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去る10月23日に Dead or Alive Pete Burns がお亡くなりになったことを、ニュースで知りました。
まだ57歳だったなんてちょっとショックでした。

Dead or Alive は80年代にすごく人気があったグループで、Pete はボーカルでした。
妖艶な美貌でたちまち人気者になったんです。

全盛期の頃の Pete Burns です。美しいです。
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今回 Pete のことをトピックにした理由は、Culture ClubBoy George が Pete Burns についてインタビューで語っていたからです。

私は Boy George の大ファンです。(今年の来日コンサートにも行きました^^)好きな人の英語を聴いてリスニングの練習をするのは、英語を聞く力をアップするのにとっても効果的だと思っています。なので、今回も一生懸命聞きました。

Pete の死を受けてのインタビューです。ごく最近の話題でもあり、興味のある方もいらっしゃるかなと思い、インタビューを訳してみました。

「Pete との思い出をシェアしてくれませんか」というインタビュアーの問いかけに、George が答えています。

ではでは Let’s listen ♪



以下は訳です。

0:07
Pete Burns とはおかしな思い出がたくさんあるんだ。70年代に初めて会ったときのことだけど、彼が僕の方へ歩いてきて、「お前、俺の真似しただろ」って言ったんだ。カムデンパレスっていうクラブでのことさ。僕がトイレに行こうとしているところに、Pete Burns と彼の妻の Lynn、それからドラマーの Steve Coy に出くわしたんだ。僕も彼もドレッドロックスだっただろ。それで彼が近づいてきて「お前、俺の真似したな!」って言ってきた。僕は「お前になんか似てないよ」と言ったんだけど、対決みたいな感じだったよ。

0:46
Pete のことは初めて会うずっと前から知っていたんだ。70年代が面白かったのは、パンクが終わったあとだけど、インターネットもなければ携帯電話もなくて、ファンジン(ファン雑誌)以外にはコミュニケーションの手段はなかったことかな。雑誌はいくつかあったけど、まだ発展途上だった。

1:07
そんな中、僕らは何でかお互いのことを知っていた。リヴァプールの Pete Burns と Eric’s Club のこと。それに彼のバンドのこともね。リヴァプールの Pete Burns、バーミンガムの Martin Degville、彼はあとで Sigue Sigue Sputnik を始めたけどね。そしてロンドンには僕、Marilyn、それと Steve Strange がいたよ。僕たちは皆、お互いのことを知っていた。

1:29
一番おかしな思い出は70年代のことだけど、僕はリヴァプールに行きたくってね。というのも Eric’s Club は人気がある場所って聞いていたからさ。でも行くのは怖かったんだ。というのも行ったらボコボコにされるぞって聞いていたからね。

1:45
70年代っていうのは、見た目が全てだったんだ。もし、君が誰かにちょっとでも似ていて、近づいたとすれば、殴られるんだから。だから最初の頃は、Pete Burns との間には敵対心みたいなものがあったよ。でも、何年かしたら次第に握手して友達になっていった。でも80年代はお互いに意地悪なことを言い合ってたよ。僕は彼のことを "Third-degree Burns (第三度熱傷)"って呼んでたんだ。僕のThe Medal Song っていう曲はシングルとしては初めての大失敗で、上位のチャートにはいかなかったんだ。そしたら Pete は「お前にマリファナを送ってやる」って言ったんだよ。

2:27
お互いに嫌なことを言い合ってたけど、おかしかったよ。僕は彼のことが大好きだったよ。驚くべき人だったし、常に魅力的だった。彼が部屋に入ってきたり、通りを歩いていたら、避けることなんてできない。彼が自分自身を変えてしまって目立つようになって、ショッキングでもあった。でも変人の仲間として、彼は憧れの対象だった。

2:58
彼は自分の人生を生きたんだ。スポットライトの中でね。彼は自分自身を創造することで、隠れることなんてできなかったんだ。僕なら消えることができる。帽子を脱いで、化粧をとって、フードを被ってサングラスをすれば、人は僕には気づかないよ。だけど、Pete Burns は、家を出た後も常に Pete Burns だったんだ。

(終わり)
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大体聞き取れましたが、George はかなり早口なので、何度聞いてもわからなかった箇所が3箇所ありました。
もし聞き取れた方がいらっしゃったら、是非教えてください。

XXX が聞き取れなかったところです。

①Because I heard this club Eric, XXX place to be. (1:35)
(というのも Eric’s Club は人気がある場所って聞いていたからさ。)

place to be の前になんか言ってるんですが、よくわかりません。little のような気もするのですが。

●place to be - 《the ~》みんなが行きたがる場所◆クールで、人気のある、一見の価値のある場所(英辞郎より)

②He said he’s gonna send me a XXX. (2:23)
(Pete は「お前に〇〇を送ってやる」って言ったんだよ。)

ここかなりはっきりと発音されていて leaf に聞こえるんですが、意味をなしませんよね。
音としては L でなくて R に聞こえませんか。そうだとしたらますますわかりません。

③There were a lot of bitchy XXX, very funny. (2:28)
(嫌なことを言い合ってたけど、おかしかったよ。)

ここもわかりませんでした。

以上3箇所です。お分かりになった方は教えていただけるとうれしいです。

今回はリスニングのトピックでした。
ではまた。001.gif

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★上記の問題すべて解決しました。(^_^)/

①正しくは because I heard this club Eric...it was like "the" place to be.
②〇〇はマリファナのこと
③正しくは There was a lot of bitchiness - it was really funny.


花瑠々さん、そらさん、ありがとうございました。
by ladysatin | 2016-11-17 22:23 | Music & English_1 | Comments(14)

今日は Stairway To Heaven の詞を詳細に見ていきたいと思います。今回も長い長い記事になると思います。

訳詞の記事はこちらです。→ 訳詞の世界~Stairway To Heaven - Led Zeppelin(和訳)

そうそう Stairway To Heaven の裁判は、Led Zeppelin が勝訴したそうです。よかった~。ファンとしては胸をなでおろしているところです。

ご存じない方もいらっしゃると思いますので少し説明しますと、Stairway To Heaven のイントロの部分が、米国のバンド Spirit が1967年に発表した Taurus という曲に酷似しているとして、Spirit 側が2014年に訴訟を起こしたというものです。Spirit 側は金銭的補償や曲のクレジットを求めていたとのこと。その裁判の評決が6月23日にあり、ロサンジェルス連邦地方裁判所の陪審員は原告の請求を退ける評決を下したとのことです。

これを知って私は「当たり前でしょ」って思いました。確かに Taurus と Stairway To Heaven のイントロは似ています。でもほんのちょっとだけ似てますなという程度で、これを盗作と認めたらほかにもわんさか出てくると思うんです。それに裁判起こすんだったら何でもっと早くやらないのか。40年以上たってから何を今さらと思います。まあとにかく、一件落着ということで安心しました。

閑話休題

Stairway To Heaven は Led Zeppelin Ⅳに入っています。私もこのアルバムをもってます。1曲目の Black Dog を聴いた瞬間、あまりのカッコよさに「やられた」って思いました。Rock And Roll も入っているし、本当に大好きなアルバムです。

さて、私が訳詞の対象としている曲は、大なり小なり私の人生に影響を与えた曲ばかりです。大好きな曲だから、その詞について考察をすることはとても楽しいです。以前も書きましたが、好きな曲の訳詞をしてその内容を考察したあと、その曲を歌うアーティストや曲を書いた人のことを、ますます好きになるんですね。そして、その曲を書いた人を、前よりももっと理解できたことに喜びを感じます。Stairway To Heaven の詞は Robert Plant が書いています。だから今回は Robert は何を言いたかったのかな~と考えました。

訳をする上で私が一番大切だと思っていることは「ストーリー展開がスムーズかどうか」ということなので、物質文明がどうだとか悪魔崇拝だとか、そういうのは受け取る側がどうとでも感じればいいことだと思っています。ここでは、表現された言葉から直に切り込んでいくということをやってみたい。それが私のやり方なので。

ところで、Stairway To Heaven を聴くたびに、深い森の情景が浮かび上がります。
たとえばこんな感じの森です。
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もう一度、前回書いた Robert Plant の2つの言葉を書きますね。

"about a woman getting everything she wanted all the time without giving back any thought or consideration"
- 欲しいものを何でも手に入れるくせに何の思いも返さない女についての歌

※「何の思いも返さない」って直訳っぽくていまいちですが、言いたいことは「アタシはもらうだけ。アタシから見返りは期待せんといて」ってことだと思います。

"I think this a song of hope."
- 希望の歌

※このフレーズは、コンサートで Robert が実際に言った言葉です。

これを元に詞を考察します。

I は作者、すなわち Robert Plant です。そして lady = you と考えるとストーリーがつながります。
************************************
There’s a lady who’s sure all that glitters is gold
And she’s buying a stairway to heaven.
When she gets there she knows, if the stores are all closed
With a word she can get what she came for.
Ooh, ooh, and she’s buying a stairway to heaven.

ある貴婦人がいてね
彼女は光り輝くものは全てが黄金だと信じているんだ
彼女は天国への階段を買おうとしているよ

彼女は知ってるんだ
天国に着くだろ
そこで店が全部閉まっていたとしても
ある言葉を唱えると目的のものを手に入れることができるんだって
だから彼女は天国への階段を買いたいのさ
************************************

ここでポイントになるのは、there が何を指すのかです。私は there = heaven だと思います。there が唐突に何らかの場所を示すとは考えにくい。直前に場所を表す heaven があるので、heaven を指すと考えるのが自然だと思いました。つまり stairway を上って When she gets there (= to heaven) と考えると解釈に無理がないように思います。

この女性は欲深い人で、gold と引き換えに何でも手に入ると思っています。今の状態でも gold さえあれば何でも手に入ります。あとで出てきますが、彼女は物を gold に変える能力をもっています。しかし、一番手っ取り早い方法は天国へ行くことです。天国へ着いて、ある言葉を唱えすらすれば、欲しいものは何でも手に入るんですから。もちろん gold もです。だから彼女は天国への階段を買いたいのです。

With a word…「ある言葉」って何でしょう。さすがにこれについては手掛かりになるものがありません。何か呪文のようなものでしょうかね。ここはお手上げ。ごめんなさい。

★ She is buying a stairway to heaven. の構文について
be + ~ing は近接未来です。そして、「進行形は、現在の計画・取り決めによって予期される未来の出来事を表す(現代英文法講義 P119 より)」ということだから、彼女は天国への階段を買う気満々だとわかります。

************************************
There’s a sign on the wall but she wants to be sure
‘Cause you know sometimes words have two meanings.
In a tree by the brook, there’s a songbird who sings,
Sometimes all of our thoughts are misgiven.

壁には何かの掲示がある
でも彼女は確信がほしい
なぜなら言葉には2つの意味があったりするだろ

小川のそばの木に鳴き鳥が止まって歌っているよ
時に僕らの考えることすべてが疑わしくなると
************************************

壁には何らかの掲示があるのですが、彼女はその意味に確信がもてません。2つの意味がある掲示って何でしょう?ひょっとして天国への行き方が書いてあるのではないかな?って私は思ったんです。

Y というアルファベットの形をした道があるとします。lady は下の道から上に歩いていきます。すると3本の道が交わるところに “This way (こっちだよ)”と書いてあります。This way は左上に伸びる道を指しているのか、右上の道を指しているのかわかりません。どちらかは天国への階段に通じる道で、もうひとつは地獄です。もちろんこれは私の想像ですが、この This way には「2つの意味がある」と思いませんか。

こう考えた理由は、あとからそれを裏付けるようなフレーズがあるからです。もうちょっと待ってね。

そして場面は森に変わり、今の2つの意味の箇所を受けて、鳴き鳥も言ってます。「僕らの考えることすべてに疑いが生じることもある」と。

彼女はこの段階では、どっちが天国への道なのか確信をもっていません。

************************************
Ooh, it makes me wonder,
Ooh, it makes me wonder.

何なんだろう
どこにあるんだろう
************************************

この it makes me wonder の続きは何なのでしょう。

私はここでは wonder の次に以下の青文字を補ってみました。
it makes me wonder what the sign means. (その掲示の意味って何なんだろう)
it makes me wonder where heaven lies. (天国はどこにあるんだろう)

************************************
There’s a feeling I get when I look to the west,
And my spirit is crying for leaving.
In my thoughts I have seen rings of smoke through the trees,
And the voices of those who stand looking.

