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filthy の意味

プチ復帰です。

今日、yahoo を見ていたら、ダルビッシュ投手の記事が載っていて、「この訳 OK なのかな?」と思ったことがあって書くことにしました。

記事はこちらです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170811-00010016-fullcount-base

上のリンク先は、そのうち削除されると思うので、少しだけ引用します。
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(引用ここから)
敵地チェイスフィールドで“魔球”が冴え渡った。6-2で迎えた5回、先頭打者に四球を許したダルビッシュはAJポラックと対峙した。カウント2-2で迎えた5球目にダルビッシュが投げたのは、73マイル(約117キロ)のカーブ。大きく軌道を変えながら落下する魔球に、ポラックはあえなく空振り。この三振で勢いに乗った日本人右腕は、続くラム、ゴールドシュミットという中軸を連続三振で斬り、失点危機を免れた。

ドジャースの球団公式ツイッターは、この1球を動画で紹介。「あのダルビッシュのカーブは? えげつない」とメッセージを添えて絶賛すると、ファンも魔球にすぐさま反応した。

「まさに!」
「これは凄まじくえげつない
「ユウ、えげつない
「このカーブはいつもえげつないよね」
「なんて決め球なんだ」
(引用ここまで)
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このように「えげつない」が連呼されています。ここでの「えげつない」は褒めているようです。

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★えげつない(三省堂大辞林より)
① 度を過ごして露骨に表現するさま。露骨で,いやらしい。 「 - ・いことを言う」
② やり方に思いやりや人情味がない。情け容赦もない。 「商売のやり方が-・い」 〔もと関西方言。昭和期にはいり,次第に一般に用いられるようになった〕
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おそらく、この記事での「えげつない」はダルビッシュ投手の球は、打者への情け容赦もないほどすごかったと言いたいのだと思いました。あるいは、打者を翻弄するようないやらしい球だったという感じでしょうか。

では、実際は英語で何ていったのかなと思い、ドジャースのツイッターで確認しました。

どうもこれみたい。↓
f0307478_22495356.jpg



















左上に Filthy と書いてありますね。この Filthy を yahoo の記事を書いた人が「えげつない」と訳したのでしょうが、ちょっと引っかかります。

filthy はそもそも「汚れた、不潔な、卑猥な、下品な」というネガティブな意味ですが、「えげつない」という訳はどうなんでしょうか。

ジーニアス英和大辞典で filthy を引くと、上の意味の他に「(米俗)すばらしい」という意味があるようです。へえ~。

俗語を調べるにときに活躍するのが Urban Dictionary です。早速 filthy を調べました。すると、最もポピュラーな定義は "A word originating in Seattle meaning dope, tight or cool" とか "Seattle area slang. Filthy means hot, really cool, or tight." というものでした。

このように、filthy はシアトルから始まったスラングのようです。dope, tight, cool, hot と同義ということですから、やっぱりこの線で訳す方がいいんじゃないかなと思いました。ドジャースの本拠地はロサンゼルスですが、シアトルと同じ西海岸ですから、この使い方がすぐ広まったとしてもおかしくありません。ということで、「えげつない」という訳は、はちょっと違うような気がしたのです。

私だったら...今風にカッコよすぎ~なんて訳すかな。あと「しびれるぅ~なんてのもよいかも。

by ladysatin | 2017-08-11 22:58 | 英語と私といろいろ | Comments(15)

一翻訳者としての思い

このブログを開始して4年近くになります。ブログを通じて自分自身が成長したと感じることが、たくさんありました。その多くは、コメントを下さる皆さんとのやりとりがあったからだと思っています。人々との交流の中で、自分自身を振り返ることが出来たことは、私にとって大きな収穫でした。

反対に、嫌がらせや皮肉を帯びたコメントは不快感しかなく削除したくなりますが、それに対し毅然とした態度で臨むことを、敢えて選択することも大切だと思っています。

今日は、最近あった出来事から考えたことを書きたいと思います。

★翻訳って何なのでしょう。日英翻訳って英作文ですか?

昨年の12月、ある人物(以下H氏)が私のブログに乱入してきました。

それは私にとって、聖域に土足で踏み込まれたのも同然のもので、実に不快なものでした。不快だと感じたのは、H氏の人を見下した書き方によるものです。この人物は私のブログに興味をもったらしく、4つの記事に続けてコメントを書いてこられました。そのすべてが尊大で、どれも私に教え諭すような上から目線のコメントでした。その後、この人は墓穴を掘ることになりますが、この人物ほど人を小馬鹿にしたコメントを書いてきた人はいませんでした。

根拠のない自信とは恐ろしいものです。

この時点でH氏を受信拒否にすることもできました。しかし、洋楽の記事2つについては、H氏の意見は正しいと思いました。これを認めないことは、私自身の汚点になってしまいます。この人のコメントの不快さは切り離し、主張の中身が正しいと思ったものについては、その正しさを認めました。そして、指摘されたことに対して感謝の意を述べました。

H氏は、私の翻訳に関する記事にもコメントを書かれました。しかし、これについては到底同意できるものではなく、その旨を返信しました。

それがこの記事です。H氏へ4回に渡り返信しています。ここに私の翻訳に対する考え方が凝縮されています。
お客様のための翻訳

この記事には、まずM氏がコメントをされています。M氏は技術者としての立場から、私の考え方に疑問をもたれました。私とは意見を異にしていたものの、良識あるM氏のコメントは参考になるものでした。

その次にコメントされたのがH氏です。この人物の尊大な物言いについては、その他の3記事へのコメントでわかっていましたが、今回は私の職業である翻訳者としての誇りを、いとも簡単に踏みにじるものでした。

それが説得力のある内容であれば、部分的にでも賛同したでしょう。しかし、H氏のコメントは、翻訳者としての幼稚さを露呈したものでした。プロの翻訳者といっても様々なレベルの人がいます。H氏のレベルは及第点に達していないと言わざるをえないものでした。

その根拠は、この人物が「翻訳=英作文」と考えていたのが明白だったからです。

H氏は、私の訳に「無理に」が欠落していることに目を付け、鬼の首をとったかのようなコメントを残しています。

確かに、高校入試か大学入試の英作文であれば、私の英文はバツになります。しかし、私がやっているのは翻訳であって、英作文ではありません。H氏は英作文と翻訳を同じと考えているので、全く私と話が噛み合っていないことが、記事のやりとりでおわかりいただけると思います。

★翻訳と英作文の違いは何でしょう?

それは、翻訳にはお客様がいるということです。英作文にはお客様はいません。これが違いです。

★では、翻訳者のお客様は誰ですか?

仕事をくれる業者でしょうか。違います。お客様とは必要があって訳文を読む人です。

プロの翻訳者であっても、この点をはき違える人がいます。仕事をくれるクライアントがお客様だと思ってしまう人が多いのです。その理由は簡単です。翻訳者は翻訳を読む人との接点がないからです。

一方、通訳者はお客様が誰であるかを間違うことがありません。通訳者は現場に行き、通訳を聞く人々、すなわちお客様と至近距離で接します。故に、通訳者の目は、常にお客様に注がれます。通訳をしているときに、仕事をくれた業者のことを考えるでしょうか。自分の通訳が、きちんと通訳を聞く対象者(=お客様)に伝わるようにと考えて、全力で訳をしているはずです。

翻訳も同じことです。訳文を読む人は海外にいることが多いでしょう。目に見えません。しかし、その人々が真のお客様なのだということを、常に認識しておかなくてはならないと思います。

私は主に取説の翻訳に携わっています。製品の取説を読むのは、ユーザーです。英語圏のユーザーに製品を正しく使っていただけるように翻訳をしています。翻訳元の文章がわかりにくい場合は、その文章を咀嚼し、ライターの意図が伝わる英文にして納品しています。

こんなことを言うと、こう返す人がいます。

「翻訳者は原文の通りに訳せばいいのであって、英語圏のユーザーがその訳文がわかりにくいと感じたとしたら、それは原文を正しく訳した翻訳者のせいではなく、原文を書いた原作者、つまりライターの質が悪いのである。その原文を翻訳者がいじるべきではない。」と。

この理屈は一見、正しそうに見えます。ライターにはライターの仕事があり、翻訳者には翻訳者の仕事があります。しかし、その考え方が一般的な翻訳者の常識としてあるのであれば、その翻訳者の方々は将来的に職を失うことになるかもしれません。何故ならば、機械翻訳の精度が上がっているからです。ただ字面を追いかけて、個々の単語が網羅されている英作文レベルの翻訳であれば、機械翻訳がやってくれる時代が近いうちに来るだろうと考えておいた方がよいと思います。

私はここで、プロの翻訳者が生き残る道について議論するつもりはありません。しかし、プロの翻訳者であれば、機械翻訳と同レベルでよいわけがありません。プロの翻訳者は生身の人間です。人間は考える力が無限にあります。そして、機械翻訳にはできないが、翻訳者にできることはたくさんあります。

★そもそも何のために翻訳しているのでしょう?

