The Circle Game – Joni Mitchell 訳詞考察

今日は The Circle Game の考察です。

The Circle Game の全訳はこちらにあります。
初めての方は是非、こちらをお読みください。
→ 訳詞の世界~The Circle Game – Joni Mitchell(和訳)

まず、タイトルの The Circle Game になぜ The がついているの?という素朴な疑問がわきました。 

この曲は確か Joni の1970年のアルバムに入っていると思うのですが、私の場合、彼女の Hits というベストアルバムに入っていたのを聴いたのがこの曲との出会いでした。タイトルもまじまじと見ていなかったから、無冠詞の Circle Game だとばかり。。。

普通、曲のタイトルって無冠詞でしょ。それが今頃気づいたんですね。
The がついているぞと。

では考察を。。。σ(゚・゚*)

普通の考え方では、可算名詞に the がつくと限定的な意味になりますよね。「そのサークルゲーム」のように。すでに話者の間で、言及しているサークルゲームについての暗黙の了解があるかのようなイメージですね。

次に、もう一つあります。それは名詞の総称用法で使われる the です。

総称用法というと、「複数名詞」、「a + 単数名詞」がありますが、「the + 単数名詞」も総称用法としてあります。これをあてはめて考えると、他と区別した「サークルゲームというもの」という意味になるでしょう。

私はこの後者の総称用法の方じゃないかと思いました。

詞を読んでいくと、1人の少年の成長を題材にして、時の流れ、あるいは人生と言っていいかもしれませんが、それをサークルという言葉で表現しているかのように、私には思えました。そして、「ゲーム」はその人生の浮き沈みを表しているのではないかと。。。この詞の中にある「ペンキで塗られた子馬は上がったり下がったり」に通じるような気がします。

人生というのは、人の数だけあって同一のものなどひとつもなく、100人いれば、それぞれの人に異なる人生があります。けれど、幸福だけを享受している人はおらず、多かれ少なかれ不幸も経験するようになっている。

それが「人の営み -人生というもの」、すなわち「サークルゲームというもの」と言いたいのであれば、
The をつけなければそれを言い表すことはできないと思います。


複数形の Circle Games も総称になりますが、これだといわゆる円形のゲームを意味するでしょうから、この曲と合いません。また不定冠詞の a をつけて A Circle Game とすると、サークルゲームの中の一つを取り出して、その特徴がその他すべてのサークルゲームにあてはまるかのようになってしまうので、これも合わないでしょう。ましてや、無冠詞の Circle Game のぼんやり感では、その深遠さを表現することはできないだろうとも思います。

そんなことを考えると The Circle Game がぴったりだとますます思えてきます。

この詞に出てくる主人公は1人ですが、この主人公の彼は、人というものを象徴しているにすぎず、私達みんなを投影しているのでしょう。

この曲の主人公は、実は、私たちのことなのだろうと思いました。

****************

では詞を上から順番にみていきます。
気になったフレーズ、訳しにくかったフレーズを書き留めておこうと思います。

★Yesterday a child came out to wonder
この Yesterday を最初「昔」と訳していました。自然な意味に思えたから。でも、これもちゃんと辞書見なくちゃだめなんですよね。ジーニアスには「昔」という意味は確かにありましたが、(古)とあるから古英語なんでしょう。しかも、その意味では通常は、複数形の yesterdays だということなので、「昔」は却下。

曲の終わりの方で、「and now the boy is twenty あの少年はもう20になりました」とあり、ここで「ああ、ついこの間まではあんなに小さい子供だったのに」という思いが見てとれました。
で、結局、この Yesterday は「ついこの間のこと」と訳してみました。

★Fearful when the sky was full of thunder
And tearful at the falling of a star

ここは訳とは関係ないけれど、Fearfultearful が韻を踏んでいて素敵な表現だと思いました。

★We're captive on the carousel of time
このフレーズが私の一番のお気に入りです。
carousel of time なんて、Joni の言葉選びのセンスの良さが光っていますね。

そしてここの訳が一番上手にできたと思っています。
「私たちは時という回転木馬に乗った捕われ人」

「捕われ人」というと captive より prisoner の方が私たちには馴染みがあります。
宇多田ヒカルさんの歌にもありましたね。Prisoner of Love

英英辞典でも同じ意味と書いてあります。
prisoner の方が歌にも乗せやすいのになぜ、Joni は captive にしたんでしょう?
と考えていたら captive は可算名詞なのに単数であることに気付きました。

