事は7年前に書いたものですが、今でもこうして読みにきて下さる方がいることに感謝しています。
Commented by Anonymous at 2021-05-08 10:29 x
複数のネイティブスピーカーに尋ねましたが、いずれも、物理的な「涙」と受け取っている、とか、「涙」と考えて問題ない、という答えでした。ちなみに、私と同世代で若い頃からクラプトンを聞いている人、また、それほど音楽を聞いていない若い人も含まれ、それほど偏りはないと思います。

この曲にちなんだイラストで涙を描いているものもネットで見つかりました。

自分がどう歌詞を受け取るか、歌詞から何を感じ取るかは人それぞれなので、もちろん「悲しみ」とする解釈もありだと思います。だた、「涙」か「悲しみ」か、という二者択一で考える必要はないのではないでしょうか。
Commented by ladysatin at 2021-05-08 23:04
>自分がどう歌詞を受け取るか、歌詞から何を感じ取るかは人それぞれなので、もちろん「悲しみ」とする解釈もありだと思います。だた、「涙」か「悲しみ」か、という二者択一で考える必要はないのではないでしょうか。

その通りです。私のこの記事は何人の解釈をも縛るものではありません。これを読んで「いや、やっぱり私は「涙」という解釈をする」という人がいても何の問題もありません。私の意見に賛同する人、反対する人、どちらもいてかまわないのです。

ネィティブスピーカーの意見については参考にはしますが、ネィティブだから英語については何でも知っていると思うのは危険です。ネィティブでも、その言葉がもつすべての意味を知っているとは限りません。本件も同様です。

ひとつご理解いただきたいのは、ここは私のブログで、私の個人的考えを書く場所だということです。tears についても自分の解釈を述べ、そして何故そう思うに至ったのかを真剣に考え、3つの記事にまとめました。自分の考えを発信したかったのでこの記事を書きました。それ以上でもそれ以下でもありません。
Commented at 2021-05-30 16:08 x
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Commented by ladysatin at 2021-06-01 07:39
yasu さん
お久しぶりです。お元気ですか?

このところまた忙しくなり夜中に仕事をしています。仕事に集中していると、いつの間にか朝が来ています。今ちょうど一段落したのでお返事を書いています。

Tearsが「涙」なのか「悲しみ」なのか、それを知っているのは曲を書いた人だけですよね。私は作者がどういう気持ちで書いたのかを自分なりに考えてブログにアップしているだけなので、全くの私見です。ただ自分なりに裏付けは書いているつもりなのですが、異なる意見があって当然だと思います。

yasu さんの動画拝見しました。大変きれいな訳ですね。「悲しみ」と訳していただいてありがとうざいます。2015年の映像とのことなのでわりと最近のものですね。Eric Clapton の歌い方が確かに昔と違うような気がします。

ブログは今のところほぼ滞っていますが、訳詞を中心にだったらもう少し頻度をあげられるかなと思ったりしています。

またよろしくお願いします。(^_^)
Commented at 2021-06-04 18:56 x
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Commented at 2021-06-04 18:57 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ladysatin at 2021-06-04 20:51
いえいえお気になさらないでください。
ところでリンク先は「リクエストされたファイルは存在しません」と出ました。
なんでかな~。
Commented at 2021-06-04 21:52 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ladysatin at 2021-06-05 04:39
ありがとうございます。
今度はちゃんと聴けました。
What A Fool Believes の邦題は「ある愚か者の場合」でしたね。
Commented at 2021-06-06 21:28 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2021-08-02 20:49 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by mai at 2021-09-12 18:39 x
仕事仲間からTears in Heavenを勧められて聴き、Rest in Peaceを連想したものの歌詞の意味がよく分からずにネットで検索したところ、このブログに出逢いました。最初に読んだのがladysatinさんの訳で本当によかったです。でないと、この曲の本質を見誤ってしまったかもしれません。
高校生の頃(というと、40年以上も前か…😓)、ある英語のテキストで、一つの詩を元にして「”the”と”a”」の違いだけで詩の雰囲気がガラッと変わるという解説を読み、いたく感激した記憶があります。ladysatinさんのブログを読んで、同じような魂を感じました。
個人的には”Angel”もStevie Nicksも大好きなので、とても楽しく読ませていただきました。どうもありがとうございます。
Commented by ladysatin at 2021-09-13 21:16
mai さん
コメントをありがとうございます。

他の記事も読んでくださったのですね。大変うれしいです。mai さんは私と同年代かもしれません。私は最近の洋楽にはほとんど無関心で、自分が若いころに聴いていたものばかりを今も聴いています。Stevie Nicks を好きな方にはあまり出会ったことがありません。私の一番好きな女性アーティストなので、Stevie の良さを分かってくださる方からコメントをいただくと同志のように感じます。大袈裟ですけれど。(^_^)
Commented by Mai at 2021-09-14 08:22 x
ご返信をありがとうございます。実はどなたかのブログにコメントを書くというのは初めての経験だったので、どういう扱いになるのかちょっとドキドキしていました(👍で終わり、とか…)。

同世代、とはちょっと畏れ多いです。私は高校生の時期から40年以上も経っていますが、ladysatinさんのブログの内容の瑞々しさからは、ずっと若い世代の方と思っていました。

