Face the Music - Paul Stanley を読みました(後半)

Face the Music の後半部分に行きます。

前半部分はこちらです。^^
→ Face the Music - Paul Stanley を読みました(前半)

アメリカでは人気は下火になり、プレスからは「死にかけている気分はいかが?」と言われながらも頑張るポール。

この頃ブラジルで18万人の観衆を前にコンサートを行います。この模様は KISSOLOGY (DVD) に入っています。これまでも3万人とか5万人規模のコンサートはやってきましたが、18万人にはたまげたと言っています。オイルのドラム缶の底にいるみたいな感じって、う~ん、わかったようなわからないような。とにかく観衆のエネルギーがすごかったようです。

しかし、北米ではバンドは危うい状況でした。ポールはメークを落とすことしか道はないと思い、ジーンを説得します。メークなしでも生き残れるかどうか。人々がいつも KISS はギミックだと言っていたのが真実であれば、そのときが辞め時だとポールは思いました。なぜなら継続に値しないバンドだからです。

次のアルバム Lick It Up のリリースと同時に MTV に初素顔で登場します。これも KISSOLOGY で見ることができます。ポール、めっちゃ美形ですてきなのっ。それまで MTV は KISS を無視していたのですが、ここから MTV の態度が変わってきました。Lick It Up の PV も流されるようになります。ポールは、Lick It Up は Creatures ほど良いアルバムではないと思っていましたが、アルバムはダブルプラチナになり、ビッグバンドとして復活しました。

次はメイクなしでライブをやらなくてはなりません。83年のポルトガル公演でメイクなしライブをやったときは、お客さんは最初わけがわからなかったようです。誰この人たちって感じ。ポールは解放された気分で、エキサイティングだったと言っています。それでも、今までの経験から、カメラがいると思ったら反射的に顔を隠してしまっていたそうです。わかる気がしますね。

ヴィニーの態度は相変わらずで、日増しに悪くなっていきました。ロシアの国境付近に行ったときの食事エピソード、ここには書きませんが、ううっ、ヴィニーそれはないでしょって言いたくなることが書かれてあります。彼はギターソロもやたらと長くてなかなか終わらないため、ジーンとポールはついにステージに上がって「リードギターのヴィニーです!」って言って無理やり終わらせたとか。ヴィニーは超激怒。これにて解雇。

次のアルバム Animalize のときはジーンは制作にはあまり関わらなかったようで、ポールは捨てられたと感じました。Animalize はほとんどポールの手によるものでしたが、ジーンは共同プロデューサーとして名前を出すことを求め、報酬もポールと同じ額を期待しました。このあたり、ジーンのことがつらつらと書かかれています。

新しいギタリストのマークは、ヴィニーとはまた別の理由で仕事がしにくかったようです。いいフレーズを彼が弾いたので、ポールが「もう一度やってみて」と言ったら、「同じことは2回できないんだ」と言ったとか。また、「ジミー・ペイジやエリック・クラプトンなんか聴いてみろよ」と言うと「あの人達より僕の方が速く弾ける」というお答え。ポールは困りました。

マークは関節の病にかかり、手を動かせなくなりました。結局治らずツアーには一緒に行ったものの、助っ人のブルース・キューリックがすべてのギターパートをつとめました。ブルースのことをポールは「高潔の士 mensch」と言っています。素晴らしいギタリストで、チームプレーヤーでもありました。やっとパーマネントメンバーが決定しポールは安堵したようです。

84年のヨーロッパツアーでは、駆け出しの Bon Jovi がオープニングアクトでした。ポールはジョンのことを、頭が良くてよく自分にいろんな質問をしてきていたと言っています。当時の Bon Jovi のマネージャーだったドク・マクギーから「次の Bon Jovi のアルバムを彼と一緒に書いてくれないか」と話をもちかけられたポールは、「デズモンドに電話しろよ」と言いました。これがきっかけで、Bon Jovi の大ヒットアルバム Slippery When Wet は出来たのです。

さて Animalize は200万枚売れたわけですが、それでももうロックバンドのトップと言える地位ではありませんでした。Van Halen や Def Leppard は1000万枚クラスですからね。レコード会社は KISS に冷たかったようです。また、この頃ジーンとの仲はかなり悪かった様子。ジーンのずる賢いところが詳細に書いてあります。これはおそらくその通りだったんだろうな~と思います。