西の方を向くとある感情を覚える
そして僕の魂がここを離れようと叫んでいる

木々の間を抜けていく煙の輪を見たんだ
僕の思考の中でね
そしてそれを立って眺めている人々の声も聞こえた
************************************

ここで初めて、自分(作者)はどうだという話が出ます。

「西を向くとある感情を覚える。」その感情とは「ここを離れよう」という思いです。西は太陽が沈む方位であることから、衰退や死と関連付けられます。作者は死への思いがあります。

★a feeling について
feeling には不可算と可算の用法があります。ここでは a feeling と可算名詞として使われており、かつ単数です。

そこで feeling を英辞郎で調べてみると以下の記載がありました。
「感情、気持ち - 外界の刺激などによって引き起こされる具体的な感情と、理性に対する働きとしての感情の二つに区分される。後者の意味では通例 feelings。」

なるほどと思いました。ここで a feeling が単数なのは、「西の方を向く」ことによる外界からの刺激により引き起こされる感情だからなんですね。

元に戻って、作者は思考の中で煙の輪を見ますが、この輪は天国への階段に通じる輪だと思います。この輪の先に階段はある。そして、作者と同じく死して天国へ行きたい人々の声も聞こえます。この人たちは、後に作者の仲間になります。後半に出てくる we という二人称はこの人たちを巻き込んだ表現です。

ついでながらこの節は、Robert Plant が J.R.R Tolkien のファンだったことから、The Lord Of The Rings をヒントにしているという説があります。

************************************
Ooh, it makes me wonder,
Ooh, it really makes me wonder.

ああ何なんだろう
どこにあるんだろう
************************************

ここは先ほどと同じ解釈です。really が入って「どこにあるんだ」という思いがさらに強調されています。

************************************
And it’s whispered that soon if we all call the tune
Then the piper will lead us to reason.
And a new day will dawn for those who stand long,
And the forests will echo with laughter.

そしてこんな囁きが聞こえる
僕らが調べを吹いてくれと求めればすぐに
笛吹きが僕らを理性へと導いてくれるだろうと
そして長い間待ち続けていた者には新たな日が幕を開け
森に笑い声がこだまするだろうと
************************************

ここで、唐突に piper(笛吹き)が登場します。このくだりを見てください。
soon if we all call the tune, then the piper will lead us to reason
「僕らが調べを吹いてくれと求めればすぐに、笛吹きが僕らを理性へと導いてくれるだろう」

私の訳は call the tune を「調べを吹いてくれと求める」、the piper を「笛吹き」としました。直訳です。ここでのpiper は、作者とその仲間を天国への階段に導く案内人の役目だと考えました。

ようやく天国へ行ける-暗がりで明日を待ちわびていた森の住人たちの間で、希望に満ちた笑い声が聞こえる。そういう情景がここでは描かれています。

ところで、call the tune と piper と言えばこんな諺があります。
He who pays the piper calls the tune.
《諺》 費用 [責任] を受け持つ者に決定権がある(研究社 新英和中辞典より引用)

おそらく Robert はこの諺をもじって上の文言を入れたのだと思います。直訳すると「笛吹にお金を払う者が曲を注文できる」という意味ですが、なぜ上の諺の意味になったんでしょうか。気になって調べてみました。そしたらこんなサイトを発見しました。
What ‘paying the piper’ means

pay the piper の意味は 「特に何かを約束したあとで、あなたがそれを履行せず、自らの行為のために不快な結果に直面すること」とあります。

このサイトに書かれている伝説によると…
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1284年、ドイツの Hamelin という町は、ネズミの蔓延に苦しんでいました。そこへカラフルな衣装の笛吹きが現れ、自分が問題を解決してあげようと申し出ました。町民はネズミを駆除してくれたら金を払うと約束しました。笛吹きは承諾し、笛を吹いて川へネズミをおびき寄せ、ネズミを溺れ死にさせました。これで問題は解決したものの、町民は笛吹きに金を払いませんでした。笛吹きは怒って、あとで仕返しするために戻ってくると言い残して去りました。

ある日曜日、笛吹きは住民が教会に行っている間を見計らって、町に戻りました。そこでまた笛を吹いて、今度は子供達を誘惑しました。130人の子供達が笛吹きのあとをついていき、洞窟の中へ連れ込まれました。そして子供達の姿を二度と見ることはなくなりました。

ただし、子供達の中で笛吹きについていかなかった子供が3人いました。ひとりは足が不自由、ひとりは聴覚に障害がありました。もうひとりは目が不自由だったのでついていくことはできなかったのです。この3人は教会を出てきた住民にこの出来事を通告しましたが、時すでに遅し。ネズミはいなくなったはいいけれど、お金を払わなかったがために子供達は行方不明になってしまったのです。
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If you don’t pay the piper, be willing to accept the consequences.
笛吹きにお金を払わないのなら、結果を受け入れる覚悟をしておけ。

He who pays the piper calls the tune. に戻ると、「笛吹きにお金を真っ当に払う人だけが、彼の拭く調べを享受できる」ということになるでしょう。そこから転じて、「お金を払う人に決定権がある」つまり「金がものをいう」という意味になったと考えられます。

続きです。
************************************
If there’s a bustle in your hedgerow, don’t be alarmed now,
It’s just a spring clean for the May queen.
Yes, there are two paths you can go by, but in the long run
There’s still time to change the road you’re on.
And it makes me wonder.

君の生垣の中でざわめきが起こったとしても
心配することはないよ
5月の女王を迎えるための春の大掃除の音なんだから

そう、君には2つの道が用意されている
でも長い目で見れば、君が選んだ道を変える時間はまだあるよ

君はどうするんだろう
************************************

73年の MSG でのコンサートの時、このパート If there’s a bustle… に入る直前、Robert は "I got some good news.(いいニュースがあるんだ)"って言ってます。ここから曲調がぐっと明るくなりますね。

さて hedgerow は生垣の低木の列のことですが、わたしの想像では lady には聖域があって、その周りを群生している木々のことなんじゃないかと思っています。ファンタジーですから色んな想像がふくらみます。普段は音ひとつしないけど、ざわめきが起きています。lady は何事かと思いますが、それを見つめる作者は心配するなと言います。

そしてここでこのフレーズがきます。
Yes, there are two paths you can go by
「そう、君には2つの道が用意されている」

最初の方で、Y の字をした道があって、交差するポイントに "This way (こっちだよ)"と書いてあると私が思ったのは、このフレーズを解釈してのことでした。左上に伸びる道と右上に伸びる道、そうこの2つの道が lady には用意されています。

And it makes me wonder がまた出てきました。
ここで省略されているのは以下の青文字です。
And it makes me wonder which road you’re gonna choose. (君はどっちの道を選ぶのだろう)

************************************
Your head is humming and it won’t go, in case you don’t know,
The piper’s calling you to join him,
Dear lady, can you hear the wind blow, and did you know
Your stairway lies on the whispering wind?

君の頭の中でガヤガヤと音がしていても
君が気づかなければそれはずっと続くんだ
笛吹きが、仲間にお入りって君を誘っているんだよ

親愛なる貴婦人よ
風の音が聞えるかい
そして君は知ってた?
天国への階段は風の囁きに沿って続いているのだと
************************************

笛吹きが lady に仲間にお入りと言っています。そしたら天国へ行けるんだよと。
そして作者は言います。ここが大切。
Your stairway lies on the whispering wind?
君の天国への階段は風の囁きに沿って続いている」

前回の記事で「ある時期を境に Robert Plant が1箇所歌詞を変えて歌っているんです。」って書いたのはこの箇所でした。

実は1990年代以降、Robert は Your ではなく Our に変えて歌っています。「僕らの天国への階段は風の囁きに沿って続いている」と歌っているのです。なぜ歌詞を変えたのかはわかりません。でも Our に変えたことによって、第三者的な言い方ではなく、自分も当事者として言っていることが明確になりました。「僕とあなたとみんなの天国への階段」ということです。これによって、There’s a feeling I get when I look to the west のパートで Robert が言いたかったことも、私の中で明確になったのです。

一方の lady はまだ piper の誘いにも作者の誘いに応じていません。

最後のパートです。
************************************
And as we wind on down the road
Our shadows taller than our soul.
There walks a lady we all know
Who shines white light and wants to show
How everything still turns to gold.
And if you listen very hard
The tune will come to you at last.
When all is one and one is all
To be a rock and not to roll.

そして僕らが曲がりくねった道を進むにつれ
僕らの影が僕らの魂を隠そうとするんだ
そこへ僕らが知る貴婦人が歩いていてくる
白い光をあてながらね
あらゆるものが今でも金に変わるそのさまを
彼女は示したいのさ

だけど耳をすませしてよく聞けば
その調べが最後には君に聞こえるようになるんだよ

すべてのものが一つになり
一つのものがすべてになる
そして一つの岩になり揺らぐことはなくなるときに
聞こえるようになるんだ
************************************

作者と仲間が天国への階段に向かって歩いていくと
Our shadows taller than our soul
「僕らの影が僕らの魂を隠そうとするんだ」

shadow は影ですが、それが soul よりも高くなるってどういうことでしょう?私はここでの shadow は死を意味していると思います。ここで言いたいことは、死が我々の生を覆い隠そうとしているということだと思います。何故ならば死の世界、つまり天国に近づいているのだから。

そこへあの lady がやってきて「私には何でも金に変える力がある」と誇示します。その金で天国への階段を買うとでも言いたいかのように。

作者は lady に「tune (調べ)を耳を澄まして聴け」と言います。この tune は、もちろん先に出てきた笛吹きの tune です。笛吹きは天国への階段に導く案内人ですから。でも lady は耳を傾けないんです。

When all is one and one is all to be a rock and not to roll
この When 節は、The tune will come to you at last にかかっていると思います。ほかには考えられません。「僕らすべてが一枚岩になって結束すれば、君にもあの調べが聞こえるようになるよ。僕らと一緒に行こう。」と lady に呼びかけているのだと思います。

で、結論。
************************************
And she’s buying a stairway to heaven.

