訳詞の世界~The Water Is Wide - Karla Bonoff(和訳&考察)

今日の訳詞の世界は The Water Is Wide を取り上げたいと思います。

この曲がまた認知度が上がってきたとききました。
というのも朝ドラで誰かが歌っていたとか。

実は私、朝ドラという単語を最近知りました。(恥)
はあ~。連続テレビ小説のことぉ...|||(-_-;)|||

テレビドラマは全く興味がないのでそのあたり、私ってほんとに疎いです。
連続テレビ小説を最後に見たのは、「おしん」ではなかったかと思う。古いですな。(;^_^A

The Water Is Wide は私も大好きな曲なので、この曲が有名になるのはうれしいです。

私がこの曲を最初に聴いたのは Karla Bonoff のアルバム Restless Nights(邦題は「ささやく夜」) でした。
1979年の作品です。

この頃の洋楽のアルバムや曲には必ず邦題がついていて「ささやく夜」って上手なタイトルだなあと思ったものです。シングルカットされたアルバムの1曲目の Trouble Again (邦題は「涙に染めて」)がきっかけで 私はKarla のファンになり、アルバムを全部聴きたいと思って買ったのが Restless Nights でした。

Restless Nights は、今聴いても素晴らしいアルバムです。Karla の書く詞は、まさに女性が書いたと思わせる内容ばかりです。ほとんどが恋する女心を歌ったものですが、Karla は淡々と歌うひとなので、すうっと耳に入ってきて、「そうなのよね~」と思わずうなずいてしまうような歌、といったらわかってもらえるかな。

072.gif ひとことで言えば...女心はユニバーサル...ってことです。

アメリカ人だろうが日本人だろうが関係ないの。
女心が知りたい世の男性は Karla の曲を聴きなさい (o^-^o)
と言っておくわ~♪

Karla のコンサートにも行きました。これもずいぶん前ですが、Christopher Cross と一緒に来たんですよ。Christopher Cross は「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」の人ですね。ビルボードライブになる前の大阪ブルーノートのコンサートでした。

近くで見る Karla はほとんどピアノを弾きながら歌っていました。美しい人でした。
レコードで聴く歌声を、生で聴いたときの感動は忘れることができません。

なんかたくさん思い出されてだらだら書いてしまいました。^^

The Water Is Wide は、アルバムの最後に入っています。この歌はスコットランドの民謡ですね。
色んな人が歌っているのを聴きましたが、Karla のバージョンはやはり絶品です。

Karla の The Water Is Wide は、透き通る水をイメージさせてくれます。
邦題の「悲しみの水辺」がぴたりとはまる。そんな歌声です。

今日はこの曲を聴きながら、今年を振り返ることにしよう。



Bass: Kenny Edwards
Acoustic Guitars: Karla Bonoff & James Taylor
Accordion: Garth Hudson
Backing vocals: James Taylor & John David Souther


********************************
The Water Is Wide 悲しみの水辺

The water is wide, I can’t cross over
And Neither have I wings to fly
Give me a boat that can carry two
And both shall row, my love and I

川幅が広くて渡ることができません
私には飛ぶための翼もありません
ボートをください
二人を運んでくれるように
愛する人と二人で漕いでいきます

Oh, love is gentle and love is kind
The sweetest flower when first it's new
But love grows old and waxes cold
And fades away like morning dew

そう、愛は優しさ、そしていたわり
始まりの頃は最も甘美な花のよう
けれど愛にも老いが訪れ
そして冷たくなり
最後には朝露のように消えていくのです

There is a ship and she sails the sea
She's loaded deep as deep can be
But not as deep as the love I'm in
I know not how I sink or swim

船が海を渡っていきます
荷を積んで深く
これ以上にないほどに深く

でも私の愛の深さには及ばない
沈んでしまうのか
それとも泳いでいけるのか
私にはわかりません

The water is wide, I can’t cross over
And Neither have I wings to fly
Give me a boat that can carry two
And both shall row, my love and I
And both shall row, my love and I

川幅が広くて渡ることができません
私には飛ぶための翼もありません
ボートをください
二人を運んでくれるように
愛する人と二人で漕いでいきます

そう二人で...