Fleetwood Macを知ったのは大学生の頃で、一番心に残っているのが“Sara“です。そもそも英語の歌を聴く時に、自分の耳は人の声を「さまざまな音を出せる楽器の一種」と捉えてしまう構造になっているようで(「リスニングが苦手です」と素直に言えよ!)、サビの部分で容易に聴き取れる単語かフレーズだけしかわかっていないので、歌詞全体の意味など考えたことがありませんでした😓。

ladysatinさんの”Dreams“の解説を読んで、そんなキワどい状況での歌だったと初めて知りました。他の方のブログによると、”Sara“はもっとヤバい、スリリングな状況だったようですね。
Commented by ladysatin at 2021-09-14 21:44
Mai さん
コメントは初めてだったのですね。私も他の方のブログにはほとんどコメントしたことがありません。やっぱり緊張しますものね。

私が洋楽を聴き始めたのは中学生の頃でした。Fleetwood Mac は Rumours を聴いて Stevie の大ファンになりました。Sara は Tusk に入っていますね。Rumours が大ヒットしたので、次のアルバムがなかなか出ず、待ち遠しくてたまりませんでした。やっと出たのが2枚組の Tusk でした。このアルバムの Stevie の曲は、Sister of the Moon と Beautiful Child が好きでした。

Stevie のソロアルバムも全部もっています。一度でいいから生歌を聴いてみたかったです。もう日本には来ないでしょうね。私にとって Stevie は永遠に憧れの人です。
Commented by Mai at 2021-09-15 23:03 x
“Dreams”の訳詞のところにも綴ってありましたが、ladysatinさんのStevie Nicks への溢れんばかりの愛が伝わってくるようです。私も以前はお気に入りのアーティストのレコードやCDを買い漁っていましたが、今はもうそんな情熱は失ってしまいました。年齢のせいにするとフケたのを自認したような気がするので、インターネットの普及のせいにしておきます。そのおかげで、こんなやりとりもできるようになりましたし。

何だか交換日記のようになっていますね。ブログを占有するのも気が引けるので、今回のコメントをもっていったん終わりにしておきます。

最初のコメントで書いた「詩」とは、William Allinghamの"Four Ducks on a Pond"です。ネットで検索すると結構出てくるので、きっと有名な詩なのでしょう。

Four ducks on a Pond,
A grass-bank beyond,
A blue sky of spring,
White clouds on the wing;
What a little thing
To remember for years-
To remember with tears!

私がこの詩の解説を読んだのは、「英文の分析的考え方18講 英語研究『古谷メソッド』完結編」(たかち出版)という昭和57年発行のテキストです。著者の古谷専三という方は、その世界では有名な先生のようです(これもネット情報)。

定冠詞と不定冠詞の説明の例として、"a"を"the”に変えるだけでこの詩の趣が大きく損なわれてしまう、という下りを読んで、いたく感激しました。

ladysatinさんも、ブログの中で定冠詞と不定冠詞のことを取り上げておられ、テキストも紹介してくださっているので、一度本屋さんで探してみます。因みにこの本はAmazonで売っていて驚きましたが、その値段が「¥4,522より7中古品、¥9,480より1新品」となっていたのも驚きでした。私が購入したのは第1版で¥2,300。もっとも、保管状態が悪くて(素直に言うと読まずに本棚に放置していた)、Amazonの評価では「可」か「不可」と判定されそうな、古色蒼然とした佇まいになっています。
Commented by ladysatin at 2021-09-16 05:09
Mai さん
色々な情報をありがとうございます。

a と the の使い分けはいまだに難しいです。翻訳をしながらこの場合はどっちがいいのだろうと悩むことが多々あります。英語の学習で最も奥深いのが冠詞だと思っています。

是非また遊びに来てくださいね。
Commented by oysrmm at 2021-11-13 12:17
初めまして こんにちは
私は好きでギター弾いたり、たまに歌ったりしてるのですが、クラプトンのこの曲の訳詞に纏わる話やらをここで読んで以来、体が震えるほど感激しちゃいまして…ずっと歌えずにいました。(歌いだすと3小節目あたりから涙声になり、回りの者からは冷笑されてる次第です😅)
しかし、最近になってようやく一番までは歌えるようになりました。まずオケ(バックの演奏)を色んな楽器を重ねて(オーバーダビング)で録音して、それに合わせながらガットギター弾きながら歌いました。
途中、Lady Satinさんの訳詞がずっと頭の中を巡ってました(笑)。 宜しければ、インスタでアップしてるんでご覧ください。@mister.charlys
また、別ページでサンタナのことも言及されてましたよね😃 私もサンタナ大好きなんですよ(すぐにステージ上で怒るとこなんかが🔥) それで、先日、インストではありますが、Flor d'Luna (Moon flower)も弾いてみました。もし、宜しければどうぞ。
私は英語はまるでダメなのですが、いつも、Lady Satinさんのブログを興味深く読んでおります。
では✋
Commented by ladysatin at 2021-11-15 00:27
oysrmm さん
初めまして。コメントをありがとうございます。

体が震えるほど感激してくださったなんて、恐縮です。インスタを早速拝見しました。ギターも歌もすごく上手でびっくり。Moonflower も聴かせていただきました。Santana の雰囲気がとてもよく出ています。あのギターの音色大好きです。もしやプロのギタリストですか?

これからもチャーリーさんのインスタを拝見しますね。
ご丁寧なコメントをありがとうございました。
とてもうれしかったです。
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by ladysatin | 2013-11-17 22:16 | Music & English_2 | Comments(106)