それでも彼女は天国への階段を買おうとしているんだ
************************************

ここでの And は逆接にとらないと意味が通りません。一生懸命に作者は lady に説得しようとしましたが、lady はやはり我が道を行くことにしたということだと思います。

Robert Plant が言うように、強欲な女の歌でもあり、希望の歌でもある。その線で解釈した結果、上記のストーリーに帰結しました。

長い記事を読んでくださった皆様、ありがとうございました。

おしまい 001.gif
by ladysatin | 2016-07-07 22:55 | Music & English_1 | Comments(12)

今日のお題は Led ZeppelinStairway To Heaven です。

この曲は大好きなので、以前から訳したいと思っていたのですが、ちょっと詞を読んだだけではよくわからない歌なので、なかなかチャレンジできませんでした。とっても難解なんですよ。

でもいつかは私なりの結論を出したいと思っていました。そこで、満を持しているわけではないけれど今回やってみることに。だってここ2週間ほど、Stairway To Heaven に関する文献をいろいろ読んでいたら、夢にまででてくる始末なんですもの。(ホントに)

I’m totally obsessed…という感じです。

ということでやってみます。

訳詞の考察はこちらです。→ Stairway To Heaven – Led Zeppelin 訳詞考察

**************************************************

Stairway To Heaven は Led Zeppelin の1971年発表の4枚目のアルバムに入っています。シングルカットされたことはありませんが、とっても有名。ハードロックは苦手でも Stairway To Heaven は好きっていう人も結構います。Rolling Stone 誌による The 500 Greatest Songs of All Time で31位、The 100 Greatest Guitar Songs of All Time で8位というから音楽的評価も大変高い曲ですね。

さて、この歌の解釈については、これまでもリスナーの間では結構な論争になっていました。

色んな説があります。たとえば…
物質文明への警告、麻薬賛美の歌、悪魔崇拝の歌…などなど。

悪魔崇拝の説はかなり根強いです。Backmasking の手法を使ってレコーディングされていて、レコードを逆再生すると Satanic message が流れるという話があります。実際に YouTube ではこれを検証している動画も見られます。

この歌の意味について、詞を書いた Robert Plant はほとんど話していません。しかし、Backmasking については、過去の Musician 誌のインタビューできっぱりと否定しています。彼は、歌の解釈は聴く人に委ねるといっています。自分でも日によって解釈が変わると。

ただ、彼は過去に Stairway To Heaven について、次の2つのことを述べています。

"about a woman getting everything she wanted all the time without giving back any thought or consideration"
欲しいものを何でも手に入れるくせに何の思いも返さない女についての歌

"I think this a song of hope."
希望の歌


私自身は、上にあげたいろんな説は一旦リセットして、Robert 自身が語ったこの2つの情報をたよりに、訳および解釈をしていきたいと思いました。そして読み解くために、Led Zeppelin が 様々なコンサートで Stairway To Heaven を演奏している動画を見ました。

そしたらね。ひとつ大きなことを発見したのです。

ある時期を境に Robert Plant が1箇所歌詞を変えて歌っているんです。1ワードだけ。それを発見したら、胸のつかえがとれて「もしかしたらこんな意味だったのかな」って自分なりに思ったことがありました。

あと、この歌の中にある It makes me wonder. はどういう意味なんだろうとずっと思っていました。ここはわざと不可解な書き方になっています。wonder の後に何が続くのか興味をそそられるんです。考えられるのは that 節か Wh-節ですね。そのあたりも考察していきます。

う~ん、それにしても難解な歌だ。
頑張るぞ。



これは2007年の Celebration Day コンサートの模様。
画質はいまいちですが、1箇所歌詞が変わってるのがわかるんですよ。さてドコでしょう?

(以下の詞は変更される前のオリジナルです。)
**************************************************

Stairway To Heaven
written by Jimmy Page and Robert Plant

There’s a lady who’s sure all that glitters is gold
And she’s buying a stairway to heaven.
When she gets there she knows, if the stores are all closed
With a word she can get what she came for.
Ooh, ooh, and she’s buying a stairway to heaven.

ある貴婦人がいてね
彼女は光り輝くものは全てが黄金だと信じているんだ
彼女は天国への階段を買おうとしているよ

彼女は知ってるんだ
天国に着くだろ
そこで店が全部閉まっていたとしても
ある言葉を唱えると目的のものを手に入れることができるんだって
だから彼女は天国への階段を買いたいのさ

There’s a sign on the wall but she wants to be sure
‘Cause you know sometimes words have two meanings.
In a tree by the brook, there’s a songbird who sings,
Sometimes all of our thoughts are misgiven.

壁には何かの掲示がある
でも彼女は確信がほしい
なぜなら言葉には2つの意味があったりするだろ

小川のそばの木に鳴き鳥が止まって歌っているよ
時に僕らの考えることすべてが疑わしくなると

Ooh, it makes me wonder,
Ooh, it makes me wonder.

何なんだろう
どこにあるんだろう

There’s a feeling I get when I look to the west,
And my spirit is crying for leaving.
In my thoughts I have seen rings of smoke through the trees,
And the voices of those who stand looking.

西の方を向くとある感情を覚える
そして僕の魂がここを離れようと叫んでいる

木々の間を抜けていく煙の輪を見たんだ
僕の思考の中でね
そしてそれを立って眺めている人々の声も聞こえた

Ooh, it makes me wonder,
Ooh, it really makes me wonder.

ああ何なんだろう
どこにあるんだろう

And it’s whispered that soon if we all call the tune
Then the piper will lead us to reason.
And a new day will dawn for those who stand long,
And the forests will echo with laughter.

そしてこんな囁きが聞こえる
僕らが調べを吹いてくれと求めればすぐに
笛吹きが僕らを理性へと導いてくれるだろうと
そして長い間待ち続けていた者には新たな日が幕を開け
森に笑い声がこだまするだろうと

If there’s a bustle in your hedgerow, don’t be alarmed now,
It’s just a spring clean for the May queen.
Yes, there are two paths you can go by, but in the long run
There’s still time to change the road you’re on.
And it makes me wonder.

君の生垣の中でざわめきが起こったとしても
心配することはないよ
5月の女王を迎えるための春の大掃除の音なんだから

そう、君には2つの道が用意されている
でも長い目で見れば、君が選んだ道を変える時間はまだあるよ

君はどうするんだろう

Your head is humming and it won’t go, in case you don’t know,
The piper’s calling you to join him,
Dear lady, can you hear the wind blow, and did you know
Your stairway lies on the whispering wind?

君の頭の中でガヤガヤと音がしていても
君が気づかなければそれはずっと続くんだ
笛吹きが、仲間にお入りって君を誘っているんだよ

親愛なる貴婦人よ
風の音が聞えるかい
そして君は知ってた?
天国への階段は風の囁きに沿って続いているのだと

And as we wind on down the road
Our shadows taller than our soul.
There walks a lady we all know
Who shines white light and wants to show
How everything still turns to gold.
And if you listen very hard
The tune will come to you at last.
When all is one and one is all
To be a rock and not to roll.

そして僕らが曲がりくねった道を進むにつれ
僕らの影が僕らの魂を隠そうとするんだ
そこへ僕らが知る貴婦人が歩いていてくる
白い光をあてながらね
あらゆるものが今でも金に変わるそのさまを
彼女は示したいのさ

だけど耳をすませしてよく聞けば
その調べが最後には君に聞こえるようになるんだよ

すべてのものが一つになり
一つのものがすべてになる
そして一つの岩になり揺らぐことはなくなるときに
聞こえるようになるんだ

And she’s buying a stairway to heaven.

それでも彼女は天国への階段を買おうとしているんだ

**************************************************
訳詞は以上です。

私の解釈の大意はこんな感じです。
金さえあれば何でも手に入ると思っている女性がいる。その金で彼女は天国への階段を買おうとしている。天国へ行けばまた金は手に入ると彼女は信じているのだ。作者もまた天国(幸福の国)へいきたいと考える。しかし、天国への階段はどこにあるのか。森のささやきがそれを暗示する。作者は女性にもそれを教えるが、強欲な彼女は従わない。作者と仲間が天国への道を歩む中で、またあの女性が登場し、金をひけらかす。最後の力を振りしぼって作者は彼女を説得しようするが、彼女はやはり天国への階段を買うという気持ちを変えない

ではここから考察していこうと思っていますが、すでに A4 で6ページになってしまいました。
考察はもっと長くなると思うので別の記事にします。

せっかくなので Robert Plant が若かった時のバージョンもご紹介。
たぶん1973年の MSG のコンサートだと思います。

美しすぎてめまいがしそう
ロックスターになるべくしてなった人だと思います。
カバが100人かかってもロバにはかないません。(←わかる人にはわかるギャグ)

あとついでながら...
Jimmy ちゃんの超レアな記事をお披露目します。
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これは 1978年12月の MUSIC LIFE大臨時増刊号 の Jimmy Page のページをスキャンしたものです。

当時は MUSIC LIFE を毎月買っていたのですが、全部処分してしまいました。でも、この本だけは記念にとっておこうと大切にしまっておいたのです。たぶん日本でもっている人はほとんどいないと思いますよ。

本のタイトルは PROFESSIONAL Rock Machine - 内外プロ 1001人の㊙使用楽器 といいます。1300円もしたんですよ。当時の MUSIC LIFE は 480円だったかな。

記事の内容が読めるように、大き目にアップしました。Jimmy のファンの方用です。

Jimmy Page はギターをした~の方に下げてもつんですけど、長身で足が長いからカッコよく決まるんですね。この白の上下のステージ衣装、当時よく着てはったわ。

久々にこの本みたら、やっぱりしびれるわ~。





よかったら訳詞の考察も読んでくださいね。→ Stairway To Heaven – Led Zeppelin 訳詞考察

by ladysatin | 2016-05-20 22:42 | Music & English_1 | Comments(6)

久しぶりに音楽の記事 (^_^)

大好きな Santana の曲を取り上げます。

Santana はメキシコ出身のギタリスト、 Carlos Santana が作ったラテン・ロックバンドです。

私が Santana を知ったのは1976年の Europa (Earth's Cry Heaven's Smile) という曲からでした。邦題は「哀愁のヨーロッパ」だったかな。英語では Europe だけど、ラテン語の綴りは Europa なんだと今頃知りました。Europa は Instrumental なのですが、すごく売れましてね~。ラジオの洋楽番組で四六時中かかっていたのを覚えています。

本日の曲 She's Not There は 1977年のアルバム Moonflower に入っています。オリジナルは The Zombies ですが、私は Santana のバージョンが好きで好きで、少し前まで(会社員だったとき^^)朝の通勤電車で必ず聴いていたのです。

She's Not There の詞の内容は女に翻弄された男の物語なんですが、Black Magic Woman に通じるものがあると思っています。Black Magic Woman は Fleetwood Mac がオリジナルですが、Santana はこれもうまく料理しちゃってくれています。

Santana の悪女3部作と私が勝手に思っている曲たちです。σ(^_^;)
★She's Not There
★Black Magic Woman
★Evil Ways

それとですね。She's Not There を聴くと、必ず連想する歌があるんですよ。
日本の歌謡曲ですけど...。さて何でしょうか。

ではまず、She's Not There の訳詞からいきます~。



ギターの音色が色っぽい。やっぱり速弾き系の人より Santana とか Gary Moore みたいな人間くさいギタリストが私は好きです。Wikipedia で Santana の項目を見ていたら、「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」において2003年は第15位、2011年の改訂版では第20位だと書いてありました。納得です。

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She’s Not There
Written by Rod Argent

No one told me about her
The way she lied
Well, no one told me about her
How many people cried

誰も教えてくれなかった
あの娘の嘘のつきかた
そうさ誰も教えてくれなかったんだ
何人の男を泣かせたかなんて

Well, it’s too late to say you’re sorry
How would I know, why should I care
Please don’t bother trying to find her
She’s not there

ごめんなんて今さら言われても遅いよ
俺の知ったこっちゃない
もう関係ないことさ
だから見つけようなんてしないでくれよな
あの娘はいないんだから

Nobody told me about her
What could I do
Well, nobody told me about her
Though they all knew

誰も教えてくれなかったんだよ
俺に何ができるっていうんだ
そう誰も教えてくれなかったんだよ
みんな知ってたくせにさ

Well, it’s too late to say you’re sorry
How would I know, why should I care
Please don’t bother trying to find her
She’s not there....

ごめんなんて今さら言われても遅いよ
俺の知ったこっちゃない
もう関係ないことさ
だから見つけようなんてしないでくれよな
あの娘はいないんだから

Well, let me tell you about the way she looked
The way she acted, the color of her hair
Her voice is soft and cool
Her eyes are clear and bright
But she’s not there...

