ただ今ブログをお休み中ですが、すごく気になることがあって書いています。
この記事は、2013年に書いた記事です。

まず記事全文を載せますのでお読みくださいね。

日付:2013年10月1日
記事タイトル:after 30 minutes? in 30 minutes? どっちを使う?
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今日は時を表す前置詞について考えたいと思います。

「30分後に会いましょう」

と言うとき

① I will see you in 30 minutes.
② I will see you after 30 minutes.

皆さんはどっちを使いますか?
どちらかが正しくて、どちらかが間違っているのでしょうか。

未来形の場合は in を使うことが多いですね。after は過去形で用いることが多いとされています。上記の文は in 30 minutes のほうがしっくりくるみたい。私も普通は①の言い方をします。

しかし、実際に調べてみると、②も間違いではなさそうです。
after は、現在形や未来形での用例も多くあるんです。

ただ in と after ではニュアンスが変わります。

英英辞典を調べてみました。
Longman にこんな風に説明されていました。

after = when a particular amount of time has passed
in = at the end of a period of time


つまり、after を使うと時間の経過が強調されるということです。上の例では「30分が経過したら」というニュアンスですね。一方、in を使うと「その期間の終わりに」というニュアンスですから、時の経過は重視されません。結論は同じことを言っていますが微妙に違うことがわかります。

今日はこのニュアンスの違いに注目し、記事にしてみました。

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記事はここまでです。2013年はブログを開始した年ですが、初期の頃はこんな短い記事も結構書いていました。今の私からは想像できませんが。

さて、この記事について、私はとんだ嘘を書いたのかもしれないと思い、あせったことがつい最近あったのです。
そのことについて書きます。

「一億人の英文法」というベストセラーの文法書があります。私のブログの読者の中にも、この本をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。遅ればせながら、私も最近購入して全部読ませていただきました。その中で以下のような記載に遭遇したのです。

「一億人の英文法」大西泰斗 ポール・マクベイ 共著 P394より引用
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●「~後」と after
誤用が集中するポイントです。この時点をあらわす「~後」というケース、実は after は使えません。
× I'll be back after 10 minutes.
〇 I'll be back after lunch.

after はできごとの順序をあらわす前置詞。「ランチの後にくる」とは言えても「10分の後にくる」とは言えません。「10分」はできごとじゃないからね。「~後」は in の専売特許。しっかり練習してくださいね。(引用終わり)
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これを読んで「大西先生、そうなんですか~」と泣きそうになりました。私の間違いだったら訂正しないといけません。

しかし...

調べてみるとやっぱり after は使えるみたいなんですよ。

「表現のための実践ロイヤル英文法」綿貫 陽 マーク・ピーターセン 共著 P302より引用
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また、現在や未来のある時点に視点を置いて、「~後に・・・する」の意味で after を使うこともできる。
Remove the cake from the oven after 10 minutes.
(10分たったら、ケーキをオーブンから取り出しなさい)

「今から~たったら」の意味で、in と同じようにも使える。
The bomb will explode after 5 minutes.
(その爆弾は、5分後に爆発する)

●未来に関する場合は、in を用いるほうが自然であり、用例も圧倒的に多い。厳密にいえば in 5 minutes は「5分のうちに」、after 5 minutes は「5分たったら」であるが、日常会話ではどちらを使ってもそう大した差はない。(引用終わり)
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つまり、一億人の英文法の例文に当てはめていえば、I'll be back in 10 minutes. の方が自然だけれども、I'll be back after 10 minutes. は間違いとは言えないということが読み取れると思うのです。

一億人の英文法には「after はできごとの順序をあらわす前置詞」とあります。それはそれでよいと思うのですが、after 〇〇 minutes が間違いと断言する理由にはならないのではと思います。ただこの本を読む限り、大西先生は「この場合はこれだよ」のように、割とスパッと書く傾向がおありのようなんですね。これは英文法が苦手な学習者を混乱させないようにという配慮なのかもしれません。I'll be back ときたら in 〇〇 minutes と覚えておけば間違いないとおっしゃっているのかもしれないです。実際、それが自然だと実践ロイヤル英文法にもありますものね。

最後に WordReference.com で質問してみようと思ったんです。そしたらすでに同じ質問が過去にあがっていました。
リンクを貼りますね。

3名のネィティブの方が回答されています。それによると、in の文と after の文の意味は同じだが、in の方が much more common とのことです。

以上、考察した結果の私見を述べると...

言葉は文脈で決まると私は思います。一般的には I'll be back in 30 minutes. が自然。「30分で戻るよ」って軽く言うときは in がよさそう。でも特定の状況では I'll be back after 30 minutes. が適していることもあると思います。時の経過に重点が置かれていて、例えば、30分間はどうしても宿題に時間を割かなければならないことが頭にあるときは after もありではないでしょうか。

ということで、過去の記事に追記しました。

ではまた。180.png180.png180.png

# by ladysatin | 2017-07-22 19:50 | 語法_English Usage | Comments(15)

Testing Time

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いつもありがとうございます。

5月以降、ブログは諸事情によりお休みしています。

少し無理をしたことがあって、疲労がたまっているようです。

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# by ladysatin | 2017-07-06 17:39 | Comments(18)