その頃高校の同窓会がありました。自分の成功を皆に思い知らせたかったと。しかし、実際にそこに行ってみると、ハイスクールの花は昔のようにホットな女の子ではなく、その他の人々も良い年の取り方をしているようには見えませんでした。自分を馬鹿にしていた人達を見返したかったのでしょうけれど、そんな気持ちはうせたようです。ポールはもう同窓会には行きたくないと思いました。

次のアルバム Asylum のセールスは Animalize と同じくらいでしたが、またバンドの人気は衰えを見せていました。その頃、ポールはあるバンドのプロデュースの仕事をもちかけられます。Guns N' Roses です。え~、こんなの知らなかったよ。

Guns のメンバーに会いに言ったとき、ポールはジョークを言ったらしいですが、皆それがよくわからなかったらしい。というのも、どっぷりつかっていたからでしょう。イジーは意識がなく、眠っているのか死んでいるのかわからなかったと。スティーブンとダフはナイスガイでした。スラッシュは半分意識がなく、これがあのときの男の子だったとはポールは気付きませんでした。アクセルともお話したようですが、ちょっとポールがコーラスのアドバイスをしたのがアクセルと話をした最後でした。アクセルについてはこれ以上のことは書かれていません。結局、ポールのプロデュースは実現しませんでした。

1988年の Crazy Crazy Nights のヨーロッパツアーのとき、オペラ座の怪人をポールは見ました。この時、「この役を自分はやれる」と思ったそうです。運命的な出会いだったんでしょうか。

Crazy Nights のツアーのとき、エリックはポールと口をきかなくなりました。数か月もポールと話をしなくなったので、ポールはエリックに「ええかげんにせんかい!」と言ってエリックを諭しました。エリックがそんな感じだったとはとても思えませんけど、そうだったんですね~。

ジーンもやる気がなく、ポールはまたしても捨てられた気持ちになります。次の Smashes, Thrashes & Hits のアルバムジャケットではポールは中央に自分が立つことを決めます。確かにその他の3人はポールのバックバンドみたい。ポールはそんなことはしたくありませんでした。しかし、それが現実の自分の立ち位置だと思ったんだと思います。

ところで、このアルバムから Let’s Put the X in Sex と (You Make Me) Rock Hard の2曲の PV を作っています。ポールはあの2曲は horrible – 最低だったと言ってます。私は曲も好きだし、ギター持たずにダンスしているポールも見とれてしまうほどかっこいいと思ってます~。

このあとポールはソロツアーをやります。ブルースのお兄さんのボブがリードギタリスト、そして、後のメンバー、エリック・シンガーがドラマーをつとめます。このとき、エリック・カーは、かなり傷ついたみたいですね。「君は KISS のドラマーであって、僕のバックアップメンバーではない」とポールは言いましたが、エリック・カーは、エリック・シンガーに「君が僕の座をとってかわることになるよ」と言っていたようです。

エリック・カーは Hot in the Shade のツアーのときは、もう全くポールと口をきかなくなっていました。YouTube のインタビューとか見ると、全然そんな風に見えないんですけどね。2人で仲良く MTV の番組にも出ていますし。

さてポールですが、1990年7月3日のショーのあと、自分の家に帰る途中に、事故にあって、大変やったらしい。いくつかショーをキャンセルしましたが、バンドのメンバーの誰ひとりとして、「大丈夫か」とか「何があったの?」なんてきくことはありませんでした。これ悲しいですよね。

ところで Hot in the Shade のときのポールって本当にかっこいいんですよね~。KISSOLOGY の1990年のコンサートのビデオは何回見たかわかりません。まるで、少女マンガから出てきたようなポールは美しすぎるのです~。こんな人、今のロックミュージシャンの中には皆無です。(キッパリ!)

