Desperado - The Eagles 訳詞考察(2回目)

Desperado の記事は全部で3回のシリーズです。
是非、初回の訳詞から読んでくださいね。

こちらです。→ 訳詞の世界~Desperado – The Eagles(和訳)

今日は Desperado の後半を考察します。

トランプの台の上には色んなカードが並んでいます。
ダイヤのクイーンではなくてハートのクイーン選ぶんだと友人が Desperado にさとしたところまで前回はやりました。では次のところです。

*******************************
Now it seems to me, some fine things
Have been laid upon your table
But you only want the ones that you can’t get

ほらテーブルの上には
いいカードが並んで待っているように僕には思えるんだ
だけど君は手に入らないものを求めるばかりだね
*******************************

★Now it seems to me, some fine things have been laid upon your table
ほらテーブルの上にはいいカードが並んで待っているように僕には思えるんだ

この文では have been laid (現在完了の継続)が使われています。
いいカードが「ずっとそこにある」ということですね。
「なのに君は気付かないのかい?」という含みがあるように思います。

*******************************
Desperado, oh, you ain’t gettin’ no younger
Your pain and your hunger, they’re drivin’ you home
And freedom, oh freedom well, that’s just some people talkin’
Your prison is walking through this world all alone

デスペラード
時が遡るってことはないんだよ
君の痛みや飢え
それらが君を心休まる場所へと駆り立てる

そして自由、ああ自由か、そうだな
そんなこと話す奴もいるってだけのことさ
君は檻に入ってこの世を歩き回っているんだから
たった一人でね
*******************************

★Desperado, oh, you ain’t gettin’ no younger

この部分はを正しく書くと
You are not getting no younger
となるので、一見、二重否定のようにみえますね。
二重否定と考えると結局 You are getting younger (君は若くなっている)となるけれど、意味をなしません。
本当は not で否定しているから no は不要なんですが、否定を強調するために no を入れたんだと思います。

私の訳は「時が遡るってことはないんだよ」としましたが、「君が若くなるなんてことはないんだ」が原義です。

Your prison is walking through this world all alone -①
この文は最初不思議でした。「檻が歩いている」なんて変ですよね。
もしかして正しい文はこれではと思ったのが以下の文です。

You are a prisoner walking through this world all alone -②
これだと「君はこの世界をたったひとりで歩いている囚人なのだ」となり大変わかりやすいんです。

実は Desperado はリンダ・ロンシュタットも歌っているのですが、リンダは②の文ではっきり発音しています。
しかし、イーグルスの音源は何度聞いても両方に聞こえるんです。

そこで、前回のコンサートの音源を聴いてみたら、ドン・ヘンリーはやっぱり①で歌っていました。
なぜ普通に②にしなかったのかわかりませんが、①の表現に相当のこだわりがある。。。とみました。(^^)

*******************************
Don’t your feet get cold in the winter time?
The sky won’t snow and the sun won’t shine
It’s hard to tell the night time from the day
You’re losin’ all your highs and lows
Ain’t it funny how the feeling goes away?

冬になると足が冷たく感じないかい?
空が雪を降らせることはなく、太陽も輝かないなんて
昼と夜を区別することも難しいんだね
心の浮き沈みというものを君は全て失いつつあるよね
そんな感覚がなくなってしまうなんておもしろいことなんかじゃないだろう?
*******************************

★The sky won’t snow and the sun won’t shine

この文で使われている snow は自動詞ですから「雪が降る」という意味です。
普通は「雪が降る」というときには主語に It を使いますよね。
It snows. It will snow....

なのにここでは The sky が使われています。
これはもちろんあとに続く the sun との対比で用いられているわけですが、the sky が主語だということは「空は」に続けては「雪を降らさない」とするしかない。つまりここでの snow は自動詞でありながら、日本語にすると他動詞のように訳すしかありません。おもしろいと思いませんか。

★It’s hard to tell the night time from the day

ここは定番の表現 tell A from B が使われています。
tell A from B ・・・ A と B の区別をする。
tell = distinguish

★You’re losin’ all your highs and lows

highs and lows の意味(ジーニアスより)
- 浮き沈み、栄枯盛衰 (ups and downs)

この文で感じられることは、人生というのはよかったり悪かったりするものだけど、「今日はいい日だったなあ」とか「あまりついてなかったな」とかいう感覚を、Desperado が失いつつあるということを言っているように思いました。

★Ain’t it funny how the feeling goes away?

