nowの意味

今さらですが now は「今、現在」という意味の副詞ですね。

Longman で調べると at the present time と説明されています。

しかし、「今」といっても「今」が示す範囲というのは主観をともなうもののようです。

これも同じく Longman に載っていた文です。
Just leave your shoes on the back porch for now.

for now = for a short time
と説明されています。

for now は口語では頻繁に用いられますね。
この for は期間を表す for ですが、これに now をくっつけて for now にすると、「さしあたって、今のところは」という意味になりますよね。

上の意味は「今のところは裏玄関のところに靴を置いときなさい。」となるでしょう。
しかし、それが30分なのか3時間なのかは言った本人にしかわかりません。

思ったのですが、英語の now と日本語の「今」という感覚がとても似ているような気がしています。

両者とも、ある一定の幅をもった時間を指していて、その時間というのは個人により考え方がまちまちなところ、ある種いい加減な感覚が now であり「今」ではないかと思いました。

ただそれだけの話なんですが、英語と日本語で発想が同じだなと思うことがときどきあるんです。

たとえば「恋に落ちる」は英語では fall in love と言いますよね。

このように全く同じ感覚が英語と日本語にあるような気がして。。。
now も似ているなと思ったのです。
そう思ったことって皆さんはありませんか?

ついでながら for now を英辞郎で調べました。

そしたら for now girl という表現が真っ先に出てきてびっくり。
意味は「とりあえずキープしておくだけの女、当面[差し当たって]の女、いっしょにいるのはいいけど結婚したいとまでは思わない女」ですとぉ。

本当にこんな言い方するんですか?
私は初めてききました。

またまたついでに表現パターンも載っていました。
(just [good, enough, good enough]) for now girl

もうええっちゅうねん、と思いつつ
for now girl があるんだったら for now boy ももちろんありかしら?

って私は思ったんだけどな。(^^)
by ladysatin | 2013-03-19 21:52 | 語法_English Usage | Comments(0)

今日は完了形のトピックです。

下記は英検1級用の単語集に載っていた文らしいですが、油断すると解釈を間違えてしまうような tricky な文です。

It took Andy so long to pluck up the courage to ask Susan for a date that she had begun thinking that he wasn't interested in her.

見てわかる通り so…that の構文ですね。
pluck up the courage to ~ 「勇気を出して~する」

意味は以下の通りです。
アンディがスーザンをデートに誘う勇気を奮い起こすのにとても時間がかかったので、スーザンはアンディが自分に興味がないのだと思い始めていた。

そこで以下のような質問をされた方がいました。
なぜ she began thinking の過去形ではなく she had begun thinking・・・と大過去を使うのでしょうか?事柄が起こった順番から考えると、「アンディがスーザンをデートに誘う勇気を奮い起こすのにとても時間がかかった」ことの方が「スーザンはアンディが自分に興味がないのだと思い始めていた」より過去ではないでしょうか?

このご質問者は「アンディがスーザンをデートに結局誘わなかった。」と解釈したのでこういう疑問が生まれたのですね。

It took Andy so long to pluck up the courage to ask Susan for a date
この箇所はどう解釈したらよいでしょうか。。
正しい解釈は「アンディはスーザンをデートに誘った。」になります。

●It takes... の少し簡単な例で考えてみましょう。

It took me 30 minutes to solve the problem.
「その問題を解くのに30分かかった。」
結論として問題を解くことができたという解釈ですね。
30 minutes を long time に置き換えても、結論は変わりません。

次に例文でも同じように解釈できます。
It took Andy so long to pluck up the courage to ask Susan for a date
アンディはスーザンをデートに誘うのに時間がかかったものの、結果としてデートを申し込んだのです。

そして大過去になる理由は...
長いこと勇気が出ずデートに申し込まなかったのですが、例えば1月14日にデートを申し込みました。しかし、彼がデートに誘った1月14日の時点では、スーザンはすでに、彼は自分に興味がないのだと思っていました。(おそらく彼女はデートに誘われて、驚いたと思います。)つまりアンディが自分に興味がないと思い始めたのは1月14日より前なんです。だから大過去が使われているんですね。