Hot in the Shade のツアーが終わった後、ポールは結婚願望に目覚めます。いい年の男が若い女の子をナンパしているような場面を80年代の初期に見ていて、自分はあんな風にはなりたくないと思っていたと。またひとりぼっちでいるのもいやだったんだと。

どうしたらこの状態を解決できる?はい、結婚しかありませんよね~。

ポールはこの新しい目標を回りの人に言っていたらしいです。ポールほどの人でしたらいくらでも女性はいたでしょうけど、そんな中で、最初の結婚相手の女性と出合います。パメラ・ボウエンさんという女優さん。この人もすごくきれいな人。顔立ちに気品があってシュッとしているの。

パメラはある男性と別れたばかりで、新しい人とお付き合いする感じではなかったそうですが、手に入らないものをポールは求めますもので、彼女が電話番号を教えてくれるまで頑張ったそうです。お付き合いしていく中ではいろんなドラマがあったとか。

1991年の初めころ、エリックは癌におかされ入院します。God Gave Rock ‘n’ Roll to You のビデオが最後のエリックの仕事になりました。エリックなしで次のアルバム Revenge の制作にとりかかることになったので、当然ドラマーが必要になります。プロデューサーのボブ・エズリンはたくさんドラマーを連れてきましたが、最後はポールのソロツアーを担当したエリック・シンガーでまとまったようです。

エリック・カーの病は悪化していきます。そして、ポールやジーンにはエリックの状況は知らされなくなりました。エリックのご両親からも拒絶されます。そして、1991年11月24日に亡くなったことを聞かされ、ショックを受けます。

エリックのお葬式では回りからの敵意を感じたとポールは言っています。エースとピーターもお葬式に来ました。そこでポールはピーターから、エリックがしょっちゅうピーターに電話していたことを聞きます。相談ごとだったのかどうかはわかりませんが、ピーターがエリックを嫌っていたのは有名なので、ポールはわけがわからなかったと言っています。

エリックは KISS から追い出されたと感じていたようです。ポールにはそういう気持ちはなかったのですが、エリックにはとっては KISS は生命線だったんですね。このあたり読んでいるとつらいものがありました。。。

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さて、Revenge のヨーロッパツアーに行く頃、ポールはパメラにプロポーズします。子供を授かったこともあり、今がそのタイミングだとポールは思いました。とってもワクワクしたと書いてあります。でも、結婚式の数日前に流産してしまいます。2人は非常にショックを受けたまま式を迎えます。参加した人も皆そのことを知っているので、暗い結婚式だったようです。

Revenge のツアーが1992年の暮れに終わった頃は音楽業界も変わっていきました。景気の悪化とグランジブーム台頭です。ジーンはポールにグランジの路線を提案します。でもポールは自分達が陰気な音楽をやるなんて馬鹿げていると思っていました。そりゃそうでしょうとも。KISS がじめっとした歌をうたうなんて、あまりにも合いません。

ポールのグランジに対する見方はなるほどと思います。グランジの連中は1枚目のアルバムは素晴らしいものを作るんだが、それがプラチナアルバムになって、もうゴキブリだらけのガレージとおさらばしたあと、セカンドアルバムはどうするんだろうと。金持ちになって、それでもまだ惨めだというのなら、精神科に行けばいいと書いています。一方、ジーンのグランジへの傾倒はゆるぎなく、ポールは同意せざるをえなかったようです。

最初の子、エヴァン君の誕生はポールにとって最高の喜びでした。これまでは常に自分が宇宙の中心にいたのに、彼が自分の中の中心になったのです。彼の誕生はポールの心を落ち着かせ、大きな疑問への答えを見つけるに至ります。

なぜ僕たちはここにいるのだろう?それは、子供を育て、より良いものを後世に残していくため。ずっと前にハワイで溺れかけたときに、自分が死んだあとも世界が続いていくなんてそんな馬鹿なことがあるかと思っていたのに。このあたり、とっても良い内容が書かれてあり感動しました。

1995年は KISS コンヴェンションの年でした。この時ピーターが飛び入り参加していい感じだったようです。MTV のアンプラグドは当時すごく話題になりました。これがきっかけで、再結成の道へ歩んでいきます。

再結成についてはポールは最初から乗り気だった印象を私は受けました。若気の至りでああなったけど、今は皆それぞれ人生から色々学んだだろうという思いもあって、もう一度やりたかったのかな。最初のプランは、高めのチケットを設定して観客の規模も少なめでと考えていたようですが、あの4人が合流してまたあのメークでやるわけですから、大規模にならないわけがありません。

マネージャーはドク・マクギーに決まり準備万端になりつつある頃、ブルースとエリックに打ち明ける時が来ました。結果として2人を傷つけることになりましたが、2人とも大人の対応だったようです。ブルースとエリックだったから話がややこしくならなかったのかもしれませんね。