全てはお客様のためです。

そして、お客様のために仕事をしているのは翻訳者だけではありません。翻訳の元となる原文を書くライターもそうです。つまり、ライターも翻訳者も共通の目的をもって仕事をしているのです。

共通の目的とは、「お客様にわかりやすい取説をお届けする」ということです。そう考えたときに、ライターと翻訳者の仕事に垣根を作ってしまうことに意味があるのかと思えてきます。もっとお互いがお互いの仕事に介入してもよいのではないかと、私は思っています。

一言でいえば、「チームで働く」ということです。フリーランスの翻訳者の場合、現実的には、特定のチームを作ってライターと組むことは難しいかもしれません。しかし、「我々は同じ目的をもったチームである」という意識があると、良いモノづくりへの思考から行動に差が出てきます。

例えば、私が関わる取説は、必ずしもプロのテクニカルライターが書いているとは限りません。製品を作る技術者が書く場合も多いです。そういう方の書く日本語は、ご自身の視点から書くので、本人は全部わかっているのでしょうが、第三者が読んだときに何を言いたいのかわからない文が多いです。それを翻訳しなくてはならないときに、翻訳者がとる行動は2つ考えられるでしょう。

①なんて悪文なんだ。とりあえず直訳してしのいでおこう。直訳なら言い訳ができる。
②わかりにくい文だが、恐らくこういう意味だろう。申し送りをつけて納品しよう。

どちらが優れた対応でしょうか。言うまでもなく②ですね。

①の翻訳者には「お客様(ユーザー)」の姿は一切見えていません。②の翻訳者には見えています。申し送りをつけることで、依頼主はそれを元に原文を書いた人に確認するでしょう。しかし、②の翻訳者の解釈が間違っている場合もあります。その時は、書き直せばよいのです。この手間を一つかけるかかけないかで、結果は大きく変わります。お客様へのメリットはもちろんのこと、②の翻訳者への評価も上がるでしょう。

「原文の質が悪いからこの程度の翻訳しかできないのだ」という言い訳は、「私は与えられた文章しか訳しません」と言っているのと同じです。しかし、それは機械翻訳なら許せても、プロの翻訳者が言ってはならないのではないかと、私は思っています。

私は翻訳者として仕事をいただいていますが、気持ちは常に「チームの一員」です。私が訳した取説を手にしたお客様が「わかりにくい」と感じたら、その製品を使いたくなくなるでしょう。そうであってはなりません。翻訳が海を超え、外国にいるお客様にわかりやすいと感じていただけるように、そしてさらには、その製品を作っている会社の利益になるように、取説を書くライター、そして翻訳者である私は、共通の目的をもって動いています。

★翻訳は英作文ではありません。翻訳とは、書いた人が言いたいことを別の言語で表現することです。

私はそう思いつつ、日々、仕事に励んでいます。

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H氏の乱入は、私にとっては事件でした。プロの翻訳者であるにもかかわらず、言葉の使い方を知らない人がいることに驚きました。「文章には非常に強いコダワリがあります」と明言しながら、書く文章全てに渡り、小学生でも知っている「句点」がありませんでした。この時点で、この人の翻訳者としての資質に疑問を感じます。さらにH氏は、人を批判することに終始するだけで、「私ならこう訳する」という代替案を提示することさえ最後までありませんでした。

挨拶も何もなく人のブログを読み散らかしては、ここは突っ込めると思ったところに好き勝手にコメントをする。それはいかに自分が優れているかとのうぬぼれからくるものでしょうが、教養ある人のすることではありません。

しかし、私が詳細に反論をしていくうちに、この人は自分の過ちに気付いたと思います。最初の方は本当に馬鹿にした書き方をしていましたが、次第に言葉のトーンが変わってきたようです。結局、H氏は言い訳をつけて退散しました。私はこの人を今でも受信拒否にしていませんが、もうコメントを書きにこられることはないでしょう。

H氏の件がきっかけとなり、自分の翻訳者としての考えを今一度整理し、ここに記事として書くことは、このブログを継続していく上で、私にとって重要な意味をもちます。読者の皆様にも、一翻訳者としての私の思いを少しでも共有していただけたのであればうれしく思います。

最後に…

私にはいつも思っていることがあります。問題の記事の最後のコメントバックとして、私がH氏に宛てて書いた内容をここに転記し、本記事を終わることといたします。

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私のブログには毎日1000人を超す人が訪問されます。アクセス数ではなくて頭数です。その中には、プロの翻訳者もいれば、高校の英語教諭の方もおられます。さらには会議通訳者や同時通訳者の方もいらっしゃいます。私はそのような人々に接し、常々思っていることがあります。

それは、一流の人々は謙虚だということです。一流の人々は、他人から学びます。それは向上心からくるものでしょう。他人から学ぶことを恥ずかしいと思っていません。だから一流になるのです。私もそのような人々を目指していきたいと思っています。

つまらないプライドを捨て、他人から学ぶということ。自分の間違いを素直に認めること。それが当たり前にできる人こそが尊敬されるのです。
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終わり
by ladysatin | 2017-01-12 16:35 | 英語と私といろいろ | Comments(19)

ladysatin の近況

いつもブログを読みに来てくださる皆様、ありがとうございます。

先日のオバマ大統領のスピーチの記事には大変な反響があり、あれ以来、一日のご訪問者の数が1000名を突破しました。それまでは、Google Analytics の集計で900名前後だったのですが、オバマ大統領のスピーチには多くの方が興味をもたれていることがよくわかりました。毎日、怒涛の訪問者です。w(゚o゚)w

ネットで検索したら、このトピックについては実に色々と上がっていますが、スピーチの英文に特化した記事を書いているのは私だけでした。だからかもしれません。

このスピーチの英文は突っ込みどころが満載です。解釈や文法についての質問をいただくたびに、自分が鍛えられます。本当にたくさんのコメントをいただき感謝です。

このところオバマスピーチの記事と戦争の弧の記事へのコメントバックで忙しく、次の記事を書く余裕がありませんでした。やっとコメント欄が落ち着いた感じがします。次は Stairway To Heaven の考察です。これはお約束事なのでやらないと。近いうちにアップします。

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さて話は変わりまして、つい先日の6月24日のことなんですが、Culture Club のコンサートに行ってきました。大阪公演です。私が Culture Clubっつか Boy George をどんだけ好きかは、この記事をご覧くださるとわかるかも。(*^_^*)
訳詞の世界~Miss Me Blind – Culture Club

で、来日することを George の facebook で知って、これは絶対行かなあかんと思い、全速力でぴあのサイトにダッシュしたのです。そしたら S席15,000円…高っ。SSもありました…25,000円。信じられん。こんなんぼったくりやで~と思いましたけど、見たいよ George が~。