ついでながら大過去でなく、ただの過去形だとどうなるかというと。。。
It took Andy so long to pluck up the courage to ask Susan for a date that she began thinking that he wasn't interested in her.
「アンディがスーザンをデートに誘う勇気を奮い起こすのにとても時間がかかった(結局デートに誘った)ので、スーザンはアンディが自分に興味がないのだと思い始めた。 」となり、デートに誘ったにもかかわらず、興味がないと思い始めたことになり、意味が破綻してしまいます。

やっぱり過去完了を使わなければ意味がとれない文ということになります。

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追記 & 訂正)2015年10月30日

本記事につきまして round 先生からご指摘を受けました。
私の解釈には誤りがございます。申し訳ありません。

had begun は大過去ではなく、過去完了です。

It took Andy so long to pluck up the courage to ask Susan for a date that she had begun thinking that he wasn't interested in her.

この英文はご覧の通り、so…thatの構文です。
理由 → that → 結果 という流れですから、「アンディがスーザンをデートに誘う勇気を奮い起こすのにとても時間がかかった」のが先です。その結果、「スーザンはアンディが自分に興味がないのだと思い始めた。」という解釈が正しいです。

had begun は、過去における完了なので、学校英語で習う完了形の訳し方でいうならば、「思い始めてしまった」となるでしょう。だから大過去ではありません。

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ところで、なぜ私がこんな読み間違いをしてしまったのかも、反省として書いておきたいと思います。

普通は so…that の構文であることがわかれば、どっちが先に起きたことかは明確なのです。しかし、私はそこをスルーしてしまいました。その理由は、「アンディはスーザンをデートに誘った」と早合点してしまったからです。

上の例文
It took me 30 minutes to solve the problem.
「その問題を解くのに30分かかった。」
これは、結論として問題を解くことができたという解釈になります。

そこで私は、これと同様に考えて
It took Andy so long to pluck up the courage to ask Susan for a date
この文から「アンディはスーザンをデートに誘った」と解釈してしまいました。

しかし、アンディがスーザンをデートに誘ったなどとはどこにも書いてありません。「勇気を奮い起こした」ということまでしかわからないんですね。ここは大きな見落としであったと反省しています。しかし、それでもやはり、so…that の構文だと考えたら、どういう流れかわかりそうな話なんです。恥ずかしい間違いですが、自戒を込めて記録しておきます。

この記事をお読みくださった皆様には、大変申し訳ありませんでした。

以下、round 先生のコメントも是非お読みください。
by ladysatin | 2013-03-18 21:15 | 英文法_English Grammar | Comments(3)

今日は英文のニュアンスの違いについて書いてみます。
以下の文を考えてみましょう。

A) There is no problem.(問題はありません。)
B) There is not a problem.(問題はありません。)

おお、これは微妙だぞ。
この二つとも文法的には正しく意味も同じですが、細かなニュアンスは異なるようです。

上記のA)B)はそれぞれ以下のように書きかえることができます。

A') No problem is present. 「全く問題はない。」
"No"は強意ですので「全く~ない」でよいかと思います。

B') Not a problem is present. 「一つも問題はない。」
"not"は基本的に、そのあとに続く部分を否定し、かつ"not + 単数名詞"では、「(二つ、三つどころか)一つもない」という意味になります。

例)Not a cloud was in the sky.
「空には雲一つもなかった。」

not a problemは「(一つでさえ、一つですら)問題はない」という意味合いになるでしょう。

結局、A)とB)の意図することは同じなんですが、この何ともいえないビミョ-なさじ加減があるって知っておくと何かいいことが。。。ある?ない?

きっと、今後英文を読む上でいいことあると思うわ。~(=^‥^)ゞ
by ladysatin | 2013-03-14 22:20 | 語法_English Usage | Comments(0)

on one's face vs. in one's face

これちょっとおもしろいかも。

こういう質問を受けたことがあります。

まず以下の二つの英文なんですが。。。

Her happiness showed on her face.
Your fatigue is showing in your face.


「どちらも○○が××の顔に出ている。(××の顔をみれば○○なのがわかる)という意味なのだと思うのですが、in one's faceとon one's faceに違いはあるのでしょうか?」
という質問でした。

う~ん、するどい質問ですよね。

この二つの違いは大変難しいですね。

in one's faceとon one's faceを辞書で調べるとイディオムで出てきます。
しかし、この場合はその意味ではなくて、明らかに読んだままのものでしょう。

考えるに。。。

普通は顔の表情、見た目について言うときはon your faceを使うと思います。でも、in your faceを使うと、表情では読み取れない内面が表されているのではと思います。

Her happiness showed on her face.
この場合は、にこにこしていかにも幸せそうな表情をしているのだとわかります。

Your fatigue is showing in your face.