えっ、文法ミス?
いやいやまさか~。

なんと、captive には形容詞もあったんです。
We're captive は形容詞で使われていたんだと、今私はわかったのです。
となると「私たちは、捕らわれている」が直訳ですね。
でも日本語にすると、訳は「捕らわれ人」が何かぴったりくると思ったのでこれ採用しました。

★We can't return, we can only look behind
From where we came

ここのフレーズは難しいですね。日本語にするため前後を入れ替えましょう。

From where we came 「やって来た場所から」
we can only look behind 「私達は後ろを振り返ることだけできる」

よく考えてみたのですが、「やってきた場所」というのは過去にいた場所のことですね。
例えば今30歳だとしたら、10歳、15歳、20歳という年齢は「やってきた場所」になります。
そして15歳の時点では、それ以前のことのみを振り返ることができるということになります。
そう考えて、以下の訳にしてみました。

「戻ることなどできません
ただ、私たちが通ってきた足跡から、後ろを振り返るだけ」


この箇所は、まだ自分でも100%納得していないのですが、とりあえずこれでいっときます。

Joni Mitchell の詞って深すぎる。。。"o(-_-;*)

次です。

★Words like "when you’re older" must appease him
And promises of someday make his dreams


"when you're older" という言葉は誰が言ったのだろうと思いました。
普通に考えると、彼の回りにいた大人かな。
でもそうとも限らない。
もしかしたらこの少年が自分自身に言ったのかもしれない。
そう思ったらちょっとぼやかそうと思いました。

そして promises は、「約束」ではなくて「誓い」がしっくりくるようです。

私の訳
「「大人になったらね」って言葉になだめられて
いつかきっと夢をかなえようと誓うのです」


★Cartwheels turn to car wheels through the town

turn to は句動詞で change の意味。
この部分は今の時代にあてはめて考えることもできますね。
紙の本は kindle に変わりました。
黒い電話はスマホに変わりました。
などなど。

★訂正★ 2016年12月12日
読者の方よりこの部分の解釈は間違いとの指摘を受けました。以下の訳に訂正しました。
→「おもちゃのカートは町を走る本物の車になります」


★And they tell him, "take your time, it won't be long now”
Till you drag your feet to slow the circles down


And they tell himのtheyって誰?
「大人」かもしれないけど、私はこの曲のキーワードである seasons を当てはめてみました。

そして次のフレーズは高校英語でおなじみ。。。かな?
It will not be long before~ 「まもなく~するだろう」ですね。

こんなふうに訳してみたの。
「季節たちが彼に言うのです
「ゆっくりと時間を楽しむのさ。今のうちだからね」
そのうちに足を引きずるようになるから
時の流れを遅くするためにね」


なんでも便利になると、自分自身もせわしなくなるような気がします。
Take your time という言葉がとても胸に響きます。

★Though his dreams have lost some grandeur coming true

grandeur っていう単語は知らなかったです。
こんな言葉をさらりと詞に入れる Joni って本当に知性あふれる人なんでしょうね。
辞書を引いてみると grandeur の意味は「偉大さ、威厳、雄大さ、壮大さ、高尚さ、遠大さ」とあります。

しかし、この文は難しい。
結局、彼の夢はかなったのだろうかと思いました。

coming true はいうまでもなく dreams coming true であり、本当は
Though his dreams coming true have lost some grandeur
となるところだけど、coming true を最後にもってきていると思います。
そうすることにより coming は現在分詞として機能し grandeur にもかかっていると考えられます。

his dreams have lost some grandeur とあるから、彼の夢は grandeur を少し失ったのかもしれません。しかし、夢は実現しなかったとは書いていない。
なのでここもぼやかしました。