私はもう関西にはおりませんゆえ、後方の席で見るくらいなら新幹線に乗ってまで行きません。悩んだあげく、SS席を購入しました。これなら前から5列以内で見ることできますから。これが5万でも買ったかもしれません。本当に大好きなんです...。(。-_-。)ポッ

ほんでチケットをゲットして、ホテル予約して、切符も OK。ただひとつ心配なことが。

6月24日は金曜日なんです。私は現在、数社と仕事の契約をしているのですが、平日よりも土日をはさんでの仕事が多いのです。金曜日に仕事をもらって次の月曜日に納品の形です。でも今回は、24日に一泊しないといけないので、金曜日に仕事いただいてもどうすることもできません。それゆえ取引先には、24日と25日は不在でございますの連絡をしました。そしたら…。

ある取引先から23日の木曜日に大量の仕事が…。メールを見ると「無理だったらおっしゃってくださいね」と書いてあります。やられた…。この「無理」というワードは私が一番きらいな言葉なのです。ええい、25日に帰ってきてからやるわいと決意して、この仕事引き受けました。

そして25日の晩から26日は寝る間をおしんでパソコンに向かい、6月27日の夜中(つまり今日です)に納品しました。ハアしんど。若いころのように無理はできひんなあと思いました。

話は戻りまして Culture Club です。書きたいのです~。
あんまり寝てないんですが、頭がさえているときは筆がばりばり進みます。

24日は朝早く起きて化粧も念入りに。何着ていこうかなあ。やっぱフェミニンなワンピにしよう。そわそわでした。新幹線の中での Walkman はもちろん Culture Club です。時々 Whitesnake カバが入ります。

新大阪に着きました。コンサートまであと2時間ほどあります。ところでチケットは持ってきているのか?家を出る前に確認はしたものの不安がよぎり、このあと何回もお財布に入れていたチケットを確認することになります。

御堂筋線で淀屋橋へ。この日は小ぶりの雨。
「こ~ぬか~雨ふる~みどうすじ~」ああ、フィフィは今何をしているんだろう。

George への思いは募る一方です。「みどうすじ~はこいのまち~、もとい、こいのみち~」と口ずさみながら、一旦、梅田で時間をつぶします。梅ブラですね。かつての私の庭、ホワイティ梅田を歩き回って阪神百貨店をぶらぶらしているうちに、そろそろいい時間。

地下鉄に乗って淀屋橋へ到着です。目指すはフェスティバルホール。心の中は George への思いでいっぱい。その反面、本当に今日コンサートがあるんだろうかと半信半疑。今この地に George がいるということが信じられない感じでした。そしてフェスティバルホールに着いて、ロビーに Culture Club と書いてあるのを見て、ああ本当に今日なんだと感無量でした。

それからは心臓がバクバクです。どうしよう。コンサートは7時開始。私は6時半すぎに会場入りです。前から5列目です。あ~ん、ステージと近いよ~。フェスティバルホールって、ステージと1列目の客席がものすごく近いんですね。ジョーホールだと1メートルくらい距離があるんで驚きました。

ああ喉が渇く。ペットボトルのお茶を何度も口にします。7時になりました。ああ、時間になっても席を探してうろうろしている人多し。7時5分あたりでやっと全員着席。

コンサート始まりました。メンバーとバックミュージシャンが次々にお出まし。あとは George を待つばかり。

本物だ~ 

なんか泣きそう。George かっこいいよ~。近いから顔もばっちり見えました。新曲以外は全部そらで歌える。ノリノリで一緒に歌ってダンスしました~。

合間のしゃべりでは George は、普通にネィティブと話すスピードで英語でしゃべってました。日本人だからゆっくりとか易しい英語でとかいう意識は全くないみたいでした。たまに歌が終わって「ありがとうございました」って日本語で言ってかわいかったです。

2時間があっという間に過ぎていきました。まるで夢のようなひと時でした。今まで色んなコンサート見てきたけど、幸せを感じたコンサートは初めてでした。行ってよかったです。また仕事頑張らなくちゃって思いました。


これは今月のオーストラリアのコンサートの模様です。
83年の大ヒット Karma Chameleon です。

そうそう、7月11日(月)の SMAP×SMAP に Culture Club が出演するという噂がありましたが、違っていたみたい。いつ出るんだろう。楽しみです。

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ではでは。お付き合いくださいまして、ありがとうございます。001.gif

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※追記
曲の合間は George がおしゃべりで楽しませてくれました。私は George の顔を見ることに集中しすぎて話の内容をよく覚えていないんですが、σ(^_^;) 記憶をたどって思い出したことを書きます。

長い時を経て日本に戻ってこれたのは奇跡 (Miracle) だと言って、It’s a Miracle が始まりました。何て粋な George なんでしょう。

東京のときは喉の調子がよくなかったのかな。今日は調子いいよって言ってました。最前列の男の子をステージに上げて「あなたはコンサートに来た人の中で最年少だわよ」って言って喜んでました。George の優しさを感じました。

ペットボトルのお水をよく飲んでました。「こないだ55歳の誕生日だったのよ。こんなに歌うと大変だわ。水飲ませてちょうだいね。」なんて言ってました。仕草がいちいちかわいい George です。

Mikey の首のあたりに鼻を近づけて「Mikey っていい匂いがするわね」って言って、そのあとチューしてました。Mikey はいつものことだって顔で全く動じず、George に勝手にさせてました。面白かったです。

George が急に日本語で「そっちへいくな」「そのくるまにのるな」って Don’t Go Down The Street の日本語のパートのところを歌ってくれてとてもうれしかったんですが、そのあと「でも意味はさっぱりわからないのよ」って言っててずっこけました。

アンコールの Get It On の前だったと思うのですが、George が前から2列目の男性を指して「ここに70年代の素敵なファッションの方がいるわ」と言ったら、その方がジャケットを脱いで George にプレゼントしようとしたみたいでした。そしたら George が「あぶないよ」って(これまた Don’t Go Down The Street の日本語の歌詞)言って、しばし押し問答がありました。で、結局 George はジャケットを受け取ったんですが、そのジャケットは明らかに George には入らない幅でした。George は「アタシには無理ね」って言って、女性コーラスの真ん中の一番のナイスバディの方に「あなた着なさいよ」って渡してました。それが彼女にピッタリで、とってもカッコよかったです。George はその後もその男性には気を使っていて、Get It On の途中で何回かその人に語りかけるように歌っていました。George 優しい~ ❤

またほかにも思い出したら書きます。
by ladysatin | 2016-06-27 22:38 | 英語と私といろいろ | Comments(2)

言葉の力

大好きな町。

熊本県には出張でよく行きました。

熊本、八代、玉名、人吉、宇土、そして益城にも。

「日本で住みたい場所はどこ?」と聞かれたら、「熊本」と即答するくらい好きな場所です。

理由はひとつ。

人々の優しさ。

今も思い出すのは優しい熊本の人々のこと。

私自身も阪神大震災を経験しました。被災されている方々の姿をテレビで見るたびに、胸が締め付けられる思いです。

今も余震が続く中、地震についての安易な発言はすべきではないと思っています。

今日は一つだけ書きたかった。

NHK のアナウンサーの報道がいつもと違っていました。

「お互い励まし合ってください。」
「必ず救助は来ます。諦めないで下さい。」
「小さな子供がいる方やお年寄りの方は、気を使って外や入り口付近にいることが多いです。皆さん、声をかけてあげてください。」

これまでの有事の際の放送では耳にしたことがないような、力強くそして温かいメッセージを、アナウンサーの方々が発信されていたことに、驚きと感動を覚えました。

「苦しいけれど一致団結して頑張ろう」と呼びかけているようでした。被災しテレビどころではない方々へは届かないかもしれないけれど、心が揺さぶられるような呼びかけでした。

家族が被災していてそれを遠くから見守るしかない方や、近隣の県に住んでいて揺れの大きかった地域の方々は、テレビで状況を把握するしかありません。そのような方々にとっては、心強いメッセージだったことと思います。