*********************************

訳詞は以上です。

ではここから恒例の考察です。
英語学習の観点から気になるところだけピックアップしますね。

この歌の原曲は1600年代に書かれたもののようです。
相当古いので使われている英語も古英語のなごりを感じさせる箇所があります。

★The water is wide, I can’t cross over
川幅が広くて渡ることができません

この箇所は人によって解釈が異なるかと思います。私のイメージは、広い海という感じではなくて、こちらから向こう岸がなんとなく見えるような距離感の川です。川幅という訳ははそんなイメージから思い浮かびました。

★And neither have I wings to fly
私には飛ぶための翼もありません

ここは否定語の neither が前に出てきた形ですね。

高校ではこんな文を勉強しました。
He doesn’t speak French. Neither do I. - 彼はフランス語を話しません。私もです。

このように否定語の neither が前に出ると助動詞や be動詞が主語の前に出て倒置が起こります。
ただ、この詞における文は、And neither have I wings to fly となっていて一般動詞の have が前に出ています。

現代英語では、一般動詞をそのまま前に出すことはしません。
文法書に書かれてあるのは And neither did I have wings to fly と助動詞の do を前に出している形ですね。

★And both shall row, my love and I
愛する人と二人で漕いでいきます

ここでは未来形に will ではなく shall を使っています。現代英語では will が一般的ですが、この詞が書かれた時代を考えると shall が普通に使われていたということでしょう。

●shall の意味:元来定型動詞であったが、徐々に現在のような助動詞の用法をもつようになった。原意は owe で「負う」「義務がある」ことを表したが、中英語の14世紀には未来時を表す用法が生まれ、1382年ごろの Wycliffe の聖書の英訳でもこの用法が見られる。(現代英語語法辞典(三省堂)より引用)

★But love grows old and waxes cold
けれど愛にも老いが訪れ、そして冷たくなる

この wax は become と同義ですがあまり知られていませんね。
●wax - <人が>次第に...になる(become)(ジーニアスより)

いくつか辞書を調べてみましたが、wax の主語には「人」が来るとのこと。
ここでは love が主語なので擬人化して書かれているものと思います。

★There is a ship and she sails the sea
船が海を渡っていきます

ここは ship を代名詞の she で受けているところに注目。

●(she は)文法的性として女性を表す機能をもつが、詩的表現では水につながる海(sea)、船(ship)などのように、これを擬人化して有性化(女性化)する機能をもつ場合もある。(現代英語語法辞典(三省堂)より引用)

余談ですが、これを書きながら Deep Purple の Highway Star を思い出してしまった。
I love her! って車のこと言ってますよね。(>_<)

★She's loaded deep as deep can be
荷を積んで深く、これ以上にないほどに深く

ここは構文が難しい。色々考えて、省略されている語があると思うに至りました。

以下は私の解釈です。
She's loaded, being deep, as deep as it can be

①She's loaded, - 船には荷が積まれています
 ここでいったん切ります。

②being deep, - 船は深いところにいます
 分詞構文です。この deep は副詞じゃなくて形容詞

③as deep as it can be - これ以上にないほどに深いところにいます
 ここは being deep をさらに詳しく説明しています。

ここまで解釈を深めると次のフレーズに自然につながります。
★But not as deep as the love I'm in
でも私の愛の深さには及ばない

ここに as deep as を使った同等比較の文があるので、前文の as deep can be も実は同等比較だったと考えることができますね。

★I know not how I sink or swim
沈んでしまうのかそれとも泳いでいけるのか私にはわかりません

ここは not の位置がおもしろいです。普通に書くとこうなりますね。
I do not know how I sink or swim

how の使い方も深いです。or でつないでいるので、普通は whether か if を使うところです。しかし、あえて how を使っています。

how を使うと「どのように」の意図を感じます。
-「沈むとしたらどんなふうに、泳ぐとしたらどんなふうに」
つまり、ただ沈むのか泳ぐのかだけではなくて、その有様まで言及していると感じさせる箇所なんですね。

********************

以上で The Water Is Wide の考察は終わりです。

大昔に聴きすぎて最近は遠ざかっていましたが、やっぱり良い曲はいつまでもよい曲ですね。
Karla はどうしているのかなあ。まだ音楽活動をしているのかしら。
また日本に来てほしいな。

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********************
追記)2015年10月9日



The Water Is Wide by Pete Seeger
Commented by 鯉太郎 at 2014-12-14 13:21 x
Madame ladysatin 鯉太郎

いつも素晴らしい文法のレクチャー、ありがとうございます。
先日、NHKで「広い河の岸部」を聴いて、それ以来the water is wide の世界にはまっています。

只、原詩の邦訳は色々あるようですが、文法解釈をマダムがされているので早速何度も読み返し、大いに文法的理解を深めた次第です。

そこで下記のフレーズとマダムの解釈について質問することをお許しください。

 She's loaded, being deep, as deep as it can be

 being deep, - 船は深いところにいます

「舟は深いところにいます」では、なぜか沈んでしったようなイメージです。
私は「舟は沢山の人生の荷を積んでいるために、水面が喫水線ギリギリまで来ている」とイメージいたしました。如何でしょうか?