この文を見て思いましたが、疲れていても、疲れを出すまいとにこにこして頑張っている人もいます。でも、その人をよく知っている他人からみると、疲れているのだとわかる場合がありますね。例えば、仕事のしすぎで目の下にくまができている、あるいはお肌が荒れている、など。一見にこにこしているとfatigue(疲労)は表情からはわからないけれど、実際は相当疲れているのでしょうという気持ちがin your faceという表現になっているのではと思います。

これ、私の勝手な解釈だったらここに載せられないなと思ったので、信頼できるネィティブのお友達に聞いてみました。

What do you think?
「どない思う?」 (-_-;

と聞いたら

Good interpretation.
「ええんちゃう」 パチッ☆-(^ー'*)bオッケー♪

と言ってくれたので今日のトピックに決定したのでした。
(^_^)
by ladysatin | 2013-03-11 22:14 | 語法_English Usage | Comments(0)

二つの意味をもつ不定詞

さて、今日は不定詞に関するお話です。
次の文をちょっと読んでみていただけませんか。

Tom didn't try hard to live apart from his family.

ごく普通の不定詞の文ですね。難しい単語もないしすぐわかりそう。
皆さんだったらどんな意味に解釈しますか?

実は、この文には二つの意味があるようなのですが、わからないので教えてくださいという質問だったのです。

そこでですが。。。

ひとつはすぐ頭にうかびました。

(1)トムは家族と離れて暮らそうとは懸命に試みなかった。

to不定詞の名詞的用法の典型的な解釈です。
この結果、トムが家族と離れてくらしたかどうかはわかりませんが、離れて暮らさなかった可能性は高いでしょう。

さてもうひとつなんですが、(1)とは異なる結論を導く考え方があるかな、と思ったらありました。
不定詞の副詞的用法で結果を表すことができます。解釈してみます。

(2)トムは懸命に努力しなかった。その結果、家族と離れて暮らすことになった。

このように解釈の仕方如何で、ジョンの今後がどうなるのかが変わってくるというわけなんです。

しかし、なぜこの二つの解釈が可能なのでしょうか。

それは、どうも try という単語がキーになりそうです。

(1)のtryは他動詞の用法です。「..しようと試みる(努力する)」
他動詞は目的語が必要ですが、この文では目的語はto以下になります。

(2)の try は自動詞の用法です。「やってみる(make an attempt)、努力する(strive)」
自動詞なのでTom didn't try hard で文が完結します。to以下はただの修飾語なんですね。

このように try に他動詞と自動詞の用法があることで二つの解釈が可能になるんですね。では他の動詞ではどうでしょうか。

例えば want や like など不定詞が得意な動詞にも、他動詞と自動詞の用法があるにはあります。しかし、これらが不定詞で使われるとき、名詞的用法で他動詞として使われるのが普通で、自動詞として使われることはまずありません。

例) I want to play tennis. He likes to swim.

この例文たちの意味は一つしかないです。ゆえに、これらの動詞がきても解釈に混乱は生じないと言えると思います。

そう考えると、この try というやつ、いろんなところに出てきますが、実はくせものだったということが言えるのではないでしょうか。もちろん、英文には文脈がありますから、それに沿って解釈していけば間違うことはないかもしれません。しかし try が不定詞の文で出てきたら、「こいつか~~(=^‥^=)ゞ 」と、ちょっぴり注意が必要だと思いました。

では。
by ladysatin | 2013-03-08 22:11 | 英文法_English Grammar | Comments(0)

さて今日の問題です。^^

日本の気候は Japan's climate または climate of Japan のどちらがしっくりきますか?

こんなこと考えたことある?

考えてみましょ! ★⌒c( ̄▽ ̄)

まず Japan's climate と climate of Japan は両方とも所有の意味です。
climate of Japan の of は「所有の of」であり、それ以外には考えられません。

どちらが正しいのか?