このことはネットでも話題になっていました。NHK では東日本大震災の震災報道をきっかけに、アナウンスについて見直しをしたとのこと。20日の放送総局長会見のときに、板野裕爾放送総局長は、「アナウンサーが気象庁や各自治体からの発表をそのまま読むだけではなく、視聴者に訴えるように語りかけることを心がけている」と説明したとのことです。

16日の晩の NHK スペシャルでの武田アナウンサーの言葉も、とても心に響きました。武田さんは熊本のご出身でもあり、今回の地震のことを人一倍心配なさっていたと思います。番組の最後に武田さんはこう言いました。

「力を合わせて、この夜を乗り切りましょう。この災害を乗り越えましょう」と。

番組の最後をきれいにまとめる言葉でなく、本心からそう言っているのが伝わりました。

「私たちもあなた方と一緒にいます。」とおっしゃっているように感じ、不安な心が安らぎました。

ありがとうございます。

心のこもった言葉は、人の心に明かりを灯してくれます。

そんな言葉を発することのできる人に私もなりたいと思います。

被災地の皆様の生活が早く元通りになりますように。
by ladysatin | 2016-04-27 00:21 | 英語と私といろいろ | Comments(8)

友達になる

インターネットを介した人間関係って難しいですね。ブログや SNS における人様とのお付き合いは、顔が見えず言葉だけが頼りです。だからちょっとした言葉の使い方が人を傷つけてしまうことがあります。そんなとき、母語である日本語の難しさを感じます。

実際、私自身もブログや SNS で何度か他人の言葉に傷ついたことがあります。逆に、私が誰かを傷つけてしまったこともあるかもしれません。自分では言葉には細心の注意を払っているつもりでも、受けとる相手がどう感じるかがすべてなんですよね。

ブログにコメントをいただくと、コメントバックをしますが、書いた後で何度も読み直しをします。この表現はコメントをくださった方に失礼かもしれないと思い、3回か4回書き直すことがあります。逆に馬鹿丁寧になりすぎて、ここまで卑屈な書き方はしなくてもいいかなと思う時も書き直す場合があります。コメント欄は本文と違って編集ができません。数日経って書き直すと、書き直した日付になってしまいます。コメントバックは旬が命。だから神経を使います。それでも、何か変なコメントを返信しているのではと思い、あとで読み直すことがあります。何だか病気みたい。(>_<)

さて、今日は以前から気になっている言葉について書きたいと思います。

Facebook を利用している方は多いと思います。私も一年くらい前にアカウントを取得しました。目的は特になく、どんなものだろうというただの好奇心です。

本題に入る前になんですが、「Facebook をやっている」という言い方をよくききます。これって正しい日本語なんでしょうか?

Facebook は SNS (Social Network Service) の一種ですから、日本語では「サービス」になると思うのですが、サービスって「やる」もの?私はサービスは「利用する」ものだと思っていたので、「やる」は変な気がしています。しかし、「今日は Facebook を1時間利用したの」とは言わないみたい。「今日は1時間 Facebook をやってたの」という方が耳に馴染みます。日本語の文法に詳しい方がいらっしゃったら、このあたりのこと教えていただけるとうれしいのですが。

前置きが長くなりましたが、今日は Facebook のある文言が気になっていますというお話です。

ある文言とは「友達になる」というフレーズです。自分のページを作って、初めてこの文言を見たときに、ぎょっとしたんですね。皆さんはいかがでしょうか。実はどなたかがこのことをブログか何かで書かれているのではと思い、検索したのです。その結果はゼロ。ということは、「友達になる」に違和感をもっているのは私だけなのかもしれません。なので、極めて少数派の意見かもしれないということを、お断りをしておきますね。

さて、「友達になる」は、この人と友達になりたいと思ったときに押す、友達申請用のボタンです。以前、大手英語教材会社の SNS に参加していたことがあったのですが、その時のボタンは「友達申請する」と表記されていました。これについては全く問題を感じませんでした。読んで字のごとくですからね。

一方、Facebook の「友達になる」はどうでしょう。この文言に私が違和感をもつのは、友達申請する側が、あたかも「友達になる」ことを決めるように思われるからです。

「友達になる」ことを決めるのは誰?それは友達申請をされる側ですよね。友達申請をされて、それを受けた側が「いいですよ。友達になりましょう。」と決めるんです。友達申請をする側には何の決定権もありません。それなのに「友達になる」って、申請する側が主導権を握っているかのような気がするのです。何だかずうずうしいいと思うのは私だけでしょうか。

そんなわけで、私はこのフレーズが妙に気になりました。そこで、英語バージョンではどうなっているのか言語設定を変えてみました。すると…「おお、そうだったのか」と納得しました。

わかったこと --- 「友達になる」の元となっている英語は Add friend でした。

ここであるフレーズが頭をよぎりました。それは…Add bookmark です。

ひょっとして Add friend は Add bookmark と同じノリで作られたのではないのでしょうか。

「はあ?」と思われるかもしれませんがこういうことです。

Add bookmark は「ブックマークを追加する」ということです。気に入った URL を登録するときに、この機能を使いますよね。Explorer だったら「お気に入りに追加」です。bookmark は気に入ったものであれば何でも登録できますね。そして、もう必要ないと思ったら簡単に削除できるんです。とっても便利な機能です。

一方の Add friend については、「友達になる」ボタンでお気軽に友達登録できます。もちろん、友達申請された側が承認しなければ、友達として登録はされません。しかし、「友達になる」という文言からわかるように、すでに「友達になる」ことは前提としてあるわけです。なので、とっても簡単に友達登録ができる点が、Add bookmark に似ています。そして、もうこの友達はいらないと思ったら、その友達を簡単に削除できるという点では、全く bookmark のシステムと同じです。

このように比較してみると、Add friend は Add bookmark のバリエーションなんじゃないのって私には思えるのです。つまり、Facebook における「友達」は bookmark の URL と同じ位置づけなのではないかと。もしそうだとしたら恐ろしいことだなと思っているのです。

なぜならば、Add bookmark は心をもたない URL を登録するわけですから、気に入らなくなったらどんどん捨てていけばいい。URL は文句を言いません。しかし、Add friend で登録されるのは、生身の人間です。一旦、友達登録するところまではいい。しかし、bookmark と同じように、この人とはもうかかわりたくないからとの理由で、良心の呵責もなくほいほい友達解除することが普通になってしまうとしたら…。

これって危険なことではないでしょうか。

Facebook には良い点がたくさんあると思います。世界中の人々と知り合いになれる、自分の世界が広がり心が豊かになるなど、人間関係の広がりからくる恩恵は確かにあるのでしょう。

しかし、その反面、お手軽に「友達になる」という行為の裏には、非常に殺伐とした空気を生み出す危険性をはらんでいるような気がしてなりません。

例えば、Facebook の色んなページを閲覧していて、この人と友達になりたいとまで思わなくても、面白そうな人だと思う程度でも「友達になる」ボタンを押しさえすれば、お手軽に友達になれます。相手から拒否されることもあるでしょう。拒否されると最初はショックかも。しかし、人間って環境に順応しますから、「ここはそういうところなんだ」と思ってしまえば、拒否されることにも慣れてしまいます。

こうなると個人の bookmark 化が始まります。「友達解除されたって平気。ここでの人間関係は bookmark と同じだと思えば何ともない。だから私もいやなやつは友達解除しちゃう。」そんな人だって当然出てくるでしょう。

しかし、当然のことですがそんな簡単に事は進みません。私たちは心をもった人間なんですからね。

Facebook における人間関係のトラブルについては、皆さんもよく聞かれると思います。知らないうちに友達解除されて、ショックを受けた人の話とか、そのせいで心がすさんでしまったとか。さらには、友達解除されてそれが殺人事件に発展してしまった話(アメリカ)もあります。

