2015年度センター試験英語にチャレンジ

昨年に続き、今年度のセンター試験をやってみました。

朝の通勤電車の中で、ウォークマンを聴きながらペンを片手に真剣なまなざしでセンター試験を解く、きれいめ?? (*^^*) のおばちゃんがいたらそれは私です。両隣のサラリーマンのおじさん達のちらちら視線などよそに、一心不乱に問題を解きましたよ~。

一応長いこと英語をやってる私ですので、高校生と同じ80分の制限時間はあんまりでしょう。
タイムリミットを30分に設定しました。^^

去年より今年の方が簡単な気がしました。最後の長文読解まですいすいっと進みました。

満点でしょう♪と思いつつ自己採点しました。

結果は...

いっこ間違えてました... (´_`。)

ショック...

去年は満点だったんですが、やっぱりポカミスをしちゃいました。
その間違えた問題のところはあとで書きますね。

ところで皆さん、センター試験は英語で何というかご存じですか?
答えは... The National Center Test

大学入試センターは National Center for University Entrance Examinations

ではでは、今回の試験で個人的に気になったところをほんの少しだけピックアップしてみます。

●第1問
発音・アクセントの問題は良問だったと思います。どれも英文を読む上で知っておかなくてはならない実にベーシックな単語ばかりでしたね。dinosaur の発音は高校生には少し難しかったかも。消去法で答えた人もいたでしょうね。

●第2問
Aの問9で so...that の構文が出ていました。
The Internet has become (so) powerful a tool (that) people living anywhere can access any educational resource.

この英文は少し難易度が高かったかも。私が高校生に教えていたころ、形容詞 (powerful) のあとに冠詞つき名詞 (a tool ) があるのがどうもわからんという生徒が結構いました。a powerful tool だと普通の語順ですよね。しかし、上の問題では so a powerful tool とは言えません。so が修飾するのは形容詞か副詞ですから、a powerful tool のような名詞句をもってくることができません。ここでの so は形容詞の powerful を修飾したいので so powerful にして a tool をその後ろに置かざるをえないということですね。

さて、ここで (such) powerful a tool (that) を選んだ受験生もいたと思います。such と so は両方とも「そんなに」という程度を表すので紛らわしいです。such の場合は、後ろに名詞(句)がきますから、今回の文では使えない。such ...that を使いたかったら語順を変えないといけないですね。

以下の語順だとOK
The Internet has become (such) a powerful tool (that) people living anywhere can access any educational resource.

★so ...that と such ...that よく似ていますが語順が変わるので要注意です。

Cの問3は、dream の用法を問う問題でした。dream は to 不定詞をとりません。前置詞 + 動名詞の形にします。
正解は I wouldn’t dream of doing such a thing!
(誤:I wouldn’t dream to do such a thing! ×)

第3問はスキップします。

●第4問
毎年グラフの問題は出てきますねえ。はい、私が間違えた箇所は第4問でした。
よ~く読まないとひっかかっちゃうなあ。

SNS の問題の問1で、グラフの (A) (B) (C) は、Students, Teachers, Parents のそれぞれどれを指すかという問題で間違えました。

選択肢
① (A) Parents (B) Students (C) Teachers
② (A) Parents (B) Teachers (C) Students
③ (A) Students (B) Parents (C) Teachers
④ (A) Students (B) Teachers (C) Parents

まず、(A) が Students だというのはすぐわかりますね。本文に a quarter of students chose "safe" とありますから。そこで①と②ははじかれて、残りの選択肢は③と④です。

ここで私は③を選んでしまったんです。正解は④でした。本文のこの箇所を読み間違えました。
In contrast, with the students’ responses, their parents and teachers were more cautious about the risk associated with SNS use, with teachers slightly more likely to see high risk.

with teachers slightly more likely to see high risk
この箇所は「SNS に対して高い危険性を感じているのは親より先生が少し多いようだ」と言っていますね。ここを私は左から2番目のグラフ A little risky に結び付けてしまったんです。slightly と little を何も考えずに関連付けてしまった。安易でしたね~。ここは、Very risky のグラフでチェックしなくちゃいけなかったのに。完全なポカミスです。
(朝の通勤時間だったから見直ししなかった...と言い訳をしてみる。)

チャレンジした皆さんはどうでしたか?だまされませんでした?