答えはどちらも正しい。何故ならば、語法が正しいからですね。

しかし、google で検索すると圧倒的な差がでました。
climate of Japan が108,000件に対し Japan's climate は11,300件です。ということは、やはり climate of Japan の方がコロケーションがよいのでしょうか?これは説明がかなり難しいと思いますが、辞書で調べてみました。

ランダムハウス英和大辞典の記載です。そのまま抜粋しますね。

「所有の of はおもに無生物について用いる。 the boy's pen のことを the pen of the boy と は言わない。しかし、無生物の場合でも、国などの場合には the history of Japan の代わりに Japan's history ということがある。この現象は新聞英語に多く見られる。」

そういえば Japan’s economy は英字新聞でよく出てきます。逆に economy of Japan は あまり見ないような気がする。ランダムハウスの説明も交えて考えると、新聞などの文献では、簡潔でストレートな表現が好まれるということが言えるのかもしれません。

が。。。別の考え方を見つけました。これはなるほど!と思わずにはいられません。

日本を国土として考えるときは前置詞 of すなわち climate of Japan がぴったり。一方、日本を人間や社会のグループと考えるときは所有格、すなわち Japan’s economy がぴったり。

これをおっしゃっているのが帝京大学教授のクリストファー・バーナード先生です。
すごくわかりやすいのでリンクを貼らせていただきますね。

日本人英文法の意外な穴 129. "-s", or "of" ? (Part 1)
http://igainaana.blog4.fc2.com/blog-entry-32.html

For example, when "Japan" is seen as "an area or land", we would use "of", as in the following:
3) a map of Japan
4) the mountains of Japan

However, when "Japan" is seen as "a group of human beings / a society" we are more likely to use "-s", as in the following:
5) Japan's aid to foreign countries 日本の海外援助
6) Japan's hosting of a marathon 日本によるマラソンの主催(日本主催のマラソン)

そうだったのか~と、私はウンウンとうなずきっぱなしでした。
またおりこうになっちゃったな。

さて、今日はもう少しふみこんでみますよ。^^
同じく Japan がらみであと一つおもしろい比較をしてみましょう。

「日本の~」という場合、上に出した Japan's... という場合と Japanese... という場合があります。この違いについても考えてみました。

英字新聞などによく出てくる Japan's economy Japanese economy。この二つはどちらも「日本の経済」という訳で間違いありませんね。でも、どういうニュアンスの違いがあるのでしょうか?

書く人の気分次第で使っているのかな?(; ̄ー ̄)...ン?

それもあるかも。。。(○'ω'○)

しかし、この二つをよく見ると、決定的な違いがあります。

それは、品詞

Japan's は Japan という固有名詞の所有格
Japanese は形容詞


これに気づいたら答えは出たようなものかな?

以下のように考えてはどうでしょうか。

★Japan's
名詞の所有格だということはすなわち、「日本という国がもつ、日本国に属する、日本国に備わっている」という意味になるでしょう。そして、この後に来る名詞は、日本という国に所有されている、あるいは所属しているものになります。 economy が国の経済力、経済状態を表す場合、たとえば景気動向指数やGDPに基づく話は Japan’s economy となると思います。所有格であるがゆえ、「他の国でなく日本という国の」という排他的響きもあります。

★Japanese
形容詞としてその後に来る名詞を修飾します。この場合の「日本の」という意味の裏には、「日本に特徴的な、日本の特色といえる」という含意があります。 Japanese economy にはJapan’sがもつ排他性はないので、一般的に日本の経済について言いたい場合は Japanese がよく使われるように思います。例えば今後の日本の経済発展などに言及する場合は Japan’s economy より Japanese economy の方がしっくりくるように思います。

このように見ると Japanese culture が圧倒的に多く使われ Japan's culture がほとんど(といっては言い過ぎかもしれませんが)あまり使われないのが理解しやすいです。国技である相撲は Japan’s culture といえるかもしれませんが、一般に culture は人や風土が作り出すものなので Japanese culture というのだと思われます。日本の最近の若者文化は Japanese culture となるでしょう。

このように見てくると、「日本の○○○」という言い方って、英語では3通りあるってことね。

英語って奥深いなあと思います。
 
ではまた。
by ladysatin | 2013-03-07 21:50 | 語法_English Usage | Comments(2)

ある中学生からの質問です。

a lot of = lots of と学校で教えてもらいます。

lots of は lots と複数形になっているのはわかるけど、a lot of は 「たくさんの、多数の」と言う意味なのに、なぜ a が付くのでしょうか?