この文は注意が必要です。
feeling は「感情」としがちなのですが、「感情」ではないんです。

●「感情」の意味になるのは複数形の feelings のときだけ。
ここでは feeling は単数なので、不可算名詞の「感覚」ともとれるし、可算名詞の「感じ、意識」と考えてもよいと思います。

私の訳では「そんな感覚がなくなってしまうなんて...」としてみました。

最後のパートです。
*******************************
Desperado, why don’t you come to your senses?
Come down from your fences, open the gate
It may be rainin’, but there’s a rainbow above you
You better let somebody love you, before it’s too late

デスペラード
正気に戻ったらどうだい?
柵から下りてきて門をあけなよ
雨が降っているかもしれない
だけど君の頭上には虹が広がっている
誰かに愛してもらうんだ
今ならまだ間に合うのだから。。。
*******************************

最初のフレーズに戻りました。

★Desperado, why don’t you come to your senses?
この部分は前回考察しましたので、まだ読んでらっしゃらない方は読んでくださいね。
「正気に戻れよ」って言ってます。

★Come down from your fences, open the gate

これも前回考察しましたが、sit on the fence は「日和見的な態度をとる」でした。
「そんな日和見的な態度はやめて心を開きなさい」という気持ちが表れていると思います。

★It may be rainin’, but there’s a rainbow above you

お天気ばかり見ていた Desperado ですから、「もし門の外が晴れていなかったら。。。」という思いがあります。それに対して友人は「そりゃ雨だって降っているだろうさ」と言う。

だけど心配しなくていい。だって「君の頭上には虹がかかっているじゃないか」って励ましているんですね。

前回考察したように、最初の ridin' fences があるから、It may be rainin' が生きています。

★You better let somebody love you, before it’s too late

この締めくくりは泣けてきます。
「自分から誰かを愛しなさい」ではないんです。
「あなたを愛する態度をとった誰かにそうさせておきなさい」と言っています。

Desperado にいきなり「誰かを愛せ」と言っても無理なんでしょう。「まずは、人からの愛に素直になり、それを受け止めるんだ」と言っているように思いました。「拒絶からは何も始まらないよ」ということなのではないでしょうか。

before it’s too late は「手遅れになる前に」が原義ですが、励ましの意図を私は感じたので、「今ならまだ間に合うのだから」と逆の読み方で意味をあてています。

というわけで Desperado の考察は以上です。

読んでくださった皆様
ありがとうございます。001.gif
Commented by Yu at 2014-05-15 21:24 x
こんばんは。詳しい解説をありがとうございます。あまり歌詞の内容を理解していなかったんだなと気が付きました。最後のlet somebody love youが気になっていたのですが、そういう解釈なら納得できますね。
Commented by ladysatin at 2014-05-16 07:07
コメントをありがとうございます。
Desperado も勉強どころが満載でした。
訳詞をやっていると辞書を引く回数も格段に増えます。

let somebody love you のところ胸にしみますね。
私も大好きなフレーズです。

Commented by momo at 2014-12-21 02:02 x
こんばんは。デスペラードの歌詞をここまで深く解釈されていることに感銘を受けました。イーグルスの曲の中でも私はこれが一番好きな曲なんですが、今回この記事を読まさせていただいて、色々と勉強になりました。ところで、your prison is walking...のくだりですが、私はやはりここは②の歌詞ではなく断然①の歌詞の方が好きです。自由と言う言葉もあるんだが、君の場合は自由とは程遠い、はたから見ると、まるで君は檻の中にいてその檻はこの世の中をたった一人で孤独に歩いているようなものだ(様々な訳し方がありますが敢えて直訳風に)。←私には理屈ではなくて視覚的なイメージが湧くと言いますか、これを聴いた人達がそれぞれ違った言葉で表現できる幅のある良い歌詞だなぁと思います。②の歌詞だと、同じような内容を言うにしても若干ストレートな気がして、だから意味が分かりやすくなるんだと思いますが、その分聴き手の想像力をかきたてる部分が減るっていうか・・・。ああ他の人が言い回しを変えちゃったなって印象が拭えません。でも、それだけこの曲がいろんな人の感性を揺さぶる曲なんだろうなあと思います。ホントにいい曲ですよね。では、お邪魔しました。
Commented by マーシー at 2014-12-21 03:30 x
こんな素敵な歌だとしって感動しました
訳してくれてありがとうございます!
大好きな歌になりました^ - ^
Commented by ladysatin at 2014-12-21 19:32
momoさん
コメントをありがとうございます。
そのように言っていただけてとてもうれしいです。
ひとつひとつのフレーズを読みながら、どうしてこの文はこうしなかったのかなと考えるのが好きです。①を読んでなぜ②にしなかったんだろうと思っていました。momo さんのコメントを読んで、なるほどと思いました。四方面で囲まれた小さな檻の中に入っているというイメージですね。たしかに②は詞としてみたときにダイレクトすぎる感じがします。