●第5問・第6問
この長文読解では単語の意味を推測させる問題が2つありました。
第5問では has a penchant for 第6問では burgeoning の意味を考えさせるというものでした。両方とも高校生には難しいフレーズと単語です。

こういった問題が出題されるのはとても良い傾向だと思います。英文を読んでいて、すべての単語やフレーズを知っているケースはほとんどないのではと思います。わからない単語に突き当たったときに、それまでの文脈からどういう展開になるのかを考える力をつけることで読解力はさらに強固なものになりますよね。

has a penchant for については、その前の文に She’s getting good grades and likes her classes and teachers. とあり、彼女が成績が良く授業や先生が好きだというポジティブな面が書かれています。それに続き、In particular, she has a penchant for numbers and loves her math classes. なので、ここは In particular で好きなものを強調していると考えられますよね。だから答えは is fond of が適切だとわかります。

burgeoning については、前の文で市民科学のプロジェクトの初期の形態は1900年にさかのぼるとあり、続いて However, citizen science projects are burgeoning more than ever: の中に使われています。

more than ever - これまで以上にどうだというのでしょうか。それはコロンのあとの具体例が示しています。

over 60 of them were mentioned... これは 1900年の one of the earliest projects に比較して、60以上にまでなったと言ってます。つまり「増加した」ことが言いたい。となると答えは increasing rapidly しかなかろうという結論です。

072.gifついでに penchant と burgeon の意味を押さえておきましょう!

ジーニアスより
penchant
通例 a penchant
(...に対する)(他人には好まれない)強い好み、趣味、傾向
・have a penchant for painting 絵が大好きである

burgeon
1. 新芽を出す、花が咲く
2. (郊外・企業などが)急に発展する(広がる)
3. (人口などが)急増する

******************************
以上、私なりのセンター試験のおさらいでした。
もっと詳しい解説は予備校のサイトにあると思います。

ところで、私はセンター試験は受けたことはありません。
共通一次試験を受けました。(>_<)
※一期校・二期校の世代ではないのよ~って強調しておくわ~。

私の頃に比べたら試験内容はかなり良くなってると思います。こんなの知っていてもしょうがないでしょっていうような問題は今年の問題にはなかったですね。SNS の問題も今ならではのトピックでした。

今回も色々勉強になったので、また来年チャレンジすることにします。

では。001.gif

******************************
追記)
インターネットを見ていたら、堀江貴文さんとマーティフリードマンさんがセンター試験にチャレンジしたって書いてありました。堀江さん178点、マーティさん177点ですって。
どうですかね~。この点数 004.gif

堀江さんは、使役の問題を間違えたらしいです。
第2問の問2のことかな。カッコ内に入れる問題を選べというもの。

Scott went to the police station because he (???).

選択肢
①caused his computer stolen
②got stolen his computer
③had his computer stolen
④was stolen his computer

正解は③ですよね。おそらく④を選んだんだろうなと思います。
Scott went to the police station because he (was stolen his computer). × ←まちがい

自分が盗まれてはあかんよ。(´▽`)
でも、堀江さんは受験してからはブランクがあるのに頑張った方ですね。
久留米大附設から東大でしたよね。
さすがだわ。

マーティさんは上で私が解説した (so) powerful a tool (that) が出来なかったらしい。

もう、マーティ先生ってば、こんなん間違えたらあかんわ。
バリバリのネィティブなんやからね。ヽ(´o`; オイオイ

来年挽回しようねっ♪
Commented by wbjk at 2015-08-24 16:52 x
センター試験の問4のところを解説を読んでもわからずググってみたらこの記事を見つけました。なぜこの問ではA little riskyではなくVery riskyのグラフをみないといけないのですか?教師は高いリスクをみる可能性がやや高いと書いてあるからA little risky(ちょっとした危険)は対象外ってことですかね?
Commented by ladysatin at 2015-08-24 22:43
そうですね。問題の箇所を抜粋してみましょう。
..., with teachers slightly more likely to see high risk.

ここの high risk は、グラフの Very risky を言い換えてるんですね。単に risk の程度に言及しています。
Safe と A little risky も同じように言い換えることができます。

Safe = No risk(リスクなし)
A little risky = Moderate risk(軽度のリスク)
Very risky = High risk (高いリスク)

このように考えるとわかりやすいと思いませんか?

それと slightly にも注意してください。
with 以下の意味は「教師は親よりも若干高く(=slightly)、SNS に高い危険性があると見ている」になります。
つまり slightly は教師と親の見方の差を示しています。
Very risky のグラフは教師と親の差はせいぜい3%程度ですから slightly がぴったりですが、
A little risky は差が約10%ありますから slightly と見なすには差がありすぎますね。

この説明でご理解いただけるでしょうか。
Commented by ladysatin at 2015-08-26 13:17
wbjk さんは受験生なのかな?
上の私の返事は読みましたか?
by ladysatin | 2015-01-24 20:25 | 英語と私といろいろ | Comments(3)