私の訳
「実現させようと抱いていた夢は少し輝きを失ってしまったけれど」

********************************
これでThe Circle Gameの考察は終わりです。
(^^)
Commented by 林間トラベル at 2014-04-22 02:30 x
ジョニミッチェルは私のアイドルです。
歌詞はだいたいでつかんでいましたが、彼女の魅力がより深く理解できたと思います。ありがとうございます。
Commented by ladysatin at 2014-04-22 22:01
林間トラベルさん
コメントをありがとうございます。とてもうれしいです。
ジョニミッチェルは林間トラベルさんのアイドルなのですね。
私はたくさん知っているわけではないのですが、ジョニのHits と、夏草の誘いというアルバムを持っております。
素晴らしい感性をもったアーティストですね。
The Circle Game も良い曲ですが、私は何故か California という曲がとても好きです。
ジョニの歌はいつも通勤中に聴いています。(^^)
Commented by Southern Man at 2014-12-10 20:27 x
バフィ・セント・メリーが歌っていた映画『いちご白書』。そのテーマ曲「サークル・ゲーム」の日本語訳を探していたら、このブログに出会いました。他にも何件かありましたが、映画から想像される歌詞の内容に、Lady Satinさんの訳がいちばんしっくりときました。ありがとうございます。当時の巨匠と呼ばれる監督たちには、“まるでバカのひとつおぼえみたいにポップスやロックが流れるだけの……”と揶揄されましたが、1970年前後のアメリカ映画には心に残る曲がたくさんあったと思います。ハリー・ニルソンの「うわさの男(真夜中のカーボーイ)」、ザ・バーズの「イージーライダーのバラード(イージーライダー)」、ジョーン・バエズの「ジョー・ヒル(愛とさすらいの青春 ジョー・ヒル)」などは今もよく聴きます。英語的に興味が湧きましたら是非お願いします。
Commented by ladysatin at 2014-12-10 21:51
Southern Man さん
コメントをありがとうございます。大変うれしいです。(^^)
私も『いちご白書』は見ました。といってもリアルタイムではなくて、テレビの日本語吹替版でした。
バフィ・セント・メリーの「サークル・ゲーム」は、ジョニ・ミッチェルと曲調が違いますが、こちらもまたいいですね。

ブログを書いていると、私が知らなかったことをコメントに書いてくださる方が多いんです。
そのたびにいつも興味深く読ませていただいています。
Southern Man さんからも素敵なお話をきかせていただいて、とてもうれしかったです。
教えていただいたハリー・ニルソン、ザ・バーズ、ジョーン・バエズの曲はまだ聴いたことがありませんでした。
70年代の音楽は私も大好きなので、ゆっくりと YouTube で聴いてみます。とても楽しみです。
ありがとうございました♪
Commented by soldier blue at 2015-06-23 22:16 x
素敵な翻訳を有難う御座います.

ただ,

> From where we came 「やって来た場所から」
> we can only look behind 「私達は後ろを振り返ることだけできる」

Fromはcameの後につく前置詞ではないでしょうか?
「We came from 場所」の場所にあたるのが関係代名詞whereなのでfromも一緒にweの前に来たと解釈したほうがすっきりするような.

「私たちにできるのはただ自らの来し方を振り返るだけ」

無学なもので間違っていたらすみません.
Commented by ladysatin at 2015-06-24 21:46
soldier blue さん
コメントをありがとうございます。
とても素敵なお名前ですね。

>Fromはcameの後につく前置詞ではないでしょうか?

はい、おっしゃるとおりです。
おそらく私の書き方がよくなかったのかもしれません。
soldier blue さんのお考えと同じだと思います。

私の考え方を少し説明させてください。

We can't return, we can only look behind
From where we came

この where は関係副詞だと思っています。
以下のように考えました。

①元々あった形は関係代名詞の which を使って書くと
from the place which we came from
※頭にある from は came from の from とは別物です。

②came from の from を前に出す。
from the place from which we came

③from which を、場所を表す関係副詞の where で代用する。
(where には本来 from の意味まで入れることはできませんが、ここは一旦、その他の前置詞 in, at などと同様に扱いました。)
from the place where we came

④先行詞 the place を省略する
from where we came

冒頭にあった from のおかげで③との整合性がとれました。
③では無理やり from which を where で代用しましたが、where だけでは from を抱えていることがわかりません。しかし、もうひとつの from が仕事をしてくれました。ややこしい話ですみません。

以上が私が解釈した内容でした。
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最後に soldier blue さんの訳には大変感銘を受けました。
「私たちにできるのはただ自らの来し方を振り返るだけ」

まさに私が言いたかったことです。
「来し方」- このような日本語は私にはすぐには思いつきません。
素晴らしいコメントをありがとうございました。
Commented by はるまき at 2016-12-08 12:05 x
Cartwheels turn to car wheels through the town

これはYoutubeの映像にもあるように、
(おもちゃの)カートのホイールは(本物の)車のホイールに変わり、町中を走り回れるようになった
という意味だと思いますよ、16歳になって免許を取り、親から車を与えられたのです

