今どきのICレコーダー

今日は、最近、不思議に思ったICレコーダーに関するお話です。

新しいICレコーダーを買った友達がいまして、「今どきのICレコーダーっておもしろい機能がついてんねんな。」というので何の機能なんだろうと思ってきいてみると、シャドウイング機能というものでした。

シャドウイングというと、英語の勉強をなさっている方はよくご存じの練習法だと思います。ネィティブの話す英語を追いかけながら話す練習ですね。その練習をするための機能だというのですが。。。

私: これって英語学習でやるシャドウイングのこと?
友: そうなんだけど、わけわからへんねん。

友達がとても不可解だというので、どんなものなのか日本語の取説を読んでみました。
すると、確かに変な機能だなあと思いました。

こういう仕組みです。

ICレコーダーの中に録音されている音声ファイルがあります。自分で録音したニュース英語でもよいでしょう。

まず、シャドウイングする箇所を設定します。始点Aから終点Bという具合です。

例として、A-Bの区間が1分あったとします。始点Aからネィティブの音を追いかけて発話します。これは普通のシャドウイングの練習の仕方です。そして終点Bに到達します。

その次に何が起こるかというと。。。
Bに到達したら次は、A-Bと同じ1分間が無音になるんです。その無音の時間が終わると、またA-Bの区間のシャドウイングを繰り返し、また無音で1分間過ぎるというものです。

これがずっと繰り返されるのですが、不思議なのが無音の時間です。。。

無音の間、学習者は何をするんでしょう?

シャドウイングはA-Bですでに終わっています。学習者はBの地点を少しずれこんで発話が終わるかもしれませんが、それでも50秒かそこらの無音の時間がそこから続くわけです。この間だまって待つのだとしたら。。。A-Bを5分に設定したら、次は5分間が無音になるのでしょうね。

う~ん。とても不思議な機能だと思います。シャドウイングの練習なら、従来からあるA-Bリピートの機能で十分でしょう。なんで、無音の時間をわざわざ設定するのだろうか?

リプロダクションの練習であれば、無音の時間があるのはわかります。リプロダクションというのは、ネィティブの発話がすべて終わってから、その内容を記憶しておいて、同じ内容を発話するという練習法です。これだったら無音の間に発話しますから納得できます。

シャドウイングという練習法はそもそも通訳のトレーニングの一つですが、近年、一般の英語学習者の中でも流行っているようです。そこに目を付けた機能として売り出しているのかもしれませんが、ちょっとずれているんじゃないかと思った次第です。おそらく商品開発者の人はシャドウイングのことよくわかっていないんじゃないかな。

シャドウイングの機能として、これがあったらいいなあと思うのは、シャドウイングした自分の声がICレコーダーの別のファイルに録音されて、あとで自分の声をきくことができるというもの。これだったら正確にシャドウイングできているかどうか確認できますよね。

ということで、今日はただの雑談でした。

また明日も仕事だ。
がんばろうっと。
(^-^)/
by ladysatin | 2014-04-05 22:12 | 英語と私といろいろ | Comments(0)