あの娘がどんな女か教えてやるよ
あの娘のふるまい方に髪の色
優しいのに冷たい声
澄んで輝くような瞳
だけど...あの娘はもういないのさ

*********************************
訳詞は以上です。

この歌は The Zombies のキーボードプレーヤー Rod Argent が書き、1964年にリリースされました。内容は上の通りなんですが、ここに書かれている女性はとにかく魅力的なんです。男をほしいままにあやつる悪女。でもかわいい悪女じゃないみたい。

ネィティブのサイトを見ていたら、彼女のことを HPD = Histrionic Personality Disorder だろうという人が何人かいて、HPD を知らない私は興味津々でまた色んな文献を読んでみました。すると、なるほどね~と思うところがたくさんあったんですよね。

HPD は日本語で「演技性パーソナリティ障害」という訳語があてはめられています。HPD の特徴は、性的挑発、外向性が強い、他者の注目を集めたがる、虚言、などなど。ご興味のある方は、「演技性パーソナリティ障害」で検索してみてください。She’s Not There の彼女はそうだったかと思える部分多しです。

ところで、この歌のフレーズで私が一番気になったのは、She’s not there の there です。この there はどこかの場所をあいまいに指しているんだろうと思っていたんですが、別の考え方もできるかもしれません。

彼女は確かにそこに存在している。しかし、心がそこにありません。
Her mind is not there, but elsewhere. という感じでしょうか。
HPD のことを勉強していたら、こういうのもありかしらと思ったんですよ。

話変わって、会話でよく出てくるフレーズがひとつあった。
★Please don’t bother trying to find her
 だから見つけようなんてしないでくれよな

 ●bother to do, doing – [通例否定文で] わざわざ...しなくていい
 Don’t bother to call me back. 折り返し電話をかけていただくには及びません。(ジーニアスより引用)

★How would I know, why should I care
 俺の知ったこっちゃない、もう関係ないことさ

 ここは色んな解釈ができるかもしれませんが、私は「反語」として読み、上の訳をつけました。
 
 How would I know? - どうしたら俺にわかるんだよ。わかるはずがない。
 Why should I care? – なぜ俺が気にしなくちゃいけないんだよ。関係ないね。
 
さてさて、あと書いておかないといけないこと...。
「She's Not There を聴くと、必ず連想する歌」をまだ言ってなかった。

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ここからは番外編です。

はい、答えはこちら↓↓↓ 

港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ by ダウン・タウン・ブギウギ・バンド

聴いていただければ、私が言ってた意味がわかっていただけると思います。(=v=)
いやあ、それにしても宇崎竜童さんってカッコいいです。これ、どう聴いてもブルースロックです。日本の歌謡曲って書いたのは、むか~し、宇崎さんが「日本人にやれるのは歌謡曲だけ」とおっしゃっていたからなんですよ。あしからず。

この歌を聴くと、阿木燿子さんは She’s Not There にインスパイアされて詞を書いたんじゃないかと思ってしまうんですよね。マジで。

これで終わりなんですけど最後にもう一つ。(o^-^o) ウフッ
She’s Not There のライブバージョンを。

これもめっちゃカッコいい。しびれます~。
Sanatana 先生が 3:15 頃、なぜか怒ってんの。それを見ているバックの太鼓のおじさんが「俺のことか?」みたいな顔してる。笑わしてくれてありがとう。

ということで She’s Not There の記事はこれにて終了です。

大した内容でなくてごめんなさいね~。

では。001.gif
by ladysatin | 2016-02-06 20:37 | Music & English_1 | Comments(0)

prayer には 希望 の意味がありました。

前回は文法の話に力が入りすぎたので、今回は軽~くに行きます。('-'*)フフ

久しぶりに Bon Jovi の3枚目のアルバム Slippery When Wet を聴いて、とても懐かしくなりました。
今まで言わなかったけど、サテンは Bon Jovi も好きなのです~♪

Bon Jovi は4枚目の New Jersey までの期間限定でしたが、よく聴いていました。ま、ご多分にもれず、Jon と Richie が大好きでした。あとのメンバーは影が薄かったのか名前を思い出せません。

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若き日の Jon & Richie

かわいいですね~♪











Livin' On A Prayer は あまりにも有名な曲なので、歌詞の内容もご存じの方が多いと思います。Tommy と Gina という若いカップルが、苦労しながらも「二人で力あわせて頑張っていこうぜ」っていう曲ですよね。

この曲で使われている英語は簡単な部類に入ると思うんですが、今回よく詞を読んでみたら、色々と考えさせられることがあったので、また皆さんと共有しようと思います。英語の勉強になるところも結構あります。

解説は下の方にあるよ。



この PV の冒頭でのメンバーの登場シーンは何度見てもカッコいい。
とってもさわやか。幸せな気持ちにしてくれるビデオです。
ここからスーパースターの階段を上っていったんですね。

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Livin’ On A Prayer
(Written by Jon Bon Jovi, Richie Sambora & Desmond Child)

Once upon a time…
Not so long ago…

昔々のお話…
なんてそんな昔じゃないけどさ…

Tommy used to work on the docks
Union's been on strike
He's down on his luck...it's tough, so tough

Tommy はその頃、港で働いていたんだ
組合のストライキが長引いて
運に見放されてしまったんだね
全くツイてない奴だ

Gina works the diner all day
Working for her man, she brings home her pay
For love - for love

今は Gina が朝から晩まで食堂で働いてる
ほれた男のために、稼いだ金をもって帰る生活さ
愛とやらのためにね

She says:
We've got to hold on to what we've got
It doesn't make a difference
If we make it or not
We've got each other and that's a lot
For love - we'll give it a shot

Gina は言うんだ:
あたし達は今あるものにしがみつくしかないねん
うまくいこうがいくまいが
何も変わらんのよ
二人でいればそれでええんちゃうの?
お互いが好きなんやから
やるしかないもん

We're half way there
Livin' on a prayer
Take my hand and we'll make it - I swear
Livin' on a prayer

あたし達はまだ道半ば
祈りながら生きてる
あたしの手を握ってくれる?
そしたらきっとうまくいくから
誓ってあげる
希望をもって生きていこうよ

Tommy's got his six string in hock
Now he's holding in what he used to make it talk
- so tough, it's tough

Tommy はギターを質に入れたんだ
今となってはだけど
あいつが弾くギターが奏でてくれた音色…
それをあきらめないきゃならないなんてね
辛かっただろうな

Gina dreams of running away
When she cries in the night
Tommy whispers: Baby it's okay, someday

Gina は逃避行を夢見てる
彼女が夜に泣いていると
Tommy がささやくんだ:
大丈夫やから泣かんでもええよ
いつかきっと…

We've got to hold on to what we've got
It doesn't make a difference
If we make it or not
We've got each other and that's a lot
For love - we'll give it a shot

俺達は今あるものにしがみつくしかないねん
うまくいこうがいくまいが
何も変わらんのやし
二人でいれば、それでええよ俺は
お互いが好きなんやから
やるしかない

We're half way there
Livin' on a prayer
Take my hand and we'll make it - I swear
Livin' on a prayer
Livin' on a prayer

俺達はまだ道半ば
祈りながら生きてる
俺の手を握ってくれよ
そしたらきっとうまくいくって
誓うさ
希望をもって生きていこうよ

We've got to hold on ready or not
You live for the fight when that's all that you've got

覚悟があろうがなかろうが
今あるものにしがみつくしかない
戦いしかないのなら
その戦いのために生きるしかない

We're half way there
Livin' on a prayer
Take my hand and we'll make it - I swear
Livin' on a prayer

やっと折り返し地点にきたよね
祈りながら生きてきたよね
俺の手を握ってくれよ
そしたらきっとうまくいくから
誓うさ
明日への希望をもって生きていこうよ

*******************************************************

訳詞は以上です。

なんで Tommy と Gina が関西弁なんだと思われるでしょうが、親しみを感じてのことです。
Sorry... 許しておくれやす。σ(^_^;)

さて、どこからいきましょう。

まず、Livin On A Prayer の物語は Tommy が失業するところから入ります。そういえば、この曲が入っている Slippery When Wet がリリースされたのは1986年でした。当時のアメリカはレーガン大統領でしたが、失業率が高かったんですよね。この曲にはそんな時代の空気が反映されているように思います。

★Livin’ On A Prayer というタイトルについて...
ここで prayer に不冠詞の a がついていることに注目です。

●現代英語冠詞事典より引用
prayer が不定冠詞をとらない場合は行為としての「祈り」を表し、不定冠詞をとる場合は、表現としての「祈りの言葉」を表す(引用ここまで)

なるほどと思いました。ここでの prayer は具体的な祈りの言葉なのです。例えば「二人に今後良きことがありますように」というような言葉です。一緒に使われている live on は「~に依存して生活する」という意味ですから、ここでは「その祈りの言葉をよりどころにして生きる」という意味で使われているのではないでしょうか。

※prayer には「祈り」のほかに「希望」の意味もあることが、あとでわかりました。
 この件について、一番下に追記しています。是非読んでくださいませ。



★Tommy used to work on the docks
- Tommy はその頃、港で働いていたんだ

ここで不思議だったのは docks と複数になっているところでした。彼は船荷を上げ下ろしする港湾労働者 (dockworker) で、複数の港で働いているという意味なのだろうか?ちょっとジーニアスを調べてみました。すると [通例 the docks] の形で「ドック地帯、造船所(dockyard)」という意味があることを発見。

●A dockyard is a place where ships are built, maintained, and repaired.(Collins COBUILD より引用)

Bon Jovi は New Jersey 出身のバンドですが、New Jersey には港湾があって造船所もいくつかあるようです。なので造船所で働いているという意味にもとれるかもしれません。ここではぼやかして「港で働いていた」としています。

★Union's been on strike - 組合のストライキが長引いて

なんで union が無冠詞なんだろう?決まった union だから the union となるはずです。かつ the を入れても字余りになりません。

おそらくこれは、普通名詞の固有名詞化の例だと思います。例えば、town, family, doctor など、身近な場所や人々など、身近なものに対して固有名詞化(愛称化)されるケースが多くあります。それと同様に考えるとよいでしょう。Tommy にとって、labor union は自分自身が所属している、とても身近なものですよね。

★He's down on his luck - 運に見放されてしまったんだね
●down on one's luck 運が傾いて、つきに見放されて(英辞郎より)

★Gina works the diner all day - 今は Gina が朝から晩まで食堂で働いてる

Tommy used to work の過去形に対して Gina works と現在形です。
ここでわかるのは Tommy が失業したので、Gina が今ではひとりで家計を背負っているということ。以前もパートで働いていたかもしれませんが、今や all day なのです。

ひとつ気になったのは works the diner は works at the diner ではないの?ということ。これもとっても引っかかって work の他動詞用法を調べました。でも当てはまる訳はみつかりませんでした。なので at は省略されたのだと思うことにしました。at があると字余りにもなりますしね。

★We've got to hold on to what we've got - あたし達は今あるものにしがみつくしかないねん

what we’ve got = what we have got = what we have = 今あるもの
さて、「今あるもの」って何でしょう?
答えがそのあと書いてありました。

We've got each other and that's a lot - 二人でいればそれでええんちゃうの?