このようにみてくると、「友達になる Add friend」という文言が、人としてのまっとうな神経を麻痺させるもののように思えてくるのです。

生身の人間を bookmark してしまうなんてあってはならないことですが、やっぱりそういうノリなのかなと思った出来事を体験をしました。それについて少しお話しします。

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Facebook に登録して間もなく、「知り合いかも?」の通知がきました。これは体験した方も多いかもしれませんね。私もこんなことがあるとは聞いていたのですが、自分は対象外だと思っていました。なぜならば、ごく親しい人以外には、Facebook への参加を知らせていなかったからです。

「知り合いかも?」の人は、10年以上前に退職した会社の同僚でした。何でこの人につながったんだろうと気味が悪くなりました。仲が良いというほどの人でもなく、記憶から遠ざかっていた人でした。あとで思い出したのですが、この人は私のメールアドレスをもっていたのです。こわいですねえ。アドレス帳をFacebook にインポートすれば、アドレス帳のメールアドレスと一致する人を Facebook が勝手に検索するんですね。頼みもしないのに。

私のところに「知り合いかも?」の通知が来たということは、この彼のところにも、私のことを「知り合いかも?」って通知がいくのかなあと思い、いやだなあと思いつつ、しばらくほっておきました。すると、案の定、その人からお友達の申請が来てしまいました。

10年以上も会っておらず、特に仲がよかったわけでもない私に、いきなり友達申請するというその神経は、私には理解できかねるものがありました。友達申請することに何も害はありません。しかし、私はその前にワンクッション入れてほしいと思うタイプなのです。この場合だったら、友達申請の前にメッセージを送るのが社会人としての礼儀だと、私は思ってしまうのです。

それにしても何故、私に友達申請してきたのだろうという気持ちが離れませんでした。これをどうすりゃいいの?ほっておいたらいつまでたっても「承認待ち」の印が自分のタイムラインに出っぱなしで落ち着きません。私の中ではこの彼と Facebook で友達関係を結びたいとは思っていませんでしたので、丁寧にお断りのメッセージを送ろうと思いました。それで、「承認待ち」の印のところにあったXマークを何気なく触ってしまったのです。

そしたらいきなり消えました。もうこのときは慌てふためきました。こんな時って「本当に拒否しますか?」とかなんとか確認メッセージがありそうなものです。この彼とはこれで終わりました。「承認待ち」が消えたことで安堵する一方、何の理由も告げることなく友達拒否してしまったたことで、自己嫌悪になりました。

ただ、たぶん、向こうは友達拒否されても何ともなかっただろうと思っています。というのも、この人には友達が670人いたのです。有名人でもないのに670人って一体…。

このとき私は思いました。「ああ、この彼にとって友達って bookmark なんだろうな」って。過去の知り合いをみつけては、あらゆる人に友達申請しているのではないかと推測します。

「飾りじゃないのよ。アタシは。」と言いたくなった。

この殺伐とした雰囲気が今の時代に合っているのかもしれませんし、合理的といえば合理的なのかもしれません。しかし、システムありきではないのではと思うのです。人の心があって、それを元にシステムが開発されるのであればよいことだと思うのですが、システムを先に作って、それに人の心を合わせさせようとしているのであれば問題かなと思います。

長くなりました。読んでくださった皆様に、私の意図がうまく伝わっているとよいのですが。

ではまた。001.gif
by ladysatin | 2016-03-03 00:16 | 英語と私といろいろ | Comments(13)

はい。大学入試センター試験の英語です。(^_^)

実は2015年と2014年も自分で解いたあとで記事を書いてるんですよ。
2015年の記事 → 2015年度センター試験英語にチャレンジ
2014年の記事 → talk の他動詞用法
 
さて今回はどうかな。
前回はひとつ間違えたので、今回は満点を狙いたいところですが...。
残念。ポカミスで今回もいっこ間違えちゃった。
その箇所はあとで書きます。σ(^_^;)

ところで、私のブログの読者は社会人の方や翻訳者の方、また通訳者の方など多岐に渡っています。皆さんの中でセンター試験を解いてみた方がいらっしゃるでしょうか。大人になってからはもう興味ない?

私もかなり遠ざかっていたのですが、ここ数年はセンター試験を欠かさずに解いています。私は共通一次の世代なので、あの頃と問題の傾向が変わったのかどうかはわかりませんが、センター試験ってなかなか良問が揃っているように思います。奇をてらった問題はないし、高校でしっかり勉強していたら、素直に読んで解けるものばかりだと思います。社会人の方で英語をやり直そうと思っておられる方も、一度チャレンジしてみるとよいと思いますよ。

ということで、本記事では2016年度大学入試センター試験の英語を解いてみての感想を書きたいと思います。この問題ではここがひっかかりそうだなと思う箇所をピックアップしていきます。

ひとつお断りしておくと、大手予備校の解説のようなものではなく、翻訳者の ladysatin が個人的に感じた内容です。受験生の皆さんには、参考になるところがあれば参考にしていただけるとうれしいです。

それから今年のセンター試験をご覧になっていない方には、意味不明の箇所多しです。あしからず。m(_ _"m)ペコリ

ではいきます。
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<第1問>
発音の問題の選択肢にあげられた単語は、すべて必須単語だと思いました。英文を読むにあたりどれも頻出なので、理解しておく必要があります。

A - 問2
bounded, founded, surrounded, wounded の中で ou の発音が他と異なるもの。
wounded が正解ですが、この単語は発音問題でよく出ます。要注意。

A - 問3
church, curious, curtain, occur の中で ur の発音が他と異なるもの。
正解は curious ですね。私は一瞬、固まったんです。パッと読みですぐに curious を選ぶことができなかった。「落ち着いて、落ち着いて」と言い聞かせて選択できました。発音はすべてわかるのに、本番では舞い上がることってあるんですよね。

B - 問3
charity, continent, demonstrate, opponent の中で、第一アクセントの位置が他と異なるもの。
正解は opponent です。demonstrate を選択した人は多かったのではと推測します。de にアクセントがあることに違和感をもつ人が結構います。これも注意すべき単語です。

<第2問>
A は空欄に適語を入れる問題です。

A – 問6
We have made good progress, so we are already (ahead of) schedule.
順調に進んできたから、すでに予定の先を行ってるよ。

ahead of 以外の選択肢は、apart from, far from, out of でした。

「ahead of schedule(前倒しで、予定より早く)」はこの形で覚えたい。
反対を意味する「behind schedule(予定より遅れて)」も頻出。

A – 問8
(Until) you’ve completed this required class, you (won’t) be able to graduate.
この必修クラスを終えるまで卒業はできないよ。

私がポカミスをしたのはここでした。
残りの組み合わせは [If, won’t], [Unless, would], [While, would] だったのですが、私は[Unless, would]を選んでしまったんです。後ろの would をよく見てなくて、「この必修クラスを終えない限り、卒業はできないよ」と読んでしまったんです。だったら won’t でないといけませんよね。これはホントにポカミス。それと Until は文頭に来てもいいんだけど、私は Unless を使いたい気分だったんだなあ。(←苦しい言い訳)

A – 問10
(It is) so considerate (of) him to come and see his grandmother in the hospital every day.
入院している祖母の見舞いに毎日来るなんて、彼はとても思いやりがあるね。

この問題の狙いは of ですね。他の選択肢に [It is, for]があったので、こっちを選んだ人がいたと思いますよ。

★なんで (It is) so considerate (for) him to come and see...ではだめなんですかね。(・-・)・・・ん?

不定詞の用法の一つですがちょっとおさらいを。

次の二つの文を見てみましょう。
①It is dangerous for you to walk in the street at night.
②It is kind of you to give us such important information.