また考えが深まりました。
ありがとうございます。^^
Commented by ladysatin at 2014-12-21 19:32
マーシーさん
コメントをありがとうございます。
今日は Desperado の記事にお二人からコメントをいただき感激です。
デスペラードはファンの方が多いですよね。
大好きな歌になったと言ってくださって、この記事を書いてよかったと思っています。
古い歌ですが、ずっと人々に愛されていく歌なんだと思います。

コメントうれしかったです。
Thank you so much.♪
Commented by tohto at 2015-02-12 00:32 x
初めてコメントします。
Desperadoの歌詞の考察を読ませて頂いて、本当に楽しかったです。

何となくカッコイイ歌だなあと思って、どうせ覚えるんなら意味もちゃんと調べようと思ったのがこちらを拝見するきっかけでしたが、
It’s hard to tell the night time from the day、、、の「tell」が「distiguish」の意味だったなんて恥ずかしながら知らなくて、英語の奥の深さというか、自分のレベルの低さを思い知ったというか、、、でもとにかくそういうのも含めてわかったことが本当に嬉しいです。
ためになる記事を本当にありがとうございました!

EAGLESの歌詞だけじゃなくて他にも色々書いておられるようなので、ゆっくり拝見したいと思います。


Commented by ladysatin at 2015-02-12 21:38
tohto さん
初めまして。コメントをありがとうございます。
楽しかったと言っていただけてとてもうれしいです。

Desperado は詞を読んでいくうちにのめりこんでいっちゃいました。(^^)
この曲の記事は読んでくださる方が多いのですが、シングルカットされてないのに本当に知名度の高い曲だということを知り驚いています。

tohto さんがこんなに喜んでくださって、私こそありがとうございますと言わせていただきます。
過去の記事も是非、読んでいただけるとうれしいです。

今後ともよろしくお願いいたします。
Commented by yeti3776 at 2015-03-02 00:12 x
こんにちは、初めまして。

「★Your prison is walking through this world all alone -①この文は最初不思議でした。「檻が歩いている」なんて変ですよね」

この件についてドン・ヘンリーのこだわりを考えてみたのですが、西遊記の一場面で孫悟空がお釈迦様の手から觔斗雲に乗って全速力で逃げているのにいつまでたってもお釈迦様の手の中から外に出る事はできなかった、という話があります。
その様な意味に解釈する事は可能でしょうか。
Commented by ladysatin at 2015-03-02 21:32
yeti3776 さん

初めまして。コメントをありがとうございます。
うれしいです。(^^)

西遊記と言えば、私の世代はモンキーマジックを思い出してしまいます。
古いですね。(汗)

その考え方は大いにありだと思います。出ようとして歩き続けているのに出られないもどかしさ... 結局、私達ってこの世界から抜け出すことってできないですよね。このデスペラードだけではなくて、生きている人すべてがそうなのかもしれません。そう考えると、示唆に富んだ詞なんだなと思えてきます。

すごく素敵な解釈だと思いました。
一つの曲から色んな考え方を皆さんがくださって、とても勉強になります
ありがとうございました。
Commented by ET at 2015-03-10 08:57 x
初めまして。
とても面白い記事でした。
10年以上前、中学生の頃に親のイーグルスベストを借りて、なんか格好いいからとお気に入りにしていました。

You been out ridin’ fences for so long now
にそんな意味があったなんて。
ここの意味をとらえるだけで、曲のイメージがきりっとひきしまった感じがします。

当時のCD付属の訳詞カードでは意味がわからないところがところどころあり、この曲も長らくすっきりしないままでした。
この記事のおかげでようやくストンと心にはまった感じがします。
ありがとうございます。

英文を書くことがぼちぼちありますので、他の記事も拝見させていただきます。
Commented by ladysatin at 2015-03-10 20:45
ET さん

初めまして。コメントをありがとうございます。
面白いと言っていただけてとてもうれしいです。
イーグルスは老若男女を問わず、幅広い年齢層に人気がありますね。
この記事を書いて、本当にそう思いました。
詞の内容が普遍的なものが多いからかもしれません。

You been out ridin’ fences for so long now
のところは、超難問のなぞなぞを解いたような気分でした。
訳詞をしながら調べ物をしていくと、今まで知らなかったことがたくさん見えてきます。

ほかにも色々書いていますので、お時間のあるときに是非、読んでいただければ幸いです。
素敵なコメントを本当にありがとうございました。
Commented by ET at 2015-03-12 10:26 x
度重なる書き込み失礼します。
先日より気に入って何度も読み直していたのですが、ひとつ、気になった点がありましたので、質問させてください。

Your pain and your hunger, they’re drivin’ you home
「君の痛みや飢え それらが君を心休まる場所へと駆り立てる」

この部分です。
「君はもう決して若返ることはない」からのつながりがイマイチすっきりしなくて、調べていたのですが、

drive home the point that~
「~ということを痛感させる」という用法があるようです。
ですのでここは、
「君の痛みや飢えが、それを痛感させるだろう」
としても大丈夫でしょうか?