さて再結成にあたって、ポールはさすがだなと思ったのは、トレーナーをつけてトレーニングを全員で開始したことです。人々が覚えているのはスリムな KISS ですからね。太った男どもがタイツはいてステージにあがってお客さんを失望させるなんて絶対いやだったんだと。私も大阪城ホールで見ましたけど、本当にポールはかっこよすぎて、若い時よりますますセクシーでさすがやな~と思いました。

エースとピーターはかなり演奏力に衰えがみられ、トミー・セイヤーがついて1対1の練習が始まりました。トミーはピーターに罵倒されながらも最後は何とかピーターをステージに立たせられるレベルまでに引き上げました。

このツアーは1万人規模とポールは読んでいたので、ドクからタイガースタジアム(4万人収容)から始めると言われて「頭おかしいんちゃう?」と言ったとか。でもドクは Bon Jovi や Motley Crue のメガツアーを成功させた人です。どのスタジアムも発売と同時にソールドアウト。タイガースタジアムの時の模様は KISSOLOGY で見ることができるのですが、ポールは感極まって泣いてましたね。

ツアーは途中まではまあまあよかったようですが、ピーターの奥さんが出現すると、ピーターのわがままが悪化していきます。またエースも何か変。。。ここには書きませんけど、バンド内はぐちゃぐちゃです。おまけにポールとパメラさんの仲もぎくしゃく。バンドも家庭も機能不全になりました。

Psycho Circus ツアーの頃、ポールは Phantom of the Opera のオーディションの話をもちかけられます。見事オーディションに合格し、練習に励むポール。自分が書いたものではないものを歌うことは相当な苦労だったようです。でも、いろんな問題をクリアしていくポールは本当にプロフェッショナルな人だと思います。

ショーにはピーターも見に来て、いつになく暖かな表情を見せてくれたようです。古い友人のような気がしてピーターといてとても楽しかったと言っていますよ。ピーターのこといい感じに書いてるのはここだけ。

Phantom of the Opera を通して AboutFace の人と知り合いになり、この組織のスポークスマンになったお話は有名ですね。自分が出生異常で生まれたことを今なら話すことができると思ったのでしょう。AboutFace の子供達や親に自分の経験を語り、激励したいと思ったそうです。今もポールはこの活動をされていると思います。

このあとポールは最初の奥さんと離婚しますが、裁判のこととか詳細に書かれています。一番大切にしていたのはエヴァン君だったので、彼がいない家に一人でいたときのつらさとか読んでいると感情移入しちゃって困った。ポールって本当にいいお父さんなんですよね~。一緒にエヴァン君とお料理するのが楽しかったって言ってます。その頃はエヴァン君がすべてだったんですね。

あるときポールのお父さんは「愛情を与え過ぎているんじゃないか」と問いかけました。するとポールはこう答えたそうです。「愛情を与え過ぎるということはないんだ。少なすぎるくらいだよ。愛が子供を弱くすることなんてない。愛は子供を強くするんだよ。」と。

さて、もう人生にドラマはいらないと思っていたポールですが、運命の女神が現れます。今の奥さんですね~。20歳も年が離れているそうですが、きれいな方ですよね。ここからは幸せないきさつが描かれています。

以上、簡単にまとめさせていただきました。この本の最初には To my family とあります。家族に自分の人生とはどういうものだったのかを知ってほしかったのでしょう。それがこの本の第一の目的ですね。エヴァン君はもう大学生になりましたが、まだ小さなお子さんが3人います。ポールは還暦すぎてますし、色々考えたんだろうなと思います。

それとこれは私が思っていることだけど、これまでポールはあることないこと書かれていやな思いをしたことがあったと思います。それについても自分の考えをきちっと言っておきたかったんじゃないかと思います。読んでいくうちに、もうそれは終わったことやんか、そこまで書かんでもええやんかと思った箇所も結構ありましたが、やっぱりポールって素敵な人だなと最後には思いました。ポールの自伝が読めてよかったし、出してくれてうれしかったです。

私を英語の世界に引きずり込んだ人がポール・スタンレーでした。だから私はポールにとても感謝しています。もっともっと英語を勉強して翻訳者としての質を上げたいと思います。

ポールありがと。

最後は関係ない自分の話になってしまいましたが、大体の内容はこんな感じでした。

皆様の参考になれば幸いです。
Commented by jipta at 2014-08-09 01:35 x
lady satinさん

はじめまして。
WarrentのJani Laneの記事を検索してこちらのブログにたどり着きました。

I saw redの歌詞、ポールの自伝の記事、Slashのインタビューを読ませていただきましたが、素晴らしい記事ですね!!