ここでわかりますね。
what we’ve got = each other
つまり「お互いにしがみついていく」とは「お互いを支えあっていく、決して離れないでいる」ということだと思います。

★we'll give it a shot - やるしかないもん
●give it a shot 試してみる、試しにやってみる、挑戦してみる、一丁やってやる、腕試しする(英辞郎より)

★Tommy's got his six string in hock - Tommy はギターを質に入れたんだ
●put ~ in hock ~を質に入れる(英辞郎より)

six string はギターのことですね。

★Now he's holding in what he used to make it talk
- 今となってはだけど、あいつが弾くギターが奏でてくれた音色…それをあきらめないきゃならないなんてね

直訳すると「今や、彼(Tommy)がかつて、それ(ギター)に語らせていたことを封じこめている」ということです。

●hold in 〔人・動物などを動けないように〕押さえる、〔感情などを〕抑える(英辞郎より)
 例文)I couldn't hold in my anger anymore. : 私はもう怒りを抑え切れませんでした。

ここからなんですけど、Gina は「もうこんな生活は嫌だ」と思い、逃避行を夢見ます。
そして夜に泣くの。かわいそう...。(w_-; ウゥ・・

そんな彼女に Tommy が言うセリフがこれ
Baby it's okay, someday 「大丈夫やから泣かんでもええよ...いつかきっと…」

あのう... Tommy...それは 「お前が言うな」って話だと思うよ~
あんたが働かんから汗水たらして女房が働いて、もう逃げたいって言ってるのっ!
しっかりせんかい ε=(>ε<)

さて、最後のパートです。
****************************
We've got to hold on ready or not
You live for the fight when that's all that you've got

覚悟があろうがなかろうが
今あるものにしがみつくしかない
戦いしかないのなら
その戦いのために生きるしかない
****************************

このパートは重要なんです。
You live for the fight when that's all that you've got

今度は We ではなくて You が初めて主語になっています。この You は一般論に言及するときの You ですね。ここでは、自分達も含めて「皆もそうだよね」と外部に向けての発信となっています。

that's all that you've got の that は その手前の fight を受けています。

そして、この部分は前の方に出てきた We've got to hold on to what we've got に対応する形で使われています。「俺達は今あるものにしがみつくしかない」のところの「今あるもの」とは each other のことでしたね。

しかし、ここでは You を主語にして「戦いだけが今あるものであるときは、その戦いのために生きるんだ」となっています。「今あるもの」を「戦い」になぞらえて、外部の人も巻き込んだ書き方になっています。Tommy と Gina にとっての戦いとは、今ある惨めな生活から抜け出すための戦いですよね。きっと。

以上、Livin’ On A Prayer の考察でした。
長かったですね。(*^.^*)

改めてこの曲の詞を読んでみて、日本人とは発想が違うなあと思いました。日本の演歌だったら「いつかお前を幸せにしてやる」となるのでしょうけれど、この歌は「二人で頑張ろう」という歌なんですよね。

Tommy ってたぶん母性本能をくすぐるタイプなんでしょうね~。
上のビデオの Jon みたいなキュートな人から、「苦労ばっかりかけてごめんね」って言われてごらんなさい。
まあ、大概の女性は「いいよ。私が頑張るからあなたは夢に向かってやりたいことをやってね。」ってなるって。

この辺にしときます。

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ついでながら...
Richie の記事も書いてます。
訳詞の世界~Rosie - Richie Sambora(和訳&考察)
この記事では、学校で教えない比較級を勉強することができます。
よかったら。 (;^ω^A

ではまた。001.gif

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追記)2015年8月25日

やはり Gina works the diner all day のところが引っかかっています。
もしかして Jon は Gina works at the diner all day と歌っているのではと思ったりもしています、



スローなアコースティックバージョンです。
さて、Jon はどっちで歌っているでしょうか?
皆さんの耳にはどちらに聞こえますか?
at は入ってる?それとも入ってない?
よかったらご意見をお聞かせ下さい。(*^_^*)

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追記)2015年8月29日

コメントをくださった方からのご質問がきっかけで、prayer にはもう一つ重要な意味があることがわかりました。
記事の冒頭に書いた 希望 の意味です。しかも strong hope 強い希望 です。

まず、否定文では「かすかな望み」という意味があります。
--------------------------------
●Weblio の新英和中辞典より
[a prayer; 否定文に用いて] 《米口語》 わずかな見込み,かすかなチャンス
例文)We don’t have a prayer of winning a victory. 勝利が得られる見込みはない。

●ジーニアスにもありました。
《米略式》[通例否定文で;a~] かすかな望み
例文)He doesn’t have a prayer of winning the game. 彼がその試合に勝つ見込みはつゆほどもない。
--------------------------------

このように英和辞典には、否定文の「かすかなチャンス」という意味は載っています。しかし、私が調べた限り、肯定文ではそういう使われ方を見つけることができませんでした。

一方、英英辞典を調べました。すると、「チャンス、見込み」という消極的なものではではなくて、prayer にはまさしく「希望」の意味があるこがわかりました。

OALD と COBUILD から引用します。
--------------------------------
●OALD
[usually sing.] a thing that you hope for very much:
My prayer is that one day he will walk again. 私の望みは、いつか彼が再び歩くということだ。

●COBUILD
You can refer to a strong hope that you have as your prayer.
This drug could be the answer to our prayers. この薬が私たちの望みへの答えとなるかもしれない。
------------------------------

英英辞典にあるように prayer は「強い希望」を指していることがわかります。これを Livin’ on a prayer に当てはめると、「希望を拠り所にして生きる」という意味にとれると思います。簡単に「希望をもって生きる」でいいですよね。

若いカップルのとっても素直で飾らない気持ちが「希望をもって生きる」に表れています。一方の「祈りながら生きる」も捨てがたく、最終的はこの二つの文言を入れた訳で落ち着きました。考えてみれば、「祈り」と「希望」は相反するものではありません。

「希望をもって、その希望を実現できるよう祈りながら生きる」ということ。

Livin’ On A Prayer って本当にいい曲ですね。
by ladysatin | 2015-08-23 14:42 | Music & English_1 | Comments(27)

久しぶりに訳詞の世界にひたります。(^^)

今日選んだ曲は Ritchie Blackmore’s Rainbow Catch The Rainbow です。

Catch The Rainbow といっても知らない人が多いと思いますが、Ritchie Blackmore というギタリストはご存知かもしれません。ハードロックが好きな人ならまず知らない人はいないかな。80年代以降に登場したスーパーギタリストさん達のほとんどが、 Ritchie の影響を受けていると言っても過言ではないほど、人気&実力ともにすごかったギタリストです。

1970年代は Eric Clapton, Jeff Beck, Jimmy Page が3大ギタリストとして別格扱いでしたが、ハードロック界で他を寄せつけなかったのが Ritchie Blackmore でした。Ritchie は Deep Purple の看板ギタリストで、Purple の人気は、日本ではそれはそれは高く、来日公演を収録した Live In Japan は名盤中の名盤と言われています。Smoke On The Water は誰でも聴いたことあるのではないかと思います。

その Ritchie が Deep Purple を脱退して1975年に作ったバンドが Ritchie Blackmore’s Rainbow でした(後にシンプルに Rainbow と改名)。そこで Ritchie はただ者ではないボーカリストを見出します。 Ronnie James Dio です。

初期の頃の Ritchie と Ronnie のコンビネーションは素晴らしかったと思います。

さらに、元 Jeff Beck Group のドラマーだった Cozy Powell がセカンドアルバムから参加し、人気はうなぎ登り。Ritchie, Ronnie & Cozy の三頭政治って当時は言われていました。

Rainbow は色々と話題に事欠かないバンドだったので、話をすればとまらなくなります。(^-^;)

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この写真は第2期のメンバー。たぶん1977年頃だと思います。
左から Jimmy Bain (Bass), Tony Carey (Keyboards), Ronnie James Dio (Vocals), Ritchie Blackmore (Guitars) & Cozy Powell (Drums)

今日ご紹介する Catch The Rainbow は、1975年のRitchie Blackmore’s Rainbow のファーストアルバム「銀嶺の覇者」に入っているバラードです。

以前、Ronnie が Catch The Rainbow について語っていました。この曲は、中世をモチーフに、stable boy (厩番の少年)と貴族の女性が恋に落ちた物語なのだそうです。彼女は毎晩、家を抜け出して、わらのベッドで待つ彼の元へ行きます。きっと幸せになれると信じた二人。でもうまくなどいくわけがなく、二人はそれぞれの道を歩いていくしかなかったというお話のようです。

●stable boy (英辞郎より引用)
〈米〉ステイブルボーイ◆馬小屋の所有者に雇用されて、馬の世話や馬小屋の管理などの仕事をする男性(未成年者であることが多い)厩(うまや)番の少年



Ritchie のイントロのギターは、今聴いてもうっとりします。
Ronnie の声も抑え気味でしっとりと聴かせてくれます。

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Catch The Rainbow
(Written by Blackmore & Dio)

When evening falls
She'll run to me
Like whispered dreams
Your eyes can't see

夜が訪れると
彼女が走ってやって来る
夢のささやきのように...
君には見えないだろう

Soft and warm
She'll touch my face
A bed of straw
Against the lace

柔らかく温かい
彼女が僕の顔にふれ
わらのベッドがレースにすれる

We believed we'd catch the rainbow
Ride the wind to the sun
Sail away on ships of wonder

僕らは信じていた
いつか虹をつかむのだと
風に乗り太陽へと向かう
奇跡の船に乗りこぎ出すんだ

But life's not a wheel
With chains made of steel

だが人生は鉄の鎖でできた車輪ではない

So bless me
Bless me...

だから僕に恵みを
神のご加護を

Come the dawn
Come the dawn

夜が明けますように...
夜が明けますように...

*********************************

訳詞は以上です。短かったですね。σ(^_^;)

この歌の英語はさほど難しくないです。

このフレーズが好き
★When evening falls

ここで使われている fall は「夜や季節が来る・訪れる」という時の正式な言い方です。
come より 語感がいいですね。

ひとつ注目したいのがこれ。
★Come the dawn

私は「夜が明けますように」と訳しました。
come が原形なのは命令形なのではなく、ここは祈願法が使われているようです。
the dawn が主語で倒置されているものと思います。

これと同じ。
Long live the Queen! 女王陛下万歳。

実は、Rainbow の曲にも Long Live Rock 'n' Roll という曲が あります。

*********************************

さて、最後にちょっとだけエピソードを。

Rainbow を語る時に、私には忘れられない出来事があります。

1978年に、Rainbow は2度目の来日を果たしました。人気絶頂の時です。当然のことながら、すべての公演はソールドアウトです。当時は、警備もそんなに厳しくはなかったようです。

そんな中で痛ましい事故が起きました。

札幌でのコンサートだったと思います。Rainbow のコンサートが始まった途端、観客は興奮状態になり、前にいた人達はステージに押しかけました。狂乱の中でひとりの女子大生が人々に踏まれ、命を落としてしまったのです。

圧死...とても悲しい事故でした。

この事故のことはテレビのニュースに流れ、翌日の朝刊にも大きく報じられました。話に尾ひれが付き、メンバーはこんなひどい状態であったにもかかわらず、演奏を中断せずに続けたと。これはもちろん事実ではないのですが、「やっぱりロックは不良が聴くものだ」という風潮が少なからず広がったように思います。

私は次の号の MUSIC LIFE が待ち遠しくて、この事故のことをどのように報じているんだろうと思い、発売日にすぐ書店に買いに行きました。

そこで目にした背表紙に書かれていた文字は、私の記憶が正しければこれだったと思う。

「ロック元年」

当時の編集長は水上はる子さんという方だったのですが、水上さんは警鐘を鳴らしたんです。私達ロックファンがきちっと姿勢を正していかなあかんのやでと記事に書かれていました。その号では Ronnie が沈痛な面持ちでインタビューに答えていました。

このことを思い出すといまだに悲しいです。この事故以来、ロックコンサートの警備はとても厳しくなったようです。

メンバーの皆さんですが、Cozy は1998年に交通事故で他界。Ronnie も2010年に病気で故人となっています。Ritchie は今も元気にギターを弾いているようです。

今日の記事はいつになくしんみりしてしまいましたね。

ではまた。001.gif


by ladysatin | 2015-07-23 21:36 | Music & English_1 | Comments(6)

本日は訳詞の考察をやっていきますね。

Rocket Queen の詞も Axl が書いています。
Axl の詞っていつも思うんだけど、とっても素直に感情を表現しているんですね。
よくも悪くも嘘をつけないタイプの人だと思います。(>-<)

えっと...

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Hey, Satin.
What's going on?