もう若くない、その事実を体や心に積み重なる痛みから本人は痛感しており、無視できなくなってきている、という風に解釈してみました。
driveが進行形なので日々痛感し、苦しくなる一方というイメージでしょうか。

自前の説を長々と書いてしまい恐縮なのですが、ふと思いついたのでコメントさせて頂きました。
Commented by ladysatin at 2015-03-12 21:42
ET さん
2回目のコメントありがとうございます。
色々考えてくださってうれしいです。

この箇所ですね。
Desperado, oh, you ain’t gettin’ no younger
Your pain and your hunger, they’re drivin’ you home

ここもまた想像力をかき立てられるところですね。
ET さんのおっしゃっている内容、よくわかりました。
drive home the point that... という考え方はできないかという点を今から検討してみます。

おっしゃる通り drive と home を使った成句が存在します。使い方としては一般に以下のようになります。
①drive A home to someone – 人に A を痛感させる
これが典型的な使い方です。

A が長い場合は someone の後ろにもってきます。
②drive home to someone A

以上の①と②が可能です。そこで、この成句における目的語は A になりますが、この A には「人」は来ません。「誰かに痛感させる」ことを述べるためには、上記の通り to someone で表現します。このことを理解した上で、再度、詞を見てみます。

Your pain and your hunger, they’re drivin’ you home
この箇所は、drivin’ の目的語に you がきています。ということは drive home の成句ではないと考えられます。

では、どんな文であれば ET さんの解釈が成立するのかを考えてみると、以下の文であればOK です。
Your pain and your hunger, they’re drivin’ home to you (that you ain’t gettin’ no younger).
「君の痛みや飢え、それらが、君は決して若返ることはないことを痛感させる。」

このように you を drivin’ の目的語ではなく to you として修飾語として処理すると ET さんのおっしゃる内容になります。

(※文字数オーバーにて以下に続きます。)
Commented by ladysatin at 2015-03-12 21:43
(※上からの続き)

一方、私の解釈ですが、デスペラードは年甲斐もなく若いギャングと同じように振る舞っています。でも、若いギャングから馬鹿にされたり傷つくこともあるんじゃないかなと。そんなとき「心休まるところに帰りたいなあ」と思う気持ちがここに表れているんじゃないかと思いました。

いかがでしょう。こんな感じです。
またよかったら、ご感想をお聞かせください。
Commented by ET at 2015-03-15 12:05 x
丁寧な解説ありがとうございます。
drive A home のAに「人」が入れないとこまでちゃんと確認していませんでした・・・

あらためて読み直してみると、ladysatinさんの解釈で、とてもすっきりします。
自分の解釈に固執してしまっていたんですね。
勉強になりました。

イーグルスベストの中の曲ですと、「Desperado」が一番ぐっとくるのですが、「Take it easy」や「Hotel California」も好きです。
Commented by ladysatin at 2015-03-15 15:12
ET さん
こちらこそありがとうございました。
ET さんのように「こんな解釈はできないかな」って思うことはとても大切な事だと思います。疑問に思わなかったら、何も解決しないわけですから。私もご質問いただいて、再度、辞書をいくつかひいて確認し、上記の通り回答させていただきました。

イーグルスの曲は本当に素晴らしい曲ばかりですね。Take It Easy は、Glenn Frey と Jackson Browne の共作なんですが、Jackson Browne の名曲 Load-Out/Stay の訳も以前してるんですよ。よかったらお時間のあるときに。^^

いつかイーグルスの One of These Nights の訳をしてみたいと思っています。
Commented by まろ at 2015-04-05 02:19 x
以前、To be with you(Mr. Big)のgreens and bluesの記事でコメントさせていただいた者です。
先日、ドラマ「未成年」の再放送でカーペンターズがカバーするDesperadoを初めて聴いて、やっぱりいい曲だな〜と思い歌詞の解釈を探していたら、再びこちらにたどり着きました。

ただ聴いているだけではニュアンスしか理解できてなかったのですが、ワンフレーズずつ紐解くと随所に深い意味が隠されているんですね。
落ち込んだ時に聴いたら元気が出そうです。優しいメロディーと語りかけるような歌詞が心にしみます…
素敵な記事をありがとうございました。
Commented by ladysatin at 2015-04-05 22:43
まろさん
こんばんは。greens and blues の記事にコメントをいただいて、あのときは大変うれしかったです。
今回もありがとうございます。
カーペンターズのカバーも有名ですよね。