最後にこの素晴らしい文法解釈のWebを継続されることを心からお願いいたします。    bye
Commented by ladysatin at 2014-12-14 19:04
鯉太郎さん
こんにちは。コメントをありがとうございます。
とってもうれしいです♪

She's loaded, being deep, as deep as it can be
この箇所は、実は訳がとても難しかったです。
言わんとしていることは鯉太郎さんのおっしゃる通りです。
船は沈んでいませんよね。船が沈むということは絶望を意味します。
その絶望より私の愛が深いのでは、私の愛は救いようのないものになってしまいます。

船は浮いていますね。
まさに「舟は沢山の人生の荷を積んでいるために、水面が喫水線ギリギリまで来ている」ということが言いたいです。

さてここをどう訳そうかなあと思いつつ、ぼやかしたのが私の訳でした。
「荷を積んで深く
これ以上にないほどに深く」
ただこれだと確かに沈んでいるかのような印象になってます。

今思いついたのですがこれはどうでしょう?
「荷を積んで深く
これ以上行くと沈んでしまいそうなほどに深く」

う~ん難しいですね。(汗)
もう少し考えてみます。

鯉太郎さんのコメントとってもうれしかったです。
マダムと言われたのは初めてです。(o^-^o)
今後ともよろしくお願いいたします。
Commented by ogawa at 2014-12-16 07:58 x
こんにちは。
最近英語を勉強し始めた者です。文法がとても分かり易く説明されていていつも興味深く拝見させて頂いております。それで質問なのですが、Haveは助動詞だと遥か昔に習った気がするのですが、もし差支えなければ教えて頂けますでしょうか?
Commented by ladysatin at 2014-12-16 22:05
ogawa さん
はじめまして。コメントをありがとうございます。

have についてのご質問ですね。おっしゃる通り have には助動詞の用法があります。
have は be や do と同様に英語の動詞の中で最も基本的な動詞と言われています。この3つは助動詞としての性質をもっているため、非常に用途が広いんですね。

助動詞というのは読んで字のごとく、動詞を助けるものです。それ自体では成立しませんが、本動詞と結びついて本動詞の意味を expand しますね。

have が助動詞として活躍するのは、完了形のときです。例をあげてみましょう。

She went to London. だけだと「彼女はロンドンに行った」という事実しか表しませんが、She has gone to London. とすると「彼女はロンドンに行ってしまって今はいない」のように「行った」という事実に深みを与えるんです。

このように助動詞としての have は完了形で使うということを覚えておかれてください。完了形には様々な用法があります。ここでは割愛しますが、助動詞の have なしでは成立しないのが完了形です。

ところで、上記の And neither have I wings to fly における have は「所有」を表します。possess や own などの一般動詞と同義ですから助動詞ではありません。この「所有」の have を本動詞と説明する文法書もあれば、一般動詞と説明しているものもあります。

I have a book. の have も 助動詞ではなく、一般動詞または本動詞と考えてください。

うまく説明できているでしょうか。
わかりにくかったら突っ込んでください。(^^)
今後ともよろしくお願いいたします。
Commented by 大魔王さま at 2015-09-08 22:50 x
[The Water Is Wide] を検索してたら、ここに辿り着きました。
英悟はサッパリですが昔の文体とか興味があります。
分らないままに聴いても、どこか切ないというか虚しいと言うか・・・
霧の中を進んでいるかのような雰囲気を感じる曲ですね。

初めて聴いたのは、競艇のCMだったと思います。
今でもTVで ちょくちょく耳にします。 本当にいい曲ですね♪♫

あ・・・
ついつい書き込んでしまいました。
場違いでしたら、遠慮なくバッサリ削除して下さいね♪
Commented by ladysatin at 2015-09-08 23:27
大魔王さま♪
初めまして。ようこそお越しくださいました。
何て素敵なお名前なんでしょう。❤

あっ、私も知ってます。競艇の CM でしたね。
はい。本当に良い曲だと思います。

大魔王さまのブログを拝見しました。
とっても素敵なお写真がいっぱいあって感激しました。
私は車のことはわかりませんので、食べる方で。
手羽先が今、無性に食べたくなりました。
お写真だけで我慢します。(;^_^A