この歌は、本質的には、多くの子供が同様に経験した/するんだよ、(だから落ち込まないで!)
という(ニール・ヤングへの)メッセージなんですよね
そして一人の子供の人生/成長を歌った形になっていますから、
ここだけ唐突に子供の成長とは関係ない、とある時代のとある町の様子が出てきたら変ですし
狭い時代に制限すると歌詞全体が持つ時代によらない普遍性も大きく損なわれ、
メッセージの焦点もぼやけてしまう気がします
Commented by ladysatin at 2016-12-09 12:33
はるまきさん
コメントをありがとうございます。

Cartwheels turn to car wheels through the town

「(おもちゃの)カートのホイールは(本物の)車のホイールに変わり、町中を走り回れるようになった」という意味にとられたんですね。

一方の私の訳は「町の中では荷馬車の車輪が車に変わっています」です。

何故この訳にしたのかですが、この英文を見たときに through the town が cartwheels と car wheels の両方にかかっていると直感的に思ったからでした。cartwheels と car wheels は対をなしていて、この二つを through the town が修飾していると思いました。つまり Cartwheels (through the town) turn to car wheels through the town なのだろうと。ここでは「とある時代のとある町の様子」ということではなく、時が経過するにつれ町の風景もこんな風に変わるということを言いたいだけじゃないかと思いました。cartwheels と car wheels はただの象徴であって、極端に言えば黒電話とスマホで表現することもできると思います。

そして、この時の経過の一行を受けて And they tell him, "take your time, it won't be long now" に続きます。
「ゆっくりと時間を楽しむのさ。今のうちだからね」
私はこの流れは自然だと思っています。
Commented by ladysatin at 2016-12-09 12:40
もうひとつ注意したいのが turn は現在形だということです。

おっしゃるような意味であれば、過去形 turned か 現在完了形 have turned になると思います。ここ以外のところの少年に関する記載は、すべて過去形か現在完了形で書かれています。ということは Cartwheels…の文は異なる意図をもって書かれていると考えるべきではと思います。つまり一般論ではないかと私は考えます。
Commented by はるまき at 2016-12-09 20:58 x
なんと2度も返信が!

>turn は現在形
私は気にしてませんでしたが、これは直前が
Sixteen springs and sixteen summers gone now
と、16歳を”今”としてるんですから現在形でなければダメですね
ちなみに through the town の綴りは間違いで、ライナーノーツでは thru the town です
当時はどうだったか知りませんが、現在では thru は
drive-thruなど時間的に短いことを表す場合でしか使われないそうです
Before the last revolving year is throughではちゃんとthroughを使ってます

あと、a child というのは、本来はズバリ、ニール・ヤングの事と言って良いでしょう
冒頭で、Sugar Mountainにインスパイアされて作ったと書いておられますが
私がどこかで見かけた話では、当時付き合っていたニールがとても落ち込んでいたので
彼を励ますために彼の20歳の誕生日にプレゼントしたとか、そんな様な感じでした

私はジョニの歌が本当に大好きで、いつもジョニばっかり聴いてまして、
おかげで、他のサイトも含めてですが、おぃおぃその訳は違うだろーって所が多々あって
ついつい書きたくなりました(笑)
Commented by ladysatin at 2016-12-10 13:59
through the town は thru the town が正しいのですね。ご指摘ありがとうございます。
through の米略式が thru なので意味は同じだと思います。

①Cartwheels turn to car wheels thru the town
②Before the last revolving year is through

①と②で thru と through の使い分けをしているのは、品詞の違いによるものと思います。①は前置詞、②の through は「終わりの」という意味の形容詞です。省略形の thru は「~を通って」という前置詞の形でしか私は見たことがありません。もしかしたら形容詞でも使うのかもしれませんが、②の through については、そのもつ意味の重要性を考慮し、省略形を使うことはまず考えられなかったであろうと思います。

肝心の①の文ですが、もう一度じっくり考えてみました。その結果、はるまきさんのおっしゃる通りだと思いました。16歳という年齢になり、おもちゃが本物になるんですという解釈が自然です。私の読みが浅かったです。この箇所は近いうちに書き直します。