これから英語の勉強をやり直そうと思っているので、お気に入りに入れて熟読させていただきます!


Commented by ladysatin at 2014-08-09 18:33
jiptaさん
はじめまして。
コメントをお寄せくださりありがとうございます。
たくさん読んでくださったのですね。
大変うれしいです。

jiptaさんも洋楽がお好きなのですね。
Warrant の I Saw Red は今でも大好きな曲です。(^^)
Cherry Pieが入ったアルバムは今でも聴いています。
Slashのインタビューとポールの記事も読んでくださってありがとうございます。
コメントをいただくと励みになります。

いつでも遊びにきてくださいね。
素敵なコメントをありがとうございました。
Commented by pitagola at 2014-08-14 09:56 x
 Eric Clapton の”Tears in heaven”の歌詞を検索していてたどり着きました。一番しっくりくる訳でした。これからも参考にさせていただきます。たくさんのアーティストの歌詞を翻訳されているのですね。その中にCarol King女史もありましたので、拝見いたしました。とっても良かったです。感動すらおぼえました。
 そこで、あつかましいお願いですが、”Anyone At All”もお気に入りなので、素敵な訳をお願いします。


Commented by ladysatin at 2014-08-14 20:47
pitagolaさん

はじめまして。
コメントをありがとうございました。
Tears in Heaven の記事を読んでくださったのですね。
また、Carole King の記事についてもそのようにほめていただき大変恐縮です。
皆様からのコメントは本当に励みになります。

Anyone at All については私の勉強不足でした。
Carole King は Tapestry のアルバムしか知らなかったのです。
今、調べたのですが、Anyone at All は You’ve Got Mail の主題歌だったのですね。
私の大好きな映画でした。

私が曲の訳をする場合、詞を隅々まで読みこみ、自分自身で納得して初めてアップするようにしています。この曲も素晴らしい曲だと思いましたので、少し勉強する期間が必要と感じています。いつになるかわかりませんが、またチャレンジさせていただければと思っています。

素敵な曲のご紹介と温かなコメントをありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
Commented by L.A.メタ子 at 2015-03-01 22:52 x
KISS 行ってきました。

2月28日の仙台を見ました。
帰りのシャトルバスで後ろの人が、頭の天辺から爪先まで完璧に、Spacemanで、そのSpacemanが隣の人を「せーちゃん」と呼んでいた。この「せーちゃん」、かなりの”追っかけ”のようです。見た目はフツーの中年男性みたいでしたが。
 仙台駅に着く1時間ぐらいの間に語っていたのが以下です。
ちなみに、liveの内容に関しては、これから見る人のために触れないでおきます。

「今回は家族と一緒に来ている」… 誰のことかは聞き取れなかった。

「広島駅の裏で、KISS御一行様と遭遇した。写真を撮ろうとしたら、それだけは勘弁してくれ!と、言われた。」

「ジーンは腰が曲がっていて、背が高く見えないよな。」…元々、背の高い人は腰をかがめることが多いから、ある程度の歳でそうなってしまうかもしれない。。。でも、ステージの上では、全然そう見えなかったので、みなさん、ご安心を!
あの方も過去には、2千人切った、とか、お元気だったんでしょう。

「素顔のポール、格好ええよなア。とても還暦過ぎてるようには見えん。」… SATIN様、私、そして、世界のStarchildファンの皆様が愛するポールは、2015年現在で、男も惚れ惚れする、お姿だったのですよ。

「Monday, Tuesday, Wednesday, ~, Sendai!!」と、Jokeを飛ばしていた、ポール、Do you love me? と、歌わなくても、愛してます!(^◆^)!
Commented by ladysatin at 2015-03-02 21:17
L.A.メタ子さん

Oh, KISS に行かれたんですか~。
ええ~、ポールはそんなにカッコよかったの?
わー、ちょっと私、考え変えないといけませんかね~。

ジーンは腰が曲がって...プッ (^∇^)アハハハハ!

そうでしたか。私もチケット買えばよかったかな。
すっかり気持ちがなくなっていたので。(汗)
いやあ、でもよかったですね。
そんなに良かったんだ。
今、かなり後悔してきました。
次回は必ず!