①と②の形の違いは、ご覧の通り to 不定詞の意味上の主語の前についている前置詞なんですよね。
for you と of you の違いです。

①It is + 形容詞 + for + 人 + to 不定詞
ある事柄についての判断を述べる形です。不定詞の名詞的用法になります。ここで使われる形容詞は、dangerous, difficult, safe, easy など、何らかの判断を意味する形容詞になります。

②It is + 形容詞 + of + 人 + to 不定詞
人物に対する主観的な評価を述べる形です。副詞的用法で判断の根拠を表します。ここでの形容詞は kind, rude, brave foolish のように人物評価を表す形容詞ですね。

このあたりを押さえておけば、今回のセンター試験の問題にある considerate も人物評価だから of を使うんだなとわかると思います。

さて、ここで to 不定詞の意味上の主語は for you の you、of you の you という理解で私自身これまできました。これが一般的に言われていることなので、この理解で問題ないと思います。一方、現代英文法講義をには少し違うことが書いてあり興味を引きました。

現代英文法講義には、②の構文は「主語が表現されていない場合」の項目に記載されています。

同書によると [It is good of you to come. = It’s good of you PRO to come.] と書かれています。「PROは表現されていない不定詞の主語」とのことです。理由を書くとまた長くなりますので書きませんが、私はこの説明に大いに納得したので書いておきたいと思いました。現代英文法講義をおもちの方は P221~222 を参照ください。

次にいきます。

B - 問3
カッコ内の並び替えの問題です。以下は正しい答え。
I (came to realize the need to manage ) my time more effectively.

ここでの出題者の意図は、need が名詞で使われていることが見抜けるか否かだったんじゃないかな。need を動詞と考えると、最後は need my time でつながりが良さそうだけど、それは早合点。そのほかがつながらない。need は動詞だけでなく名詞もあるということを知っていたら解ける問題でした。

C – 問3
Paul: You know, Yoko, there’s really nothing more I can teach our son on the piano.
   He plays better than I do now.
Yoko: Well, maybe we (should get) (someone else) (to teach him.)

ここは「get + 目的語 + to 不定詞」の理解を問う問題でした。
to teach him のところを teach him にしてはいけないよってこと。have だったら原形不定詞が正解。

<第3問>
A の問題はそんなに難しくなかったと思うので割愛します。

B の問1~3は、まとまりをよくするために取り除いた方がよい文を、①~④の中から一つ選べというもの。よく読めばわかりますが、全く関係がない文は入っていないので、これはやや時間かけないと解きにくいかもしれない。

例えば問3の emotional hunger のパラグラフは①を選ばないといけないんですが、これがあってもパラグラフ全体ではそんなに違和感がないんですよね。だけど、これを選ばなかったらどれを選ぶんだと考えたときに、②③④を選ぶ理由がないんです。②③④はすべて emotional hunger の特徴について述べていますからね。

どれを選んだらいいのかわからないときは、「このパラグラフは何を言いたいのか?」を落ち着いて考えることが大切ですね。私が高校生だったらすんなり選択できなかったと思います。結構難しいです。

C は「異文化理解」をテーマとして、大学で行われた授業のやりとりでした。
問題は3つあります。消去法で答えた人も多かったと思いますが、どれも本文のどこかに同じ内容があるんです。それに気づいた人はすいっと解けたかもしれません。

たとえば32は④が正解。
As you said, studying intercultural communication is useful because (④we can cope with cultural misunderstandings more easily and smoothly).

これと同じ内容が本文にあります。
→ Having an awareness of intercultural communication can help us understand and deal with misunderstandings when they arise.

ついでながら cope with = deal with ですね。

33と34も同じく言い換えの文が本文にありますよ。

<第4問>
A - グラフをともなう読解問題です。毎年出ています。

長文問題の解き方は人それぞれだと思うので、自分に合ったやり方で解けばいいと思います。しかし、制限時間内に解かないといけないので、できるだけ効率よくやりたいですね。

おそらく先に問題を読んでから英文を読んで解く人が多いのではないでしょうか。
そんな皆さんにここでひとつアドバイスを。

高校生の頃って英文を英文のまま理解できる人ってほとんどいないと思うんです。どうしても頭の中で日本語に置き換えてしまうのはやむをえないです。いいじゃないですか。それで。

でね。問題文を読んで、質問の内容を簡単にどこかに書いておいたらいいと思うんですよ。例えば問1は(A), (B), (C), (D) の国名を聞いているので、私だったらP20の第4問の上に「国名」と書いておく。問2は 「navel, Valencia 違い」、問3はパッセージの目的を問うているので「目的」、問4は最後のパラグラフに続くトピックについて聞いているので「最後」と書いておく。

「国名」、「navel, Valencia 違い」、「目的」、「最後」と一番上に殴り書きでいいから書いておいて、英文を読み始めます。そうすると何に注意しながら読めばいいのかがわかるので、英文が読みやすくなると思うんです。

さて、まず頭から読んでいきますが、最初の2つのパラグラフは、「オレンジの輸入が90年代から増えた」ということが書いてあるだけ。さらっと流そう。

最初の「国名」が関係しているのは、P21の一番上のパラグラフですね。Mexico is a longtime source とあるので、Mexico はすぐ特定できます。グラフの1990のところで Others とある国(B) があげられています。そう、(B)は longtime source の Mexico しか考えられないので、選択肢は②か④に絞られます。

次に Australia was the first such country, starting in the early 1990s とあります。真っ黒の(A) が登場したのは1992年だから、これが Australia なんだなとわかる。ここで答えは②に決まります。

気を付けてほしいのは、そのあとにある Australia was followed by South Africa in the late 1990s のところ。
A is followed by B. の文は「A のあとに B が続く」という意味です。これを逆に解釈する人がとっても多いのです。ご注意を。

先が長いので問2~4は割愛します。

B - ウェブサイトの問題です。昨年も同じような問題が出たような気がします。

問1は「暇で」の free と「無料」の free をひっかけているんじゃないかなあ。

問2は簡単すぎ。③ Short tour, $20 が正解なんですが、Short tour, $30 の選択肢があったらこれを選ぶ人がいたと思うんです。Admission Fee が Program Fee に入っていないと勘違いして。私が問題作っていたら、これを選択肢に必ず入れてるね。

問3は、① Advance booking is not necessary が No reservation is required. の言い換えになっているからこれを選びます。

<第5問>
物語文の問題です。「感動した」「良い話だった」という感想が SNS に投稿されたらしいですね。私は淡々と読んだだけで、感動まではいかなかった。純粋な高校生とおばはんでは受け止め方が違うんやろか?(S...sorry...)

問題自体は良問だったと思いました。第3問の C は、本文にある英文の言い換えが選択肢にあったんですが、第5問は「だから正しい選択肢はこれになるんだ」と、ロジカルな考えから結論を導くという感じだと思いました。

正しい選択肢を特定するためには、本文のどこを注意してみればよいのかを、私の視点でみてみます。

問1
本文パラ1) This dinner was his gift to me.
選択肢② making a special meal for Mike

問2
本文パラ2) But as bills kept piling up, the family got into trouble.
選択肢③ the family needed more money for living

本文には「お金が必要」なんて書いてないけど、「請求書がたまり続けて」とあるからこれを選ぶわけですね。

問3
本文パラ3) He began hanging out at the shopping mall with friends, sometimes skipping his classes.
選択肢② He lost interest in studying.

「友達と遊びほうけて、授業をさぼる」 → 「勉強への興味を失った」という展開

問4 と 問5に直接関連がある文は、最後のパラ8にあるんですね。

問4
本文パラ8) And that made all the difference in my life.
選択肢③ Making a connection with his father through cooking

父親が Uncle John にしてあげたことで、二人の関係が良くなり、そのことが Uncle John の人生を大きく変えたということですね。

問5
本文パラ8) But what makes me the happiest is to stand here with you, one of the people I care about, and talk
選択肢② having meaningful relationships with people close to him

ところでパラ4~7は関係なかったんかという疑問も出てくるでしょうが、問4と問5を確信もって答えるための裏付けの英文だと思ったらいいと思います。さっと読む必要はあります。

<第6問>
Opera についての問題です。きれいな英語で書かれていて読みやすい英文でした。

問1
正解は① Opera develops by adapting to new conditions.