大切なことをご指摘くださり、ありがとうございました。
感謝いたします。
Commented by ノエルかえる at 2017-05-11 21:14 x
こんにちわ、お邪魔します、
ジョニ・ミッチェルに然程興味がある訳ではないのですが。
circle game と言う遊びがどういうものかは、とても気になるので、検索していて、拝読しました。 
そもそも、遊びなのかどうかも分かりませんが、 
伝承的な遊びでしたら、辞書なり、辞典なりにもあると思うのですが、見つけられません。 
カナダの詩人、マーガレット・アトウッドにも同題名の詩があります。 
それを読んでも、どんな遊びなのか、よく分からないのです。遊園地の用具?とも思ったり、でも、アトウッドの詩では、子供の遊びだと言うことだけは、確かだと思うのです。 
ご存知ないですか? 
ご教示下さると嬉しいです。
Commented by ladysatin at 2017-05-12 13:09
ノエルかえるさん
こんにちは。コメントをありがとうございます。

circle game についてですが、「輪になって遊ぶゲーム」の総称のようです。
こちらのリンクが参考になるかもしれません。
https://www.teachingenglish.org.uk/article/circle-games

以下の記載があります。
What are Circle Games?
Circle games are any games or activity that involve the whole class, sitting in a circle.

輪になって行うゲームであれば何でも circle game といってよいと思います。
日本で言えば、「かごめかごめ」や「ハンカチ落とし」などが定番の circle game ですね。

ご参考になりますでしょうか。
Commented by ノエルかえる at 2017-05-12 21:12 x
ありがとうございます。 
 でも、とても「合点」出来るものではないのが、残念です。 
上の本文でも、総称と言うことはご説明されていらっしゃるのですが。 
詩、歌が作りだそうとしているイメージ・世界の核である筈の語が、総称概念と言うのには、疑問があります。 
 メルセデスと言わずに高級車と言った方が、イメージが拡がる、と言う場合もありますが、この場合は違う様な気がします。 
その疑問がどこから発するのかと言えばですけれど。 
 例えば、「 Circle Dance 」だったら、それが総称でもまったく構わないと思うのです。ポルカだろうがワルツだろうが音頭だろうが、踊りの主眼は、輪になる事にあるのですから、ステップが何かと言うことは、等閑視が出来ます。 
「 Circle Game 」が総称であって、しかも、詩・歌の根幹に成り得るのであれば、同様に、「輪になる事」が主眼の遊びでなければならないと思います。 
そう言う遊びが、思い浮かばないのです。 
 「かごめかごめ」は、輪になって遊びますが、目隠しの鬼が犠牲者を当てると言うのが主眼ですし、「Duch Duck Goose ハンカチ落とし」は tag が遊びの本分です。輪になるのは、必須かもしれませんが、付加された条件に過ぎません。 
 思い浮かぶのは、メリーゴーランドであったり、メイポールであったりするのですが。 
つづく
Commented by ノエルかえる at 2017-05-12 21:14 x
つづき 

 マーガレット・アトウッドの詩では、何か特定の遊びである事は違いないと思うのです。子供たちが、草地で、手をつないで輪になって、歌いながらぐるぐる回って、勢いで手が離れてバラバラになって転倒するまで回り続けていて、トランス状態になっている、と言う様な描写がされています。でも、それだけだと、分からないのです。そう言う遊びがあるのか、一般に「 circlr game 」と呼ばれていたのか、それとも、アトウッド個人の詩的言語なのか。 
 ジョニ・ミッチェルも同じことを指しているのか、別なものなのかも、分からないのですが。 
 リンクして頂いた、BBCのページのものは、教育現場で、クラス全員が参加出来て、しかも、全員が平等に楽しめる事を配慮して考案されたレクレーションの様に思えます。教育制度も数百年の歴史があるので、1950年代頃からあったものかもしれませんが。ただ、「 The Circle Game 」の遊びとは違う様に感じます。 
 それから、関係はないのですが、指で輪を作って腰の後ろに隠して、それを鬼が切る、と言う遊びもありますけど。

 兎も角、ありがとうございます。 

二駒に亘るコメント、申し訳ありません、
Commented by ladysatin at 2017-05-12 22:13
いえ、いいんですよ。こちらこそおっしゃる意図が把握しきれず、わかりきった回答をしてしまいました。今説明していただいて、趣旨がよくわかりましたが、私には見当がつきません。お役に立てずすみません。
by ladysatin | 2013-12-21 21:29 | Music & English_3 | Comments(16)