Eiken Trivia

数日前かな。2015年度第1回英検の合否結果が出たようですね。
私の記事をご覧になっている方の中にも、受験された方がいらっしゃるのではないでしょうか。

英検の二次試験というと、時々ですが、試験前の模擬面接を頼まれることがあります。

対象は、知人の子供さんとか知り合いの社会人の方などです。時間があるときにお手伝いしているだけなので、原則お金はいただきません。しかし、頼まれる方は、無料というと大変恐縮されます。ボランティアですからといっても納得してくださらない方もいらっしゃるので、最近は気持ちだけいただくようになりました。

何ゆえに私が英検の模擬面接をやっているのかというと、実は以前、英検の面接委員をやっていたことがあるからなのです。10年ほど前まで、オフィシャルで面接委員をやっていました。二次試験で色々質問する人ですね。

ところで、あの面接委員ってどんな人がなるのか皆さんはご存知ですか?

本日のタイトル Eiken Trivia とはこのことなんですが、ほとんどの人は知らないでしょ?

私個人の実体験なので、ただ「へえ」と暇つぶしに読んでいただければ幸いです。m(_ _)m

以前勤めていた会社は、教育関係では大手だったのですが、そこで私は部長職についていました。もちろん平社員から長い年月かけて這い上がっていったわけです。当時はバリバリのキャリアウーマンを気取っていましたから、毎日、てんこ盛りの肩パッドのスーツにハイヒールで(ついでにセクシーに)出勤していました。外国人の部下は多い時で50人くらいいて、彼らの日本人の女性部長への興味はそれは高く、モテまくっていたんですよ。よく何人か連れて飲みに行ってました。思い出せば私って結構ケバかったと思います。

それが今、こんなに地味な翻訳者になろうとは誰が想像したであろうか… |||(-_-;)|||

で、その会社には色んな業者さんがセールスに来るわけですが、その中に日本英語教育協会というところがありました。面接委員はそこの営業マンの方から推薦されてなったのです。

日本英語教育協会って英検の教材を制作販売している財団法人なのですが、2009年に英検協会と合併したようで、日本英語検定協会通信教育部となって業務は引き継いだと Wiki に書いてありました。

当時の日本英語教育協会の営業マン曰く「英検協会は私達の弟分なんですよ。」
この営業マンの方は「弟分」という言葉を何回も使う人でした。
自分達は英検協会の「兄貴分」なんだと...まあ私にはどうでもええ話です。σ(^_^;)

あるときその彼が営業に来て「Y 部長(私のこと)は英検はおもちですか?」ときいてきました。

「英検をおもちですか」は日本語として変やろう~と思いましたが、それは言わず「はあ、1級はもってますよ。」と答えました。

彼曰く「それは素晴らしい。英検の面接委員に推薦いたします。」ですと。

そんな簡単に面接委員ってなれるものなんですかと思う方もいらっしゃるでしょうが、私の場合はそうです。面接委員といっても2級、準2級、3級の二次面接担当なのですけれどね。英検1級はそんなにすごい資格ではありませんが、英語にうとい彼から見ればすごいことだったようです。たまたま営業先に私がいて、英検1級ホルダーだったので面接委員に選定されたということです。なので、私の場合は単なるコネといって差し支えありません。

私としては面接委員になったからどうだというほどのことではありませんでしたが、次の転職のときに履歴書の飾りにはなるかしらと思い、引き受けました。

さて、英検の面接は年に3回あるんですが、面接委員といっても、毎回呼ばれるわけではないみたいです。私は年に1回か、たまに2回依頼されることがあったかな。面接室での受験者とのやりとりは毎回楽しかったです。

受験者の皆さんは緊張しまくっていますから、私の場合はリラックスさせようと、最初のトークが長くなりがちでした。英検のタイムキーパーの方に「Y 先生、もう少しスピーディにお願いします。」と言われたことが何度かあります。

私の気持ちは「すべての受験者を合格させたい」それだけでした。「ちょっとのろいけど、ちゃんと意味は通じてるよ。ええい、合格だ!」と思って合格にした受験者が結構います。もちろん、極端な点数の上乗せはしませんよ。そんなことしたらえらい問題になります。あと1点で合格か不合格が決まる状況で、不合格にする理由がないと判断したときだけです。

こんな感じで面接委員は7年か8年やっていました。よい経験だったと思います。

今は、オフィシャルの面接委員はやっていません。これもたまたまで、10年前に引越しをして住所変更届けを出そうと思いつつ、ずっと出し忘れたままなのです。当時の面接委員の仕事の依頼は、まず電話でのアポイントからだったので、私の電話番号が変わってしまい英検協会から私に連絡できなくなったのだと思います。まあ、バックアップの要員はいくらでもいるでしょうから、私ひとり欠員になったところで問題にはなりません。もしかしたらまだ私の籍はあるかもしれませんが、今となってはこのままにしておこうと思います。

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さて、せっかくなので、今後二次試験を受けるに方にちょっとだけアドバイスを。

「これだけはやめておいた方がいいよ」と思うことがあります。

それは「無言・沈黙」です。
黙ってしまっては評価ができません。

ゆっくりでもいい。
考えながらでもいい。
つっかえながらでもいいから、とにかくしゃべること。
間違えたら言い直せばいいんですよ。

日頃のトレーニングとしてのお勧めは音読です。
英語の教科書でも何でもいいです。
10分でもいいですから、毎日、英語で発話する習慣をつけることが大切だと思います。


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今日は、めったに書かない自分のことをちょっとだけ書いてみました。

ではまた。001.gif
by ladysatin | 2015-07-18 20:05 | 英語と私といろいろ | Comments(0)