これはパラ2の真ん中あたりの文から導き出せます。
Over the years, it has responded to various music and theatrical developments around the world and continues to do so.

adapt to と respond to がほぼ同じ意味ですね。

問2
But what about opera singers? を言い換えているものを選びます。その前の記述の「経営者やスポーツ選手には多額の金を支払うことを社会は容認しているようだ」に続くものなので、③ What are opera singers worth? が正解ですね。

問3
正解は① Opera singers are financially unstable.

パラ4の最終行にある insecurity がキーワードです。これが unstable と同義になります。

記事がかなり長くなってしまったので、残りの問題は割愛させてください。
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以上、2016年度のセンター試験英語について思うところを書きました。全部を網羅することはできませんでしたが、受験生の皆さん、来年受験する皆さんのお役に立てるとうれしいです。

また、ここは腑に落ちないぞと思うところがあればコメント欄にご記入くださいね。

あとから加筆するかもしれませんが、2016年度のセンター試験英語の記事ははこれにて一旦終了いたします。

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by ladysatin | 2016-01-18 23:04 | 英語と私といろいろ | Comments(6)

気がつけば、最後の記事から2か月以上経ちました。

ブログをお休みしている間も、以前と変わらず毎日700名前後の皆様にご訪問いただいていました。検索エンジンから何らかの記事を読んでいただいて、リピートしてくださる方が増え、今に至っています。読んでくださる方が増えると、やはりうれしいです。新しい記事を書かなくても、日々、多くの皆様からコメントをいただき、拝読していました。

本当にありがとうございます。

少しだけ近況を。

引っ越したのが11月末だったのですが、その後すぐに在宅で翻訳の仕事に従事するようになりました。元の勤務先から外注という形でお仕事をいただいています。これまでの得意先メーカーからもご指名をいただいており、恵まれた状態でのフリーランス生活がスタートしました。ありがたいことです。

今、身にしみて思うことは、翻訳という仕事はインターネットの環境さえあればどこでもできるんだということです。これは基本、オンサイトで業務を行う通訳と全く異なる点です。遠隔地に住んでいても、実力さえあれば仕事は回ってきます。実力をつけるには地道に努力をしていくしかありません。これはどんな職業にも当てはまるのでしょう。これからも謙虚に翻訳も含めた英語の勉強を続け、もっと成長したいと思います。

翻訳のほかには DTP の仕事もさせていただいています。DTP は会社にいる間に身に着けたスキルでした。Adobe の InDesign と Illustrator が今主流の DTP のアプリケーションなのですが、このアプリが、翻訳と密接な関係があるのです。これから産業翻訳や技術翻訳を勉強しようと思う方には、DTP のスキルを習得することをお勧めしたいです。プロの翻訳者であっても DTP のスキルを有している人はごくわずかだと思います。機会がなければそこまで手が回らない領域なんですね。私の場合は、DTP を OJT で学べる環境にあったことが大きいです。翻訳プラス DTP の技能。ここはとても大切なことだと私自身が実感していることなので、いずれ記事にするつもりです。

ようやく新しい生活のリズムに慣れてきたので、ブログもそろそろ再開したいと思っています。毎週は無理でも、隔週くらいでできるといいなと思っています。

さて、前置きが長くなりましたが、本日のタイトル「母と暮せば」について少し書きたいと思います。公開中の映画ですので、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんね。

私もどうしても年内に観ておきたくて、時間の空いた今日、行ってきました。「母と暮せば」は私の故郷、長崎が舞台となっています。以前、朝日新聞のボランティア翻訳の記事を書きました。その中で、私の母が被爆者で私は被爆2世であることを書きました。そのような背景もあり、この映画を早く観たかったのです。

泣くことを想定していたので、ハンカチは忘れずに持っていきました。案の定、最初から最後まで泣きっぱなしでした。こんなに泣いた映画は今までなかったように思います。感動を煽るような進行ではないのですが、登場人物の言葉ひとつひとつが胸に突き刺さるのです。

主人公の伸子役の吉永小百合さんの演技は、ものすごく自然でした。大女優だから当然なのでしょうが、やはり格が違うと感ぜざるをえませんでした。長崎弁はどうかなと思っていたんですが、こんなに上手だったとは知りませんでした。イントネーションも違和感がなく、長崎出身の私もすんなり入っていけるほどでした。そして伸子の言葉が、私の母の言葉のように聞こえました。

浩二役の二宮和也さんもよかったです。吉永さんの息子という設定にぴったりの雰囲気を醸し出していました。ただ、ひとつ気になったのは彼は自分のことを「僕」と呼んでたんですね。長崎の男性は自分のことを「おい」と言うんです。お前のことは「わい」。これが普通なので「僕」には少し違和感があったかな。でも、全国版では方言を使いすぎると、他府県の方にはわかりにくくなってしまうというのもあるので、言葉選びは難しいのかもしれないですね。

「母と暮せば」はキャスティングがとてもよかった。浩二の恋人役の黒木華さんは、昭和の時代にどこにでもいるような目鼻立ちの女性なんです。どちらかというと目が小さい。今どきのおめめぱっちりの女優ではこの役は合わない。黒木さんは田中裕子さんを思わせる女優さんですね。将来、あんな大女優になりそうな予感がします。

あと上海のおじさん役の加藤健一さんと、近所のおばさん役の広岡由里子さんも素晴らしかったんですよ。このお二人はきっと九州出身の人だと思っていたんですが、あとで経歴を調べるとそうではなかったんです。それくらい長崎弁が上手だったんです。

たくさん書きたいことはあるのですが、ネタばれになってはいけないのでこの辺にしておきます。

興味がある方のために「母と暮せば」のホームページにリンクを貼りますね。
素晴らしい映画なので、是非観てほしいな。
http://hahatokuraseba.jp/

えっと、英語の話題?

そうそう。英語の話が何もないのはあかんね。

実は「母と暮せば」を英語にするとどうなるかなあと帰り道で考えていました。
どう訳す?

Living with my mother... かな?
意味はOKですね。

でも、もっとシンプルに my はとっちゃおう。

Living with mother でどうでしょう。

mother に冠詞はいらないの?

うん、いらないの。
身近にある物や人には、愛称化が進んで冠詞は不要になることが多いから。

あと直訳ではないけれど、mother and son もいい感じ。
mother だけでもいいかもしれない。
それくらい母親の息子への愛がいっぱい詰まった作品でした。

私のは一例ですが、皆さんはどんな訳が思いつきますか?
よかったら教えてくださいね。

今年最後のブログを読んでくださってありがとうございました。

皆様、良いお年を。001.gif
by ladysatin | 2015-12-31 00:05 | 英語と私といろいろ | Comments(6)

Crossroads

いつも読んでくださっている皆さん
ありがとうございます。

このブログを始めたのは2013年3月でした。
もう2年と8か月になります。

これまで週に一度の更新というペースで記事を書いてきましたが、ここへきて少し Slow Down しそうです。年内は定期的な更新はできないかもしれません。

実は、お引越しをすることになり、長年住み慣れた土地を離れることになりました。その準備が大変で、ちょっとブログへの時間がとれていません。年内も更新していくつもりですが、少し間が空くと思います。個人のブログですので、わざわざお知らせするほどのことでもないのですが、いつも来て下さる皆さんにはお知らせしておきたく、書かかせていただいております。

お引越しの理由はここでは書けないのですが、私にとってはとても大切なことで、今、決断をしなくては一生後悔するだろうと思ってのことでした。それが決まって現在の会社を退職することになりました。というのも、通勤圏外になってしまったからです。

会社の上司は、私に絶大な信頼をおいてくださっていたので、退職のことを告げることはとてもつらいことでした。しかし、大変ありがたいことに上司が配慮してくださり、在宅勤務を提案してくださいました。今、その方向で私の業務の調整をしていただいています。

このような事情でしばらくブログは不定期になりますが、どうかこれからも遊びに来てくださいね。

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これから先、書きたいと思っている記事はたくさんあるのですが、その中の一部をご紹介します。

●experience が同格の that 節をとれないのは何故か?
●He worries more than is necessary. の構造をどう説明する?
●ジャズの名曲 You’d be so nice to come home to は tough 構文なのか?