また是非、遊びに来てくださいね。
とっても素敵なコメントをありがとうございました。
Commented by だるまおこぜ at 2015-10-08 17:52 x
The Water is wideの歌詞を探していて、ここにたどりつきました。 この曲はチャイルドが収集した英国系の古謡ノ番号チャイルディッシュ、ナンバーがつくほど有名な曲ですが、 実際にはたくさんの歌詞ヴァージョンがあります。これは時代によって、その時代なりの文法があるのでしょう。私も何十年も前にI know not if I sink or swimと覚えましたし、 Pete Seeger は A ship there isと歌っていました。伝承的な歌だけに伝わり方で、また吟遊歌手の気分で変わったのかもしれません。英語は比較的新しい言葉のようですが、時代によって倒置したり、文意の協調で、もっと文法が自由だったことが感じられますが。最近では僕たちが中学校で習ったshallとwillな区別なんて何処かにいってしまったようです。これからも期待しています。
Commented by ladysatin at 2015-10-08 23:13
だるまおこぜさん
コメントをありがとうございます。

この歌は詞のバリエーションがいくつかあるようですね。私がこの曲を聴いたのは、この記事でとりあげたKarla Bonoff のアルバムが最初でした。実は Karla が作った歌だとばかり思っていたのです。そう思わせるほどに、彼女はこの歌を自分のものにしていました。

だるまおこぜさんが教えてくださった Pete Seeger さんという歌手を、恥ずかしながら私は存じませんでした。早速、YouTube で聴かせていただきました。何とも言えない感動を味わいました。歌う人によって、全く違う歌のようにきこえます。また、この曲に関するご説明は、私の知らないことばかりで新たな知識を得ることができました。とてもうれしいです。本当にありがとうございました。
Commented by だるまおこぜ at 2015-10-09 10:03 x
フォークソング好きの老人の 投稿レスポンスをいただき恐縮です。この歌の大事な一節に、
I leaned my back against some young oak,Thinking he(ヴァージョンによってはitのときもあります。僕はitが好きですが)was a trusty tree, But first he bended,and then he brokeと続いていきます。全体として乙女のメランコリーといった になっています。最初は恋人と広い湖面を渡っていく決意から,詩は心を許してよいのだろうか、と変わっていきます。悲しみの岸辺という日本タイトルは、ちょっとですね。

Commented by ladysatin at 2015-10-09 23:10
だるまおこぜさん
詞の引用をありがとうございます。
Pete Seeger さんのバージョンを上にアップしました。

I leaned my back up against some young oak
Thinkin' he was a trusty tree

とっても胸にしみます。女性のコーラスも素晴らしい。
私はこの歌から自然への慈しみを感じます。
言葉に出来ない思いが今、私の中にあります。
Commented by Shira at 2015-10-10 21:11 x
こんにちは。

昔はラジオ・テレビで邦楽も洋楽もベストテン番組がありました。そんなときに聞いたのが Bonoff の Trouble Again。なつかしいですね…。柔らくても芯がしっかりしているような、なんともいえない歌声です。
Commented by ladysatin at 2015-10-11 12:44
Shira さん
こんにちは。

ベストテンの番組ってたくさんありましたね。
私がよく覚えているのは日曜日の午後1時からのラジオの番組です。
番組のタイトルは忘れましたが、みのもんた氏が DJ でした。
Eric Clapton の Layla がオープニングで、毎週楽しみで聴いていました。

今思い出しましたが、Karla Bonoff は Linda Ronstadt にもたくさん曲を提供しています。
二人とも大好きな女性アーティストです。
Commented by MORROW at 2016-01-02 22:35 x
この曲特にKarla Bonoffのバージョンは大好きです。水は川か海かはともかく深く冷たい水のイメージがあり、越えて行くと言うには、深く広い、越える事の意味はなんだろう?と思います、2人で漕ぎ出すという、人生を象徴しているのでしょう。ならば、向こう岸は目的地としてどう言う意味があるのでしょう?愛の旅路という訳をしたくなります。

2番では花に例えていますが、花の命は短いというイメージで、愛の香しい時間もつかの間でやがては消えてなくなる朝露とは?鮮やかな画をイメージしながら切ない気持になります。

3番では重い積み荷を積んだ船が沈み込みながら海を渡るイメージに、愛の重さに沈むようになりながらも渡り切ろうとする、つまり愛をまっとうしようとする強い意志を感じます。

これらを、画を描くように、歌える歌詞にする。歌いながら意訳に挑戦していますが、短い歌詞の中に、深い意味が込められているのが分りますね。副題は「愛の旅路」でしょうね。
Commented by ladysatin at 2016-01-03 13:20
MORROW さん
コメントをありがとうございます。