きゃっ♪
Duff & Steven (*゚▽゚*)
今から、Rocket Queen の訳詞の考察をやるの。
長くなるけど待っててな。

それにしてもあんたら仲ええなぁ。y(^ー^)y



まだ訳詞の記事を読んでない方はこちらからどうぞ。
→ 訳詞の世界~Rocket Queen – Guns N’ Roses(和訳)

ではいきます。

***********************
If I say I don't need anyone
I can say these things to you
'Cause I can turn on anyone
Just like I've turned on you

もう誰にも依存なんかしない
そう俺が言うときはこれをお前に言ってやるさ
俺は誰だってその気にさせることができるんだからな
ちょうどお前がそうだったようにな
***********************

最初のこの部分はものすごく難しいです。
these thing が何を指しているのか、とってもわかりにくいんです。

★If I say I don't need anyone, I can say these things to you
この文に対して最初あてていた訳はこれでした。
「もし俺が、俺には誰も必要ないって言うとしたら、お前にも同じことを言ってやるよ」

この訳は、these things = I don't need anyone と解釈した訳なんです。
意味としてはスムーズなんですが、よく考えたら変だなと思って。
というのは these things が複数形なのは、I don't need anyone が4ワードだからじゃないですよね。

普通に考えると these things はいくつかの事象を指すはずです。
だから考え直しました。

では何を指すの?おそらくこのあとに書かれていると思いました。

ここはストーリーを考える必要があると思います。
まず、この歌はまだ大人になりきれていない男の子の話です。当時の Axl なんでしょうね。

で、私が考えたのがこれ。
★If I say I don't need anyone, I can say these things to you
「もう誰にも依存なんかしない - そう俺が言うときはこれをお前に言ってやるさ」

これが私が最終的に落ち着いた訳です

ここで言いたいことは、「誰も必要ない→誰にも依存しない→自信にあふれた大人の男だと俺が言えたら、お前にこう言ってやるよ」だと私は考えます。

で、何を言うの?

うん、その前に理由が語られています。
★'Cause I can turn on anyone just like I've turned on you
「俺は誰だってその気にさせることができるんだからな
ちょうどお前がそうだったようにな」

言い換えると「なぜなら、今の俺は、お前をメロメロにしたように、他のどんな女だってメロメロにすることができるんだぜ」ということ。だから、誰にも依存しなくて言いわけなのね。自由自在に女の子をあやつれるって。

●turn on - 〔性的に〕刺激する、興奮させる、関心を持たせる、その気にさせる
 この表現はよく出てきますね。私の場合は、「電化製品の電源をいれる」で使うことしかありませんが。

さて、ここから展開して「these things(これらのこと)をお前に言ってやるわい。」というその内容が次のフレーズで出てきます。

***********************
I've got a tongue like a razor
A sweet switchblade knife
And I can do you favors
But then you'll do whatever I like

俺のカミソリみたいな舌は
甘い飛び出しナイフみたいなもんだとね
それとお前の頼みはきいてやる
だけどそのあとは俺の望むこと全部やれよな
***********************

そう、自信に満ちあふれているからこそ、これらの表現ができるんですよ。
「女は皆、俺の思うままだ」という感じです。
ホントに Axl らしい歌だ。

ということで these things は、この4行の固まりのことなんじゃないかと私は考えたのでした。

さて次にいきますね。
***********************
Here I am
And you're a Rocket Queen
I might be a little young
But honey I ain't naive

さてと来てやったぜ
お前はロケットクイーンなんだろ
俺ちょっとガキかもしんないけど
夢見るバカなんかじゃないぜ
***********************

ここもいかにも Axl が言いそうなフレーズですよ。
上から目線で「俺に来てほしかったんだろ?だから来てやったんだよ」という感じ。
Rocket Queen は実際にいた人物らしいです。意味は「昇天女王」でいいのかな。(゚ー゚;A

さて naive に「夢見るバカ」という訳をつけています。「現実を知らない未熟なやつ」と言いたかったんです。
この naive という単語は、日本人が間違って使っているのをよく見ます。

日本語で「ナイーブ」というとき、sensitive(感受性が強い)あるいは vulnerable(傷つきやすい)という意味で使う人が多いのですが、英語の naiveそのような意味はありません。

●naive - 〔経験不足であまりに〕うぶな、ばか正直な、考えが甘い(英辞郎より引用)

このように意味としては良くないので sensitive のつもりで You are naive. なんて言ったら、言われた人は間違いなく気分を害します。ここ気をつけたいですね。

***********************
Here I am
And you're a Rocket Queen oh yeah
I might be too much
But honey you're a bit obscene

ほら俺はここだって
お前はロケットクイーン
そうだろ
俺イカレてるかもしれないけど
お前もちょいエロいぜ
***********************

obscene は「卑猥な、みだらな」という意味ですが、今どきの造語「エロい」を使いました。
1987年はまだ「エロい」はなかったけど、今、訳するなら「エロい」がピッタリだと思わない?

***********************
I've seen everything imaginable
Passed before these eyes
I've had everything that's tangible
Honey you'd be surprised
I'm a sexual innuendo
In this burned out paradise
If you turn me on to anything
You better turn me on tonight

俺はありとあらゆるものを見てきたんだ
この目でな
見えるものは全部手に入れたのさ
お前にとっては驚きかもな
俺を見れば SEX を思い出すだろ
この燃え尽きた楽園で
お前が俺の気をどっかに向けさせたいのなら
今晩やるんだな
***********************

imaginable と tangible は韻を踏んでいますね。

●sexual innuendo - 性的なほのめかし[当てこすり] (英辞郎より)

innuendo 自体に sexual な意味があるようです。Longman にはこう書いてあります。
●innuendo
- a remark that suggests something sexual or unpleasant without saying it directly
直接的に言わずに、性的または不快な示唆をともなう表現

●turn someone on to... – (人の)関心を...に向けさせる

★ここから曲調が変わってブレイクダウンに移ります~。

***********************
I see you standin'
Standin' on your own
It's such a lonely place for you
For you to be

お前が立っているのが見える
自分の足でな
そんな寂しい場所で立っているなんて
***********************

ここは特に問題ありませんね。
For you to be の後ろは standing が省略されています。

***********************
If you need a shoulder
Or if you need a friend
I'll be here standin' until the bitter end

肩が必要なら
友達が必要なら
最後まで俺はここにいるよ
***********************

bitter には「つらい、苦々しい、ひどい」などネガティブな意味がありますよね。
しかし、until the bitter end は「つらい、苦しい最後まで」という意味ではなくて、「難しいことがあるだろうが最後まで」という意味で使われるようです。

Longman には to the bitter end が載っています。
●to the bitter end - continuing until the end, even though this is difficult
たとえ困難でも最後まで続く

***********************
No one needs the sorrow
No one needs the pain
I hate to see you walkin' out there
Out in the rain

誰もそんな悲しい思いなんてする必要ないんだ
痛みだって必要ない
俺、お前が雨の中を歩いていくのを見たくないんだ
***********************

ここは大切。
the sorrow と the pain に定冠詞の the がついています。
ということは、一般論としての sorrow や pain のことではありません。
彼女が今抱えている 悲しみや痛みのことです。だから、the sorrow と the pain となっています。

***********************
So don't chastise me
Or think I, I mean you harm
Of those that take you
Leave you strung out
Much too far baby yeah

だから俺を非難しないでくれ
お前を傷つけてるなんて思わないでくれよ
お前を連れ回して
アレにお前を酔わせるだけ酔わせて
置き去りにする奴らと同じにしないでくれ
***********************

●mean someone harm - (人)に対して悪気がある、(人)に故意に危害を加える (英辞郎より)

●strung out - 《be ~》〈俗〉麻薬にひどく酔っている、麻薬中毒である (英辞郎より)
The man who was strung out on heavy drugs, was strolling along the street.
重症の麻薬中毒の男が、通りをぶらついていた。

ここの strung out は全く知りませんでした。
strung は string の過去形ですが、なぜ、strung out で麻薬につながるんでしょうね。
で、ここは「麻薬」という言葉を使いたくなかったので、「アレにお前を酔わせるだけ酔わせて」とぼかしています。

***********************
Don't ever leave me
Say you'll always be there
All I ever wanted was for you
To know that I care

俺を置いて行かないでくれ
いつでもそこにいるって言ってくれよ
俺はただ、俺がお前を心配してるって
知ってほしかっただけなんだ
***********************

ここは特に問題ないでしょうか。
Don't ever leave me の ever は強調。

ということで Rocket Queen の考察は終わりです。
正直なところ、かなり駈け足になりました。
あとで加筆すると思います。
書き足らないところがたくさんあるのです。

皆さんも何か疑問点があったらお知らせくださいね。

ところで、Guns N’ Roses の曲はどれもやっぱりいいです。
以前、You Could Be Mine の意味をやって、 次が Sweet Child O' Mine でした。
Rocket Queen の次は何がいいかな。
November Rain もいつかやりたいです。

先週は大変な一週間でございました。
でもいろいろあっても、好きな音楽を聴くと元気になれる。
それと皆さんからのコメントは本当にありがたかったです。

Thank you so much.
by ladysatin | 2015-06-14 19:20 | Music & English_1 | Comments(0)

今日は久しぶりに Guns N' Roses の曲をやります。

私のブログって、実は GNR のファンの方が結構読んでくださってるんです。
だからファンの皆様の期待を裏切らないように、頑張らないといけないのですよ。
もちろんガンバりましたっ。058.gif

その前に、Guns N' Roses のデビューアルバム Appetite for Destruction は、全世界で 2800万枚売れたんでしたっけ。ホントにホントにすごいバンドだったわ。1987年頃って LA メタルなんてのが流行っていた時期ですが、GNR のアルバムはその他の大勢とは次元が違っていましたよね。私も毎日毎日飽きもせず、聴いていました。今なお色褪せない名曲の数々。It’s magic...

もちろん曲のクオリティがいいからあれだけ売れたわけですが、さらにメンバー全員のルックスが良いというのも、まあめずらしかった。ロックバンドって、大体一人くらいはイケてる人がいるんだけど、あとのメンバーはほぼ残念な人達ですよね。Sorry, but it’s true... σ(^_^;) だから Axl, Slash, Izzy, Duff & Steven という見た目も Good Looking な人達だけのバンドというのも奇跡に近かったと思います。ハイ。

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This is one of the most famous pictures of them. 何度見ても良いわ~。









それぞれステキな人達ですが、私はドラムスの Steven Adler が好きです~。
Steven は笑顔がめちゃめちゃかわいいんです。

ほらっ。001.gif
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So ooo... Cute ❤








Steven は大変な人生を送ってきたので、この人、早死にするんじゃないかと心配してました。最近の彼の facebook のページを見に行ったら、すごく元気そうで安心しました。何かアートをやっているみたいです。かわいい奥さんもいるようだしよかった。Steven が今、幸せで生きていてくれるのが、私はとてもうれしいのです。

では本題にいきます。

今回選んだのは Rocket Queen

アルバムの最後の曲ですね。この曲が作られたいきさつについては、有名だからここには書かなくてもいいですね。ご存じない方は、Rocket Queen で Google 検索するとすぐ出てきます。あの女の子の声のこととかね。

Rocket Queen もいかにも Axl らしい曲です。
やっぱり上から目線なのね。(´-`) ンー

この曲の訳詞についてなんですが、話の展開と語法文法について、また後日解説します。
特に最初の these things は何を指しているのか、私の解釈を書きます。
この記事に加筆するか、長くなりそうだったら別の記事にするかもしれません。


Guns N' Roses - Live at The Ritz 1988 -

このビデオは1988年の Ritz での伝説の Live の模様。
0:39 のあたりで Steven がカメラを見てニッコリします。
その表情があまりにもかわいいもんだから、そこに戻って何回も見てしまう私なのです。

2:00 頃かしら。Axl が途中でいなくなっちゃったよ。
2番は歌わないの~? Slash が Axl はどこさってあたりを見回してます。
3:13 Axl が戻ってきて Slash の煙草の火を借りました。
なんて仲がいいのぉ~。やっぱり Axl と Slash は一緒がいいよね。

訳詞の考察はこちらからどうぞ。
Rocket Queen – Guns N’ Roses 訳詞考察


*******************************

Rocket Queen
(Music: Rose, Slash, Stradlin / Lyrics: Rose)

If I say I don't need anyone
I can say these things to you
'Cause I can turn on anyone
Just like I've turned on you

I've got a tongue like a razor
A sweet switchblade knife
And I can do you favors
But then you'll do whatever I like