楽しい報告をありがとうございました。
これからもポールを応援しましょう!(≧∇≦)b OK
Commented by ben at 2015-08-17 15:42 x
ladysatinさん、はじめまして。Face the Musicの要約、楽しく読ませていただきました。手っ取り早く要点がつかめましたので、本を買う必要はない(^^ゞ

普段ネットでつぶやいたりコメントしたりしない私が、珍しくコメントを差し上げたくなりましたのには理由がございます。

それは同じであること。

誠に僭越ながら、ladysatinさんと私には共通点がございます。実は私、ladysatinと同業者です。さらに、私が英語の世界に入るにあたって大きな力となった存在がPaul Stanleyです。

中学1年生のときに買ったKISS ALIVE。人生の転機となりました。決して大袈裟ではありません。なかでもPaulのカッコよさに夢中になりました。また、Music Lifeに掲載された彼のインタビューから、若く純粋だった私はある一人のミュージシャンのお喋りではなく「哲学」を吸収しました。私にとってはKISSすなわちPaul。私をロックンロールの世界に引きずり込んだ張本人。私にとって彼はもはや思想。ただの人、ただのミュージシャンではございません。

無論、KISSをきっかけに様々なロックミュージックを聴き、感化されました。彼らが発するメッセージを理解したく、英語を熱心に勉強しました。同時にギターを手にとりロックミュージシャンを目指しました。

十数年後、ロックミュージシャンになる夢に挫折しました。途方にくれた私はもう一度英語に向き合い、たどりついたのが現在の職業です。

五十路に入った今なお、私の中でPaulは燦然と輝く巨星。私を現在の職業に導いた精神的指導者です。

男である私が女性であるladysatinと同じ目線でPaulを見ているとは思いませんが、Paulの影響力の強さを、自分のようにPaulに打たれ、魅せられ、英語に向き合うことになった人がほかにもいることを、ladysatinさんの文章を拝読し思い知らされましたこと、一言お伝えしたくなり、筆を執ったしだいでございます。

長々と私事を書きつらね申し訳ございません。

ladysatinさんのさらなるご活躍をお祈りいたします。

ben










Commented by ladysatin at 2015-08-17 22:00
ben さん
初めまして。コメントをありがとうございます。

同業者の方で、かつ Paul のファンの方からコメントをいただくのは初めてです。コメントを読ませていただいて、Paul から影響を受けた方が、私以外にいらっしゃることを知り、大変うれしく、また感激しています。(゚ーÅ) ホロリ

私も ben さんと同じく、Paul に感化されて英語の世界に入りました。私の場合は女子なので、Paul の写真を見るだけでうれしくて (*^^*)ポッ 寝てもさめても恋こがれていた時期がありました。大人になったら Paul とお話しできるくらい英語をマスターしようと思って、中学高校の頃は必至で頑張りました。会ったこともない人ですが、ずっと好きなので、他人とは思えないくらいです。

私にとっては別世界の人ですが、間違いなく私の人生を変えた人だと思っています。英語の世界に入るきっかけを Paul が作ってくれたことも、感謝せずにはいられません。そして、私と同じように Paul から影響を受けた方がいらっしゃることを知り、感無量です。

ben さんのコメント、とってもうれしかったです。
これからも精進してまいります。
また是非、遊びにいらしてくださいね。
本当にありがとうございました。
Commented by mi2a at 2015-08-26 15:53 x
こんにちわ。”弁当にワクワクを入れよう”というのを英訳しようと思って、”Let put わくわく in 弁当”・・・って、KISSやん!!!と思い出し、Let put the x in sexで検索して、思いがけずすばらしい記事にたどり着きました。うわ~、ポールが自伝出していたとはしりませんでした・・・
サテンさんのポール愛、すばらしいです!
Commented by ladysatin at 2015-08-26 22:14
mi2a さん
コメントをありがとうございます。
とてもうれしいです。

お弁当の英作文から Let's Put The X In Sex ♪
なんだかすごく楽しいです。
このビデオのポールはカッコいいですよね。
久しぶりに YouTube で見ました。

ポールの自伝はとってもよかったです。
これからもポールのこと一緒に応援しましょう。
また是非、遊びに来てくださいね。(*^_^*)
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by ladysatin | 2014-08-03 21:00 | Music & English_1 | Comments(10)