英語の勉強をしていると疑問に思うことが次から次へと出てきます。
これからも皆さんと色んなこと共有していきたいです。
by ladysatin | 2015-10-10 21:51 | 英語と私といろいろ | Comments(16)

Eiken Trivia

数日前かな。2015年度第1回英検の合否結果が出たようですね。
私の記事をご覧になっている方の中にも、受験された方がいらっしゃるのではないでしょうか。

英検の二次試験というと、時々ですが、試験前の模擬面接を頼まれることがあります。

対象は、知人の子供さんとか知り合いの社会人の方などです。時間があるときにお手伝いしているだけなので、原則お金はいただきません。しかし、頼まれる方は、無料というと大変恐縮されます。ボランティアですからといっても納得してくださらない方もいらっしゃるので、最近は気持ちだけいただくようになりました。

何ゆえに私が英検の模擬面接をやっているのかというと、実は以前、英検の面接委員をやっていたことがあるからなのです。10年ほど前まで、オフィシャルで面接委員をやっていました。二次試験で色々質問する人ですね。

ところで、あの面接委員ってどんな人がなるのか皆さんはご存知ですか?

本日のタイトル Eiken Trivia とはこのことなんですが、ほとんどの人は知らないでしょ?

私個人の実体験なので、ただ「へえ」と暇つぶしに読んでいただければ幸いです。m(_ _)m

以前勤めていた会社は、教育関係では大手だったのですが、そこで私は部長職についていました。もちろん平社員から長い年月かけて這い上がっていったわけです。当時はバリバリのキャリアウーマンを気取っていましたから、毎日、てんこ盛りの肩パッドのスーツにハイヒールで(ついでにセクシーに)出勤していました。外国人の部下は多い時で50人くらいいて、彼らの日本人の女性部長への興味はそれは高く、モテまくっていたんですよ。よく何人か連れて飲みに行ってました。思い出せば私って結構ケバかったと思います。

それが今、こんなに地味な翻訳者になろうとは誰が想像したであろうか… |||(-_-;)|||

で、その会社には色んな業者さんがセールスに来るわけですが、その中に日本英語教育協会というところがありました。面接委員はそこの営業マンの方から推薦されてなったのです。

日本英語教育協会って英検の教材を制作販売している財団法人なのですが、2009年に英検協会と合併したようで、日本英語検定協会通信教育部となって業務は引き継いだと Wiki に書いてありました。

当時の日本英語教育協会の営業マン曰く「英検協会は私達の弟分なんですよ。」
この営業マンの方は「弟分」という言葉を何回も使う人でした。
自分達は英検協会の「兄貴分」なんだと...まあ私にはどうでもええ話です。σ(^_^;)

あるときその彼が営業に来て「Y 部長(私のこと)は英検はおもちですか?」ときいてきました。

「英検をおもちですか」は日本語として変やろう~と思いましたが、それは言わず「はあ、1級はもってますよ。」と答えました。

彼曰く「それは素晴らしい。英検の面接委員に推薦いたします。」ですと。

そんな簡単に面接委員ってなれるものなんですかと思う方もいらっしゃるでしょうが、私の場合はそうです。面接委員といっても2級、準2級、3級の二次面接担当なのですけれどね。英検1級はそんなにすごい資格ではありませんが、英語にうとい彼から見ればすごいことだったようです。たまたま営業先に私がいて、英検1級ホルダーだったので面接委員に選定されたということです。なので、私の場合は単なるコネといって差し支えありません。

私としては面接委員になったからどうだというほどのことではありませんでしたが、次の転職のときに履歴書の飾りにはなるかしらと思い、引き受けました。

さて、英検の面接は年に3回あるんですが、面接委員といっても、毎回呼ばれるわけではないみたいです。私は年に1回か、たまに2回依頼されることがあったかな。面接室での受験者とのやりとりは毎回楽しかったです。

受験者の皆さんは緊張しまくっていますから、私の場合はリラックスさせようと、最初のトークが長くなりがちでした。英検のタイムキーパーの方に「Y 先生、もう少しスピーディにお願いします。」と言われたことが何度かあります。

私の気持ちは「すべての受験者を合格させたい」それだけでした。「ちょっとのろいけど、ちゃんと意味は通じてるよ。ええい、合格だ!」と思って合格にした受験者が結構います。もちろん、極端な点数の上乗せはしませんよ。そんなことしたらえらい問題になります。あと1点で合格か不合格が決まる状況で、不合格にする理由がないと判断したときだけです。

こんな感じで面接委員は7年か8年やっていました。よい経験だったと思います。

今は、オフィシャルの面接委員はやっていません。これもたまたまで、10年前に引越しをして住所変更届けを出そうと思いつつ、ずっと出し忘れたままなのです。当時の面接委員の仕事の依頼は、まず電話でのアポイントからだったので、私の電話番号が変わってしまい英検協会から私に連絡できなくなったのだと思います。まあ、バックアップの要員はいくらでもいるでしょうから、私ひとり欠員になったところで問題にはなりません。もしかしたらまだ私の籍はあるかもしれませんが、今となってはこのままにしておこうと思います。

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さて、せっかくなので、今後二次試験を受けるに方にちょっとだけアドバイスを。

「これだけはやめておいた方がいいよ」と思うことがあります。

それは「無言・沈黙」です。
黙ってしまっては評価ができません。

ゆっくりでもいい。
考えながらでもいい。
つっかえながらでもいいから、とにかくしゃべること。
間違えたら言い直せばいいんですよ。

日頃のトレーニングとしてのお勧めは音読です。
英語の教科書でも何でもいいです。
10分でもいいですから、毎日、英語で発話する習慣をつけることが大切だと思います。


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今日は、めったに書かない自分のことをちょっとだけ書いてみました。

ではまた。001.gif
by ladysatin | 2015-07-18 20:05 | 英語と私といろいろ | Comments(0)

キーワード検索の窓

先日のこと。

「ブログ内でキーワード検索できないでしょうか」とコメントをいただきました。

「えっ?そんなことできたっけ?」と思って調べたら、検索の設定がありました。

Wonderful♪

早速表示してみようと思い表示してみると...

サイドバーからはみでている... σ(^_^;)

わ~ん、なぜ?

実は、私が使っているスキンはエキサイトさんのご提供のものなのですが、私自身でカスタマイズしているものなんです。なので、このスキンは元のものより本文広め、サイドバー狭めにしているんです。フォントの行間なども私好みに変えています。

それで、この度、キーワード検索の窓を表示させたら、サイドバーからはみでてしまったというわけなんです。さて、これを修正しようと思いあれこれやってみましたが、私の浅いプログラミングの知識では何ともできず、あきらめました。またチャレンジしますけど。 (*^_^*)

とりあえず、そのはみでたキーワード検索の窓口を表示させています。
見た目が悪いの一番下にあります。

右側のサイドバーをスクロールしていただくと、おお、異様なでっぱり が。 (゚∇゚ ;)エッ!?

でもちゃんと仕事はしてくれるようです。

使い方は...
検索欄に「仮定法」とか「完了形」などのキーワードを入れてみてくださいね。
私の過去の記事の本文でヒットしたものが出てきます。
その画面が出たら、続けて検索するときは一番上の入力箇所から検索できます。

お役に立てるかなあ。

そうだとうれしいです。

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by ladysatin | 2015-06-26 21:56 | 英語と私といろいろ | Comments(2)