私も落ち込んでいるときにこの曲を聴いて、何度も励まされました。
歌のパワーってすごいですよね。
まろさんのコメント、とてもうれしかったです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
Commented by Yyuu at 2015-04-25 10:19 x
始めまして。
your prison is walking...
1人で歩いている事自体があなたの監獄、つまりどれだけ歩き回っても自分1人では檻から出る事はできないよ?みたいな感じに思っていましたがどうでしょう(^^)
Commented by ladysatin at 2015-04-25 22:09
Yyuu さん
はじめまして。コメントをありがとうございます。

Your prison is walking...のところは想像力が膨らむところですね。
Yyuu さんの解釈も素敵だと思いました。私達はそれぞれが自分自身の世界をもっていて、どこへ行くにも自分の世界と一緒ですよね。言葉で説明するのは難しいですが、こんなイメージでよいでしょうか。

Desperado にはこれまでもたくさんのコメントをいただいてきましたが、そのたびに皆さんの解釈の深さに引き込まれています。

素敵なコメントをありがとうございました。
Commented by tacaQ at 2015-05-06 11:15 x
昨日、ラジオでダイアナ・クローの
「デスペラード」聞いて
そのメロディとフレーズが耳に残り、
曲の謂われを調べていうちに
ここに辿りつきました。

原曲はイーグルスだったのですね。
自分もいい年なのですが
イーグルスというと
ちょっと上の世代という感覚があります。
イーグルスが解散した頃
寂しさや悲しさの意味を理解できる年では
ありませんでした。


この記事を読んで
この曲の持つ世界観を理解できるような気がしました。
今後も語り継がれるであろう歌の
とても素晴らしい解説をありがとうございます。
Commented by ladysatin at 2015-05-06 22:30
tacaQさん

初めまして。コメントをありがとうございます。
また私の解説をそのように言っていただき恐縮いたします。

ダイアナ・クローさんという歌手を私は知りませんでした。
調べて YouTube で早速聴きました。Diana Krall と書くのですね。
素晴らしいアルトの歌声ですね。
イーグルスとはまた違った風情があって、とても感動しました。

私はイーグルスをよく聴いていた世代なのですが、デスペラードは大人になってから知りました。
デスペラードが入っているアルバムには、思い入れのある方が多いようです。
これからも語り継がれる曲だと思います。

tacaQ さんのブログにリンクを貼ってくださってありがとうございます。
これから拝見させていただきたく存じます。(^^)
Commented by Yas at 2015-06-05 23:34 x
お久しぶりぶりです。Yasです。
★Your prison is walking through this world all alone -①
私も②の通り唄ってるもんだと思って、歌詞を確認して、アレって笑。でも、今はこの詩の通りの方がしっくりきてます。お前の逃れられない籠は孤独に世界中を旅している。。って感じでしょうか?
Commented by Yas at 2015-06-06 01:40 x
momoさんと言う方が既に同じようなコメントされてましたね。
momoさんに同感なのです。Your are a prisoner ...よりも深く染み入ります。
Commented by ladysatin at 2015-06-06 16:58
Yas さん
いつもコメントをありがとうございます。

Your prison is walking... のところはオリジナルの音源では①と②のどっちなのかわからなかったんですが、コンサートでははっきり①で歌われていました。やはり prison 自体が歩きまわっているという感じがしっくりきますね。ちょっとした違いですが、歩いている主体が変わると、意味も大きく変わってきますよね。
Commented by Haru at 2015-07-06 04:15 x
こんばんは。
夜分遅くに失礼します(笑)

Desperadoの意味についてですが、 [自分の利益になる方向に行こうと思いをめぐらしている]というと狡猾なイメージがわいてしまって、自分の解釈とは少し違ったので、コメントさてもらいました。

You been out ridin’ fences for so long now
で「日和見している」のは、
These things that are pleasin’ you
Can hurt you somehow
から、"these things"によって傷付いた"desperado"がふさぎこんでしまっている姿がそう見えるからかなーと。

また
Come down from your fences, open the gate
It may be rainin’, but there’s a rainbow above you
「ふさぎこむのは止めて切り換えていけよ。悪いこともあるけど、そのあとには良いこともあるさ。」
というくらいの意味で、悪いこと良いことの例として"rain"と"rainbow"が出てくるのは、"ride fences"とは関係あるけれども、悩んでる姿がぼやーっと「空模様を見ている」ように見えているだけだからという解釈です(゜゜)

ということで傷付いて落ち込んでる"desperado"を励ましてる歌のように感じました。励ましてる歌というのはやっぱり同じ解釈ですね(・・)
"desperado"はどちらかというと、最初の方でおっしゃっていた、[ 人生に絶望して自分の殻に閉じこもっている人 ]のイメージのままですね。

ただ、ほとんどこちらの解説を参考に勝手に解釈させていただいただけです(笑)
今までふわっと聴いていただけでしたが、より深く意味を考えながらこの曲を聴けそうです。
ありがとうございました(*^^*)
Commented by ladysatin at 2015-07-06 22:25
Haru さん
コメントをありがとうございます。
こんなに下の方までスクロールさせてしまいましてすみません。