おお、難しい質問です。・・・( ̄  ̄;) うーん

しかし、ちょっと辞書を引けばわかるかも。

じつは lot だけですでに「たくさん」という意味があるんです。

以下のように考えるとよいかも。

例えば、ひと山100個のリンゴがあって、それを one lot とすると

a lot of apples は(100個の)たくさんのリンゴ
lots of apples は(200個、300個、400個....の)たくさんのリンゴ


というふうに考えることができます。

つまり、結局両方とも「たくさんの」という意味になってしまうようです。

なんだかなぞなぞみたいかな?

(*'ー'*)ふふっ♪
by ladysatin | 2013-03-05 21:47 | 語法_English Usage | Comments(0)

ガードン博士の言葉

少し古くなりましたが、ノーベル賞の話題です。山中博士のことはたくさん記事になっているので特に私が書くこともありませんネ。(*'-'*)今日はその相棒?のJohn Gurdon博士のことについて興味深いお話があったことを思い出しましたので引用します。

*****************************

ロイターの記事から
[ストックホルム 10月8日 ロイター]

あらゆる細胞に分化増殖できるiPS細胞の研究で、京都大学の山中伸弥教授(50)とともにノーベル医学・生理学賞を受賞した英ケンブリッジ大学名誉教授のジョン・ガードン博士(79)。学生時代はかなりの落ちこぼれで、教師に見放されるほどだったという。

ガードン博士は今なお、学生時代の学業報告を額に入れて机に置いている。その中で教師は、①「科学者になるという考えを彼は持っていると思う。これは全くばかげている」と指摘。さらに、②「彼にとっても、指導する必要がある側にとっても全く時間の無駄だ」と、若き日の博士を酷評している。

ガードン博士は一度科学から離れたが、大学でかつての夢に再び取り組み、1962年にその後のiPS細胞作製の原点になる実験に成功した。

ガードン博士は、今もその報告を持っている理由を聞かれ、③「例えば、実験がうまく行かないなどの問題が起きた時、結局自分はこの仕事に向いておらず、先生が多分正しかったと思い出すのは良いことだ」と語っている。(引用終わり)

********************************

私の興味を引いたのが教師の発言①②とガードン博士の発言③です。

英語で何といったのかなあと思ったのです。

あまり難しい英文ではなさそうですね。高校生を教えてらっしゃる方だったら英作文の宿題に出すのにちょうどよいレベルです。

調べたら①と③がWikiにありましたので引用します。
http://en.wikipedia.org/wiki/John_Gurdon

①「科学者になるという考えを彼は持っていると思う。これは全くばかげている」
"I believe he has ideas about becoming a scientist; on his present showing this is quite ridiculous."


③「例えば、実験がうまく行かないなどの問題が起きた時、結局自分はこの仕事に向いておらず、先生が多分正しかったと思い出すのは良いことだ」
"When you have problems like an experiment doesn't work, which often happens, it's nice to remind yourself that perhaps after all you are not so good at this job and the schoolmaster may have been right."


これを読んでちょっとうれしくなったんですよ。だって、これらは私たちが中学高校で学ぶ文法や単語ばかりじゃないかって思ったから。学校で学ぶ英語は、オーソドックスな英語なんだということを再確認したのです。

学校英語(私はこの言葉がきらい)はこれまでも、読み書き偏重だと批判され続けてきたことは皆さんご存じの通りです。しかし、物事の一側面だけ見て批判するのはどうかといつも思います。学校で勉強する英語のほとんどは英語力の基盤を作るものだと私は思っています。だから、これらの英文を読んで安心したのです。

ついでに教師の発言②はどう訳すかな。試訳してみよう。

②「彼にとっても、指導する必要がある側にとっても全く時間の無駄だ」

My translation
It’s an absolute waste of time for him, and of course, for us too, having to give him instructions.

。。。まあ、無味乾燥な直訳しかできないなあ。
何かもっと上手な表現思いついたらどなたかお願いしますネ。

それにしてもガードン先生の言葉は、人間味にあふれていると思います。
思わずニコッとしちゃいました。
by ladysatin | 2013-03-04 21:45 | 日英 Translation | Comments(0)