filthy の意味

プチ復帰です。

今日、yahoo を見ていたら、ダルビッシュ投手の記事が載っていて、「この訳 OK なのかな?」と思ったことがあって書くことにしました。

記事はこちらです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170811-00010016-fullcount-base

上のリンク先は、そのうち削除されると思うので、少しだけ引用します。
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(引用ここから)
敵地チェイスフィールドで“魔球”が冴え渡った。6-2で迎えた5回、先頭打者に四球を許したダルビッシュはAJポラックと対峙した。カウント2-2で迎えた5球目にダルビッシュが投げたのは、73マイル(約117キロ)のカーブ。大きく軌道を変えながら落下する魔球に、ポラックはあえなく空振り。この三振で勢いに乗った日本人右腕は、続くラム、ゴールドシュミットという中軸を連続三振で斬り、失点危機を免れた。

ドジャースの球団公式ツイッターは、この1球を動画で紹介。「あのダルビッシュのカーブは? えげつない」とメッセージを添えて絶賛すると、ファンも魔球にすぐさま反応した。

「まさに!」
「これは凄まじくえげつない
「ユウ、えげつない
「このカーブはいつもえげつないよね」
「なんて決め球なんだ」
(引用ここまで)
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このように「えげつない」が連呼されています。ここでの「えげつない」は褒めているようです。

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★えげつない(三省堂大辞林より)
① 度を過ごして露骨に表現するさま。露骨で,いやらしい。 「 - ・いことを言う」
② やり方に思いやりや人情味がない。情け容赦もない。 「商売のやり方が-・い」 〔もと関西方言。昭和期にはいり,次第に一般に用いられるようになった〕
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おそらく、この記事での「えげつない」はダルビッシュ投手の球は、打者への情け容赦もないほどすごかったと言いたいのだと思いました。あるいは、打者を翻弄するようないやらしい球だったという感じでしょうか。

では、実際は英語で何ていったのかなと思い、ドジャースのツイッターで確認しました。

どうもこれみたい。↓
f0307478_22495356.jpg



















左上に Filthy と書いてありますね。この Filthy を yahoo の記事を書いた人が「えげつない」と訳したのでしょうが、ちょっと引っかかります。

filthy はそもそも「汚れた、不潔な、卑猥な、下品な」というネガティブな意味ですが、「えげつない」という訳はどうなんでしょうか。

ジーニアス英和大辞典で filthy を引くと、上の意味の他に「(米俗)すばらしい」という意味があるようです。へえ~。

俗語を調べるにときに活躍するのが Urban Dictionary です。早速 filthy を調べました。すると、最もポピュラーな定義は "A word originating in Seattle meaning dope, tight or cool" とか "Seattle area slang. Filthy means hot, really cool, or tight." というものでした。

このように、filthy はシアトルから始まったスラングのようです。dope, tight, cool, hot と同義ということですから、やっぱりこの線で訳す方がいいんじゃないかなと思いました。ドジャースの本拠地はロサンゼルスですが、シアトルと同じ西海岸ですから、この使い方がすぐ広まったとしてもおかしくありません。ということで、「えげつない」という訳は、はちょっと違うような気がしたのです。

私だったら...今風にカッコよすぎ~なんて訳すかな。あと「しびれるぅ~なんてのもよいかも。

Commented at 2017-08-13 16:50 x
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Commented by ladysatin at 2017-08-13 23:34
nory さん
いつもありがとうございます。

「むしゃんよか」って初めて聞きました。熊本言葉なんですね。filthy は「むしゃんよか」 がピッタリですね。

FB は私も利用していたのですが、少し前に退会しました。私には合わないシステムでした。nory さんは大変な思いをされたんですね。

体調はぼちぼちです。ご心配ありがとうございます。ブログはたまにプチ復活しながらゆるく更新していきますね。励ましをありがとうございます。(^_^)
Commented at 2017-08-14 18:39 x
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Commented by ladysatin at 2017-08-15 16:33
yasu さん
こんにちは。元気です♪

yasu さんは夏風邪ですか?
早く良くなってくださいね。

「マジ、すげ~!」と「マジ、ヤバい!」もいいですね。
日本語の「やばい」も「あぶない」の意味だったのが、今では「素晴らしい」の意味でも使われますね。
言葉っておもしろいです。
Commented at 2017-08-15 20:04 x
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Commented at 2017-08-15 20:12 x
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Commented by ladysatin at 2017-08-16 16:12
yasu さん
HP は以前教えていただいてました。ブックマークしています。

Knock On Wood を聴いてみました。ちゃんとファイルを開けることができました。私、Eddie Floyed のことは全く知らないのですが、曲は知っていました。あれは Donna Summer だとばっかり思っていたんですが、調べたら Amii Stewart がカバーしていたんですね。なぜ Donna Summer だと勘違いしていたのか不思議です。

さて問題の箇所ですが、その前のフレーズに伏線があるようです。

It's like thunder, lightning,
the way you love me is frightening.

thunder(雷)と lightning(稲光)ときたら frightening(怖い、恐ろしい)ですよね。調べてみたところ、やっぱりと思った記事を発見しました。→ http://www.songfacts.com/detail.php?id=6750

Knock On Wood は Eddie Floyed と Steve Cropper がホテルに泊まっていたときに作ったそうです。
その時 Eddie がこう言ったとか。

"In Alabama, man, there's like thunder and lightning."
"We'd hide under the bed because we'd be frightened of the thunder and lightning."

これを聞いた Steve が気に入って、上のフレーズが出来上がったようです。意味ですが、yasu さんが訳された通り「オマエの愛に怖気ついてしまう」でいいと思います。何せ彼女の愛はまるで、thunder and lightning なんですから。(^_^)
Commented at 2017-08-17 07:59
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Commented by ladysatin at 2017-08-17 13:03
yasu さん
鍵コメントだったので大丈夫と思います。たぶん yasu さんがエキサイトにログインの状態で見ると、本人には見えるのかもしれません。一度ログアウトしたら「非表示コメントです。」の表示が出ると思います。

念のためコメントは削除しました。安心してくださいね。

We're All Alone の訳楽しみです♪拝見します。
Commented at 2017-08-18 20:51
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Commented by ladysatin at 2017-08-19 13:28
キャロル・キングの和訳もされたんですね。
動画と一緒だとやはり迫力がありますね。
鑑賞させていただきます。楽しみです。
by ladysatin | 2017-08-11 22:58 | 英語と私といろいろ | Comments(11)