もう誰にも依存なんかしない
そう俺が言うときは
これをお前に言ってやるさ
俺は誰だってその気にさせることができるんだからな
ちょうどお前がそうだったようにな

俺のカミソリみたいな舌は
甘い飛び出しナイフみたいなもんだとね
それとお前の頼みはきいてやる
だけどそのあとは俺の望むこと全部やれよな

Here I am
And you're a Rocket Queen
I might be a little young
But honey I ain't naive

さてと来てやったぜ
お前はロケットクイーンなんだろ
俺ちょっとガキかもしんないけど
夢見るバカなんかじゃないぜ

Here I am
And you're a Rocket Queen oh yeah
I might be too much
But honey you're a bit obscene

ほら俺はここだって
お前はロケットクイーン
そうだろ
俺イカレてるかもしれないけど
お前もちょいエロいぜ

I've seen everything imaginable
Passed before these eyes
I've had everything that's tangible
Honey you'd be surprised
I'm a sexual innuendo
In this burned out paradise
If you turn me on to anything
You better turn me on tonight

俺はありとあらゆるものを見てきたんだ
この目でな
見えるものは全部手に入れたのさ
お前にとっては驚きかもな
俺を見れば SEX を思い出すだろ
この燃え尽きた楽園で
お前が俺の気をどっかに向けさせたいのなら
今晩やるんだな

Here I am
And you're a Rocket Queen
I might be a little young
But honey I ain't naive

俺はここだぜ
お前はロケットクイーンなんだろ
俺ちょっとガキかもしんないけど
夢見るバカなんかじゃないぜ

Here I am
And you're a Rocket Queen oh yeah
I might be too much
But honey you're a bit obscene

ほら俺はここだって
お前はロケットクイーン
そうだろ
俺イカレてるかもしれないけど
お前もちょいエロいぜ

I see you standin'
Standin' on your own
It's such a lonely place for you
For you to be

お前が立っているのが見える
自分の足でな
そんな寂しい場所で立っているなんて

If you need a shoulder
Or if you need a friend
I'll be here standin' until the bitter end

肩が必要なら
友達が必要なら
最後まで俺はここにいるよ

No one needs the sorrow
No one needs the pain
I hate to see you walkin' out there
Out in the rain

誰もそんな悲しい思いなんてする必要ないんだ
痛みだって必要ない
俺、お前が雨の中を歩いていくのを見たくないんだ

So don't chastise me
Or think I, I mean you harm
Of those that take you
Leave you strung out
Much too far baby yeah

だから俺を非難しないでくれ
お前を傷つけてるなんて思わないでくれよ
お前を連れ回して
アレにお前を酔わせるだけ酔わせて
置き去りにする奴らと同じにしないでくれ

Don't ever leave me
Say you'll always be there
All I ever wanted was for you
To know that I care

俺を置いて行かないでくれ
いつでもそこにいるって言ってくれよ
俺はただ、俺がお前を心配してるって
知ってほしかっただけなんだ

*******************************

訳詞は以上です。

今回はお下品な表現もありました。
So...sososo...sorry...
m(。≧Д≦。)mスマーン!!

あっ、またまた気になる冠詞の使い方を発見しました。
やっぱ長すぎるから解説は別の記事にします。
Guns N' Roses のファンの方もそうでない方もまた遊びに来てくださいネ。

やっぱり上のビデオでは Axl が2番を歌ってないからアルバムバージョンもアップしておきます。(*^_^*)

by ladysatin | 2015-06-07 18:27 | Music & English_1 | Comments(4)

今日は私の大好きな Bad Company の曲です。

以前、Free の Wishing Well を Gary Moore のバージョンで訳しました。

Bad Company は Free が解散したあと 1973年に Paul Rodgers が中心になって作ったバンドです。

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Bad Company の皆さんです。
これは70年代半ばの写真だと思います。


From left to right
Boz Burrel on bass
Mick Ralphs on guitar
Paul Rodgers on vocals
Simon Kirke on drums





一時期 Paul が脱退して、別の人が歌っていたんですが、Paul がいない Bad Company なんてクリープを入れないコーヒーよりまずいに決まってます(たとえが古かったかしら)。

ということで今日は私の大好きな Paul Rodgers について語りたい。

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この方が Paul Rodgers 様

歌っている姿も大好きなのです。

めちゃ優しそう。 001.gif








ロックシンガーで好きな人はたくさんいるんですが、私の中では Paul Rodgers はとにかく別格。やっぱり一番かな。Paul の声は本当に素晴らしくて、ロックボーカリストを目指す人が憧れるような声の持ち主なんですよね。あの喉は天性のものだから誰にも真似できないなあと、聴くたびにいつも思ってます。

もう超一流のボーカリストだから、一流のミュージシャンからも尊敬されていて、Paul のためならバックで演奏しまっせっていうミュージシャンは数知れず。YouTube を見ると、Slash とか Neal Schon がバックでギター弾いていたりするし、ちょっと前は Queen の Brian May と Roger Taylor と一緒にツアーしていましたもの。

Paul がすごいなって思うのは、他のボーカリストと違って、年齢を重ねても声がほとんど劣化していないところ。

1949年生まれだから、とっくに還暦すぎてます。ロックシンガーって喉を酷使するので、年齢とともに声が出なくなるからキーを低くして調製するんだけど、それでも悲惨な状況になってる人が多いです(誰とは言わないけど私のお気に入りの二人もそう)。Paul は年齢とともに声もいい感じに渋くなっていて、いつまでも聴いていたいと思わせる声なのです。

今日は Bad Company のセカンドアルバム Straight Shooter から Shooting Star を選びました。
メロディも歌詞も Paul によるものです。

この歌はスターになることに憧れていた少年が、願いはかなったのはいいけれど、ドラッグの過剰摂取で死んでしまうという悲しい物語を綴ったもの。素晴らしい音楽を世に送り出しながらも、若くして亡くなったミュージシャンに思いを寄せて書いた曲のようです。

ドラッグで破滅してしまうってとても悲しいこと。この歌はミュージックビジネスにかかわる人への警告だと Paul は過去のインタビューで言っていました。



1975年のオリジナルの音源...すごく心にしみる歌詞です。

*********************************************

Shooting Star
Music & Lyrics by Paul Rodgers

Johnny was a schoolboy
When he heard his first Beatles song
Love Me Do... I think it was
And from there it didn't take him long

Johnny は初めて Beatles の歌を聴いたんだ
小学生のときにね
Love Me Do だったと思う
そこからは早かったよ

Got himself a guitar
Used to play every night
Now he's in a rock and roll outfit
And everything's all right

ギターを手に入れてさ
毎晩弾いてたもんさ
今じゃロックンローラーだぜって服に身を包んで
万事うまく行ってるんだろうけど

Don't you know?
お前分かってないだろ?

Johnny told his mama
Hey, Mama, I'm going away
I'm gonna hit the big time
Gonna be a big star someday

Johnny は母親に言ったんだ
「なあ母さん、俺出ていくよ
成功してやる
いつかビッグスターになってみせるよ」って

Momma came to the door
With a teardrop in her eye
Johnny said
Don't cry Momma,
Smile and wave goodbye.

母親は目に涙をためて
ドアのところまで見送りに来たんだ
Johnny はこう言ったよ
「母さん泣くなよ
笑ってさよならって手をふってくれよ」ってね

Don't you know
お前はわかってないよね

Don't you know
That you are a shooting star
Don't you know
That you are a shooting star
And all the world will love you
Just as long as long as you are

わかってないだろ
お前は流れ星なんだよ
流れ星だってわからないのかい?
世界中から愛されるのは
お前が空に輝いている間だけなんだって

Johnny made a record
Went straight up to number one
Suddenly everyone loved to hear him sing his song
Watching the world go by
Surprising it goes so fast
Johnny looked around him
And said
Well I made the big time at last

Johnny はレコードを出して
すぐ1位になったんだ
突然だぜ
誰もがやつの歌を聴きたがった
世界の移り変わりを見ていると
それがあんまり早くてびっくりさ
Johnny は辺りを見渡してこう言ったんだ
「俺ついにやったぜ」

Don't you know
That you are a shooting star
Don't you know
That you are a shooting star
And all the world will love you
Just as long as long as you are... a shooting star

わかってないだろ
お前は流れ星なんだよ
流れ星だってわからないのかい?
世界中から愛されるのは
お前が流れ星で空に輝いている間だけなんだって

Johnny died one night
Died in his bed
Bottle of whiskey, sleeping tablets
By his head

ある晩 Johnny は死んじまった
ベッドの中でね
枕元には
ウィスキーのボトルと睡眠薬

Johnny's life passed him by
Like a warm summer day
If you listen to the wind
You can still hear him play

Johnny の人生は過ぎ去った
穏やかな夏の日のようにね
風に耳をすませてごらん
彼のギターが聞こえてくるだろ

**************************************************

オリジナルの歌詞は、確かに深いメッセージが込められているんだなと思われる内容です。

でもここ数年の Paul はオリジナルの歌詞にないフレーズで歌っていて、とてもポジティブなメッセージを発しているよう。これがまた素敵なのでアップします。


Bad Company-Shooting Star-Hard Rock Live

これは2008年の再結成のときのものです。Paul Rodgers, Mick Ralphs, Simon Kirke のオリジナルメンバーのライブは感動的。ベースは Boz Burrell が2006年に他界したため別の人が弾いています。

ここで Paul はこう歌っています。

072.gifDon’t you know that you are a shooting star...shining on forever?
君達は永遠に輝く流れ星なんだって知っているかい?

オリジナルの歌詞では、shining on forever がないんです。これがあるとないのでは全くメッセージが変わってきます。

オリジナルのメッセージは「お前が輝いているのは流れ星で輝いている間だけなんだよ」つまり、「流れ星はいつか消えてなくなるんだから、あんまり浮かれてちゃだめだぞ」って警告しているんです。

このコンサートでも「お前が輝いているのは流れ星で輝いている間だけなんだよ」って言ってるのは同じなんだけど、shining on forever - 永遠に輝いている、つまり永遠に消えない流れ星であり続けるという意味になっているんです。

「君達のことは忘れないよ - 永遠に輝く流れ星なんだからね」って亡くなったミュージシャンに敬意を表しているように思います。

「君達」はスクリーンに映し出される人々のこと...
George Harrison (The Beatles), Lowell George (Little Feat), Marc Bolan (T. Rex), Janis Joplin, Paul Kossoff (Free), Jimi Hendrix, Freddie Mercury (Queen), John Bonham (Led Zeppelin), Jim Morrison (The Doors)...

その通り。私は、これらの人々の音楽を今でも聴き、そのたびに癒されています。

肉体は滅びても魂は生き続けるのですよね。

何て素晴らしいトリビュートなんでしょう。
胸がいっぱいになりました。

Paul はやっぱり素晴らしいな。
ミュージシャンとしてだけでなく、人として素晴らしいと思っています。
歌っているときの表情を見ていると、すごく幸せな気持ちになるんです。

Whenever I hear him sing, I feel happy.
I don't know why. It's magic.
His incredible voice and beautiful smile make people feel happy.

He is one of the greatest rock singers.
No...
He is the greatest rock singer in the world.

Thank you, Paul, for your wonderful music.
Rock on forever♪


f0307478_22543681.jpg














Paul 今さらですけど大好きです。 ❤
by ladysatin | 2015-05-09 20:33 | Music & English_1 | Comments(0)

今回は、久しぶりに英作文のトピックにしようかなと思っていたんですが、旬の話題にします。

Amplifier のお話です。

え?どこが旬?