すごく丁寧に分析してくださってうれしいです。
なるほど Haru さんは desperado が傷ついてふさぎこんでいるイメージですね。
その点と日和見を結びつけられたんですね。
そこには気が回りませんでした。
その考え方もありかもしれませんね。今、読ませていただいて思いました。

この曲の解釈については他にも色んな方がされているようですね。
歌の真意は書いた人にしかわからないと思うのですが、この歌は
聴く側の想像力をかき立てる歌であることには間違いありませんね。

また是非遊びに来てください。
素敵なコメントをありがとうございました。(*^_^*)
Commented by y44 at 2015-08-04 01:48 x
失礼しますm(__)m

Your prisonは「心を檻の中に閉じ込めている、あなた」といった感じだと思いました。
prisoner=囚人だと主体性がありません。デスペラードは誰かに心を囚われているのではなく、自分から心を閉ざしているので。
自分自身が心を開けば、絶望が希望に変わると。

失礼しましたm(__)m
Commented by ladysatin at 2015-08-04 22:42
y44 さん
コメントをありがとうございます。
こんなに下の方までスクロールしてくださったのですね。
お手数おかけしました。(^_^;)

>Your prisonは「心を檻の中に閉じ込めている、あなた」といった感じだと思いました。
なるほど。そのような考え方もできますね。
私には思いつきませんでしたが、とても自然に受け止めました。

この曲については、コメントをくださる皆さんから、本当に様々な解釈の仕方をご提示いただいています。
コメントをいただくたびに、私自身も学ばせていただいています。
y44 さんの解釈も素晴らしいと思いました。
素敵なコメントをありがとうございます。
Commented by Hiro at 2015-10-18 23:38 x
少し前に手に入れたSuperflyさんのアルバムでカバーされていました。歌詞もわからないのにも関わらず、いい曲だなあと思っていた中学時代。ladysatinさんの素晴らしい解説に助けられながら、今改めて詞の意味の深さを知ることが出来ました。ある程度の人生経験を持った男性にはグッとくる歌詞だと思います。

『お前はよくやったよ、もうその辺で良いんじゃないか』
私には歌詞からそんな優しさすら感じるのです。
Commented by ladysatin at 2015-10-19 20:46
Hiroさん
コメントをありがとうございます。

Superflyさんもカバーをされていたのですね。どんな感じなんでしょう。YouTube でもしかしたら聴けるかな。この歌の詞は読めば読むほどに深いですね。やっぱりある程度の年齢になって初めてわかる部分もあるかもしれません。

『お前はよくやったよ、もうその辺で良いんじゃないか』
なるほど、Hiro さんにはそんな風に聞こえますか。
ドン・ヘンリーが静かに思いを込めて歌うと本当にそんな感じですね。
Commented by kuma at 2015-11-20 16:32 x
初めてコメントをさせていただきます。
私はあまり英語が得意ではなく、故にこの曲もとあるところで聞いてなんとなしに漠然と把握しているくらいだったのですが、今回このような解釈に触れることができとても感動しております。
自分が今まで触れていたものにそんな意味があったのかと、恥ずかしながら目が覚める思いです。
これを機に英語だからといわずにもっと歌詞を理解してみようと思えました。
素敵な和訳ともに出会えてよかったと感謝しています。
Commented by ladysatin at 2015-11-21 22:42
kuma さん
初めまして。コメントをありがとうございます。

私の解釈に感動してくださったとは、とてもうれしいです。
この歌はメロディも抜群ですが、詞の内容も素晴らしいですね。

歌詞を理解すると、その曲を作ったアーティストのことも、以前より理解できたような気がして、とてもうれしいです。それが大好きなアーティストだったら、その感動も別格です。

kuma さんから素敵なコメントをいただいて、また訳詞にチャレンジしてみようと思いました。
本当にありがとうございました。(*^_^*)
Commented at 2015-12-14 18:41 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ladysatin at 2015-12-15 02:04
こちらこそお時間かけて書いていただき、いつも感謝しております。
てんぽーりんさんのコメントを読ませていただいていると、一つの曲の詞が、実に様々に解釈できることを感じます。読む人の感性により、受け止め方も違うのだろうと思います。良い曲は私たちの想像力を膨らませてくれるのでしょうね。
Commented at 2015-12-15 16:36 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by Banbee at 2016-02-04 15:07 x
はじめまして、Desperadoの和訳を探していてたどり着きました。
最後の「let somebody love you」の所は、非常にカントリーソングらしい表現ですね。
I will always love youもそうですが、カントリーソングは結構男中心の「お前は俺を愛するはずさ」的な歌が多いですよね。あるいはディクシー・チックスの「Cowboy take me away」とか。なのでデスペラードも、そういう意図を盛り込んだのではないかと思います。
Commented by ladysatin at 2016-02-04 22:51
Banbee さん
はじめまして。コメントをありがとうございます。

let somebody love you の箇所はそうでしたか。私はカントリーソングはあまり詳しくないので、Banbee さんの情報はとても新鮮です。そんな意図があったのかなと思いながら聴くと、また違う味わい方ができますね。