私も Karla Bonoff のバージョンが大好きです。
この曲を知ったのは Karla のアルバムがきっかけだったのですが、彼女が作った歌だとばかり思っていました。
あとで古い民謡だと知り驚いたことを覚えています。

MORROW さんの解釈素敵ですね。
人生を旅していく二人の姿が見えるようです。
「愛の旅路」- まさにその通りだと思います。

素敵なコメントをありがとうございました。
Commented at 2016-01-04 21:18 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ladysatin at 2016-01-05 01:56
MORROW さん

素晴らしい訳詞だと思いました。

Karla の歌を聴きながら MORROW さんの日本語の詞を言葉にして歌ってみました。この歌が言わんとすることが凝縮されていて、思わず「素晴らしい」と言ってしまいました。英語の歌詞をそのまま日本語にすると、どうしても長くなってしまうので、どこかをはしょらないといけないのですが、MORROW さんの詞はこの曲のエッセンスが網羅されていると思います。すうっと素直に歌える日本語の歌詞です。

とても感動しました。ありがとうございます。
Commented by MORROW at 2016-01-05 10:25 x
ありがとうございます、そう言って頂けると嬉しいです。

この曲には既に八木倫明さんの訳詞がありますが、歌えるけど何かが足らない。
Ladystainさんの訳詞は正確ですが歌いにくい。(失礼)

この曲はずっと大好きだったのですが、上手く歌えない。
きっと歌の世界が見えてないからだと思いました。
ずっと、スコットランドの風景を描きながら

川なら、橋があるだろうに、湖なら回って行けばいい。
海と言うには、大海のイメージではない。
瀬戸内の生まれなので、
そうか、対岸の四国が遥かに見えるくらいなのか?
重い荷を積んだ船も行き交う画が浮かびました。

もしも、この島の1つに生まれた娘なら、
いつか、この海を渡って本土に渡りたいと願うに違いない。
しかし、瀬戸内海ほど温暖ではないスコットランド
水は冷たくて、深い、漕ぎ出すには命がけ
The water is wide の短い歌詞に込められたせつなさ

そして愛の始まりのなんと美しくも儚いことか!
愛の重さに喘ぎながら進んで行くしかない2人の姿が
重い荷を積んで海を渡る船の姿に繋がった時に
やっとこの歌の深さとせつなさとがわかった気がします。
Commented by ladysatin at 2016-01-06 23:41
MORROW さん

スコットランドの風景なんですね。
私はそこまで頭が回っていませんでした。
詞をよむときに土地や地形を思い描くと、もっと深く考えることができそうですね。

MORROW さんは瀬戸内のご出身なのですね。私は昔、よく出張で愛媛県に行っておりました。海の幸がおいしかったのをよく覚えております。そして人々の温かさ。話がそれてしまいましたが、MORROW さんのコメントを拝読していると、色々思い出してしまいました。

詞を読むときのヒントもいくつかいただきました。
すごく勉強になります。

Thank you for your comment.
Commented at 2016-01-07 22:15 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ladysatin at 2016-01-09 03:06
ありがとうございます。
今かかえております仕事がひと段落しましたら、ご連絡したく存じます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
Commented by MORROW at 2016-02-26 17:41 x
/Users/morookashinichi/Desktop/The Water is Wide Mrw.mp3
歌いながら、少しずつ修正してやっと、訳詞のディティールが完成しました。
上記に貼付けたもので聞いて頂けるか?自信がないのですがladysatinさんにはぜひ聞いて頂きたいと思いました、この訳詞をしている中で、ある方のフォトエッセイのお仕事に関わる事になり、20代30代の青春時代を難病と戦い、神戸の海の見える病院の窓から毎日海を眺めていたと言うお話を聞き、まさにこの歌の世界だと思いました、向こう岸に行きたい、そこにある健康でふつうの生活がなによりの望みだったと言うお話しは、この広くて深い水のイメージそのもの。そのコミニュケーションのなかで、この歌詞への理解が深まった事はまちがいありません、僕の中で難問だったこの曲の日本語訳と歌いこなすと言う課題が、もうひとつのプロジェクトによって更に深められたのは、なんと言う巡り合わせでしょう。
Commented by ladysatin at 2016-02-27 23:57
コメントをありがとうございます。
メッセージをメールにてお送りいたしました。
ご確認のほどお願い申し上げます。
by ladysatin | 2014-12-06 16:55 | Music & English_3 | Comments(22)