ええ、そうですよね。Amplifier は日本語では「増幅器」って何か難しい訳になっちゃうんだけど、皆さんご存知のエレキギターには欠かせない「アンプ」のことですね。

Rock に興味がある方はMarshall Amp(マーシャルアンプ)ってご存知かなと思います。アンプのメーカーって色々あると思うんですが、一番有名かつ、トップギタリストから絶賛されてきたアンプが Marshall Amp です。ロックの歴史における発明品とまで言われています。ロックのコンサートに行くとステージに Marshall Amp が積まれているのをよく目にします。その Marshall Amp の創業者 Jim Marshall 氏(2012年4月5日に死去)ついてのドキュメンタリーが今、制作されているとのことです。

今日は、そのドキュメンタリーについて取り上げようかと思います。ロックがお好きな方は興味があるかも。

Jimi Hendrix, Eric Clapton, Jeff Beck, Jimmy Page, Richie Blackmore などなど、一流のギタリストの音を支えてきた Marshall Amp がどんな歴史を紡いできたのか、私もとても興味があります。

つい最近、そのドキュメンタリーの Trailer(予告編)を見たんですけど、これがまたカッコいいんですよ。私の大好きなミュージシャンが出ています。Adrian Vandenberg Slash です~。2人とも私のブログではチカラ入れていっぱい記事を書いたんで、どんだけ私が2人を好きかご存知の方はご存知かしら。だから、これ取り上げないわけにいきませんのです。

ではとりあえず、その Trailer から見てね。

ドキュメンタリーのタイトルは
Father of Loud - 爆音の父



Adrian がいた♪還暦でもこのカッコよさ。4月のコンサートにサテンは行きます。
Adrian 王子は Whitesnake のときからずぅぅっと、お慕い申し上げておりますの。

Slash はいつもマイペースでしゃべりはって、あのしゃべり方が大好きです。声もいいね Slash♪

もうひとりの人は、James Lynch。実はこの方、全く知りませんでした。
Dropkick Murphys というバンドのギタリストだそうです。有名なんでしょうか。
最後に It just looks f#ckin’ badass.(マーシャルは、めっちゃかっこえ~ねん)
って言ってた人。そういうあんたがかっこえ~とアタシは思ったけどっ♪

Caution★ - あっ、勢いで書いてしまいましたが f#ckin’ badass は、紳士淑女の皆様は、けっして、けっしてっ、お使いにならないでおくれやす。ここではもちろん、良い意味で使われているのですが、この2つの単語はご存じの通り、お下品でございます。もし、美しい女性がこんな言葉をはいたのを見たら、ワタクシその場で卒倒します。
たのむよ。(^^:)

それで、このビデオ見て終わりだなんて、私のブログではありえませんよね、皆さん。
遠いところからお越しくださった皆様を、手ぶらでお返しするわけにはいきませんわ。

で、アンプに関係する英語の勉強ってなんな~ん?…と思われたかた

実はこちらに Father of Loud のホームページがあるんですが、見ていただくと上の方に ABOUT って書いてありますでしょ。そこに紹介文があるんです。読んでたら、短い文章の中に英語の勉強になりそうな表現が結構ありました。それと、Jim Marshall さんについて簡潔にまとめられていて、本編を見たくなる良い内容でした。なので今回の記事に使わせていただこうかと思いました。

ではではパラグラフごとに見ていきます。試訳とお役立ちフレーズの解説です。
今回も英辞郎さんから引用させていただいています。

----------------------------------------------------------------------------------------------
<1>
Father of Loud. A new full-length rockumentary.
爆音の父。新たな長編ロックドキュメンタリー。

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●full-length - 〔映画・演劇・本などが〕ノーカットの、省略されていない、原作のままの

●rockumentary
これはさすがに英辞郎にも辞書にも載っていません。
rock + documentary の造語ですね。

----------------------------------------------------------------------------------------------
<2>
The Marshall Amp is one of the most recognized amplifiers in the world. Especially the deep, 'crunch' sound. Together with all the guitar players, we try to figure out how Marshall changed their sound and their perspective on Rock and Roll.

Marshall Amp は、世界で最も広く一般に認められたアンプの一つだ。特に、その深いクランチサウンドで有名だ。すべてのギタリストと共に、我々は、いかに Marshall がギタリストの音を変え、彼らのロックンロールに対する見方を変えたのかを解明していく。

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●recognized - 広く[一般に]認められている

●'crunch' sound
crunch は「バリバリ」という音を形容するときの表現ですが、クランチサウンドで検索してみたら、yahoo の知恵袋で詳しく説明してくださっている方がたくさんおられました。アンプの音を表現する専門用語のようです。「割れた音」つまりクリーン以外の音の総称なんですって。初めて知りました。

●guitar players
この表現ちょっと注意したほうがいいかも。日本語ではギタリストって言いますけど、英語の guitarist はロックギタリストに関して言えば、ほとんど使われなくなっているようです。私はロックミュージシャンのインタビューを YouTube で見るのが好きなんですが、guitarist はまず出てこない。guitar player を皆さん使っていますね。

「私の好きなギタリスト」と言うときは my favorite guitarist ではなくて my favorite guitar player の方がいいと思います。ちなみにベーシストも bassist ではなくて bass player が一般的。ドラマーは drummer です。ややこしいですね。

●figure out - 〔原因などを〕解き明かす、解明する

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<3>
- Worlds best anecdotes and story's are told and illustrated with archive footage -
- 最高のエピソードや秘話を、アーカイブビデオとともに紹介 –

----------------------------------------------------------------------------------------------

注)Worlds best anecdotes and story's はおそらくタイポかな。
 正しくは World’s best anecdotes and stories だと思われます。

「World's best 世界最高の」は誇張表現ですね。訳文からは「世界」はとっちゃいました。

----------------------------------------------------------------------------------------------
<4>
Great international guitar players like Slash (Guns 'n Roses, Slash's Snakepit, Velvet Revolver) Adrian Vandenberg (Whitesnake, Moonkings) and James Lynch (Dropkick Murphys) will guide us through the history of Marshall.

Slash (Guns 'n Roses, Slash's Snakepit, Velvet Revolver)、 Adrian Vandenberg (Whitesnake, Moonkings)、そして James Lynch (Dropkick Murphys)といった国際的な大物ギタリストが、マーシャルの歴史を案内する。

----------------------------------------------------------------------------------------------

●guide ~ through - ~を導いて…を切り抜けさせる

----------------------------------------------------------------------------------------------
<5>
Jim Marshalls's ascent into the history books as ‘the Father of Loud’ and the man responsible for the 'Sound of Rock’ is a true rags to riches tale. Born in London, England, on July 29th, 1923.

「爆音の父」として、また「ロックの音」に貢献した人物として Jim Marshall が歴史の本に浮上するとなれば、まさに無一文から大金持ちへの物語となる。1923年7月29日、英国ロンドンに生誕。

----------------------------------------------------------------------------------------------

●responsible for – ~の原因となる、~の貢献者である
「~に対して責任がある、~の責任を負う」という意味で使われることが多いですが、今回の意味は「貢献者である」の意味で解釈するとすんなりいきますね。

●rags to riches - 無一文[貧乏]から大金持ちになった、卑賤より身を起こした
rag は元々「ぼろ切れ」の意味です。すごくわかりやすいです。

----------------------------------------------------------------------------------------------
<6>
In 1960 Jim opened a drum shop which soon became a popular haunt for the up and coming rock bands of the time. “All the drummers used to bring their groups in with them, which is how I got to meet guitarists like Pete (Townsend) and Ritchie (Blackmore).”Jim recollected. “They kept pestering me to stock guitars and amps so I decided to give it a go.” He quickly became aware of the fact his guitar playing customers were all searching for a sound they just couldn’t get from the amps available at the time.

1960年、Jim はドラムの店を開業。間もなくして、当時の前途有望なロックバンドに人気のたまり場となった。「ドラマーの連中は皆、バンドのメンバーを連れて来ていたよ。その中に Pete (Townsend) や Ritchie (Blackmore) なんかのギタリストがいたってわけさ」- Jim は回想する。「あいつらにギターやアンプを保管しておいてくれってしつこくせがまれてね。一丁やってみるかってことになったんだ。」彼にはすぐに気付いたことがあった。それは、ギターをやっている客は、当時手に入るアンプでは得ることのできない音を求めていたということだ。

----------------------------------------------------------------------------------------------

●haunt - よく行く場所、行きつけの場所、たまり場、たむろする場所

●up and coming - 活気に満ちて、成功する可能性がある、張り切って、やる気のある、意欲満々の、前途有望な、株が上がっている、新進気鋭の

●pester - ~を苦しめる、しつこく悩ませる、困らせる ~にうるさくせがむ、ワイワイ言う

●give it a go - 試してみる、試しにやってみる、挑戦してみる、一丁やってやる

●searching for
search の使い方は間違えやすいので気をつけて。
なくした指輪を探すときは search for my ring
なくした指輪を求めて部屋を探すときは search the room for my ring

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<7>
After five 'close but no cigar' attempts, the first Marshall head was built in September 1962. Prototype six became the first Marshall and it was placed in the shop window in September 1962. It was named the JTM45 - JTM being an acronym for Jim & Terry Marshall, Terry being Jim’s son. This game changing, all-valve head produced 30 Watts of clean power. The JTM45 was an instant hit due to its aggressive but musical tone, in fact twenty three orders were taken on the very first day it was put out.

「もう少しで完成」かという5回の試みのあと、最初の Marshall のヘッドは、1962年9月に作られた。試作品の6番目が最初の Marshall で、1962年9月に店のウィンドウに置かれた。その名は JTM – JTM は Jim と Terry Marshall の頭字語で、Terry は Jim の息子だ。この商売は変化をとげ、オール・バルブ・ヘッドが30ワットのクリーンパワーを生み出した。JTM45 はそのアグレッシブでありながらも音色の良さで、またたく間にヒットした。実際、発売初日に23台の注文があった。

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●close but no cigar - 〈俗〉〔解答などが〕惜しい[もうちょっとで当たりだ]、〔成果などがとてもいい線まで行ってるが〕いまいちだ◆【直訳】正解に近いが賞品の葉巻はあげられない

●Marshall head
この head はアンプの上にあるコントロール部のことですね。

●Prototype - 原型、試作品

●game - 〈話〉〔投機的な〕商売、仕事
game にこんな意味があったなんて。成功するかどうかわからない初期のビジネスだから game がピッタリなのかもしれませんね。

●all-valve head
これも辞書には載ってません。Marshall アンプの専門用語みたい。
(詳しい方に教えていただきたいです。どなたか~。)

●put out - 生み出す、生産する、製造する、出版する、本を出す、発行する、発売する、公開する

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Marshall quickly became the world’s pre-eminent rock amplifier maker. From that point on, as the saying goes, the rest is history.

Marshall はすぐに世界有数のアンプメーカーとなった。それ以降については、ことわざにあるように、皆さんが知っての通りだ。

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●pre-eminent - 卓越した、傑出した

●From that point on
この on は時間の継続を表していますね。「その時点から先ずっと」の意味です。

●The rest is history - その後のことは周知の通り。/その後はご存じの通り。/その後の話は有名です。/後は知っての通り。◆相手が話の続きを知っている場合・もしくは一般常識が話の後に続く場合に使う

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以上で今日のお勉強はおしまいです。
今回の英文は短いものでしたが、やっぱり自分が知らないことがありました。
game に「商売」という意味があるなんて知りませんでした。これを知っただけでも収穫ありでした。

「●」の箇所は、アンプ用語以外のところは一般的に使われる英語で頻度の高いものばかりを抜き出していますので、参考にしていただけたら幸いです。m(_ _)m

さて本日のお別れは...
Marshall をバックにした Vandenberg’s Moonkings の Burning Heart


★Vandenberg’s Moonkings at Saitama Super Arena in 2014★

昨年10月の Loud Park のものです。Adrian の後ろに Marshall のロゴ入りアンプがいてはります~。いわゆる Marshall stacks マーシャルの壁 というやつです。Loud Park でも Marshall が使われていたんですね。それにしても、Adrian のロックシーンへの復帰を会場の皆さんが喜んでくださっているのを見ると、私は自分のことのようにうれしいです。(゚ーÅ)ウルウル

ではまた。001.gif

Oh, I forgot to say きゃっ & BANZAI
by ladysatin | 2015-03-15 16:45 | Music & English_1 | Comments(10)