Desperado という曲については、私が知らなかったことを多くの方が書いてくださいます。とてもうれしいです。ありがとうございます。
Commented by sakura at 2016-02-23 23:46 x
こんばんわ。
私はjazzが好きで、Diana Krallの唄うDesperadoに感動し、歌詞にも興味を持ちました。
友人に、この曲の背景にはベトナム戦争があると聞き、desperadoはベトナム戦争で心に傷を持った男を歌ったものだと勝手に解釈していて、それなりに自分で想像を膨らませて聞いていました。
間違った解釈なのかもしれませんが、悲しい過去を持つ孤独な男を励ますDianaの温かい歌声に毎夜癒されています(’-’*)♪
Commented by ladysatin at 2016-02-24 22:51
sakura さん
コメントをありがとうございます。

私は Jazz は詳しくないのですが、Diana Krall さんの Desperado は以前、聴いたことがあります。それも、この記事を読んでくださったから教えていただいたのです。素晴らしい声をもったシンガーだと思いました。

この曲の背景にベトナム戦争があるのかは私にはわからないのですが、おっしゃる通り、心に傷をもった男性のことを歌ったものだと思います。

聴けば聴くほどに胸にじんとくる歌ですね。
素敵なコメントをありがとうございました。
Commented by Shusei at 2016-09-11 01:27 x
僕もこの曲が大好きです。
敢えて和訳は見ないで聴いてました。日本語に訳すのが難しい曲だと思って。でもこの考察を見てこの曲の素晴らしさに改めて気づきました。色々な解釈が頭を巡りました。ただ、どの感じ取り方でも、頑固な男に語りかける他人(自分自身かもって思ったりします)の繊細で柔らかい言葉には、憐憫(絶望)でなく、むしろ希望を与えようとする温かさ、又は本人の明日の温もりを握りしめんとする頑固な手の希望に似た冷たさを感じます。
僕はデスペラードが頑固ながら心を開くのを恐れる臆病な男な気がします。固く閉ざされた檻には雨は入れたくない(他人は入れたくない)、でも外界(人々)にも惹かれる、このジレンマに悩まされてる気がします。
Ridin' fencesのフレーズには、雨のふってない(気づかれない)タイミングを伺って少しだけ外に出てみたいという純粋な興味を感じます。しかしトランプの話において、自分は外の人々には興味など無く、外の富に気があると言い聞かしてるが、本当は人々の心の温もりに触れたいと思ってることを自覚しているというデスペラードの興味の不器用さを感じます。だからテーブルはデスペラード自身の心で、自分自身と対面して座って本心を自問自答してるんだと思います。そこで、もうそろそろ頑固を捨てて素直に雨がどんなに檻に入ってきてもいいから、正面からドアを開けて(open the date)自分自身を雨に打たせて(letting someone to love the desperado)、その奥の虹を見ようという希望に繋がるのだと思います。デスペラードにとって人付き合いは雨と例えるだけあって困難なんだと思います。でもそれを乗り越えた先の人との繋がりを虹に比喩しているところの美しさは例えようがないです。こんな曲に出会えることは人生で少ないと思います。そんな曲を同じように大好きでいる人、しかも相当深くリーズニングしてる人にに出会えて幸せです。デスペラードだけで無く色々な人同士を繋げてくれるいい曲です。これからも大切にしていきたいと思います。
Commented by ladysatin at 2016-09-11 22:55
Shusei さん
コメントをありがとうございます。

とても深く読み解いていただいて感激しています。Shusei さんのコメントを拝見して、私はまだ読みが浅いということを感じました。

>デスペラードにとって人付き合いは雨と例えるだけあって困難なんだと思います。でもそれを乗り越えた先の人との繋がりを虹に比喩しているところの美しさは例えようがないです。

そうなんですね。その先に虹があるということなんですね。Shusei さんの解釈にとても心を打たれています。ますますこの曲への愛着が増してきました。

皆様からのコメントを読んで、いつも勉強させていただいています。
素晴らしいコメントを本当にありがとうございました。
Commented by kudosachi at 2016-10-08 13:26
ladysatin様 初めまして。音楽が趣味の クド と申します。

半年ほど前にボーカルレッスンの課題曲としてDesperadoが選曲されましました。
そのため、CDを聴き覚えた後に、五年前のEagles来日「コンサートの情景イメージを思い浮かべることが歌の表現力につながる」と考え練習しておりました。
しかしながら、それでは歌手本人の歌い方のコピーと私の理解の及ぶ範囲内での表現しかできず、トレーナーの先生から「より一層の表現力」というものを求められることとなったのです。

「表現力を高めるたい一心で、歌詞の考察サイト」を検索したところ
ladysatin様 の記事に辿り着くことができ、順々に拝読させていただきました。
中でも「和訳考察の2回目」を照らし合わせて何度も何度も本人の歌に合わせて聴くことで
私の中で紐解ける箇所がございました。

 ①二重否定ではない→強調の意味を込めてあのような歌い方なのですね♪
 ②【Prison】へのこだわり→自信を持って【Prison】発音ですね♪
 ③ここをご指摘の通り感情と訳しておりました。→【feeling】を【感覚】と置くと非常に5行の詩が自然な流れになります   ね♪ 
 ④そして何より最後のパートがまさに「デスペラードに宛てられたもの」でしょうから、 ladysatin様 の記されている通り   非常に温かく感動的な解釈だと感じました♪
 (本人パート2回-コーラスパート1回→本人「今ならまだ間に合うのだから」というつながりですよね。)

以上を踏まえると、とてもいい歌が歌えそうです。^^
ladysatin様 のサイトを見つけることができて心から嬉しく思っております。
本当に素晴らしい考察だと感じました。スッキリしました♪(*´∀`*)

また「カテゴリ」よりブログ一覧を拝見させていただきました。
興味深い記事が数多くございましたので、日を改めてそちらにコメントさせていただきたいと思います。
(既にこちらの記事を眺め始めて五時間が経過しようとしているのは秘密です。)
それではどうもありがとうございました。    クド
Commented by ladysatin at 2016-10-09 16:10
クドさん
初めまして。コメントをありがとうございます。

ボーカルのレッスンを受けてらっしゃるのですね。素晴らしいことです。
Desperado はカラオケにも入っていて、割と歌いやすい曲かなと思っていたのですが、うわべだけではなく、この曲のメッセージ、思いを歌で表現するのは簡単ではないでしょうね。

①から④までとても深く考えてくださいました。クドさんの歌がますます素晴らしいものになるために、私の訳がお役に立てていたなら、本当にうれしいです。

お時間がありますときに、また遊びに来てくださいね。
この度の温かなコメントに感謝いたします。
ありがとうございました。
Commented at 2017-02-22 10:41 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ladysatin at 2017-02-22 17:27
新田さん
コメントをありがとうございます。

他人ではなく、自分自身へのメッセージだと受けとめられたのですね。なるほど、そのように考えることも可能ですね。リンダのバージョンもいいですね。おっしゃる通り、歌う人が変わるとメッセージも異なって聞こえます。

非公開のコメントですが素晴らしい内容で、オープンにできないのがとても残念です。
本当にありがとうございました。
Commented by nina at 2017-07-16 12:19 x
素敵です素敵です♡♡
Commented by ladysatin at 2017-07-16 15:40
nina さん
コメントをありがとうございます。
大変うれしいです。(^^)
Commented by まさ at 2017-08-18 07:38 x
とても考察力の高い和訳で感服しました。
一点お伺いしたい件がありましてfeet get cold に怖じ気づくという意味があります。冬の時は怖じ気づくな。という訳をはないでしょうか?
Commented by ladysatin at 2017-08-18 19:50
まささん
コメントをありがとうございます。

feet get cold の件ですが、「怖じ気づく」はおそらく get cold feet ではないかと思います。
語順が少し違うのではないかと思いましたがいかがでしょう。
Commented by ryu at 2017-10-18 11:33 x
lady satin様 お久しぶりです。

ラジオから曲が流れて,思わず歌を調べて
「訳詞の世界」にたどり着き・・・
あらためて3本の記事を熟読しました。

最後の
You better let somebody love you, before it’s too late
ですが,泣けますねえ~

ならず者の歌・・
もしかして,この歌は,
ならず者のそばにいる女性(もしかして母親?)が,ならず者(もしかして,子ども?)に対して歌っているのではないかと考えました。

let somebody love you
愛されることを受け入れなさい

とは,
あなた(ならず者)を愛する人がいるんだよ,
そして,私も愛しているんだよ
ということなのかなと。。。

この考えが正解,というわけではないかもしれませんが,
曲の解釈,色んなイメージが広がり深まりました。


※ちょこちょこサイトを覗いていますよ~!!
ゆっくりたくさん休養なさってくださいね。
このコメントに返信は不要ですからね。
Commented by ladysatin at 2017-10-18 20:41
ryu さん
お久しぶりです。コメントありがとうございます。
いつでも遊びに来てくださいね。(^_^)
by ladysatin | 2014-05-10 19:48 | Music & English_2 | Comments(53)